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6.さんにん
366.まだ?
4日に、千陽が来た。
お母さんはもう仕事で、昨日の夜は「嫌だ~!」と騒いでいた。
誉は彼女とデートとかで(穂には、誉に彼女がいることは内緒)、家にいない。
3人きりの家。
3人だけと思うと、どうしても“3人でする”ことを考えてしまう。
千陽は来て早々、穂の唇を奪った。
舌を絡める。
なにも玄関でしなくても…。
んー…でも、私も、しばらく穂とできてなかったら玄関でするな、絶対。
ったく…ホントに千陽は穂を奪う気はないんだよね?
不安になるほど長い接吻をしている。
千陽と目が合って、妙に下腹部が疼いた。
なんだよ、エロい瞳しやがって。
寄りかかっていた壁から離れて、2人に近づく。
千陽の唇が穂から少し離れて、彼女の赤い舌が見えた。
穂が薄く目を開いて、私の存在を確認する。
私が舌を出すと、穂も舌を出した。
3人の舌が絡み合う。
…このまま、2人の胸、揉んじゃおうかな。
前は、それが不格好だと思ったけど。
迷う。でも揉みたい。…でも!
くっそー…キスが気持ちよくて、思考が鈍っていく。
もう、どうでもいいや。
2人の胸に手が伸びた。
…ああ、良い。
違う胸を同時に揉むって最高。
やわらかい。
どっちも良い。
今だけ、手が4本にならないかな?
千手観音って手がたくさんあって羨ましい。
穂が離れて、心地良い時間が終わる。
顎まで涎が垂れていたから、服の袖で拭いた。
穂も千陽も、それぞれ指で拭っていたから、同じ状況だった。
「3人のキスって気持ち良くない?」
私が言うと、千陽はぷいとそっぽを向いて部屋に入っていった。
穂が笑う。
「前に千陽、“気持ち良い”って言ってたよ」
囁かれて、思わず彼女にキスする。
「もう、永那ちゃんは…」
「だめ?」
「…いいよ?」
手を繋いでリビングに行く。
千陽がマフラーとコートを脱いで、ラグに座って、もう寛いでいた。
穂がお茶とお菓子を出してあげると、パクパク食べ始める。
「千陽、クッキー好きだもんね」
私が千陽の隣に座っていると、密着するように穂が私の隣に座る。
「穂、好き」
フフッと穂が笑って「私も千陽、好きだよ」と言うから少し妬く。
「永那ちゃんも、大好き」
囁かれて、テーブルに顔を突っ伏した。
「千陽」
千陽が穂を見る。
「私ね、心音先輩に“いいね”されてたの」
穂はスマホを出して、SNSを開いた。
心音のアカウントに飛んで、千陽にスマホを渡す。
「へえ」
「SNSって怖いね。どうやって見つけるんだろう?」
「まあ…優里がいろんな人と繋がってるし、クラスメイトのなかには平気で高校名載せてる人もいるからね。割と、探すのは簡単なんじゃない?」
「そっか…」
「永那、いろんな人のアカウントに写真載ってるし…そこから辿ってけば、穂のアカウントにも辿り着く。穂も顔写真載せてるし」
「やっぱり…SNSに顔写真は載せちゃダメなんだね」
穂はテーブルに腕枕して、覗き込むように千陽を見た。
「ダメってことはないんだろうけど…気をつけたほうがいいんじゃない?」
「うん」
「風景写真とかでも、今は画像検索すればすぐに場所を特定できちゃうし…顔だけじゃなくて、そういうのも気をつけなよ?」
「わかった。ありがとう、千陽」
「この人、永那のこと好きみたいだったけど…他に好きな人いるの?」
穂が起き上がって、私の膝に手をついて身を乗り出す。
千陽が穂のそばに寄るから、自然と私は2人に挟まれる。
…ちょっと幸せかも。
「本当だ。恋人がいるのかな?」
「…ソレハ、ワタシノコトデス」
2人が同時に私を見る。
「どういうこと?」
穂が不安げに眉根を下げる。
「ハァ」とため息をついて、説明する。
「恋人っぽく投稿してるってこと?痛々しい…」
辛辣な千陽。
でも、事実だな。…ホント、痛々しい。
「永那ちゃん…本当に人から好かれるんだね…」
「ど、どういうこと?穂」
私って人から好かれないと思われてたの?
ちょっとショック…!
「永那ちゃんから、いろんな話は聞いていたけど…実際に永那ちゃんを好きな人って千陽くらいしか知らなかったから…あんまり実感が持てていなかったというか…」
…ああ、“好かれる”って、モテるってことか。
そりゃそうか…ビビッた…。
「永那ちゃん…本当に私に飽きない?私のこと…好きでいてくれる?」
…珍しい。穂がちょっとメンヘラっぽくなるなんて。
こういう穂も可愛いな。へへへ。
「当たり前でしょ」
「穂、永那が浮気したら、あたしがいるからね」
「おい!」
「なに?」
お前が既に浮気相手なんですけど!?
わけわかんねー!
「お前、マジで盗らないでよ?」
千陽の目がスーッと細くなる。
「永那が穂を傷つけたら盗る。永那が油断したら…盗る、かも?」
「ふざけんなよ!前盗らないって言ったじゃん!」
「前は前…」
「ハァ」
これだから千陽と話すのは疲れるんだよ。
「永那ちゃん…私、盗られないよ?永那ちゃんは優しいし…私のこと、傷つけたりしないもん」
「はーっ…可愛い…天使…マジ天使…」
「て、天使?」
穂を押し倒して、顔中にキスを降らす。
穂の楽しそうな笑い声が聞こえてきて、幸せな気持ちでいっぱいになった。
お母さんはもう仕事で、昨日の夜は「嫌だ~!」と騒いでいた。
誉は彼女とデートとかで(穂には、誉に彼女がいることは内緒)、家にいない。
3人きりの家。
3人だけと思うと、どうしても“3人でする”ことを考えてしまう。
千陽は来て早々、穂の唇を奪った。
舌を絡める。
なにも玄関でしなくても…。
んー…でも、私も、しばらく穂とできてなかったら玄関でするな、絶対。
ったく…ホントに千陽は穂を奪う気はないんだよね?
