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7.向
468.序開
千陽の膝に座るようにして…彼女を間に挟むようにして、永那ちゃんと唇を重ねる。
永那ちゃんの舌が私の唇を舐めるから、それに絡める。
永那ちゃんの手が胸元で動くのがわかる。
私のこともさわってほしい…。
気づけば体を千陽に密着させていた。
永那ちゃんの手が千陽の胸を揉むたびに私の胸にも当たった。
先週のホテルのことを思い出す。
もう1回…シたい…。
千陽にギュッと抱きしめられ、同時に子宮がキュッと締まる感じがした。
彼女の体温があたたかくて、私の体温も上がっていく。
余計に永那ちゃんの手の甲が私に当たる。
絡み合って蕩けそうなキスに夢中になる。
モソモソと永那ちゃんの手が違う動きを始める。
重なり合っていた唇を離すと、千陽の服を捲っていた。
むぅっと睨むと、永那ちゃんが楽しそうに笑う。
視線を感じて千陽を見る。
千陽が上目遣いに私を見ていた。
ほんのりピンク色をした、上気したような顔をしていた。
艷やかなぷっくりした唇にすき間ができて、まるで誘われているみたいな気分になる。
ジッと見つめられ、私も見つめ、それが合図みたいに、吸い込まれるように彼女に近づく。
唇が触れ合う直前、視界に永那ちゃんが映る。
千陽の首筋を舐め、チュッと肌を吸う。
またモヤモヤした何かが心の中で膨れ上がった。
…でも、千陽に両手で頬を包まれ、半ば強引に口付けされると、そんなモヤモヤも少しずつ薄れていった。
千陽の鼻息が荒い。
たまにピクッと体が動いて、「んっ」と声が漏れ出る。
永那ちゃんが何かしているのはわかっても、顔を固定された状態では見れなかった。
それがまた変に想像を掻き立てられて、“嫉妬”って、こういうことなんだって思い知らされる。
私は今まで、なんてことを永那ちゃんにしてきたんだろう…。
なんてことを永那ちゃんにお願いしてしまったのだろう。
今更すぎる感情が、私を支配していく。
一方で、千陽が喜ぶ姿を見るのも嬉しいし、このぐちゃぐちゃした感情をどうすればいいのか、未だにわからない。
3人でシて、余計にわからなくなったような気もする。
嬉しいのとモヤモヤしたのと、楽しいのとヤキモチを妬く気持ちと。
“穂と千陽は、見てると、親友って感じがする”
親友…。
親友だから、千陽の喜ぶ姿を見るのが嬉しいってこと?
難しい。
私は、まだまだ何もわからないことばかりだ。
永那ちゃんとお付き合いする前は、いろんなことをわかっていたつもりになっていた。
でも本当に、わからないことばかり。
ホテルに泊まった日の朝、永那ちゃんと千陽の2人のやり取りを聞いていた。
違う部屋にはいたけど、ドアは開いていたから嫌でも聞こえてくる。
本を読もうとしても、1行も読み進められなかった。
永那ちゃんは“妬かせたい”と言っていた。
私が今までしてきたことへの仕返し…?
だとしたら、なんだか、ちょっと、永那ちゃん…意地悪…。
でも私が永那ちゃんを傷つけるようなことをしてきたのは事実で…。
仕返しされても仕方ない。
だけど…!!それでも…心にしこりが出来るみたいな感覚がある。
「ただいまー」
声が聞こえた瞬間、勢いよく2人から距離を取った。
永那ちゃんは相変わらず笑みを浮かべながらも、手を下ろして千陽から一歩離れた。
永那ちゃんが離れても、捲れていた服は千陽の胸に引っかかって、柔らかそうな白い肌を晒していた。
千陽は「ハァ」と息を吐いて、服の裾を下げる。
テーブルの上の教材を片付け始めるから、私も真似するようにノートを撫でた。
「おかえり、誉」
リビングに来た誉が頷いて、小走りに私達のそばに座った。
「千陽、ゲームしよ!」
「無理」
「えー!なんでー!?」
「気分じゃない」
「せっかく早く帰ってきたのに」
千陽が誉の頭を撫でて、帰る仕度を始める。
永那ちゃんもつられるように片付け始めた。
「次、千陽に会うのは学校かな?」
千陽が頷く。
2人を玄関まで見送って、私は小さなしこりを抱えたまま、夜を過ごした。
土曜日に入学式がある。
その準備のために、今日と金曜日は学校に行かなければならない。
先週と同じように、私が登校する前に永那ちゃんが家に来た。
ハグとキスを思う存分して、彼女に見送られる。
“これが日常だったらいいのにな”と強く願う。
入学式が終わると、月曜日には始業式。
