いたずらはため息と共に

常森 楽

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6.さんにん

341.まだ

「大好き」
「私も」
チュッ チュッと音を立てて、何度もキスする。
そのうち彼女を食べたくなって、鼻や頬や顎を甘噛みした。
彼女の下唇をしゃぶって、舐める。
「唾臭い…」
離れると、彼女が鼻を拭く。
「臭いってひどくない?」
「だって…」
穂は目をそらして、唇を尖らせた。
そこに唇を重ねる。

ゆっくりだった右手の動きを速めると「んぁっ」と彼女が腰を浮かせた。
そのまま一定の速さで指を動かし続けると、彼女が絶頂に達する。
ショーツから手を出して、ティッシュで拭く。
私に寄りかかっていた穂が、上目遣いに私を見た。
綺麗な
「どうした?」
「…終わり?」
小さく呟くから、何百回目かの恋に落ちる。
「もっとシてほしいの?」
彼女は少し考えてから「うん」と微笑む。

彼女を仰向けに寝かせる。
…さっき服着させなくてよかったな。
モコモコのパジャマを脱がせて、彼女の乳房の突起を舐める。
舌先で、少し押すように。
彼女の体を冷やさないように、なるべく体をくっつけて、優しく乳房を揉みながら。
彼女が私の頭を撫でてくれる。
「千陽…エッチだったね」
フッと笑ってしまう。
まさか穂からそんなことを言われるなんて思いもしなかった。
「そうだね」
「永那ちゃん…」
「ん?」
胸を揉みながら、私は唇を離す。
穂が眉間にシワを寄せる。
「ハァ」と深く息を吐く。
「永那ちゃん」
私はジッと彼女を見つめる。
「ち、千陽…。千陽…」
彼女の言葉を待つ。

穂は目を閉じて、首を傾げた。
もう一度深く息を吐いて、目を開ける。
「千陽のこと…も、気持ち良く、してあげて?」
「それは…」
「私、まだ…見れないから…2人、で」
「え!?…いや、それは」
彼女が下唇を噛む。
「ずっと、永那ちゃんは…私達のことを許してくれてたんだし…。いつか、3人でするなら、私だって…そういう、気持ちで、いないと」
「穂は、本当に3人でシたい?」
「わからない…。考える、ためにも…」
「本当に、大丈夫なの?」
彼女は眉間にシワを寄せたまま、考えるように、宙を見た。
「玩具…使ってみて…思ったの」
彼女の胸が大きく上下に動いている。
「千陽、前に、玩具を自分で使ってて…私、今日、初めて使ってみて…本当に、全然違って、びっくりした。…あのとき、千陽、私にシてもらえてるみたいで幸せだったって言ってた。でも本当に、幸せだって思ってくれてたのかな?って、今更、心配になった」
「穂?」
「なに?」
「千陽のために、自分を犠牲にする必要はないんだよ?嫌なら、もう、3人でするのはやめよう?私が千陽をさわる必要だってない」

穂がまっすぐ私を見る。
「1回だけ…。それで、確かめたい」
ハッとしたように目を見開いて「永那ちゃんが嫌なら、全然シなくていいけど」と付け足す。
「わかった。…じゃあ、今度の土曜でも、聞いてみるよ」
「…うん」
私は穂の乳首に吸い付いた。
「んっ…。永那ちゃん…?」
目線だけ穂に向ける。
「どんな感じだったかは、教えて…ね?」
「ん」
頷いて、穂の気持ち良いところに刺激を与える。
「ぁぁっ」
彼女が仰け反る。
「永那ちゃん…っ」
潤んだ瞳が私を映す。
「私の…こと…好きで、いてね?」
胸が、締め付けられる。
…当たり前じゃん。なに言ってんだよ。
「私は、穂のために浮気をするんだよ」
彼女の顎がしわくちゃになって、唇を尖らせた。
私はフッと笑って、彼女を精一杯悦ばせる。
すぐに彼女の表情が妖艶になった。

ショーツを脱がせて、彼女の割れ目を撫でる。
彼女のお腹にパジャマをかけて、恥部を舐めた。
彼女をじっくり味わう。
クリトリスを舌で優しく撫でる。
舌先で少し強弱をつけると、それだけで彼女は果てる。
続ける。
彼女の脚が閉じかけるから、両手で押さえる。
皮を捲って、真珠みたいなクリトリスを丁寧に舐める。
彼女の腰が浮いて、お尻にギュッと力が入るのがわかる。
ガクッと彼女の体全体が揺れたのを確認して、舌先の動きは止めないまま、中指をなかに挿れる。

「あぁっ…あッ…」
穂の好きな肛門側を指の腹で撫でながら、茂みに隠れようとするクリトリスを舐め続ける。
すぐに彼女がイく。
余韻を持たせないまま、連続でイかせる。
彼女の愛液を舐め取って、舌で味わってから、飲み込む。
薬指もなかに挿れて、彼女の快感を膨らませる。
ひときわ嬌声が大きくなって、その声に私は心地よく酔う。
しっかりGスポットにも刺激を与えて、イかせてあげる。
開発したポルチオも忘れずに。
毎日触れているうちに、鈍感だったのが、徐々に感じられるようになってきて、嬉しい。
彼女が何度もイって、指を抜く。
荒い呼吸を繰り返す姿を眺めた。
私は小さくため息を零して、スマホを取る。
『来週の土曜日、私の家来ない?』
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