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6.さんにん
339.まだ
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返事はないけど、彼女にキスをして、胸を揉んだ。
彼女が私の背中に腕を回すから、その気なんだと嬉しくなる。
チョコレートが口の中で溶けていくみたいな、甘いキス。
彼女のなかを余すところなく味わう。
溶けかけたチョコレートを舌に乗せるみたいに、彼女の舌を舌の表面に乗せる。
彼女の舌小帯を舌先で撫でると、彼女の口内に唾液が溢れた。
それを舌で掬って、自分の口内に運ぶ。
ゴクリと飲んで、また彼女のなかに入っていく。
服の裾を掴んで、捲り上げる。
彼女が手を上げてくれるから、スルリと脱がせられた。
ブラを外して、彼女の胸を寄せる。
顔をうずめると、髪を撫でられた。
彼女を布団に寝かせて、ローターのスイッチを入れる。
「ちょ、ちょっと…怖い…」
「大丈夫だよ。振動してるだけだから」
彼女の髪を撫でて、額に愛を落とす。
ローターを乳首に当てると「んっ」と彼女が目を瞑った。
「どう?」
「…揺れてる」
プッと笑ってしまう。
穂の感想はいつも簡素だな。
あいているほうを口に含む。
根本から、先端まで、ゆっくり、順番に甘噛みする。
彼女の好きな角度で噛むと「んぁっ」と、気持ち良さそうな声を出してくれる。
…ローターより、私のほうが気持ち良いってことでいいのかな?
彼女の手を取って、ローターを持たせる。
「持っててね」
彼女が小さく頷く。
私は彼女の足元に移動して、彼女を眺めた。
…ああ、最高にエロいな。
穂が、玩具でとは言え、自分で自分のことを気持ち良くしてる姿を見られる日が来るなんて…。
パンツとショーツを脱がせて、割れ目に触れる。
濡れてる。
足を開かせて、顔をうずめる。
花の蜜みたいに、ほのかな甘さを漂わせるそこを舐めた。
「んっ」
ワンパターンで、穂、飽きちゃったりしないかな?って不安になったりもする。
そういう意味で、千陽は良い刺激なのかな。
いつも通り、大陰唇を唇で挟む。
彼女の陰毛が鼻を擽る。
ハムハムと何度も唇で挟んで、小陰唇をしゃぶる。
割れ目に舌を這わせると、彼女の腰が浮くから嬉しい。
愛液もトロリと溢れ出してくるから、無駄にしないように舐めとった。
クリトリスを舌先でトントンと叩く。
「フんんぅっ…ぁっ…」
彼女の指に挟まっているローターを取って、クリトリスに当てる。
「ん…っ」
「気持ち良い?」
「んー…」
彼女の眉が寄る。
「ちょっと…痛い…かも…」
強さを中から弱に変える。
「どう?」
彼女が目を閉じて、体を捩る。
「…んぅ、ん…んー」
薄く目を開けて、首を横に振った。
「な、なんか…弱い…。永那ちゃんが、いい…」
撃たれたみたいに心臓に衝撃がきた。
はぁ…可愛すぎて、私、心臓がもたないかもしれない。
「いいよ」
ローターを床に置いて、指で触れる。
左手で彼女の胸を包む。
ちょっと体が冷えてる。
「穂、寒くない?」
「ちょっとだけ…」
布団をかけてあげると「ありがとう」と微笑まれた。
可愛い。
布団の中に手を入れて彼女の、硬くなってるクリトリスに触れた。
「ぁあっ」
