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第11話 同期コラボ! リモート企画
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さて───
俺の同期である野町オルネについて説明しなければならないだろう。
野町オルネ たけプロ4期生
登録者数は50万人。 押しも押されぬ人気VTuberで間違いない。
ギャル系女子高生。 ちなみに中の人も本当に10代だったりする。
オッドアイ(右が黄色 左が青)と流れるような金髪が特徴的だ。
男女問わず人気……いや、やはり男性人気が圧倒的なのか?
「……で、どうすれば良いと思いますか、たけし社長?」
「普通にやればいいでしょ? コラボ配信」
俺の代表的配信と言えばダンジョン配信だが、それをオルネとやるわけにはいかない。
そのため、会社でたけし社長に相談に来ていた。 だが、一刀両断された。
「あなた、気にし過ぎよ。ユニコーンなんて、角を折ってしまえばいいのよ」
このVTuber界隈、男性ファンが多い。
その中には女性VTuberを神聖視して、男性VTuberと絡む事を嫌うファン層も少なくはない。
『俺たちに見せてくれない笑顔をアイツには見せた』
『男は関わるな!』
『うあわあああああああああああ!!!』
そう言う過激な男性ファンの事をユニコーンと言う。
なお、これは冗談ではない。 マジなのだ。
俺のような男性VTuberが女性VTuberと絡む。 それだけで、炎上するリスクがある。
「そうは言っても……何か良い配信の企画ありませんか? 炎上しないような企画を」
「そうね。おしがま……」
「いや、何を薦めているんですか!」
「えぇ、おしがまって言うのは、VTuber界隈伝統の闇ゲーム。正式には、おしっこ我慢テトリスって言ってテトリスで負けた側がコップ一杯の水を一気飲みして、配信中におしっこを……」
「社長!?」
「冗談よ、冗談」
「嘘でしょ? 顔と目がマジでしたよ」
「それじゃ、こういうのはどうかしら?」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・・
「みんな元気! たけプロ4期生 野町オルカです!」
こうして、俺とオルカのコラボが始まった。
登録者数の多いオルカのチャンネルで配信だ。
「それじゃ、今日のコラボ相手! 私の同期であるライガくん!」
「……」と俺は無言だ。 画面では×マークをつけたマスクをつけている。
だが、俺の代わりに答える者がいた。
「はい、俺が獅堂ライガです。 オルネ、愛してるよ!」
間違っても俺が言わない言葉。 その言葉の主は、たけし社長だった。
『これは……リモコン企画だと!?』
『リモコン企画きちゃ!』
『これにはユニコーンもニッコリ』
『炎上対策助かる』
コメント欄のリスナーたちも、すぐに企画の趣旨を理解したみたいだ。
リモコン企画とは予定調和だ! この場合なら───
たけし社長が、喋らない俺の代わりにオルネと会話する。
それに合わせて(たけし社長に指示に合わせて)、俺が行動する。
そういうネタ企画であり、今回は────
「俺、ライガはダンジョンにいるぞおぉ! 今から釣りをして美味しい飯をオルネちゃんに食べさせてあげるからな。俺に惚れるなよ!」
――――と俺の代わりにたけし社長が喋った。
俺がダンジョンにある水場で釣りをする。それを離れた場所で(俺の物真似をした)たけし社長とオルネが見て雑談をする。
そういう企画というわけだ。 最後に捕まえた魚型モンスターを料理して2人に届けるのが目的となる。
「え~ ライガくん、そんなんだっけ? なんかチャラい!」
「うん、俺は君に惚れてるからな! キラッ☆」
「……(俺はそんな事言わない!)」と俺は言葉を発しない代わりにリアクションを取る。
だが、たけし社長は無視して進める。
「オルネちゃんは、俺のどこが好き?」
「も~ そんな事言ったら、ライガくんのファンに嫉妬されちゃうよ」
「おっと! それはまずいなぁ。俺の大切な子猫ちゃんたちを傷つけてしまうぜ」
「……(ドンドンドン!)」と俺は台パン代わりに足で地面を踏み付けた。
俺は、そんな事を言わない!(2回目!)
