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1.恋愛初心者
18.彼女
体育祭の予定。
【1】100m走
【2】二人三脚
【3】みのむし競争
【4】ハードル走
【5】障害物競争
【6】玉入れ
・昼休憩
・応援合戦
【7】綱引き
【8】棒引き
【9】大縄跳び
【10】UFO
【11】大玉転がし
【12】部活対抗リレー
【13】教員リレー
【14】リレー
※みのむし競争…袋に入ってジャンプしながらゴールを目指す競技。
※棒引き…中央にある複数の棒を自分の陣地に引っ張り込み、引っ張り込めた棒の数が多い方の勝ち。
※UFO…5人が背中合わせになって手を組み、大玉を乗せて運びながらゴールを目指す競技。
※大玉転がし…5人で大玉を転がしながら走り、ゴールを目指す競技。
私が玉入れと綱引きを選んだのは、昼休みの前後で、そのまま手伝いに入れると考えたから。
運動は得意な方ではないし、ちょうどよかった。
100m走は問題なく終了した。
走者は数字の書かれたゼッケンを着る。
生徒会長は、そのゼッケン番号と名前を呼び、実況を行った。接戦の時には「○番の○○さん、×番の××さん、接戦です!どちらが勝つのか!?2人とも、がんばれ!がんばれ!」と両者を奮起させていた。
その実況によって、まだボルテージが上がっていない、待機場所にいる生徒達にもやる気が入ったようだ。
100m走は、赤組が少し得点が高かった。発表すると、白組の人たちが自分たちを鼓舞するように、かけ声を上げた。…応援団の人たちが中心になっているようだった。
100m走の中盤で、既に次の競技である二人三脚の参加者がスタート地点付近に集合していた。みんな足に紐をつけて、準備をしている。
二人三脚は転ぶ人が多い競技の1つだから注意しなければならない。もし誰かが大きな怪我をしたら、私が対処することになっている。
手元にある出場者一覧を見る。永那ちゃんは3番目に走る。
背の低い佐藤さんと肩を組んでいる姿が見える。佐藤さんは相変わらず、永那ちゃんに甘えるように寄りかかっていて、どうにも癪に障る。
100m走が終わると、すぐに二人三脚が始まった。
次の実況は3年生の副生徒会長。
転びそうになりながらもなんとか耐えて走り続ける人、たくさん練習したのか息がピッタリ合ってる人、マイペースに安全第一で走っている人…個性が出ていて面白い。
永那ちゃんたちの番がくる。
スタートの合図が鳴って、2人が走り出す。
身長差があるためか、佐藤さんが少し引きずられるように走っている感じがする。
永那ちゃんが、佐藤さんが転ばないように配慮しているのも感じられる。佐藤さんの肩をしっかり掴んで、彼女がよろけそうになると支えていた。
佐藤さんはそんな風に永那ちゃんから守られているからか、真剣な表情をしつつも嬉しそうにしていた。
胸がチクリと痛む。
でも永那ちゃんが真剣な姿なんて、学校ではなかなか見られないから貴重だとも思う。今見ておかなきゃ、一体次いつ見られるのかな?なんて考えると、頭のなかで永那ちゃんが「このー!」と笑いながらツッコむのが想像できた。
二人三脚では1組転んだチームがあったけど、大きな怪我もなく無事に終わった。
みのむし競争では1人が顔面から転んでしまい、慌てて私が駆け寄った。幸い、袋から手を離してギリギリ地面に手をつけていたから、擦り傷だけで済んだのはホッとした。
保健の先生が待機しているテントまで連れて行って、生徒会長達がいる実況ブースに戻る。
ハードル走が既に始まっていて、多くの人がハードルを倒しながら走っていく。私達の特別ルールで、手でハードルを倒してもいいことにしている。
そして障害物競争。
分厚いフカフカのマットの上を走り、ハードル走のハードルをくぐった後、ボールをドリブルしながらカラーコーンを曲がる。最終的には、テーブルに置かれたカードに記入してある物を、どこかから借りてゴールする。
体育祭の競技の中では1番時間のかかる競技。
障害物競争で時間が押したら、玉入れの時間が少し短くなる算段だ。
スタートの合図と共に、みんな苦戦しながらゴールを目指す。
カードに記入してある物は、個人の物ではなく学校所有の物か、人にするように設定している。
個人の物を借りて、後で壊れたとか汚れた等の文句が出ないように配慮されている。
だからキャスター付の黒板を当てた人なんかもいたりして、重くて大変そうだった。
観戦している生徒達も笑っている人が多い。
