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第65話 Uberライガでござる その②
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『樹蝕獣フォリウス』
昆虫と植物の両方の性質を併せ持つボスモンスター。
高速移動が特徴のはずだが、俺の接近を簡単に許す。 その理由は―――
「やっぱり出したか。 カブトムシみたいな見た目のくせに!」
樹蝕獣《フォリウス》が出したのは鎌だ。 もちろん、本物の鎌ではない。
カマキリのよう腕……鎌の形状で、切れ味を有した武器。
しかし、対峙する俺からしてみたら……
「鎌というよりも、まるで日本刀だな」
刃が怪しく輝いて見える。 昆虫の顔も怪しく笑っているように見える。
だからだろうか? その攻撃は───高速の抜刀術だった。
斬。 ――――遅れて宙を切る音がした。
空を裂くような一閃
「速っ! ただでさえ素の動きが速いのに……無茶して接近戦に持ち込んでも高速攻撃が飛んでくるのかよ!」
俺は文句を言いながら、高速の斬撃────樹蝕獣《フォリウス》の鎌を掴んだ。
そして、投げ。 樹蝕獣《フォリウス》の体を地面に叩きつけた。
『はぁ!?』
『苦戦してる事を言いながら、簡単に投げ飛ばすな!!!』
『言ってる事とやってる事が違うのじゃが???』
なぜだろう? コメント欄では非難が……
「い、いや、これが正しい樹蝕獣の攻略法なんだよ」
高速機動が可能な樹蝕獣《フォリウス》の体は見た目以上に軽い。 掴んでしまえば、簡単に投げれる。
ひっくり返して、地面に抑えつけると何もできなくなるんだぜ、コイツ。
「ん~ まぁ、目的の食材を手に入れるか」
俺は、鎌から手を離して、瞬時に拳を叩きつけた。
『うわぁ! なんか液体が出てきた!』
『なにこれ? 毒?』
『見た目、グロっ!』
「大丈夫、大丈夫」と俺は用意してた瓶に液体を入れてながら、説明をする。
「コイツは毒じゃないぜ。天然の甘味物だ」
『え? 天然の甘味物って何?』
『あっ サトウカエデと似た種類の植物なのか!』
『サトウ……あっ砂糖? 違うか……』
「サトウカエデ。これを煮込んで、不純物を取り除くとメープルシロップができる」
『へぇ~ メープルシロップって樹液なのか!』
『初めて知ったわ』
『と言う事は、今回の料理はスイーツ系?』
おっと、ネタバレが過ぎたかな? 視聴者のお楽しみが減ってしまう。
「……というわけで、目的の食材を1つゲットだぜ。スタジオの禍代たむさん! どうですか!?」
「もぐもぐ……え? ミュートになってない? 音声が届いて───はい、禍代たむです! しっかりとライガくんの活躍は、この目で見届けさせていただきました(キリッ!)」
「絶対、何かたべてたよなぁ? あの料理配信中に食事するの止めて貰っていいですか?」
「いやいや、そ、そんなわけないじゃん。え? なに兎岸ちゃんも喋りたいって?」
「はぁい、兎岸たましぃです! たむちゃん、今までうどんを食べてました!!!」
「わぁ! 裏切った! 兎岸ちゃんが食べても良いですよって!」
「はい、こちらはスタジオの兎岸たましぃと────」
「え? もう中継終わり? 禍代たむでした。現場に返します!」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
樹蝕獣フォリウスを討伐して、目的であるメープルシロップ(その原料)と手に入れた俺は、別の階層に高速で移動。
迷宮《ダンジョン》には昇降機《エレベーター》が存在している。
誰が作ったのか? レトロで手作り感のある昇降機であるが……おそらくは人間が作った物ではないだろう。
では、何が昇降機なんて物を作ったのか? 答えは、まだない。
「得体の知れない物だが……今は急ぎだ。ありがたく使わせてもらうぜ!」
兵は神速を好む。そんな言葉があるが、配信と視聴者も神速を好む。
つまり、早い展開で視聴者を飽きさせないのが配信者として心掛けってわけだぜ。
完全に昇降機が停止する前に飛び降りて、疾走する。 この舞台《ステージ》は森だ。
