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2.変化
114.夏休み
日曜日、もう生理が終わって、私は両手をあげてピョンピョン飛び跳ねたくなるほどに嬉しかった。
…って、もちろんそんなことはしないけれど。
永那ちゃんの変態性が自分に乗り移ったのではないだろうか?と、人のせいにしてみる。
夏休みの宿題もちょうど終わって、なんだか心の重みみたいなのが全部なくなったかのような気持ちになる。
暇潰しに、永那ちゃんと出会ってから撮った写真を見返す。
永那ちゃんに出会う前のデータなんて、月に1枚か2枚しかない。
年間で、多くとも12枚程度となる。
ほとんどないも同然だ。
でも彼女と出会ってからは、毎日のように写真が追加されていく。
どれも思い出が詰まっていて、ついニヤけてしまう。
優里ちゃんは、カメラを向けると、よく変顔をする。
それを私が笑うと、永那ちゃんも対抗するから、たくさんの写真を撮る羽目になる。
「早く明日にならないかなあ」
ベッドに飛び込む。
ほとんど毎日のように永那ちゃんが寝ているベッド。
枕に顔をうずめると、心なしか彼女の匂いがする気がする。
洗濯したくないと思いつつも、毎週日曜日にベッドのシーツや枕カバーを替えるのが習慣化されていて、やむなく引っぺがす。
…明日も永那ちゃんは寝るもんね。
待ちに待った月曜日。
雲行きは怪しく、今にも雨が降りそうなくらいどんよりしていた。
部屋も、電気をつけなくてはならないほど暗い。
それなのに誉は遊びに行くと言って出かけた。
…でも、“ラッキー”と思う自分がいる。
仕方ないよね?
ずっと“おあずけ”だったのだから。
これで心置きなく永那ちゃんと触れ合える。
私はウキウキしながら駅に向かう。
今日も買い物をしてから家に行くことになっている。
早く買い物を終えて、早く家に帰りたい。
駅につくと、永那ちゃんはいつも通り、そこに立っている。
今日は、私がプレゼントしたパンツを穿いていて、余計に心が踊る。
「永那ちゃん」
声をかけると、永那ちゃんの目が見開く。
パチパチと何度か瞬きをした後、口元が緩む。
「穂、今日すごいご機嫌なんだね。…なんでかな?」
「えっ?」
急に恥ずかしくなって、顔が熱くなる。
「永那ちゃんに…会えるから」
「ふーん」
見下ろされるように、私の心のなかが見えているかのように、口角を上げて私を見る。
「行こっか?」
「うん」
手を繋いで、スーパーに向かう。
手を繋ぐのにも慣れて、彼女に言われる寸前に、もう準備ができている自分がいる。
流れるような2人の動きが、恋人らしさを強調するかのようで、やっぱりまだ照れくさい。
家に帰って、冷蔵庫に食材をしまう。
木曜日と同じように、後ろから抱きしめられる。
たったそれだけのことで、私の体は期待する。
「生理、終わったの?」
耳元で囁かれる。
私が頷くと「ふーん」と、ただ相槌を打たれる。
しばらくの沈黙がおりて、私が全部の食材をしまい終えると、この空気感がわからなくて、私は戸惑う。
彼女の顔が見たくなって、抱きしめられる腕のなかで体を回転させる。
彼女の口角は少し上がっていて、私を見下ろしていた。
「永那ちゃん?」
「ん?」
名前を呼んでみたものの、なんて言えばいいのかわからない。
「どうしたの?穂」
…なんで、いつもみたいにキスしてくれないんだろう?とか。
エッチしないの?とか。
永那ちゃんは、嬉しくなかったのかな?とか。
私だけが浮かれてるのかな?とか。
…もしかしたら、私が“シたい”ってたくさん言うの、やっぱり引いてたのかな?とか。
不安の渦が私のなかにグルグルと生まれる。
フッと彼女が笑った。
「ごめん、ちょっと意地悪しすぎたか」
なんのことかわからず、彼女を見つめた。
一瞬で彼女の顔が近づいて、唇が重なった。
私は冷蔵庫のほうに押しやられて、後頭部がコツンとつくかと思ったけど、やわらかい感触があって、冷蔵庫にぶつかることはなかった。
それがなんなのか、私に確認することはできない。
でも、彼女の左手が冷蔵庫についているから、頭が冷蔵庫にぶつからないように、手を枕みたいにしてくれているのかもしれないと思った。
彼女の体温が唇を通して伝ってくる。
ホッとする。
私は彼女の背に手を回して、ギュッと服を握る。
啄むように、チュッ チュッと音を立てて口付けを交わす。
左胸にぬくもりを感じたと思ったら、優しく揉まれる。
待ち合わせしたかのように、唇と唇の間で舌が触れ合う。
舌先だけ触れ合っていたところに、彼女のが強引に私のなかに入ってくる。
舌の表面をじっくり舐められて、絡み合う。
…でも私はそれだけでは満足できなくなっていて、今度は私が彼女のなかに入っていく。
彼女の口角が、嬉しそうに上がる。
彼女は舌の力を抜いて、私にそれを味わわせてくれる。
少しずつ彼女の舌も動き出して、また絡み合っていく。
舌を吸われて、体がピクッと反応する。
何度も出し入れされて、子宮が主張し始める。
最後と知らせるように、ゆっくりと唇で挟んだ私の舌を出していく。
額がコツンと合わさって、2人で笑い合う。
…って、もちろんそんなことはしないけれど。
永那ちゃんの変態性が自分に乗り移ったのではないだろうか?と、人のせいにしてみる。
夏休みの宿題もちょうど終わって、なんだか心の重みみたいなのが全部なくなったかのような気持ちになる。
暇潰しに、永那ちゃんと出会ってから撮った写真を見返す。
永那ちゃんに出会う前のデータなんて、月に1枚か2枚しかない。
年間で、多くとも12枚程度となる。
ほとんどないも同然だ。
でも彼女と出会ってからは、毎日のように写真が追加されていく。
どれも思い出が詰まっていて、ついニヤけてしまう。
優里ちゃんは、カメラを向けると、よく変顔をする。
それを私が笑うと、永那ちゃんも対抗するから、たくさんの写真を撮る羽目になる。
「早く明日にならないかなあ」
ベッドに飛び込む。
ほとんど毎日のように永那ちゃんが寝ているベッド。
枕に顔をうずめると、心なしか彼女の匂いがする気がする。
洗濯したくないと思いつつも、毎週日曜日にベッドのシーツや枕カバーを替えるのが習慣化されていて、やむなく引っぺがす。
…明日も永那ちゃんは寝るもんね。
待ちに待った月曜日。
雲行きは怪しく、今にも雨が降りそうなくらいどんよりしていた。
部屋も、電気をつけなくてはならないほど暗い。
それなのに誉は遊びに行くと言って出かけた。
…でも、“ラッキー”と思う自分がいる。
仕方ないよね?
