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第113話 ダンジョン専用建設機械『玄武』その4
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新しい姿を見せた『玄武』
それは前例のないモンスターだった。
最新の戦闘機械。それが原始的な植物系モンスターと融合したのだ。
それでいて、その動きはまるで────
「まるで獣だな!」
四足歩行の狼を連想させるフォルム。 その狂暴性が俺に向かっている。
「やれやれ、そこまで恨まれる筋合いもないけど───まぁ、やるか!」
詠唱開始
『この身は火種 この声が火薬 戦場に立てば 一瞬で火薬』
『灰になるまで魂に音を刻む 燃えろよ ! 俺の魔力!』
『炎獄崩壊《エクスプロージョン》』
魔法使いである俺が使用できる火系の魔法。 その最強クラスの魔法を発射させた。
赤い閃光と轟音。 それが『玄武』の体を貫く。
「......あっ! やばい、中に人が乗っているのを忘れていた!」
手加減抜きで、ぶっ放してしまった。 中の人は大丈夫だよな?
だが、胸部を貫かれ、全身に炎が包まれていても『玄武』は動き続けていた。
「う~ん、内部に大量の水分を保有するタイプの植物系だったかな? たまに属性を無視して火を無効化する植物系モンスターっているんだよなぁ」
最初から炎を身に纏うモンスターだったかのように、『玄武』は俊敏な動きで接近してきた。
戦闘ロボの時にはなかった俊敏性だ。 その速度のまま体当たりだ。
「ん!? う、うわぁ!」と俺の吹き飛んでしまった。
「そうだよな。トレントは超重量級のモンスターだ。それと融合したら、体当たりの衝撃も強くなって───あれ? うわぁ! 服に火が! 引火したぁぁぁ!!!」
『玄武』のドリル攻撃を食らって、ボロボロ状態の服。
それに火がついた! 熱いぃぃぃぃ!
「誰だよ! あいつを火だるまにした奴は! ───いや、俺だけどよおぉ!」
まだ『玄武』を火を纏って、飛び上がっては落下攻撃をしてきた。
避けるだけなら簡単だが、落下の衝撃で地震が起き、僅かにバランスが崩れる。
僅かな隙。 だが、『玄武』のパイロットは、それを見逃してくれなかった。
「また、四本アームの有線攻撃!? ワイヤーは切断したはず───いや、トレントの枝でやってるのかい!」
俺の回避能力が落ちたタイミング。 ドリルとスタンガンが誘導弾のように迫ってきた。
ドリル2本
スタンガン2本
ドリルが威嚇するように音を立てて、前方から飛んでくる。
それを避けると───
「けど、これは罠だろ! 本命はスタンガン!」
俺の死角を狙って、2つのスタンガンが背後と真横から攻撃をしてきた。
相手の死角に回り込んで攻撃を続けると言う───オールレンジ攻撃!
「後ろにも目を付けろ って言葉を覚えていて良かったぜ!」
スタンガンは弾き落す。 だが、続けて左右からのドリル攻撃と本体───『玄武』が突進してくる!
3方向での攻撃。
突進が本命なのだろう。 ドリル攻撃が速い。 俺が避けるタイミングで突進をぶつけて来る戦術……なら!
