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6.さんにん
384.ふたり
まだ続けようとするから、私は床についていた手を離して、彼女を押し倒す。
「まだ、したかったのに」
「私はもういいの。穂のことイかせたい」
彼女の肌に触れた。
夜になっても、彼女の喘ぎ声は部屋に響き続けた。
さすがに朝も昼も食べていなかったからお腹がすいて、2人でお茶漬けを食べた。
一杯じゃ足りなくて、二杯食べた。
幸せな時間はあっという間に過ぎる。
裸で抱き合って眠った。
アラームをつけなかったから、起きたのは昼前だった。
穂は、初めて学校に連絡をしなかったという。
「永那ちゃんのせいで、悪い子になっちゃった」
彼女が唇を尖らせる。
「昨日“風邪引いた”って言ったんだから、先生だって“まだ風邪なんだな”って思うよ、どうせ」
彼女は首を傾げながらも頷いた。
穂が裸のままエプロンをつけるから、キッチンでエッチした。
2回イかせると叱られて、仕方なく、大人しく穂の後ろ姿を眺めることにした。
裸エプロンって、なんでこんなにエロいんだろ?
いつもより料理の数が多いなって思ったら、お姉ちゃんに言っていた“作り置き”を作ってくれていた。
「夜作れるか、わからないし」
眉を上げて、彼女は口角も上げながら私を見た。
「そうだね。作れないだろうね」
言うと、彼女が目をそらす。
でも口元は弧を描いたままだった。
お昼はオムライスだった。
初めて彼女が作ってくれたご飯と同じ。
嬉しくて、幸せで、この時間がずっと続いてほしくて、泣いた。
「それならゆっくり食べて」
彼女が言うけど、オムライスはあっという間にお腹の中に消えていった。
意外にも、その日の夜、セックスしなかった。
ただ毛布を被りながら裸のまま抱きしめ合って、テレビを見て笑って、ご飯を食べた。
“あーん”し合って、小さな湯船にお湯を溜めてぎゅぅぎゅぅになりながら2人で入った。
湯冷めしないようにと、今日はちゃんと服を着て寝た。
今生の別れでもないのに涙が出て、彼女が抱きしめてくれた。
彼女のぬくもりに包まれながら寝ると、朝が来た。
荷物を置くために穂の家に寄ってから学校に行くから、早起きだった。
これ幸いと、私は制服姿の穂を食べた。
胸元をはだけさせて、スカートは穿いたまま、ショーツを下ろして…。
「んぁっ、永那ッちゃんっ…ぁっ」
“お姉さん来ちゃうかも”なんて言葉は無視だ。
“昨日の夜すれば良かったじゃん”も、無視。
彼女のぐしょぐしょの恥部に指を2本挿れて、4回イかせた。
「バカ!」
そんなこと言われても…穂だってイってたじゃん。
結局、小走りに駅に向かって、穂は玄関に荷物を置いて、すぐに学校に行った。
放課後、穂に手を握られた。
「連絡してね。…無理そうだったら、すぐじゃなくてもいいけど。でも…」
「うん。絶対連絡する」
彼女が何度も頷いて、不安そうな顔をするから、頭を撫でた。
千陽を家に送って、緊張しながら家に帰った。
鍵は開いていた。
ドアを開けると、じいちゃんが家にいた。
もちろん、お姉ちゃんも、お母さんも。
中学のときに初めて会ったじいちゃんは、いかにも頑固ジジイって感じだった。
スーツをピシッと着て、とっつきにくいイメージが強かった。
でも、この前久しぶりに会ったら、白髪が増えて、背も少し丸くなっているような気がした。
吊り上がっていた眉は水平で、刻まれた眉間のシワは変わらず深いものの、それはただ刻まれているだけなのがわかる。
「永那~!!」
「お母さん、おかえり」
「ただいま!ただいま~!!やっと帰って来れた~!」
「永那、おかえり」
じいちゃんの低い、しゃがれた声にびっくりする。
まだ、全然慣れない。
「た、ただいま…」
お姉ちゃんはチラリと私を見るだけで、何も言わない。
これからのことを説明された。
先生によれば、本当はお母さんは3ヶ月も入院する必要はなかったらしい。
でも“念のため”と、当初の予定通り3ヶ月入院したとのことだった。
お姉ちゃんは「前の医者より百倍マシだった」と苛立ちながら言っていた。
お母さんも「最初は週に1回、通院する予定だよ」と穏やかに言う。
通院に加えて、月に2、3回程度、同じように精神疾患を患っている人との交流会にも参加することになったらしい。
「香那子…」
じいちゃんが咳払いする。
“香那子”は、お母さんの名前だ。
「お母さんが病院に行く日は、なるべく私がついていくようにするから。永那は気にせず、学校に行きなさい」
「…はい」
「生活費は足りているか?」
「大丈夫です。ありがとう、ございます…」
じいちゃんが頷く。
…お姉ちゃんに相談してからと思ったけど、今がチャンスな気がした。
「あの!」
全員の注目が私に向く。
「私、大学受験…を、したくて…」
ゴクリと唾を飲む。
「えー!永那大学に行くの!?すごーい!」
お母さんがパチパチと拍手する。
「あ、いや…えっと…でも、お金が…」
「わかった」
「え?」
「お金のことは心配しなくていいから、やりたいことがあるなら、行きなさい」
「まだ、したかったのに」
「私はもういいの。穂のことイかせたい」
彼女の肌に触れた。
夜になっても、彼女の喘ぎ声は部屋に響き続けた。
さすがに朝も昼も食べていなかったからお腹がすいて、2人でお茶漬けを食べた。
一杯じゃ足りなくて、二杯食べた。
幸せな時間はあっという間に過ぎる。
裸で抱き合って眠った。
アラームをつけなかったから、起きたのは昼前だった。
穂は、初めて学校に連絡をしなかったという。
「永那ちゃんのせいで、悪い子になっちゃった」
彼女が唇を尖らせる。
「昨日“風邪引いた”って言ったんだから、先生だって“まだ風邪なんだな”って思うよ、どうせ」
彼女は首を傾げながらも頷いた。
穂が裸のままエプロンをつけるから、キッチンでエッチした。
2回イかせると叱られて、仕方なく、大人しく穂の後ろ姿を眺めることにした。
裸エプロンって、なんでこんなにエロいんだろ?