【1】100m走
【2】二人三脚
【3】みのむし競争
【4】ハードル走
【5】障害物競争
【6】玉入れ
・昼休憩
・応援合戦
【7】綱引き
【8】棒引き
【9】大縄跳び
【10】UFO
【11】大玉転がし
【12】部活対抗リレー
【13】教員リレー
【14】リレー
※みのむし競争…袋に入ってジャンプしながらゴールを目指す競技。
※棒引き…中央にある複数の棒を自分の陣地に引っ張り込み、引っ張り込めた棒の数が多い方の勝ち。
※UFO…5人が背中合わせになって手を組み、大玉を乗せて運びながらゴールを目指す競技。
※大玉転がし…5人で大玉を転がしながら走り、ゴールを目指す競技。
私が玉入れと綱引きを選んだのは、昼休みの前後で、そのまま手伝いに入れると考えたから。
運動は得意な方ではないし、ちょうどよかった。
100m走は問題なく終了した。
走者は数字の書かれたゼッケンを着る。
生徒会長は、そのゼッケン番号と名前を呼び、実況を行った。接戦の時には「○番の○○さん、×番の××さん、接戦です!どちらが勝つのか!?2人とも、がんばれ!がんばれ!」と両者を奮起させていた。
その実況によって、まだボルテージが上がっていない、待機場所にいる生徒達にもやる気が入ったようだ。
100m走は、赤組が少し得点が高かった。発表すると、白組の人たちが自分たちを鼓舞するように、かけ声を上げた。…応援団の人たちが中心になっているようだった。
100m走の中盤で、既に次の競技である二人三脚の参加者がスタート地点付近に集合していた。みんな足に紐をつけて、準備をしている。
二人三脚は転ぶ人が多い競技の1つだから注意しなければならない。もし誰かが大きな怪我をしたら、私が対処することになっている。
手元にある出場者一覧を見る。永那ちゃんは3番目に走る。
背の低い佐藤さんと肩を組んでいる姿が見える。佐藤さんは相変わらず、永那ちゃんに甘えるように寄りかかっていて、どうにも癪に障る。
100m走が終わると、すぐに二人三脚が始まった。
次の実況は3年生の副生徒会長。
転びそうになりながらもなんとか耐えて走り続ける人、たくさん練習したのか息がピッタリ合ってる人、マイペースに安全第一で走っている人…個性が出ていて面白い。
永那ちゃんたちの番がくる。
スタートの合図が鳴って、2人が走り出す。
身長差があるためか、佐藤さんが少し引きずられるように走っている感じがする。
永那ちゃんが、佐藤さんが転ばないように配慮しているのも感じられる。佐藤さんの肩をしっかり掴んで、彼女がよろけそうになると支えていた。
佐藤さんはそんな風に永那ちゃんから守られているからか、真剣な表情をしつつも嬉しそうにしていた。
胸がチクリと痛む。
でも永那ちゃんが真剣な姿なんて、学校ではなかなか見られないから貴重だとも思う。今見ておかなきゃ、一体次いつ見られるのかな?なんて考えると、頭のなかで永那ちゃんが「このー!」と笑いながらツッコむのが想像できた。
二人三脚では1組転んだチームがあったけど、大きな怪我もなく無事に終わった。
みのむし競争では1人が顔面から転んでしまい、慌てて私が駆け寄った。幸い、袋から手を離してギリギリ地面に手をつけていたから、擦り傷だけで済んだのはホッとした。
保健の先生が待機しているテントまで連れて行って、生徒会長達がいる実況ブースに戻る。
ハードル走が既に始まっていて、多くの人がハードルを倒しながら走っていく。私達の特別ルールで、手でハードルを倒してもいいことにしている。
そして障害物競争。
分厚いフカフカのマットの上を走り、ハードル走のハードルをくぐった後、ボールをドリブルしながらカラーコーンを曲がる。最終的には、テーブルに置かれたカードに記入してある物を、どこかから借りてゴールする。
体育祭の競技の中では1番時間のかかる競技。
障害物競争で時間が押したら、玉入れの時間が少し短くなる算段だ。
スタートの合図と共に、みんな苦戦しながらゴールを目指す。
カードに記入してある物は、個人の物ではなく学校所有の物か、人にするように設定している。
個人の物を借りて、後で壊れたとか汚れた等の文句が出ないように配慮されている。
だからキャスター付の黒板を当てた人なんかもいたりして、重くて大変そうだった。
観戦している生徒達も笑っている人が多い。
感想 56
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