「気持ち良い?」
「きもちぃ…っ、あッ」
嬉しすぎて、彼女を悦ばせる。
ビクッと震えて、彼女がイく。
もう一度イかせようと指を動かし始めて、慌てて止める。
あんまりクリトリスでイかせすぎると、なかが狭くなっちゃうんだよな。
もう十分濡れてるから、私は中指と薬指を挿れた。
「ハァッ、あぁっ…ぁっ…」
なかを拡げるように、円を描く。
Gスポットに触れて、彼女を気持ち良くさせながら、少しずつなかに空間を作る。
「穂、挿れるね?」
「んっ…?」
バイブにゴムをつけて、少しずつ挿入する。
「ぁぁっ」
スイッチを入れて、振動させる。
「ん…ッ、んっ…な、なに…?」
「バイブ、挿れたよ?」
穂が眉間にシワを寄せて、下唇を噛んだ。
私は…けっこう気持ち良いかなって思ったけど…。
Gスポットがどこかわからないけど、バイブを動かしてみる。
穂がギュッと目を閉じる。
初めての反応で、彼女がどういう気持ちなのか、わからない。
表情をジッと見る。
もう1つのスイッチを入れて、バイブの先端を動かす。
「あっ…」
白い歯が見えて、穂は強く下唇を噛んだ。
顔がくしゃくしゃになっていく。
「穂…?」
彼女の目尻から雫が落ちる。
「穂!?どうした?痛かった?」
「…わかんないっ」
慌ててバイブのスイッチを切る。
「穂?」
ポタポタと枕に雫が落ちていく。
ゆっくりバイブを抜いて、彼女を抱きしめる。
「穂、どうした?」
「わかんないっ、わかんないっ、あぁっ」
ついに彼女は声を出して、泣き始めた。
「穂、ごめんね?痛かった?」
「痛く、ない…痛くない、けど…」
彼女の頬を撫でる。
「けど?」
目からどんどん涙が溢れて、彼女が私に縋りつくように顔を私の肩に押し付けた。
「ああっ」と声を出して、泣き続ける。
エッチの最中、穂がこんなふうになったのは初めてで…戸惑う。
穂だけじゃない。
今まで、エッチの最中に泣かれたことなんて、一度もなかった。
鼓動が速くなる。
傷つけてしまったのだろうか?
…それとも、3人でするって話のこと?
“わかんない”って、どういうこと?
彼女が私の背中に腕を回すから、その気なんだと嬉しくなる。
チョコレートが口の中で溶けていくみたいな、甘いキス。
彼女のなかを余すところなく味わう。
溶けかけたチョコレートを舌に乗せるみたいに、彼女の舌を舌の表面に乗せる。
彼女の舌小帯を舌先で撫でると、彼女の口内に唾液が溢れた。
それを舌で掬って、自分の口内に運ぶ。
ゴクリと飲んで、また彼女のなかに入っていく。
服の裾を掴んで、捲り上げる。
彼女が手を上げてくれるから、スルリと脱がせられた。
ブラを外して、彼女の胸を寄せる。
顔をうずめると、髪を撫でられた。
彼女を布団に寝かせて、ローターのスイッチを入れる。
「ちょ、ちょっと…怖い…」
「大丈夫だよ。振動してるだけだから」
彼女の髪を撫でて、額に愛を落とす。
ローターを乳首に当てると「んっ」と彼女が目を瞑った。
「どう?」
「…揺れてる」
プッと笑ってしまう。
穂の感想はいつも簡素だな。
あいているほうを口に含む。
根本から、先端まで、ゆっくり、順番に甘噛みする。
彼女の好きな角度で噛むと「んぁっ」と、気持ち良さそうな声を出してくれる。
…ローターより、私のほうが気持ち良いってことでいいのかな?
