いたずらはため息と共に

常森 楽

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2.変化

115.夏休み

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「ベッド行く?」
私が頷くと、体が浮いた。
慌てて私は彼女のうなじに手を回す。
「お姫様抱っこじゃなくて申し訳ないね」
太ももを持ち上げられて、彼女の腰に引っかかるように抱っこされる。
ふわっとした感覚に一瞬怖さを感じたけど、彼女がしっかり支えてくれていて、嬉しさがまさっていく。
ギュッと抱きしめてから彼女を見つめると、優しく笑みを浮かべていた。
私が彼女の唇に視線を落とすと、顎を上げてくれる。
触れるだけのキスをする。
そのままベッドに運ばれる。
心臓の音がトクトクと鳴っているけど、心地よさもある。

彼女が私に覆いかぶさる。
少しずれ落ちた眼鏡を、上げてあげる。
フッと笑って、永那ちゃんは額、瞼、鼻、頬、最後に唇に口付けを落としていく。
「好きだよ、穂」
「私も、永那ちゃんが好き」
「ごめんね?さっきは意地悪して」
彼女の眉が下がる。
私が首を傾げると、すぐに瞳が弧を描く。
「わざと、キスしなかった」
「どうして?」
「穂がしてくれるの、待ってみた」
そう言われて、瞬きをする。
「また穂に“シたい”って言われたくて、ちょっと意地悪した」
「言われたいの?」
「当たり前じゃん」
唇が重なる。
同時に胸が優しく包まれる。
2つの胸を揉まれながらするキスは、さっきよりも体を敏感にさせる。
2人の吐息が荒くなって、交換し合う。

永那ちゃんも私と同じ気持ちなのか、次第に胸を揉む手に熱がこもる。
動きが速くなって、それだけで私は気持ちよくなる。
そのうち服を捲られて、私の肌が露わになる。
ブラ越しに触れられると、たまに指が直接肌に触れて、もどかしくなる。
永那ちゃんは左手をくびれに移動させ、肌を撫でる。
…違う。もっと、もっと触ってほしいの。
私は自分でブラのホックを外した。
彼女の目が見開かれる。
すぐに笑顔が弾けて、浮いたブラの下に両手を忍び込ませた。
「っん…ハァッ」
やっと求めていた刺激を与えられて、声が出る。
いつもゆっくりなのに、今日はすぐに乳首に刺激を与えられる。
急に与えられて、私の体が仰け反る。
そのまま強弱をつけながら刺激を与えられ続け、全身に電気が走るような感覚を抱く。
お腹がピクピクと痙攣して、脱力する。
口が塞がれているから、必死に鼻で呼吸するけど、全然足りない。

彼女は私に休む間を与えず、胸の刺激を強めた。
「んっ…んっ」
また、何度も、ピクピクと体が痙攣する。
彼女の唇が離れて、ブラを腕から外される。
上半身が露わになって、急に恥ずかしさを抱く。
目元を腕で覆うと、パンツのボタンを外され、チャックをおろされ、サッと太ももの辺りまで脱がされてしまう。
驚いて腕を上げると、彼女がニヤリと笑っていた。
そのままゆっくり、裾から足を抜かれていく。
ショーツだけの姿になって、私は恥ずかしさから足を閉じた。
「ずっと“おあずけ”だったもんね。…もう、我慢できないよね?」
艶めかしい声で言われて、子宮がキュウキュウ締まる。
自然と太ももにも力が入った。

彼女の指が、ショーツの上から、ピンポイントに気持ちいいところに触れた。
2度優しく触れられて、すぐに強い刺激がくる。
「んぁっ!…っぁあッ」
彼女の指先だけで、こんなにも全身が悶えるように刺激を受ける。
私は枕をギュッと握った。
汗が流れ落ちる。
足に力が入って、一瞬るような感覚になった後、また脱力する。
目一杯空気を吸い込んで、肺が大きく膨れ上がっては、縮むのを繰り返す。
熱い手に乳房が包まれる。
ショーツの上から、また小さな蕾に触れられる。
胸からも刺激がおりてきて、さっきよりも全身の神経に喜びが伝ってくる。
「っぁぁ、あぁっ…ハァッ、んぁっ」
そしてまた、私は快楽に叩きつけられるかのような衝撃を受けて、全身を痙攣させる。

「穂、可愛い」
必死に呼吸をしていると、ショーツをサッとおろされる。
恥ずかしいそこを隠すこともできないまま、ただされるがままになる。
彼女の顔が近づいて、影が落ちる。
彼女が優しく笑って、触れるだけのキスをした。
すぐにリビングから漏れる電気の光が戻ってくる。
彼女を目で追うと、私の太ももの間に顔を埋めた。
上目遣いに見られて目が合うから、私は顔をそらす。
ピチャピチャと音が聞こえてくると同時に、割れ目の入り口を何かが出たり入ったりする。
入ってくるのかと思ったら、ずっと入り口でうろちょろしたりして、もどかしさを生む。
そのうち、休んでいた蕾に触れられて、目を覚まして飛び起きたかのように、体が反応する。
「んぅっ…っあぁ」
コリコリと、やわらかくて弾力のある舌で強めに舐められる。
指とは違う感触に、全身がくすぐったくなる。
割れ目と蕾を何度も往復する。
そのたびに違う刺激が与えられて、身を悶えさせる。
「やっぱ、穂、おいしい」
彼女の熱い息がかかる。
窓を雨粒が走り始める。
シトシトと音が聞こえてきた。
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