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5.時間
308.酸いも甘いも
「もうすぐで穂の誕生日だ。17歳だね」
永那が呟く。
「うん」
「一緒にいられて、幸せ」
「私も、永那ちゃんの17歳、一緒にいたかった」
「私は4月生まれだからねー」
「来年は、絶対一緒にいようね?」
「うん」
「千陽は、1月だよね」
穂に聞かれて、あたしは頷く。
「一緒に過ごそうね」
もう一度、頷く。
お風呂から上がって、服を着る。
「うおー!やわらかい、なんだこれ」
永那が自分の服を撫でていた。
永那を想像して、永那のために買った服。
見られる日が来るなんて、思いもしなかった。
…似合ってる。かっこいい。
穂は、前に泊まったときのネグリジェを。
やっぱり、可愛い。
「1回、リビング、戻ってもいい?」
あたしが聞くと、2人が頷く。
ソファに座って待ってもらう。
時計を確認すると、0時1分前だった。
「穂、めっちゃ可愛い~」
永那が穂に擦り寄っていた。
不思議と妬かなくて、自分の胸に触れた。
ギュッと目を閉じてから、ケーキのロウソクに火をつける。
電気を消すと、2人が驚いてあたしを見る。
「うわ!待って待って!」
永那が慌ててスマホを出す。
永那と2人でハッピーバースデーを歌う。
穂がまた泣いていた。
「こ、こんなの初めて…」
「ほら、早く火消してよ」
あたしが言うと、指で涙を拭いながら息を吹きかけた。
電気をつけて、スマホを持った永那が「穂、感想!」とカメラを穂に向けた。
「え~…う、嬉しい…」
ハハハッと永那が笑う。
「空井さん、嬉しすぎて泣いています」
そう言って、永那が動画を撮ったまま穂にキスした。
あたしは永那のスマホを奪って、2人を撮した。
永那が穂を押し倒すように、優しくキスの雨を降らせた。
胸が、痛くない。
苦しくない。
むしろ、ポカポカあたたまるようで。
幸せな気持ちになる。
「ほら、もう終わり!」
あたしは笑って、動画を止める。
ソファに飛び乗って、無理やり穂を起こす。
「食べよ?」
あたしが言うと、永那も穂も頷いた。
穂が切ってくれる。
「いつの間に買ったの?」
「お菓子買ったとき」
目も口も弧を描いていて、彼女の横顔をジッと見つめた。
「ありがとう」
あたしのことを見るから、彼女の唇に唇を重ねた。
「ち、千陽…」
「おいー、もう私の前で普通にするじゃん」
「いいでしょ。永那はさっきしたんだし」
穂が前髪を指で梳いて、永那は笑う。
永那…よく笑うようになった。
あたしも、かな。
「穂、私の苺あげる」
「え?いいの?」
穂が永那を見ると、永那は頷いて、唇に苺を挟んだ。
穂の耳が赤くなって、あたしをチラチラ見た。
見つつも、永那の苺を受け取る。
2人の舌が絡み合う。
赤い苺が、2人の唇の間で崩れていく。
赤が、混じっていく。
あたしはそれを見ながら、ケーキを口に運ぶ。
夜中にこんなの食べたら太るから、今までのあたしなら絶対しなかったけど、穂の特別な日だから、目一杯楽しむ。
永那が生クリームを指で掬う。
「永那ちゃん、行儀悪い」
「んー?」
その指を穂の唇につけて、舐めた。
…エロ。
「穂の甘いのも、舐めたいな」
「な、なに言ってるの…!?」
穂が永那に押し倒されて、あたしの膝に穂の頭が乗る。
「ち、千陽…助けて…」
あたしは微笑んでみせて、ケーキを口に運ぶ。
「千陽…」
彼女のネグリジェが捲られていく。
ショーツが見えて、穂が足をバタバタさせる。
「だめ…!」
永那は穂の足を押さえて、彼女の恥部に顔をうずめた。
「んぁっ…千、陽…」
「なに?」
彼女の瞳が潤む。
「あたし、見たいな」
パチパチと瞬きをして、穂があたしを見つめる。
「2人のエッチ、見たい」
穂の顔が真っ赤に染まって、熱いのが伝わってくる。
永那が膝立ちになって、穂の胸を揉む。
その手つきで、永那にさわられた記憶が蘇る。
「穂が、絶対シたくないなら…やめる。17歳の初めての記憶が嫌なものになってほしくないし」
永那が言う。
「穂…シたくない?やめてほしい?」
永那が優しく、ゆっくりした動きで彼女の胸を揉みながら、彼女を見下ろした。
穂は眉間にシワを寄せて、永那をジッと見る。
あたしに視線を移動させて、またジッと見た。
彼女はギュッと目を閉じて、ゴクリと唾を飲んだ。
「やめ…なくて、いい…」
永那がニヤリと笑う。
穂はまたあたしを見た。
…ホント、穂も永那もあたしに甘いんだから。
“大事にする”って言ったからって…あたしが“見たい”って言ったからって、従う必要なんかないのに。
「穂、腰上げて」
そう言われて、穂が少し腰を浮かす。
永那がネグリジェを鎖骨の辺りまで捲り上げた。
穂は、隠すように腕で顔を覆った。
…顔も見たかったな。
あたしはソファの背もたれに寄りかかって、穂の髪を撫でた。
永那が彼女の肌にキスをしていく。
こうやって彼女の体がキスマークだらけになったんだ。
たまに永那が視線をあたしに遣った。
目が合うたびにニヤリと笑って、彼女の肌に吸いついた。
