いたずらはため息と共に

常森 楽

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7.向

470.序開

彼女の肩に腕を伸ばす。
「永那ちゃんの…永那ちゃんの、好きにシて?」
彼女の瞳が弧を描く。
「千陽みたいなこと言って」
「…真似してるわけじゃ、なくて…本当に、そう思うんだもん」
「ふーん?2人で影響し合って、どんどんエロくなってく」
「それは…永那ちゃんにとって、嬉しいこと?」
「うん」
「…良かった」
彼女が胸を寄せて、顔をうずめる。
「んっ」
気持ちいいところに指で刺激が与えられて、目を閉じた。
見えなくなると、より感覚が鋭くなる。
「ハァッ」
肌を舐められ、舌が通ったところが涼しく感じた。

「ホントに、好きにしちゃうよ?」
その言葉に胸がキュッと締め付けられた。
感覚としては、“ドキッ”にも近い。
でも、やっぱり“キュッ”だ。
「うん」
「私が好きにしたら、授業、サボることになっちゃうよ?いいの?」
チラリと時計を見て、頷く。
オンラインなのだから、元々リアルタイムで授業を受ける必要はない。
永那ちゃんに授業を受けさせてあげられないのは少し申し訳ない気もしたけれど、彼女を見た瞬間、その申し訳なさはなくなった。
彼女が濃艶に笑う。
永那ちゃん、きっと本当は勉強よりもエッチがしたかったんだ…。
私のために、ずっとそれを言わずにいてくれたのかも。
私はまた、そっと目を閉じた。
すぐに快楽が押し寄せてくる。
体の芯が熱くなって、着火されたのが自分でわかった。

彼女が膝を私の太ももの付け根に押しやる。
自然と脚が開き、彼女を受け入れる。
「穂、ちょっとおっぱい大きくなった?」
「わかんない…。ちょっと、張ってるかも…」
「もうすぐ生理だからかな。痛くない?」
「大丈夫」
「痛かったら教えてね」
頷くと、突起を舐められた。
「んっ」
乳房に押し込むように、舌が何度も往復する。
「ぁっ」
あいている突起は指で押し込まれ、くるくると指先で転がされた。
グッと奥歯を強く噛む。
くすぐったいような、ピリピリとした刺激が子宮に伝う。
「ぁぁッ」
甘噛みされて、指で抓まれて、体が震えだす。
「だめっ、んッ」
彼女の肩をギュッと掴んだ。
あっという間に果ててしまう。

直後、新たな刺激がやってくる。
器用に乳房を揉みながら、彼女は突起の先端を集中的に指先で挟んだ。
クリクリと捻られるたびに、さっきよりも強い官能を覚える。
「ハァッあっ」
彼女が首筋をしゃぶる。
チュゥッと音を立てて、わざと聞かせられているみたい。
全身が敏感になっているのか、吸われる首筋すら気持ち良く感じる。
「んぁっ、ぁあッ…んっ」
ガクガクと体を揺らす。
「穂、イくの早すぎない?」
「…気持ちいいんだもん」
「可愛いなあ、もう」

デコピンする時みたいに、指先で突起を弾かれる。
キスされ、口が塞がれ、息がし難くなって、頭がボーッとしてくる。
与えられる刺激だけが強調される世界。
太ももに挟まれた彼女の膝が奥に進んでくる。
最奥に到着すると、感度の高まった蕾が悦び勇んで、腰が浮く。
「フんんぅっ」
再び絶頂に達する。

口呼吸が出来ないようにキスされたまま、彼女が下腹部に触れた。
ビクッと体が跳ねる。
スウェットパンツのゴムは容易に彼女の手を招き入れる。
お尻の方からお腹にかけてショーツを1度撫でられただけでイってしまいそうになるほど、蕾がジンジンと熱い。
ショーツ越しに、割れ目に指を押し込まれる。
グチュッとした感覚で、余計に気持ちが昂った。
スッと彼女の手がショーツの中に入ってくる。
胸が期待で膨らむ前に、彼女の指が私の2つ目の心臓に触れた。
腫れ上がって、熱を持って、敏感な、2つ目の心臓。
私の蜜で滑りの良くなった彼女の指先が蕾を撫でる。
「んッ、んっ」
その動きは激しくないはずなのに、優しいはずなのに、いとも簡単に私を絶頂に導く。
必死に鼻で酸素を吸い込む。

「んっ…!」
何度か蕾に触れられると思ったのに、彼女はさわらずに、スルリと私のなかに入ってきた。
ビックリして、思わず唾を飲み込んだ。
パチパチと火花が散るようなイメージが浮かぶ。
子宮がキュゥキュゥと締まって、彼女を歓迎する。
クチュクチュと部屋に水音が響く。
体温が上がって、肌が湿る。
「んぅッ、んっ、ん…んんゥッ」
全身に一気に力が入って、震え、抜ける。
彼女の唇が離れ、やっと深く息を吸えた。
「ハァッ、ハァッ」
「気持ちいい?」
なんとか、頷く。

頷いたのとほぼ同時に、まるで答えはわかっていたのだとでも言うように、彼女の指がなかで動いた。
「んぁっ」
気持ちいい…。
足の指先まで気持ちよさが伝って、ピリピリする。
体の内側が熱い。
「あぁっ、んっ、ハァッあッ、あッ」
自分の喘ぎ声が脳に響いて、ぐらぐらと揺らす。
何度も果てる。
たまに胸に触れられ、それが心地良いと思えるほどに、快楽に溺れる。
汗が滴り落ちる。
「ああぁッ…!」
与えられた快楽が最上だと思っていたのに、彼女が奥深く入ってきて、更に上を知る。
感覚を思い出して、全身が狂喜する。
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