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2.変化
106.夏休み
前と同じように、電車内での待ち合わせ。
穂と優里が楽しそうに笑っている。
3人とも、脱ぎ着しやすいようにか、ワンピースだった。
たぶんみんなも同じだろうけど、私はもう既に水着を中に着ている。
私の水着はスポーツブラとパンツタイプのセパレート型だ。
ブラとパンツが繋がっていると水泳選手みたいになって、ちょっと恥ずかしいから、そこは少しこだわった。
去年買って、身長も体重もほとんど変わらないから、そのまま今年も同じのを着る。
千陽は去年、やたらエロい水着だった。
ビキニなんだけど、ホルターネックで胸元がかなり強調されていた。
通り過ぎる男の視線が必ず彼女の胸元に落ちて、私は気が気でなかった。
でも今回は、少し大人しめのを買っていたかな?…ちゃんと見ていないから、ハッキリとはわからないけど。
去年の優里の水着は、正直覚えていない。
千陽の格好が不安すぎて、他の人のことまで覚えていられる余裕はなかった。
プールに到着して、各々準備する。
私は服を脱ぐだけで、すぐに準備ができたから、ベンチに座って穂を眺めていた。
事前に、防水ケースにスマホとお金も入れておいた。
これで穂の水着姿を写真におさめられるし、お昼も問題ない。
穂はジトーッとこちらを見てから、隠れるように水着になっていたけど、これからその姿で遊ぶんだから隠れても意味ないのに。
優里が準備を終えたようで、隣に座る。
彼女は水色と白を基調にした、肩紐がついているオフショルダーのトップスに、スカートを身に着けていた。
「ちゃんとレジャーシート持ってきたよ」
「おー、ありがとう」
首から防水ケースをかけて、膝にはレジャーシートとタオル、まだ空気の入っていないビーチボールが乗っている。
千陽と穂はほぼ同時に準備が終わった。
2人は念入りに日焼け止めを塗っていたから、少し時間がかかっていた。
千陽は相変わらずホルターネックだけど、去年の胸元が開いている物とは全然違って、レースがあしらわれて胸元が隠れていた。
黒色で、肩も見えているからエロさはあるけど、下もボクサーパンツくらいの長さがあって、レースのパレオを巻いている。
穂は…私は本当はビキニとか、そういうのが見たかったけど、まあ、べつに?他の人に見せたいわけでもないから?…キャミソールに、ショートパンツを合わせた水着を着ている。
モスグリーンに、白のドット柄。
…普通に服じゃん!
なんて、野暮なことは言わない。
「うわー、すごい人だね」
優里が言う。
「場所取れるかなあ?」
私達は海を模したプールのそばに行って、あいているスペースを見つける。
4人が座れる大きさのレジャーシートはかなり大きくて、邪魔になってしまうだろうからと、半分に畳んで使った。
タオルと日焼け止めを置くだけだし、なんの問題もない。
急に、穂がストレッチを始めた。
千陽は明らかに笑いを堪えていて、優里はびっくりしている。
私は「穂は真面目だなあ」と、彼女を眺めた。
「みんなもやったほうがいいよ?」
優里は穂に従って、千陽は無視してる。
「ほら、永那ちゃんも」
レジャーシートに座ってたら、手を引っ張られた。
これは…恥ずかしすぎる。
「永那ちゃん、寝てないんだから、ちゃんとやらないと足攣るよ?」
…まあたしかに、去年は足を攣りかけて焦った。
穂はなんでもわかるんだなあ、と呑気に感心する。
仕方ないから穂を真似てアキレス腱を伸ばす。
ストレッチを終えて、私達はプールに向かう。
穂は足首辺りまで入って「けっこう冷たい」と、入るのを渋る。
優里は千陽の手を引っ張って、ズンズン中に入っていく。
私は穂の手を握る。
穂が不安そうにこちらを見る。
「大丈夫だよ。肩まで入っちゃえば、慣れるよ」
穂は頷いて、私と一緒に少しずつ水の中に入っていく。
「2人ともー!早くー!」
プールの奥のほうでは滝のように水が流れ出ている。
優里が千陽に水を浴びさせようとして、逆に滝に押し込まれている。
なんで運動部が帰宅部に負けるんだよ。
お腹の辺りまで入ると、ギュッと強く手を握られた。
それが可愛くて、キスしたくなる。
…できないのはわかってるけど。したら絶対怒られるし。
奥はかなり深い。
千陽がギリギリ顔を出している感じで、もう疲れたらしく、優里から距離を取ろうとしている。
肩まで浸かると、穂は慣れたみたいだった。
手を離して、自ら優里の近くに行く。
「おりゃー!」
優里に水をかけられて、驚いている姿が可愛い。
優里はもう、全身びしょ濡れだ。
千陽が入れ替わりに隣に来る。
髪が少し濡れている。
「ホント最悪、顔濡らしたくないのに」
そう文句を垂れつつも、どこか楽しそうだ。
親指と人差し指を弾くようにして、千陽の顔に水を飛ばした。
睨まれる。
仕返しに思いっきり両手で水をかけられた。
気づけばそばに優里と穂もいて、2人からも水をかけられる。
千陽はすぐに距離を取っていた。
私は1回頭まで潜って、バタ足してやった。
手は足に勝てないのだよ。フフフ。