さっきの階層も森だったが、この階層は少し違う。
『なんで、こんなに暗いの?』
『いや、森全体が……木々が黒い?』
『でも何で? あっ!』
視聴者が気づいたのは、黒い木々に擬態……あるいは迷彩で隠れていた黒いモンスターたちだ。
黒い動物系のモンスターたち。 熊や大鹿、猪……角の生えた兎や大鷲が飛び出して来た。
アメリカのアニメ、カトゥーンに登場しそうな可愛らしい動物たちだが……
「一応、視聴者にも説明するけど、可愛いのは見た目だけだからな。コイツ等、ただの猛獣系モンスターで狂暴だぞ」
熊は爪を振り落としてくる。 普通の人間なら一撃で昇天する威力だろう。
続けて大鹿の角が迫り、それを避けると猪の体当たりだ。
さらにコチラの油断を狙って兎の角が、大鷲の嘴が光って見える。
それらを全て回避する。 それから「よっ!」と気合を入れて反撃。
3秒に満たない時間で全滅させてみせた。
『うわぁ、手加減なし!』
『余裕すぎ!』
『うん、可哀想なのは可愛いので問題なし』
視聴者も俺の配信スタイルに慣れてきたみたいだ。
可愛い動物を虐待して可哀想! なんて炎上する心配はないみたいだ。
「よし、もっと飛ばすぞ! 急がないとコラボ相手の2人が、うどんのつまみ食いするからな!」
そうして、また新しいボスの部屋の前に到着。 扉を開ける。
部屋の中には、巨樹が1本だけ立っていた。
『木!?』
『黒い木だけ……ボスはどこ?』
『もしかして、あの木が?』
おっ! 察しが良いね!
「その通り、あの巨樹が階層のボスだ。 名前は『黒樹の主』 名前の通り植物系《トレント》のボスモンスターだ」
さて、視聴者への紹介が終わるのを待ってくれていたわけじゃないだろうが……
丁度、良いタイミングで『黒樹の主』が動き出した。
木の枝の触手のように動き出す。 ウネウネと不気味な動き。
根が地面から盛り上がり、ムカデの足のように動き出す。
そして、正面の幹の部分には鬼のような顔を浮き出してきた。
「これは『黒樹の主』の戦闘形態と言うべきかな? うん、相変わらず強そうだぜ」
俺は大地を踏み込んで、『黒樹の主』 カカオトレント・ドロームに先制攻撃を仕掛けた。
昆虫と植物の両方の性質を併せ持つボスモンスター。
高速移動が特徴のはずだが、俺の接近を簡単に許す。 その理由は―――
「やっぱり出したか。 カブトムシみたいな見た目のくせに!」
樹蝕獣《フォリウス》が出したのは鎌だ。 もちろん、本物の鎌ではない。
カマキリのよう腕……鎌の形状で、切れ味を有した武器。
しかし、対峙する俺からしてみたら……
「鎌というよりも、まるで日本刀だな」
刃が怪しく輝いて見える。 昆虫の顔も怪しく笑っているように見える。
だからだろうか? その攻撃は───高速の抜刀術だった。
斬。 ――――遅れて宙を切る音がした。
空を裂くような一閃
「速っ! ただでさえ素の動きが速いのに……無茶して接近戦に持ち込んでも高速攻撃が飛んでくるのかよ!」
俺は文句を言いながら、高速の斬撃────樹蝕獣《フォリウス》の鎌を掴んだ。
そして、投げ。 樹蝕獣《フォリウス》の体を地面に叩きつけた。
『はぁ!?』
『苦戦してる事を言いながら、簡単に投げ飛ばすな!!!』
『言ってる事とやってる事が違うのじゃが???』
なぜだろう? コメント欄では非難が……
「い、いや、これが正しい樹蝕獣の攻略法なんだよ」
高速機動が可能な樹蝕獣《フォリウス》の体は見た目以上に軽い。 掴んでしまえば、簡単に投げれる。
ひっくり返して、地面に抑えつけると何もできなくなるんだぜ、コイツ。
「ん~ まぁ、目的の食材を手に入れるか」
俺は、鎌から手を離して、瞬時に拳を叩きつけた。
『うわぁ! なんか液体が出てきた!』
『なにこれ? 毒?』
『見た目、グロっ!』
「大丈夫、大丈夫」と俺は用意してた瓶に液体を入れてながら、説明をする。
「コイツは毒じゃないぜ。天然の甘味物だ」
『え? 天然の甘味物って何?』
『あっ サトウカエデと似た種類の植物なのか!』
『サトウ……あっ砂糖? 違うか……』
