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舌を孔から抜いて、唾を飲む。
自分のお腹を擦って、舌先の感覚を確かめるように 歯の裏に這わせる。
初めての味。
少し甘じょっぱい、慣れない味。
もう一度口を近づけて、さっきよりも強く 奥に舌を挿れた。
鼻先に陰毛があたって、ムズムズする。
元々、ネットでエロ動画を見たことがあったし、自分でも触るから なんとなく どこが気持ちいいのかは理解していた。
茂みの影から主張する蕾に親指を置いた。
力を入れると、彼女はピクリと反応した。
ゆっくりと左右に動かしていると、甘じょっぱい汁が溢れ始める。
ジェルみたいな塊があるようにも思える、ねっちょりとした感覚。
不思議な味は、正直味わいたいと思える代物ではなかった。
私は舌を抜いて、指を挿れることにした。
どこまでやればいいのかわからず、やり方もわからず、手探りに抜き挿ししていると、彼女はそっと私の手に手を重ねた。
「もう、いいよ。ありがとう」
手を繋いで、洗面台へ行く。
「手、洗って。私、シャワー浴びるから。先、寝てていいよ」
彼女はそう言って、私と目を合わせることもなく、扉を閉じた。
「ごめん」
シャワーの流れる音が響いてから呟いても、彼女には聞こえない。
何に対して謝ったのかもわからなかったから、それでいいと思った。
重たい体を引きずるようにしてベッドに倒れ込んだ。
「何してるんだろ」
知らぬ間に、私は眠りについていた。
それからほぼ毎日のようにお姉さんの家に通って、要求されるがままにセックスした。
それがお姉さんのためになると思った。
どんな要求にも応えられるように、お姉さんがいない間に、コッソリとネットでいろいろ調べて、知識をつけたりもした。
つけたばかりの知識をさりげなく試してみたりもした。
さすがに平日は泊まるわけにはいかなかったけど、それでも なるべく彼女のそばにいようと思った。
ある時から、お姉さんも私にヤるようになって、人から触られることを初めて知った。
お姉さんは言ったんだ。
「私たち、もう恋人だね」って。
それが嬉しくて、たまらなかった。
(そうか、こういうのを恋人って言うのか)
なんて思って、浮かれた。
作ったような笑顔を貼り付けて、彼女は私を出迎える。
私はいつものように キスをしながらお姉さんを脱がし、試行錯誤して ようやくスマートに彼女を気持ちよくさせられるようになった技術をフル稼働させた。
ゆっくり、丁寧に、でも 少し強引に。
彼女が反応を示すところを重点的に、少し強めに攻める。
夏休みもあと数日で終わろうとしていた頃だった。
彼女は私の両肩を強く蹴った。
私が彼女の中に指を挿れる前に、彼女がバタバタと暴れ始めたからだった。
人のことを" 相手の発する言葉 "だけで知れると思ってた。
言葉の裏なんて、私にはわからなかったし、今でもよくわからない。
" 自分では察したつもりでも、相手の真意は違う "なんてこと、たくさんあるんだって この時知ったんだ。
尻餅をついて、驚きを隠せないまま彼女を見た。
鬼のような形相をして、彼女は言う。
「なんで、言うこと聞いてるわけ?」
静かに話しても、顔が憎悪に満ちているからか、迫力がある。
「普通はさ、こんなこと続けないよね?」
私は混乱した。
何を言ってるのかさっぱりわからなかった。
「日に日に上手くなってるしさ……。なに?嫌がらせ?」
彼女は私を睨む。
目の下の黒い陰は、彼女の心が限界を迎えていることを物語っていた。
「あんたのせいで」
ボソリと呟いた後、こちらを警戒する犬みたいに 歯を剥き出しにする。
「あんたのせいで、美津代さんに嫌われたんだ」
美津代は私の母の名だ。
自分のお腹を擦って、舌先の感覚を確かめるように 歯の裏に這わせる。
初めての味。
少し甘じょっぱい、慣れない味。
もう一度口を近づけて、さっきよりも強く 奥に舌を挿れた。
鼻先に陰毛があたって、ムズムズする。
元々、ネットでエロ動画を見たことがあったし、自分でも触るから なんとなく どこが気持ちいいのかは理解していた。
茂みの影から主張する蕾に親指を置いた。
力を入れると、彼女はピクリと反応した。
ゆっくりと左右に動かしていると、甘じょっぱい汁が溢れ始める。
ジェルみたいな塊があるようにも思える、ねっちょりとした感覚。
不思議な味は、正直味わいたいと思える代物ではなかった。
私は舌を抜いて、指を挿れることにした。
どこまでやればいいのかわからず、やり方もわからず、手探りに抜き挿ししていると、彼女はそっと私の手に手を重ねた。
「もう、いいよ。ありがとう」
手を繋いで、洗面台へ行く。
「手、洗って。私、シャワー浴びるから。先、寝てていいよ」
彼女はそう言って、私と目を合わせることもなく、扉を閉じた。
「ごめん」
シャワーの流れる音が響いてから呟いても、彼女には聞こえない。
何に対して謝ったのかもわからなかったから、それでいいと思った。
重たい体を引きずるようにしてベッドに倒れ込んだ。
「何してるんだろ」
知らぬ間に、私は眠りについていた。
それからほぼ毎日のようにお姉さんの家に通って、要求されるがままにセックスした。
それがお姉さんのためになると思った。
どんな要求にも応えられるように、お姉さんがいない間に、コッソリとネットでいろいろ調べて、知識をつけたりもした。
つけたばかりの知識をさりげなく試してみたりもした。
さすがに平日は泊まるわけにはいかなかったけど、それでも なるべく彼女のそばにいようと思った。
ある時から、お姉さんも私にヤるようになって、人から触られることを初めて知った。
お姉さんは言ったんだ。
「私たち、もう恋人だね」って。
それが嬉しくて、たまらなかった。
(そうか、こういうのを恋人って言うのか)
なんて思って、浮かれた。
作ったような笑顔を貼り付けて、彼女は私を出迎える。
私はいつものように キスをしながらお姉さんを脱がし、試行錯誤して ようやくスマートに彼女を気持ちよくさせられるようになった技術をフル稼働させた。
ゆっくり、丁寧に、でも 少し強引に。
彼女が反応を示すところを重点的に、少し強めに攻める。
夏休みもあと数日で終わろうとしていた頃だった。
彼女は私の両肩を強く蹴った。
私が彼女の中に指を挿れる前に、彼女がバタバタと暴れ始めたからだった。
人のことを" 相手の発する言葉 "だけで知れると思ってた。
言葉の裏なんて、私にはわからなかったし、今でもよくわからない。
" 自分では察したつもりでも、相手の真意は違う "なんてこと、たくさんあるんだって この時知ったんだ。
尻餅をついて、驚きを隠せないまま彼女を見た。
鬼のような形相をして、彼女は言う。
「なんで、言うこと聞いてるわけ?」
静かに話しても、顔が憎悪に満ちているからか、迫力がある。
「普通はさ、こんなこと続けないよね?」
私は混乱した。
何を言ってるのかさっぱりわからなかった。
「日に日に上手くなってるしさ……。なに?嫌がらせ?」
彼女は私を睨む。
目の下の黒い陰は、彼女の心が限界を迎えていることを物語っていた。
「あんたのせいで」
ボソリと呟いた後、こちらを警戒する犬みたいに 歯を剥き出しにする。
「あんたのせいで、美津代さんに嫌われたんだ」
美津代は私の母の名だ。
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