キャーキャー騒ぐ声が聞こえる。
水面に浮かびながらバタバタと足を動かして、(はぁ、楽しいなあ)なんて思った。
穂と優里が楽しそうに笑っている。
3人とも、脱ぎ着しやすいようにか、ワンピースだった。
たぶんみんなも同じだろうけど、私はもう既に水着を中に着ている。
私の水着はスポーツブラとパンツタイプのセパレート型だ。
ブラとパンツが繋がっていると水泳選手みたいになって、ちょっと恥ずかしいから、そこは少しこだわった。
去年買って、身長も体重もほとんど変わらないから、そのまま今年も同じのを着る。
千陽は去年、やたらエロい水着だった。
ビキニなんだけど、ホルターネックで胸元がかなり強調されていた。
通り過ぎる男の視線が必ず彼女の胸元に落ちて、私は気が気でなかった。
でも今回は、少し大人しめのを買っていたかな?…ちゃんと見ていないから、ハッキリとはわからないけど。
去年の優里の水着は、正直覚えていない。
千陽の格好が不安すぎて、他の人のことまで覚えていられる余裕はなかった。
プールに到着して、各々準備する。
私は服を脱ぐだけで、すぐに準備ができたから、ベンチに座って穂を眺めていた。
事前に、防水ケースにスマホとお金も入れておいた。
これで穂の水着姿を写真におさめられるし、お昼も問題ない。
穂はジトーッとこちらを見てから、隠れるように水着になっていたけど、これからその姿で遊ぶんだから隠れても意味ないのに。
優里が準備を終えたようで、隣に座る。
彼女は水色と白を基調にした、肩紐がついているオフショルダーのトップスに、スカートを身に着けていた。
「ちゃんとレジャーシート持ってきたよ」
「おー、ありがとう」
首から防水ケースをかけて、膝にはレジャーシートとタオル、まだ空気の入っていないビーチボールが乗っている。
千陽と穂はほぼ同時に準備が終わった。
2人は念入りに日焼け止めを塗っていたから、少し時間がかかっていた。
千陽は相変わらずホルターネックだけど、去年の胸元が開いている物とは全然違って、レースがあしらわれて胸元が隠れていた。
黒色で、肩も見えているからエロさはあるけど、下もボクサーパンツくらいの長さがあって、レースのパレオを巻いている。
穂は…私は本当はビキニとか、そういうのが見たかったけど、まあ、べつに?他の人に見せたいわけでもないから?…キャミソールに、ショートパンツを合わせた水着を着ている。
モスグリーンに、白のドット柄。
…普通に服じゃん!
なんて、野暮なことは言わない。
「うわー、すごい人だね」
優里が言う。
「場所取れるかなあ?」
私達は海を模したプールのそばに行って、あいているスペースを見つける。
4人が座れる大きさのレジャーシートはかなり大きくて、邪魔になってしまうだろうからと、半分に畳んで使った。
タオルと日焼け止めを置くだけだし、なんの問題もない。
急に、穂がストレッチを始めた。
千陽は明らかに笑いを堪えていて、優里はびっくりしている。
私は「穂は真面目だなあ」と、彼女を眺めた。
「みんなもやったほうがいいよ?」
優里は穂に従って、千陽は無視してる。
「ほら、永那ちゃんも」
レジャーシートに座ってたら、手を引っ張られた。
これは…恥ずかしすぎる。
「永那ちゃん、寝てないんだから、ちゃんとやらないと足攣るよ?」
…まあたしかに、去年は足を攣りかけて焦った。
穂はなんでもわかるんだなあ、と呑気に感心する。
仕方ないから穂を真似てアキレス腱を伸ばす。
ストレッチを終えて、私達はプールに向かう。
穂は足首辺りまで入って「けっこう冷たい」と、入るのを渋る。
優里は千陽の手を引っ張って、ズンズン中に入っていく。
私は穂の手を握る。
穂が不安そうにこちらを見る。
「大丈夫だよ。肩まで入っちゃえば、慣れるよ」
穂は頷いて、私と一緒に少しずつ水の中に入っていく。
「2人ともー!早くー!」
プールの奥のほうでは滝のように水が流れ出ている。
優里が千陽に水を浴びさせようとして、逆に滝に押し込まれている。
なんで運動部が帰宅部に負けるんだよ。
お腹の辺りまで入ると、ギュッと強く手を握られた。
それが可愛くて、キスしたくなる。
…できないのはわかってるけど。したら絶対怒られるし。
奥はかなり深い。
千陽がギリギリ顔を出している感じで、もう疲れたらしく、優里から距離を取ろうとしている。
肩まで浸かると、穂は慣れたみたいだった。
手を離して、自ら優里の近くに行く。
「おりゃー!」
優里に水をかけられて、驚いている姿が可愛い。
優里はもう、全身びしょ濡れだ。
千陽が入れ替わりに隣に来る。
髪が少し濡れている。
「ホント最悪、顔濡らしたくないのに」
そう文句を垂れつつも、どこか楽しそうだ。
親指と人差し指を弾くようにして、千陽の顔に水を飛ばした。
睨まれる。
仕返しに思いっきり両手で水をかけられた。
気づけばそばに優里と穂もいて、2人からも水をかけられる。
千陽はすぐに距離を取っていた。
私は1回頭まで潜って、バタ足してやった。
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