俺はドリルを防御する。 腕が削られるような痛み───だが、ドリルを掴み潰す。
燃えたままで仕掛けて来る『玄武』の特攻攻撃。 奪い取ったドリルを武器にして───
「───この! これで止まれ!」
衝突。
両足を浮き上がるような衝撃に耐える。
『玄武』の動きが止まる。 だが、その牙を見せて、俺の体を食らおうとしてくる。
「そうはさせるか! ぬうぅぅおおおお!」
そのまま俺は『玄武』の体を持ち上げる。 数十トンの重量……僅かに浮き上がる。
俺は、それを持ち上げて、後方に反り投げる。
投げ飛ばした衝撃。 ダンジョンに小さな地震が起きて───『玄武』は動きを止めた。
~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~
結局、『ダンジョン保護団体』は連行されて行った。
『玄武』に乗っていたパイロットは外国人で元軍人だったらしいが……それにしても、熟練のパイロットのように建機(戦闘ロボ)を操縦できるのは解せない。
「しかし、なんで彼等はこんな事をしたんだ?」
俺のシンプルな疑問に本田さんは簡単に答えてくれた。
「海外の環境保護団体が絵画を汚したり、道路で座り込むニュースがあったろ?」
「あぁ、ありましたね。あれも一体……」
「世の中には、環境保護団体に対する支援団体ってのがあるんだ」
「環境保護団体の支援団体?」
なんか、ややこしい話になってきたぞ。
「その支援団体はセレブ様が集まりだ。なんでも、環境問題が話題になる活動をした団体に大金を寄付する仕組みらしい」
「話題になったらって……迷惑行為でも?」
「迷惑行為でもだ。 だから、注目を浴びようとしてる環境団体の連中……環境問題に興味がないチンピラが絵画を汚したり、道路を勝手に通行止めにしてるんだ」
「なんだそりゃ……世も末だ」
俺は天を仰いだ。 けど、少し疑問があった。
「最後の玄武……モンスターと融合するのに魔具を使っていたが?」
「あぁ、それも支援団体から渡された物らしい。これはオフレコだぞ……その支援団体は、ダンジョンの意思を継ぐ者って名乗ったそうだ」
「ダンジョンの意思を! つまり、この騒動の裏には?」
「魔人 そう名乗る連中がいる。お前も気をつけろよ大河」
そう言って本田さんとは別れた。
~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~
薄暗いダンジョン。そこに隠された部屋に少女がいた。
その少女の前に、新しい人影───ピエロが現れる。
「いかがでしたか、姫様?」
「うん、やはりライガという男は面白い。満足できたぞ」
「楽しんでいただき、光栄でございます」
ピエロのマダラは頭を下げた。
「私は気分が良い。お前に新しい力を与えよう……これを使いこなし、ライガと戦ってみよ」
「ははぁ! ありがたき幸せ」と頭を下げる。
道化に相応しい、芝居がかった動作であった。
「近しい内に、必ずライガと戦い、討ち取ってみせます」
だが、その言葉を口にした時、殺意のような物が漏れている。
少女は、それを見逃さずに静かに笑うのだった。
それは前例のないモンスターだった。
最新の戦闘機械。それが原始的な植物系モンスターと融合したのだ。
それでいて、その動きはまるで────
「まるで獣だな!」
四足歩行の狼を連想させるフォルム。 その狂暴性が俺に向かっている。
「やれやれ、そこまで恨まれる筋合いもないけど───まぁ、やるか!」
詠唱開始
『この身は火種 この声が火薬 戦場に立てば 一瞬で火薬』
『灰になるまで魂に音を刻む 燃えろよ ! 俺の魔力!』
『炎獄崩壊《エクスプロージョン》』
魔法使いである俺が使用できる火系の魔法。 その最強クラスの魔法を発射させた。
赤い閃光と轟音。 それが『玄武』の体を貫く。
「......あっ! やばい、中に人が乗っているのを忘れていた!」
手加減抜きで、ぶっ放してしまった。 中の人は大丈夫だよな?
だが、胸部を貫かれ、全身に炎が包まれていても『玄武』は動き続けていた。
「う~ん、内部に大量の水分を保有するタイプの植物系だったかな? たまに属性を無視して火を無効化する植物系モンスターっているんだよなぁ」
最初から炎を身に纏うモンスターだったかのように、『玄武』は俊敏な動きで接近してきた。
戦闘ロボの時にはなかった俊敏性だ。 その速度のまま体当たりだ。
「ん!? う、うわぁ!」と俺の吹き飛んでしまった。
「そうだよな。トレントは超重量級のモンスターだ。それと融合したら、体当たりの衝撃も強くなって───あれ? うわぁ! 服に火が! 引火したぁぁぁ!!!」
『玄武』のドリル攻撃を食らって、ボロボロ状態の服。
それに火がついた! 熱いぃぃぃぃ!
