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第85話 お好み焼き対決?
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俺は失念していた。
たけプロ3期生 赤崎フユカは広島県民だったことを……
これはいつも通り、料理配信をするためにダンジョンで材料集めをしていた事に起きた事である。
「よし! ようやく黒オークの肉を手に入れたぞ」
『おめでとう!』
『周回《マラソン》完走おめでとう!』
『タイムは……3時間13分だ!』
『いつの間にか、俺たち耐久配信に付き合ってたぜ!』
狙っていた食材が手に入らず、何度も同じモンスター(黒オーク)を探して、戦闘をしていた。
コメントが正しければ3時間の長丁場。 だからだろうか?
普段よりも考えが乱れて、失言をしてしまったのは……
「それじゃ、今日の料理! お好み焼きを作っていくぜ」
『おぉ! 調理の時間だあぁぁぁ!』
『888888』
『広島風? 関西風?』
「今回は、アルラウネを倒して、新鮮なキャベツが大量に手に入ったから、広島焼きを作っていこうと……え?」
俺はコメントの変化に気づいた。
『あっ……それはまずい』
『ヤバい、お好み焼き警察が来るぞ』
『あっ、もういる!?』
ん? ん? ん? みんな、何を言っているんだ?
俺の知らない流れが始まっている。 何か話題があったのか?
そんな時に流れているコメントが目に止まる。
『フユカちゃんもよう見とる』
「あぁ、フユカ先輩がコメントしてくれたのか……何て言ってたんだ?」
俺はコメント欄を遡って、先輩のコメントを探すと───
赤崎フユカ
『広島焼きという料理は存在しません。広島風ではありません。お好み焼きはお好み焼きという料理です!』
え? 本当に怒ってる? なんで?
そんな……1万円のスパチャでコメントするなんて!
赤崎フユカ
『やれやれ、本物のお好み焼きを食べた事がないようだ。明日、また来てください。本物のお好み焼きを食べさせてあげますよ』
「そんな、美味しんぼみたいなコメントを……いや、赤スパを連投するの止めて貰って良いですか!」
赤崎フユカ
『それじゃ、やるぞぉ! お好み焼き対決を!!!』
こうして、俺とフユカ先輩のコラボが決まってしまった。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・・
というわけで赤崎フユカ先輩のチャンネルでお好み焼き対決のコラボ配信をする事になった。
「たけプロ3期生の赤崎フユカだぜ! 今回はお好み焼き対決をしていくぜ!」
「えっと……俺の尻尾は幸福の証? 人間系VTuberの獅堂ライガだよ~?」
彼女が言うには、挨拶を交換して配信を始めるのが、たけプロ伝統で決闘の掟らしい。 なにそれ、知らない!
「私、広島出身の赤崎フユカですが……何とライガくんは私の前で、お好み焼きを何と言ったのでしょうか? 覚えていますよね?」
「はい、広島焼きと……」
「ふん!」と彼女は、台パン(机を叩いて)強く抗議してきた。
遺憾の意が強い!
「このような我々、広島県民にとって許さざる屈辱があり、対決することになりました。では、今回の審査員を紹介していきます」
「ちわ! たけプロ1期生 阿波ノンカです! 完全に敵地に迷い混んだ関西人やけども、がんばるで!」
「わぁ、拍手! でも、ノンカちゃんは関西出身じゃなくて徳島出身だよ?」
「ちゃうねん! 四国でも徳島は関西よりの───」
「はい、次の人! 自己紹介をどーぞ!」
「たけプロ4期生 野町オルネ! 今日はライガの応援に来ました!」
「わぁ! オルネちゃん、久しぶり! 今日も、てぇてぇ営業が絶好調だね!」
「えぇ! 違いますよ! てぇてぇ営業じゃなくて本気で───」
「はい、同期にガチ恋ってどうなんでしょうか? 次はラスト!」
「私、たけプロ社長の! たけプロ社長のGO・D・たけしでございます!」
「ようこそ! ちなみに社長は、どちら派閥でしょうか? 」
「え? 私、関西風とか広島風とか違いがわからないのよね。どっちもお好み焼きじゃないの?」
社長の発言で、空気がピシッと凍りついた気がした。
たけプロ3期生 赤崎フユカは広島県民だったことを……
これはいつも通り、料理配信をするためにダンジョンで材料集めをしていた事に起きた事である。
「よし! ようやく黒オークの肉を手に入れたぞ」
『おめでとう!』
『周回《マラソン》完走おめでとう!』
『タイムは……3時間13分だ!』
『いつの間にか、俺たち耐久配信に付き合ってたぜ!』
狙っていた食材が手に入らず、何度も同じモンスター(黒オーク)を探して、戦闘をしていた。
コメントが正しければ3時間の長丁場。 だからだろうか?