火曜日から授業が始まる。
冬休みと春休み、期間は同じくらいの長さなのに、春休みのほうが早く終わってしまう感じがした。
永那ちゃんの舌が私の唇を舐めるから、それに絡める。
永那ちゃんの手が胸元で動くのがわかる。
私のこともさわってほしい…。
気づけば体を千陽に密着させていた。
永那ちゃんの手が千陽の胸を揉むたびに私の胸にも当たった。
先週のホテルのことを思い出す。
もう1回…シたい…。
千陽にギュッと抱きしめられ、同時に子宮がキュッと締まる感じがした。
彼女の体温があたたかくて、私の体温も上がっていく。
余計に永那ちゃんの手の甲が私に当たる。
絡み合って蕩けそうなキスに夢中になる。
モソモソと永那ちゃんの手が違う動きを始める。
重なり合っていた唇を離すと、千陽の服を捲っていた。
むぅっと睨むと、永那ちゃんが楽しそうに笑う。
視線を感じて千陽を見る。
千陽が上目遣いに私を見ていた。
ほんのりピンク色をした、上気したような顔をしていた。
艷やかなぷっくりした唇にすき間ができて、まるで誘われているみたいな気分になる。
ジッと見つめられ、私も見つめ、それが合図みたいに、吸い込まれるように彼女に近づく。
唇が触れ合う直前、視界に永那ちゃんが映る。
千陽の首筋を舐め、チュッと肌を吸う。
またモヤモヤした何かが心の中で膨れ上がった。
…でも、千陽に両手で頬を包まれ、半ば強引に口付けされると、そんなモヤモヤも少しずつ薄れていった。
千陽の鼻息が荒い。
たまにピクッと体が動いて、「んっ」と声が漏れ出る。
永那ちゃんが何かしているのはわかっても、顔を固定された状態では見れなかった。
それがまた変に想像を掻き立てられて、“嫉妬”って、こういうことなんだって思い知らされる。
私は今まで、なんてことを永那ちゃんにしてきたんだろう…。
なんてことを永那ちゃんにお願いしてしまったのだろう。
今更すぎる感情が、私を支配していく。
一方で、千陽が喜ぶ姿を見るのも嬉しいし、このぐちゃぐちゃした感情をどうすればいいのか、未だにわからない。
3人でシて、余計にわからなくなったような気もする。
嬉しいのとモヤモヤしたのと、楽しいのとヤキモチを妬く気持ちと。
“穂と千陽は、見てると、親友って感じがする”
親友…。
親友だから、千陽の喜ぶ姿を見るのが嬉しいってこと?
難しい。
私は、まだまだ何もわからないことばかりだ。
永那ちゃんとお付き合いする前は、いろんなことをわかっていたつもりになっていた。
でも本当に、わからないことばかり。
ホテルに泊まった日の朝、永那ちゃんと千陽の2人のやり取りを聞いていた。
違う部屋にはいたけど、ドアは開いていたから嫌でも聞こえてくる。
本を読もうとしても、1行も読み進められなかった。
永那ちゃんは“妬かせたい”と言っていた。
私が今までしてきたことへの仕返し…?
だとしたら、なんだか、ちょっと、永那ちゃん…意地悪…。
でも私が永那ちゃんを傷つけるようなことをしてきたのは事実で…。
仕返しされても仕方ない。
だけど…!!それでも…心にしこりが出来るみたいな感覚がある。
「ただいまー」
声が聞こえた瞬間、勢いよく2人から距離を取った。
永那ちゃんは相変わらず笑みを浮かべながらも、手を下ろして千陽から一歩離れた。
永那ちゃんが離れても、捲れていた服は千陽の胸に引っかかって、柔らかそうな白い肌を晒していた。
千陽は「ハァ」と息を吐いて、服の裾を下げる。
テーブルの上の教材を片付け始めるから、私も真似するようにノートを撫でた。
「おかえり、誉」
リビングに来た誉が頷いて、小走りに私達のそばに座った。
「千陽、ゲームしよ!」
「無理」
「えー!なんでー!?」
「気分じゃない」
「せっかく早く帰ってきたのに」
千陽が誉の頭を撫でて、帰る仕度を始める。
永那ちゃんもつられるように片付け始めた。
「次、千陽に会うのは学校かな?」
千陽が頷く。
2人を玄関まで見送って、私は小さなしこりを抱えたまま、夜を過ごした。
土曜日に入学式がある。
その準備のために、今日と金曜日は学校に行かなければならない。
先週と同じように、私が登校する前に永那ちゃんが家に来た。
ハグとキスを思う存分して、彼女に見送られる。
“これが日常だったらいいのにな”と強く願う。
入学式が終わると、月曜日には始業式。
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