「サトウカエデ。これを煮込んで、不純物を取り除くとメープルシロップができる」
『へぇ~ メープルシロップって樹液なのか!』
『初めて知ったわ』
『と言う事は、今回の料理はスイーツ系?』
おっと、ネタバレが過ぎたかな? 視聴者のお楽しみが減ってしまう。
「……というわけで、目的の食材を1つゲットだぜ。スタジオの禍代たむさん! どうですか!?」
「もぐもぐ……え? ミュートになってない? 音声が届いて───はい、禍代たむです! しっかりとライガくんの活躍は、この目で見届けさせていただきました(キリッ!)」
「絶対、何かたべてたよなぁ? あの料理配信中に食事するの止めて貰っていいですか?」
「いやいや、そ、そんなわけないじゃん。え? なに兎岸ちゃんも喋りたいって?」
「はぁい、兎岸たましぃです! たむちゃん、今までうどんを食べてました!!!」
「わぁ! 裏切った! 兎岸ちゃんが食べても良いですよって!」
「はい、こちらはスタジオの兎岸たましぃと────」
「え? もう中継終わり? 禍代たむでした。現場に返します!」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
樹蝕獣フォリウスを討伐して、目的であるメープルシロップ(その原料)と手に入れた俺は、別の階層に高速で移動。
迷宮《ダンジョン》には昇降機《エレベーター》が存在している。
誰が作ったのか? レトロで手作り感のある昇降機であるが……おそらくは人間が作った物ではないだろう。
では、何が昇降機なんて物を作ったのか? 答えは、まだない。
「得体の知れない物だが……今は急ぎだ。ありがたく使わせてもらうぜ!」
兵は神速を好む。そんな言葉があるが、配信と視聴者も神速を好む。
つまり、早い展開で視聴者を飽きさせないのが配信者として心掛けってわけだぜ。
完全に昇降機が停止する前に飛び降りて、疾走する。 この舞台《ステージ》は森だ。
さっきの階層も森だったが、この階層は少し違う。
『なんで、こんなに暗いの?』
『いや、森全体が……木々が黒い?』
『でも何で? あっ!』
視聴者が気づいたのは、黒い木々に擬態……あるいは迷彩で隠れていた黒いモンスターたちだ。
黒い動物系のモンスターたち。 熊や大鹿、猪……角の生えた兎や大鷲が飛び出して来た。
アメリカのアニメ、カトゥーンに登場しそうな可愛らしい動物たちだが……
「一応、視聴者にも説明するけど、可愛いのは見た目だけだからな。コイツ等、ただの猛獣系モンスターで狂暴だぞ」
熊は爪を振り落としてくる。 普通の人間なら一撃で昇天する威力だろう。
続けて大鹿の角が迫り、それを避けると猪の体当たりだ。
さらにコチラの油断を狙って兎の角が、大鷲の嘴が光って見える。
それらを全て回避する。 それから「よっ!」と気合を入れて反撃。
3秒に満たない時間で全滅させてみせた。
『うわぁ、手加減なし!』
『余裕すぎ!』
『うん、可哀想なのは可愛いので問題なし』
視聴者も俺の配信スタイルに慣れてきたみたいだ。
可愛い動物を虐待して可哀想! なんて炎上する心配はないみたいだ。
「よし、もっと飛ばすぞ! 急がないとコラボ相手の2人が、うどんのつまみ食いするからな!」
そうして、また新しいボスの部屋の前に到着。 扉を開ける。
部屋の中には、巨樹が1本だけ立っていた。
『木!?』
『黒い木だけ……ボスはどこ?』
『もしかして、あの木が?』
おっ! 察しが良いね!
「その通り、あの巨樹が階層のボスだ。 名前は『黒樹の主』 名前の通り植物系《トレント》のボスモンスターだ」
さて、視聴者への紹介が終わるのを待ってくれていたわけじゃないだろうが……
丁度、良いタイミングで『黒樹の主』が動き出した。
木の枝の触手のように動き出す。 ウネウネと不気味な動き。
根が地面から盛り上がり、ムカデの足のように動き出す。
そして、正面の幹の部分には鬼のような顔を浮き出してきた。
「これは『黒樹の主』の戦闘形態と言うべきかな? うん、相変わらず強そうだぜ」
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