普段よりも考えが乱れて、失言をしてしまったのは……
「それじゃ、今日の料理! お好み焼きを作っていくぜ」
『おぉ! 調理の時間だあぁぁぁ!』
『888888』
『広島風? 関西風?』
「今回は、アルラウネを倒して、新鮮なキャベツが大量に手に入ったから、広島焼きを作っていこうと……え?」
俺はコメントの変化に気づいた。
『あっ……それはまずい』
『ヤバい、お好み焼き警察が来るぞ』
『あっ、もういる!?』
ん? ん? ん? みんな、何を言っているんだ?
俺の知らない流れが始まっている。 何か話題があったのか?
そんな時に流れているコメントが目に止まる。
『フユカちゃんもよう見とる』
「あぁ、フユカ先輩がコメントしてくれたのか……何て言ってたんだ?」
俺はコメント欄を遡って、先輩のコメントを探すと───
赤崎フユカ
『広島焼きという料理は存在しません。広島風ではありません。お好み焼きはお好み焼きという料理です!』
え? 本当に怒ってる? なんで?
そんな……1万円のスパチャでコメントするなんて!
赤崎フユカ
『やれやれ、本物のお好み焼きを食べた事がないようだ。明日、また来てください。本物のお好み焼きを食べさせてあげますよ』
「そんな、美味しんぼみたいなコメントを……いや、赤スパを連投するの止めて貰って良いですか!」
赤崎フユカ
『それじゃ、やるぞぉ! お好み焼き対決を!!!』
こうして、俺とフユカ先輩のコラボが決まってしまった。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・・
というわけで赤崎フユカ先輩のチャンネルでお好み焼き対決のコラボ配信をする事になった。
「たけプロ3期生の赤崎フユカだぜ! 今回はお好み焼き対決をしていくぜ!」
「えっと……俺の尻尾は幸福の証? 人間系VTuberの獅堂ライガだよ~?」
彼女が言うには、挨拶を交換して配信を始めるのが、たけプロ伝統で決闘の掟らしい。 なにそれ、知らない!
「私、広島出身の赤崎フユカですが……何とライガくんは私の前で、お好み焼きを何と言ったのでしょうか? 覚えていますよね?」
「はい、広島焼きと……」
「ふん!」と彼女は、台パン(机を叩いて)強く抗議してきた。
遺憾の意が強い!
「このような我々、広島県民にとって許さざる屈辱があり、対決することになりました。では、今回の審査員を紹介していきます」
「ちわ! たけプロ1期生 阿波ノンカです! 完全に敵地に迷い混んだ関西人やけども、がんばるで!」
「わぁ、拍手! でも、ノンカちゃんは関西出身じゃなくて徳島出身だよ?」
「ちゃうねん! 四国でも徳島は関西よりの───」
「はい、次の人! 自己紹介をどーぞ!」
「たけプロ4期生 野町オルネ! 今日はライガの応援に来ました!」
「わぁ! オルネちゃん、久しぶり! 今日も、てぇてぇ営業が絶好調だね!」
「えぇ! 違いますよ! てぇてぇ営業じゃなくて本気で───」
「はい、同期にガチ恋ってどうなんでしょうか? 次はラスト!」
「私、たけプロ社長の! たけプロ社長のGO・D・たけしでございます!」
「ようこそ! ちなみに社長は、どちら派閥でしょうか? 」
「え? 私、関西風とか広島風とか違いがわからないのよね。どっちもお好み焼きじゃないの?」
社長の発言で、空気がピシッと凍りついた気がした。
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