不安になるほど長い接吻をしている。
千陽と目が合って、妙に下腹部が疼いた。
なんだよ、エロい瞳しやがって。
寄りかかっていた壁から離れて、2人に近づく。
千陽の唇が穂から少し離れて、彼女の赤い舌が見えた。
穂が薄く目を開いて、私の存在を確認する。
私が舌を出すと、穂も舌を出した。
3人の舌が絡み合う。
…このまま、2人の胸、揉んじゃおうかな。
前は、それが不格好だと思ったけど。
迷う。でも揉みたい。…でも!
くっそー…キスが気持ちよくて、思考が鈍っていく。
もう、どうでもいいや。
2人の胸に手が伸びた。
…ああ、良い。
違う胸を同時に揉むって最高。
やわらかい。
どっちも良い。
今だけ、手が4本にならないかな?
千手観音って手がたくさんあって羨ましい。
穂が離れて、心地良い時間が終わる。
顎まで涎が垂れていたから、服の袖で拭いた。
穂も千陽も、それぞれ指で拭っていたから、同じ状況だった。
「3人のキスって気持ち良くない?」
私が言うと、千陽はぷいとそっぽを向いて部屋に入っていった。
穂が笑う。
「前に千陽、“気持ち良い”って言ってたよ」
囁かれて、思わず彼女にキスする。
「もう、永那ちゃんは…」
「だめ?」
「…いいよ?」
手を繋いでリビングに行く。
千陽がマフラーとコートを脱いで、ラグに座って、もう寛いでいた。
穂がお茶とお菓子を出してあげると、パクパク食べ始める。
「千陽、クッキー好きだもんね」
私が千陽の隣に座っていると、密着するように穂が私の隣に座る。
「穂、好き」
フフッと穂が笑って「私も千陽、好きだよ」と言うから少し妬く。
「永那ちゃんも、大好き」
囁かれて、テーブルに顔を突っ伏した。
「千陽」
千陽が穂を見る。
「私ね、心音先輩に“いいね”されてたの」
穂はスマホを出して、SNSを開いた。
心音のアカウントに飛んで、千陽にスマホを渡す。
「へえ」
「SNSって怖いね。どうやって見つけるんだろう?」
「まあ…優里がいろんな人と繋がってるし、クラスメイトのなかには平気で高校名載せてる人もいるからね。割と、探すのは簡単なんじゃない?」
「そっか…」
「永那、いろんな人のアカウントに写真載ってるし…そこから辿ってけば、穂のアカウントにも辿り着く。穂も顔写真載せてるし」
「やっぱり…SNSに顔写真は載せちゃダメなんだね」
穂はテーブルに腕枕して、覗き込むように千陽を見た。
「ダメってことはないんだろうけど…気をつけたほうがいいんじゃない?」
「うん」
「風景写真とかでも、今は画像検索すればすぐに場所を特定できちゃうし…顔だけじゃなくて、そういうのも気をつけなよ?」
「わかった。ありがとう、千陽」
「この人、永那のこと好きみたいだったけど…他に好きな人いるの?」
穂が起き上がって、私の膝に手をついて身を乗り出す。
千陽が穂のそばに寄るから、自然と私は2人に挟まれる。
…ちょっと幸せかも。
「本当だ。恋人がいるのかな?」
「…ソレハ、ワタシノコトデス」
2人が同時に私を見る。
「どういうこと?」
穂が不安げに眉根を下げる。
「ハァ」とため息をついて、説明する。
「恋人っぽく投稿してるってこと?痛々しい…」
辛辣な千陽。
でも、事実だな。…ホント、痛々しい。
「永那ちゃん…本当に人から好かれるんだね…」
「ど、どういうこと?穂」
私って人から好かれないと思われてたの?
ちょっとショック…!
「永那ちゃんから、いろんな話は聞いていたけど…実際に永那ちゃんを好きな人って千陽くらいしか知らなかったから…あんまり実感が持てていなかったというか…」
…ああ、“好かれる”って、モテるってことか。
そりゃそうか…ビビッた…。
「永那ちゃん…本当に私に飽きない?私のこと…好きでいてくれる?」
…珍しい。穂がちょっとメンヘラっぽくなるなんて。
こういう穂も可愛いな。へへへ。
「当たり前でしょ」
「穂、永那が浮気したら、あたしがいるからね」
「おい!」
「なに?」
お前が既に浮気相手なんですけど!?
わけわかんねー!
「お前、マジで盗らないでよ?」
千陽の目がスーッと細くなる。
「永那が穂を傷つけたら盗る。永那が油断したら…盗る、かも?」
「ふざけんなよ!前盗らないって言ったじゃん!」
「前は前…」
「ハァ」
これだから千陽と話すのは疲れるんだよ。
「永那ちゃん…私、盗られないよ?永那ちゃんは優しいし…私のこと、傷つけたりしないもん」
「はーっ…可愛い…天使…マジ天使…」
「て、天使?」
穂を押し倒して、顔中にキスを降らす。
穂の楽しそうな笑い声が聞こえてきて、幸せな気持ちでいっぱいになった。
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