「おい、リモコン! 早く釣りしろ!」
「くっ!」と俺はたけし社長の指示に従って釣りを始める。
場所はダンジョン。
俺が手にした竿は鋼鉄製。 糸も特殊なワイヤーが使われていて、餌もダンジョンで採取した虫型モンスターだ。
はっきり言って、配信で説明したい自慢の一品なのだが……
「ふん」と餌を投げ込んだ。 水面は静かで、残念ながら魚の気配はない。
「釣れないなぁ」と俺の声真似をした社長。
「釣れないね」とオルネも真似をした。
「……(釣れないって言うな! 釣りって、そういうもんだろ!)」
俺は無言の抗議を送ったが、その時だった。
竿がしなり始める。 手に力が伝わって来る。
獲物がかかった! と俺は2人に反応を送った。
少し遅れてから、社長が気づいた。
「あれ? 竿がしなって……魚が餌に食い付いてるぞ!」
「え? 本当だ。これ釣れるの? 凄い、凄い!」
水面に影が見えてきた。徐々に影が濃くなっていく。
「……(ふん!)」と竿を上げると────
「きゃあぁぁぁぁぁぁぁ!」と女性陣2人が悲鳴を上げた。
釣れたモンスターはチョボギョ。 弱モンスターの代表とされているやつだ。
見た目は巨大な魚だけど、下半身に人間のような足は生えてる。
それが悲鳴を上げてる女子2人は不気味に思えただろう。
「うん……まぁ、味は悪くないらしいからな」
素早く、チョボギョを〆る。 それから、俺の背中にある収納空間《アイテムボックス》にしまい込んだ。
「え、えっとライガくんも悲鳴上げてなかった?」
「い、いや、ちげぇし! あれは気合の雄たけびだし!」
「ふ~ん、ライガくんってそんな感じなんだ。可愛い!」
「おい、止めろ。炎上しちまうぜ!」
2人の寸劇にコメントも反応を示す。
『変だな。段々と本物のライガに見えてきた』
『確かに! 社長のライガ、似てきてるw』
『短時間でモノマネ精度が上がってる。さす社長!』
……似てねぇよ。 俺はツッコミを入れたくなった。
自由に喋れたら、声を上げていただろう。
そんな時だった。
(ん? 竿の反応が、今までと違うぞ。これももしかしら……大物か?)
「おいおい! コイツは大物の予感だぜ! オルネちゃんも期待してて待っててくれよな。マイ・ハニー?」
「あら、素敵。すごいわ、私のダーリン! キャっ!」
(コイツ等、ふざけ始めたぞ! 俺が真面目に釣りをしてる時に────このっ!)
俺は釣り上げた。
さっきのチョボギョと同じ種類。ただしサイズが違う。
見上げるほどに巨大。 しかも全身が金色だ。
「うぉ!(やべぇ! 巨大化モンスター! それも色違いだ!)」
興奮のあまり、思わず声が漏れてしまった。
たまにいる。 従来のモンスターとは色が違う希少種が!
それに巨大化しているモンスターとなると…… 天文学数字の確率で出現する超レアモンスターだ!
俺だって、目にしたことのないレアモンスターだ。
絶対に捕まえてやる。テンションが上がって来たぞ!
俺の同期である野町オルネについて説明しなければならないだろう。
野町オルネ たけプロ4期生
登録者数は50万人。 押しも押されぬ人気VTuberで間違いない。
ギャル系女子高生。 ちなみに中の人も本当に10代だったりする。
オッドアイ(右が黄色 左が青)と流れるような金髪が特徴的だ。
男女問わず人気……いや、やはり男性人気が圧倒的なのか?
「……で、どうすれば良いと思いますか、たけし社長?」
「普通にやればいいでしょ? コラボ配信」
俺の代表的配信と言えばダンジョン配信だが、それをオルネとやるわけにはいかない。
そのため、会社でたけし社長に相談に来ていた。 だが、一刀両断された。
「あなた、気にし過ぎよ。ユニコーンなんて、角を折ってしまえばいいのよ」
このVTuber界隈、男性ファンが多い。
その中には女性VTuberを神聖視して、男性VTuberと絡む事を嫌うファン層も少なくはない。
『俺たちに見せてくれない笑顔をアイツには見せた』
『男は関わるな!』
『うあわあああああああああああ!!!』
そう言う過激な男性ファンの事をユニコーンと言う。
なお、これは冗談ではない。 マジなのだ。
俺のような男性VTuberが女性VTuberと絡む。 それだけで、炎上するリスクがある。
「そうは言っても……何か良い配信の企画ありませんか? 炎上しないような企画を」
「そうね。おしがま……」
「いや、何を薦めているんですか!」
「えぇ、おしがまって言うのは、VTuber界隈伝統の闇ゲーム。正式には、おしっこ我慢テトリスって言ってテトリスで負けた側がコップ一杯の水を一気飲みして、配信中におしっこを……」
「社長!?」
「冗談よ、冗談」
「嘘でしょ? 顔と目がマジでしたよ」
「それじゃ、こういうのはどうかしら?」
・・・
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「みんな元気! たけプロ4期生 野町オルカです!」
こうして、俺とオルカのコラボが始まった。