彼女の手を取って、ローターを持たせる。
「持っててね」
彼女が小さく頷く。
私は彼女の足元に移動して、彼女を眺めた。
…ああ、最高にエロいな。
穂が、玩具でとは言え、自分で自分のことを気持ち良くしてる姿を見られる日が来るなんて…。
パンツとショーツを脱がせて、割れ目に触れる。
濡れてる。
足を開かせて、顔をうずめる。
花の蜜みたいに、ほのかな甘さを漂わせるそこを舐めた。
「んっ」
ワンパターンで、穂、飽きちゃったりしないかな?って不安になったりもする。
そういう意味で、千陽は良い刺激なのかな。
いつも通り、大陰唇を唇で挟む。
彼女の陰毛が鼻を擽る。
ハムハムと何度も唇で挟んで、小陰唇をしゃぶる。
割れ目に舌を這わせると、彼女の腰が浮くから嬉しい。
愛液もトロリと溢れ出してくるから、無駄にしないように舐めとった。
クリトリスを舌先でトントンと叩く。
「フんんぅっ…ぁっ…」
彼女の指に挟まっているローターを取って、クリトリスに当てる。
「ん…っ」
「気持ち良い?」
「んー…」
彼女の眉が寄る。
「ちょっと…痛い…かも…」
強さを中から弱に変える。
「どう?」
彼女が目を閉じて、体を捩る。
「…んぅ、ん…んー」
薄く目を開けて、首を横に振った。
「な、なんか…弱い…。永那ちゃんが、いい…」
撃たれたみたいに心臓に衝撃がきた。
はぁ…可愛すぎて、私、心臓がもたないかもしれない。
「いいよ」
ローターを床に置いて、指で触れる。
左手で彼女の胸を包む。
ちょっと体が冷えてる。
「穂、寒くない?」
「ちょっとだけ…」
布団をかけてあげると「ありがとう」と微笑まれた。
可愛い。
布団の中に手を入れて彼女の、硬くなってるクリトリスに触れた。
「ぁあっ」
「気持ち良い?」
「きもちぃ…っ、あッ」
嬉しすぎて、彼女を悦ばせる。
ビクッと震えて、彼女がイく。
もう一度イかせようと指を動かし始めて、慌てて止める。
あんまりクリトリスでイかせすぎると、なかが狭くなっちゃうんだよな。
もう十分濡れてるから、私は中指と薬指を挿れた。
「ハァッ、あぁっ…ぁっ…」
なかを拡げるように、円を描く。
Gスポットに触れて、彼女を気持ち良くさせながら、少しずつなかに空間を作る。
「穂、挿れるね?」
「んっ…?」
バイブにゴムをつけて、少しずつ挿入する。
「ぁぁっ」
スイッチを入れて、振動させる。
「ん…ッ、んっ…な、なに…?」
「バイブ、挿れたよ?」
穂が眉間にシワを寄せて、下唇を噛んだ。
私は…けっこう気持ち良いかなって思ったけど…。
Gスポットがどこかわからないけど、バイブを動かしてみる。
穂がギュッと目を閉じる。
初めての反応で、彼女がどういう気持ちなのか、わからない。
表情をジッと見る。
もう1つのスイッチを入れて、バイブの先端を動かす。
「あっ…」
白い歯が見えて、穂は強く下唇を噛んだ。
顔がくしゃくしゃになっていく。
「穂…?」
彼女の目尻から雫が落ちる。
「穂!?どうした?痛かった?」
「…わかんないっ」
慌ててバイブのスイッチを切る。
「穂?」
ポタポタと枕に雫が落ちていく。
ゆっくりバイブを抜いて、彼女を抱きしめる。
「穂、どうした?」
「わかんないっ、わかんないっ、あぁっ」
ついに彼女は声を出して、泣き始めた。
「穂、ごめんね?痛かった?」
「痛く、ない…痛くない、けど…」
彼女の頬を撫でる。
「けど?」
目からどんどん涙が溢れて、彼女が私に縋りつくように顔を私の肩に押し付けた。
「ああっ」と声を出して、泣き続ける。
エッチの最中、穂がこんなふうになったのは初めてで…戸惑う。
穂だけじゃない。
今まで、エッチの最中に泣かれたことなんて、一度もなかった。
鼓動が速くなる。
傷つけてしまったのだろうか?
…それとも、3人でするって話のこと?
“わかんない”って、どういうこと?
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