「誰だよ! あいつを火だるまにした奴は! ───いや、俺だけどよおぉ!」
まだ『玄武』を火を纏って、飛び上がっては落下攻撃をしてきた。
避けるだけなら簡単だが、落下の衝撃で地震が起き、僅かにバランスが崩れる。
僅かな隙。 だが、『玄武』のパイロットは、それを見逃してくれなかった。
「また、四本アームの有線攻撃!? ワイヤーは切断したはず───いや、トレントの枝でやってるのかい!」
俺の回避能力が落ちたタイミング。 ドリルとスタンガンが誘導弾のように迫ってきた。
ドリル2本
スタンガン2本
ドリルが威嚇するように音を立てて、前方から飛んでくる。
それを避けると───
「けど、これは罠だろ! 本命はスタンガン!」
俺の死角を狙って、2つのスタンガンが背後と真横から攻撃をしてきた。
相手の死角に回り込んで攻撃を続けると言う───オールレンジ攻撃!
「後ろにも目を付けろ って言葉を覚えていて良かったぜ!」
スタンガンは弾き落す。 だが、続けて左右からのドリル攻撃と本体───『玄武』が突進してくる!
3方向での攻撃。
突進が本命なのだろう。 ドリル攻撃が速い。 俺が避けるタイミングで突進をぶつけて来る戦術……なら!
俺はドリルを防御する。 腕が削られるような痛み───だが、ドリルを掴み潰す。
燃えたままで仕掛けて来る『玄武』の特攻攻撃。 奪い取ったドリルを武器にして───
「───この! これで止まれ!」
衝突。
両足を浮き上がるような衝撃に耐える。
『玄武』の動きが止まる。 だが、その牙を見せて、俺の体を食らおうとしてくる。
「そうはさせるか! ぬうぅぅおおおお!」
そのまま俺は『玄武』の体を持ち上げる。 数十トンの重量……僅かに浮き上がる。
俺は、それを持ち上げて、後方に反り投げる。
投げ飛ばした衝撃。 ダンジョンに小さな地震が起きて───『玄武』は動きを止めた。
~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~
結局、『ダンジョン保護団体』は連行されて行った。
『玄武』に乗っていたパイロットは外国人で元軍人だったらしいが……それにしても、熟練のパイロットのように建機(戦闘ロボ)を操縦できるのは解せない。
「しかし、なんで彼等はこんな事をしたんだ?」
俺のシンプルな疑問に本田さんは簡単に答えてくれた。
「海外の環境保護団体が絵画を汚したり、道路で座り込むニュースがあったろ?」
「あぁ、ありましたね。あれも一体……」
「世の中には、環境保護団体に対する支援団体ってのがあるんだ」
「環境保護団体の支援団体?」
なんか、ややこしい話になってきたぞ。
「その支援団体はセレブ様が集まりだ。なんでも、環境問題が話題になる活動をした団体に大金を寄付する仕組みらしい」
「話題になったらって……迷惑行為でも?」
「迷惑行為でもだ。 だから、注目を浴びようとしてる環境団体の連中……環境問題に興味がないチンピラが絵画を汚したり、道路を勝手に通行止めにしてるんだ」
「なんだそりゃ……世も末だ」
俺は天を仰いだ。 けど、少し疑問があった。
「最後の玄武……モンスターと融合するのに魔具を使っていたが?」
「あぁ、それも支援団体から渡された物らしい。これはオフレコだぞ……その支援団体は、ダンジョンの意思を継ぐ者って名乗ったそうだ」
「ダンジョンの意思を! つまり、この騒動の裏には?」
「魔人 そう名乗る連中がいる。お前も気をつけろよ大河」
そう言って本田さんとは別れた。
~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~
薄暗いダンジョン。そこに隠された部屋に少女がいた。
その少女の前に、新しい人影───ピエロが現れる。
「いかがでしたか、姫様?」
「うん、やはりライガという男は面白い。満足できたぞ」
「楽しんでいただき、光栄でございます」
ピエロのマダラは頭を下げた。
「私は気分が良い。お前に新しい力を与えよう……これを使いこなし、ライガと戦ってみよ」
「ははぁ! ありがたき幸せ」と頭を下げる。
道化に相応しい、芝居がかった動作であった。
「近しい内に、必ずライガと戦い、討ち取ってみせます」
だが、その言葉を口にした時、殺意のような物が漏れている。
少女は、それを見逃さずに静かに笑うのだった。
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