登録者数の多いオルカのチャンネルで配信だ。
「それじゃ、今日のコラボ相手! 私の同期であるライガくん!」
「……」と俺は無言だ。 画面では×マークをつけたマスクをつけている。
だが、俺の代わりに答える者がいた。
「はい、俺が獅堂ライガです。 オルネ、愛してるよ!」
間違っても俺が言わない言葉。 その言葉の主は、たけし社長だった。
『これは……リモコン企画だと!?』
『リモコン企画きちゃ!』
『これにはユニコーンもニッコリ』
『炎上対策助かる』
コメント欄のリスナーたちも、すぐに企画の趣旨を理解したみたいだ。
リモコン企画とは予定調和だ! この場合なら───
たけし社長が、喋らない俺の代わりにオルネと会話する。
それに合わせて(たけし社長に指示に合わせて)、俺が行動する。
そういうネタ企画であり、今回は────
「俺、ライガはダンジョンにいるぞおぉ! 今から釣りをして美味しい飯をオルネちゃんに食べさせてあげるからな。俺に惚れるなよ!」
――――と俺の代わりにたけし社長が喋った。
俺がダンジョンにある水場で釣りをする。それを離れた場所で(俺の物真似をした)たけし社長とオルネが見て雑談をする。
そういう企画というわけだ。 最後に捕まえた魚型モンスターを料理して2人に届けるのが目的となる。
「え~ ライガくん、そんなんだっけ? なんかチャラい!」
「うん、俺は君に惚れてるからな! キラッ☆」
「……(俺はそんな事言わない!)」と俺は言葉を発しない代わりにリアクションを取る。
だが、たけし社長は無視して進める。
「オルネちゃんは、俺のどこが好き?」
「も~ そんな事言ったら、ライガくんのファンに嫉妬されちゃうよ」
「おっと! それはまずいなぁ。俺の大切な子猫ちゃんたちを傷つけてしまうぜ」
「……(ドンドンドン!)」と俺は台パン代わりに足で地面を踏み付けた。
俺は、そんな事を言わない!(2回目!)
「おい、リモコン! 早く釣りしろ!」
「くっ!」と俺はたけし社長の指示に従って釣りを始める。
場所はダンジョン。
俺が手にした竿は鋼鉄製。 糸も特殊なワイヤーが使われていて、餌もダンジョンで採取した虫型モンスターだ。
はっきり言って、配信で説明したい自慢の一品なのだが……
「ふん」と餌を投げ込んだ。 水面は静かで、残念ながら魚の気配はない。
「釣れないなぁ」と俺の声真似をした社長。
「釣れないね」とオルネも真似をした。
「……(釣れないって言うな! 釣りって、そういうもんだろ!)」
俺は無言の抗議を送ったが、その時だった。
竿がしなり始める。 手に力が伝わって来る。
獲物がかかった! と俺は2人に反応を送った。
少し遅れてから、社長が気づいた。
「あれ? 竿がしなって……魚が餌に食い付いてるぞ!」
「え? 本当だ。これ釣れるの? 凄い、凄い!」
水面に影が見えてきた。徐々に影が濃くなっていく。
「……(ふん!)」と竿を上げると────
「きゃあぁぁぁぁぁぁぁ!」と女性陣2人が悲鳴を上げた。
釣れたモンスターはチョボギョ。 弱モンスターの代表とされているやつだ。
見た目は巨大な魚だけど、下半身に人間のような足は生えてる。
それが悲鳴を上げてる女子2人は不気味に思えただろう。
「うん……まぁ、味は悪くないらしいからな」
素早く、チョボギョを〆る。 それから、俺の背中にある収納空間《アイテムボックス》にしまい込んだ。
「え、えっとライガくんも悲鳴上げてなかった?」
「い、いや、ちげぇし! あれは気合の雄たけびだし!」
「ふ~ん、ライガくんってそんな感じなんだ。可愛い!」
「おい、止めろ。炎上しちまうぜ!」
2人の寸劇にコメントも反応を示す。
『変だな。段々と本物のライガに見えてきた』
『確かに! 社長のライガ、似てきてるw』
『短時間でモノマネ精度が上がってる。さす社長!』
……似てねぇよ。 俺はツッコミを入れたくなった。
自由に喋れたら、声を上げていただろう。
そんな時だった。
(ん? 竿の反応が、今までと違うぞ。これももしかしら……大物か?)
「おいおい! コイツは大物の予感だぜ! オルネちゃんも期待してて待っててくれよな。マイ・ハニー?」
「あら、素敵。すごいわ、私のダーリン! キャっ!」
(コイツ等、ふざけ始めたぞ! 俺が真面目に釣りをしてる時に────このっ!)
俺は釣り上げた。
さっきのチョボギョと同じ種類。ただしサイズが違う。
見上げるほどに巨大。 しかも全身が金色だ。
「うぉ!(やべぇ! 巨大化モンスター! それも色違いだ!)」
興奮のあまり、思わず声が漏れてしまった。
たまにいる。 従来のモンスターとは色が違う希少種が!
それに巨大化しているモンスターとなると…… 天文学数字の確率で出現する超レアモンスターだ!
俺だって、目にしたことのないレアモンスターだ。
絶対に捕まえてやる。テンションが上がって来たぞ!
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