ずっと“おあずけ”だったのだから。
これで心置きなく永那ちゃんと触れ合える。
私はウキウキしながら駅に向かう。
今日も買い物をしてから家に行くことになっている。
早く買い物を終えて、早く家に帰りたい。
駅につくと、永那ちゃんはいつも通り、そこに立っている。
今日は、私がプレゼントしたパンツを穿いていて、余計に心が踊る。
「永那ちゃん」
声をかけると、永那ちゃんの目が見開く。
パチパチと何度か瞬きをした後、口元が緩む。
「穂、今日すごいご機嫌なんだね。…なんでかな?」
「えっ?」
急に恥ずかしくなって、顔が熱くなる。
「永那ちゃんに…会えるから」
「ふーん」
見下ろされるように、私の心のなかが見えているかのように、口角を上げて私を見る。
「行こっか?」
「うん」
手を繋いで、スーパーに向かう。
手を繋ぐのにも慣れて、彼女に言われる寸前に、もう準備ができている自分がいる。
流れるような2人の動きが、恋人らしさを強調するかのようで、やっぱりまだ照れくさい。
家に帰って、冷蔵庫に食材をしまう。
木曜日と同じように、後ろから抱きしめられる。
たったそれだけのことで、私の体は期待する。
「生理、終わったの?」
耳元で囁かれる。
私が頷くと「ふーん」と、ただ相槌を打たれる。
しばらくの沈黙がおりて、私が全部の食材をしまい終えると、この空気感がわからなくて、私は戸惑う。
彼女の顔が見たくなって、抱きしめられる腕のなかで体を回転させる。
彼女の口角は少し上がっていて、私を見下ろしていた。
「永那ちゃん?」
「ん?」
名前を呼んでみたものの、なんて言えばいいのかわからない。
「どうしたの?穂」
…なんで、いつもみたいにキスしてくれないんだろう?とか。
エッチしないの?とか。
永那ちゃんは、嬉しくなかったのかな?とか。
私だけが浮かれてるのかな?とか。
…もしかしたら、私が“シたい”ってたくさん言うの、やっぱり引いてたのかな?とか。
不安の渦が私のなかにグルグルと生まれる。
フッと彼女が笑った。
「ごめん、ちょっと意地悪しすぎたか」
なんのことかわからず、彼女を見つめた。
一瞬で彼女の顔が近づいて、唇が重なった。
私は冷蔵庫のほうに押しやられて、後頭部がコツンとつくかと思ったけど、やわらかい感触があって、冷蔵庫にぶつかることはなかった。
それがなんなのか、私に確認することはできない。
でも、彼女の左手が冷蔵庫についているから、頭が冷蔵庫にぶつからないように、手を枕みたいにしてくれているのかもしれないと思った。
彼女の体温が唇を通して伝ってくる。
ホッとする。
私は彼女の背に手を回して、ギュッと服を握る。
啄むように、チュッ チュッと音を立てて口付けを交わす。
左胸にぬくもりを感じたと思ったら、優しく揉まれる。
待ち合わせしたかのように、唇と唇の間で舌が触れ合う。
舌先だけ触れ合っていたところに、彼女のが強引に私のなかに入ってくる。
舌の表面をじっくり舐められて、絡み合う。
…でも私はそれだけでは満足できなくなっていて、今度は私が彼女のなかに入っていく。
彼女の口角が、嬉しそうに上がる。
彼女は舌の力を抜いて、私にそれを味わわせてくれる。
少しずつ彼女の舌も動き出して、また絡み合っていく。
舌を吸われて、体がピクッと反応する。
何度も出し入れされて、子宮が主張し始める。
最後と知らせるように、ゆっくりと唇で挟んだ私の舌を出していく。
額がコツンと合わさって、2人で笑い合う。
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