その仕草があまりにエロくて、子宮が締まった。
永那が呟く。
「うん」
「一緒にいられて、幸せ」
「私も、永那ちゃんの17歳、一緒にいたかった」
「私は4月生まれだからねー」
「来年は、絶対一緒にいようね?」
「うん」
「千陽は、1月だよね」
穂に聞かれて、あたしは頷く。
「一緒に過ごそうね」
もう一度、頷く。
お風呂から上がって、服を着る。
「うおー!やわらかい、なんだこれ」
永那が自分の服を撫でていた。
永那を想像して、永那のために買った服。
見られる日が来るなんて、思いもしなかった。
…似合ってる。かっこいい。
穂は、前に泊まったときのネグリジェを。
やっぱり、可愛い。
「1回、リビング、戻ってもいい?」
あたしが聞くと、2人が頷く。
ソファに座って待ってもらう。
時計を確認すると、0時1分前だった。
「穂、めっちゃ可愛い~」
永那が穂に擦り寄っていた。
不思議と妬かなくて、自分の胸に触れた。
ギュッと目を閉じてから、ケーキのロウソクに火をつける。
電気を消すと、2人が驚いてあたしを見る。
「うわ!待って待って!」
永那が慌ててスマホを出す。
永那と2人でハッピーバースデーを歌う。
穂がまた泣いていた。
「こ、こんなの初めて…」
「ほら、早く火消してよ」
あたしが言うと、指で涙を拭いながら息を吹きかけた。
電気をつけて、スマホを持った永那が「穂、感想!」とカメラを穂に向けた。
「え~…う、嬉しい…」
ハハハッと永那が笑う。
「空井さん、嬉しすぎて泣いています」
そう言って、永那が動画を撮ったまま穂にキスした。
あたしは永那のスマホを奪って、2人を撮した。
永那が穂を押し倒すように、優しくキスの雨を降らせた。
胸が、痛くない。
苦しくない。
むしろ、ポカポカあたたまるようで。
幸せな気持ちになる。
「ほら、もう終わり!」
あたしは笑って、動画を止める。
ソファに飛び乗って、無理やり穂を起こす。
「食べよ?」
あたしが言うと、永那も穂も頷いた。
穂が切ってくれる。
「いつの間に買ったの?」
「お菓子買ったとき」
目も口も弧を描いていて、彼女の横顔をジッと見つめた。
「ありがとう」
あたしのことを見るから、彼女の唇に唇を重ねた。
「ち、千陽…」
「おいー、もう私の前で普通にするじゃん」
「いいでしょ。永那はさっきしたんだし」
穂が前髪を指で梳いて、永那は笑う。
永那…よく笑うようになった。
あたしも、かな。
「穂、私の苺あげる」
「え?いいの?」
穂が永那を見ると、永那は頷いて、唇に苺を挟んだ。
穂の耳が赤くなって、あたしをチラチラ見た。
見つつも、永那の苺を受け取る。
2人の舌が絡み合う。
赤い苺が、2人の唇の間で崩れていく。
赤が、混じっていく。
あたしはそれを見ながら、ケーキを口に運ぶ。
夜中にこんなの食べたら太るから、今までのあたしなら絶対しなかったけど、穂の特別な日だから、目一杯楽しむ。
永那が生クリームを指で掬う。
「永那ちゃん、行儀悪い」
「んー?」
その指を穂の唇につけて、舐めた。
…エロ。
「穂の甘いのも、舐めたいな」
「な、なに言ってるの…!?」
穂が永那に押し倒されて、あたしの膝に穂の頭が乗る。
「ち、千陽…助けて…」
あたしは微笑んでみせて、ケーキを口に運ぶ。
「千陽…」
彼女のネグリジェが捲られていく。
ショーツが見えて、穂が足をバタバタさせる。
「だめ…!」
永那は穂の足を押さえて、彼女の恥部に顔をうずめた。
「んぁっ…千、陽…」
「なに?」
彼女の瞳が潤む。
「あたし、見たいな」
パチパチと瞬きをして、穂があたしを見つめる。
「2人のエッチ、見たい」
穂の顔が真っ赤に染まって、熱いのが伝わってくる。
永那が膝立ちになって、穂の胸を揉む。
その手つきで、永那にさわられた記憶が蘇る。
「穂が、絶対シたくないなら…やめる。17歳の初めての記憶が嫌なものになってほしくないし」
永那が言う。
「穂…シたくない?やめてほしい?」
永那が優しく、ゆっくりした動きで彼女の胸を揉みながら、彼女を見下ろした。
穂は眉間にシワを寄せて、永那をジッと見る。
あたしに視線を移動させて、またジッと見た。
彼女はギュッと目を閉じて、ゴクリと唾を飲んだ。
「やめ…なくて、いい…」
永那がニヤリと笑う。
穂はまたあたしを見た。
…ホント、穂も永那もあたしに甘いんだから。
“大事にする”って言ったからって…あたしが“見たい”って言ったからって、従う必要なんかないのに。
「穂、腰上げて」
そう言われて、穂が少し腰を浮かす。
永那がネグリジェを鎖骨の辺りまで捲り上げた。
穂は、隠すように腕で顔を覆った。
…顔も見たかったな。
あたしはソファの背もたれに寄りかかって、穂の髪を撫でた。
永那が彼女の肌にキスをしていく。
こうやって彼女の体がキスマークだらけになったんだ。
たまに永那が視線をあたしに遣った。
目が合うたびにニヤリと笑って、彼女の肌に吸いついた。
その仕草があまりにエロくて、子宮が締まった。
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