いつもより料理の数が多いなって思ったら、お姉ちゃんに言っていた“作り置き”を作ってくれていた。
「夜作れるか、わからないし」
眉を上げて、彼女は口角も上げながら私を見た。
「そうだね。作れないだろうね」
言うと、彼女が目をそらす。
でも口元は弧を描いたままだった。
お昼はオムライスだった。
初めて彼女が作ってくれたご飯と同じ。
嬉しくて、幸せで、この時間がずっと続いてほしくて、泣いた。
「それならゆっくり食べて」
彼女が言うけど、オムライスはあっという間にお腹の中に消えていった。
意外にも、その日の夜、セックスしなかった。
ただ毛布を被りながら裸のまま抱きしめ合って、テレビを見て笑って、ご飯を食べた。
“あーん”し合って、小さな湯船にお湯を溜めてぎゅぅぎゅぅになりながら2人で入った。
湯冷めしないようにと、今日はちゃんと服を着て寝た。
今生の別れでもないのに涙が出て、彼女が抱きしめてくれた。
彼女のぬくもりに包まれながら寝ると、朝が来た。
荷物を置くために穂の家に寄ってから学校に行くから、早起きだった。
これ幸いと、私は制服姿の穂を食べた。
胸元をはだけさせて、スカートは穿いたまま、ショーツを下ろして…。
「んぁっ、永那ッちゃんっ…ぁっ」
“お姉さん来ちゃうかも”なんて言葉は無視だ。
“昨日の夜すれば良かったじゃん”も、無視。
彼女のぐしょぐしょの恥部に指を2本挿れて、4回イかせた。
「バカ!」
そんなこと言われても…穂だってイってたじゃん。
結局、小走りに駅に向かって、穂は玄関に荷物を置いて、すぐに学校に行った。
放課後、穂に手を握られた。
「連絡してね。…無理そうだったら、すぐじゃなくてもいいけど。でも…」
「うん。絶対連絡する」
彼女が何度も頷いて、不安そうな顔をするから、頭を撫でた。
千陽を家に送って、緊張しながら家に帰った。
鍵は開いていた。
ドアを開けると、じいちゃんが家にいた。
もちろん、お姉ちゃんも、お母さんも。
中学のときに初めて会ったじいちゃんは、いかにも頑固ジジイって感じだった。
スーツをピシッと着て、とっつきにくいイメージが強かった。
でも、この前久しぶりに会ったら、白髪が増えて、背も少し丸くなっているような気がした。
吊り上がっていた眉は水平で、刻まれた眉間のシワは変わらず深いものの、それはただ刻まれているだけなのがわかる。
「永那~!!」
「お母さん、おかえり」
「ただいま!ただいま~!!やっと帰って来れた~!」
「永那、おかえり」
じいちゃんの低い、しゃがれた声にびっくりする。
まだ、全然慣れない。
「た、ただいま…」
お姉ちゃんはチラリと私を見るだけで、何も言わない。
これからのことを説明された。
先生によれば、本当はお母さんは3ヶ月も入院する必要はなかったらしい。
でも“念のため”と、当初の予定通り3ヶ月入院したとのことだった。
お姉ちゃんは「前の医者より百倍マシだった」と苛立ちながら言っていた。
お母さんも「最初は週に1回、通院する予定だよ」と穏やかに言う。
通院に加えて、月に2、3回程度、同じように精神疾患を患っている人との交流会にも参加することになったらしい。
「香那子…」
じいちゃんが咳払いする。
“香那子”は、お母さんの名前だ。
「お母さんが病院に行く日は、なるべく私がついていくようにするから。永那は気にせず、学校に行きなさい」
「…はい」
「生活費は足りているか?」
「大丈夫です。ありがとう、ございます…」
じいちゃんが頷く。
…お姉ちゃんに相談してからと思ったけど、今がチャンスな気がした。
「あの!」
全員の注目が私に向く。
「私、大学受験…を、したくて…」
ゴクリと唾を飲む。
「えー!永那大学に行くの!?すごーい!」
お母さんがパチパチと拍手する。
「あ、いや…えっと…でも、お金が…」
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「え?」
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