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第27話『黒龍の心臓料理』
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龍殺し
冒険者にとって最大の名誉であり、その偉業を称える異名である。
そして、忘れていけないのは、龍の遺体である。
それは魔剣より、魔具と言った伝説級の宝《アイテム》よりも希少な素材である。
「それを食べるつもりなんスか!? 全部?」とリューナは驚いていた。
元々、山で狩猟生活をしていた彼女であったが、さすがにドラゴンを捌いて食べた経験はないのだろう。
「いやいや、私は良いスけど・・・・・・ほら、魔法職のエリスとリアが・・・・・・」
リューナの言葉に誘われて、2人の様子を見ると震えていた。
「い、いえ、収集品《ドロップアイテム》はどう使うのかは手にした者の権利です。お、お気になさらずに・・・・・・」
2人から見れば、黒龍の亡骸は宝の山に見えるだろう。 それを食べるとなると・・・・・・
「いや、気になるなら、調理に使わない部分なら持って帰っても構わないぞ。 爪とか角とか、牙に、鱗・・・・・・」
「ほ、本当ですか? 目玉は! 目玉も良いのですか!」
「待ちなさい、エリス。まずは、ドラゴンの心臓、ドラゴンの肺を私に!」
「ん~ 心臓は料理に使うかな? 肺なら良いぜ。もっとも、火魔法を打ち込んだから、状態は保証できないけどな」
「はい! 肺の耐火性能は、防具にも、武器にも・・・・・・はい? 心臓を料理に? ですか? 失礼ながら、何を作るつもりでしょうか?」
「そうだな・・・・・・実は最近、肉料理が続いたからな。それ以外で行こうと思ってる。みんな、食べるだろ?」
「肉料理以外・・・・・・?」と、その場にいた全員がドラゴンの肉を見上げていた。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・・
ドラゴンの肉の前に立つシロウ。
肉は巨大まな板の上に乗せられている。 一体、どこで販売しているのか? 案外、手作りなのかもしれない……
既に下準備は終わっており、鱗を削ぎ、頭部を斬り落とさていた。
「ふぅ……」と集中力を高めるためだろうか? 深い呼吸をしたかと思った瞬間、シロウの斬撃魔法がドラゴンの胴体を滑って行く。
────斬
尻尾が斬り落とされる。
「なっ! 今の斬撃は!?」と、その光景に剣士であるミカヅキが感動を覚えた。
「まるで熟練の老剣士がたどり着くと言われる、枯れた技に近しい。彼は一体……」
だが、それに答える者はいない。本人であるシロウが調理に集中しているからだ。
そんなシロウが────
「まずは背中から腹だ。 背肉は赤身、腹肉は脂がのったトロ部分だな」
その言葉にミカヅキが「むっ!? トロの部分?」と反応を見せる。
シロウは筋肉の繊維に沿って包丁を走らせ、背肉を綺麗に剥ぎ取る。
赤みがかった美しい肉が姿を見せる。
「これは文字通りの赤身だな。 次は腹部に向けて────つまり大トロだな」
「むっ? むむむっ? 大トロ? つまり、彼が作ろうとしている料理の正体は────」
ミカヅキは気づいた。それは自分の母国の料理であると……。
一方、シロウは素早く作業をこなしていく。腹部分に包丁を入れると、脂がキラキラと光り、柔らかそうな肉が現れた。
シロウは丁寧に薄切りしながら、用途ごとに分けていく。
「ここが大トロに使う部分だ。脂が多くてとろけるような食感になるぞ」
「さてと……」とシロウは、既に斬り落としている尻尾に目を向ける。
尾の部分は筋が多く硬いため、細かく刻んで軍艦巻きにする計画だ。
シロウは尾肉を慎重に削ぎ落とし、細かな筋まで丁寧に取り除いた。
「解体終了。これで寿司のネタが揃ったな」
「寿司!? や、やはり、寿司であったか」とミカヅキ。
「うぅ……異国の地にたどり着いて、はや数年。 まさか故郷の料理を────なんと言うノスタルジックさ!」
その風貌でノスタルジックって言うな。 そうツッコミを入れそうな面々だったが、膝から崩れ落ち、号泣しているミカヅキの姿に何も言えなかった。
ぶっちゃけ、ドン引きである。
「おっと、これを忘れていたぜ」とシロウは思い出したようにドラゴンの心臓をまな板に置いた。
生命力と魔力の象徴。 まるで宝石のように輝いている。
一体、どれほどの魔力的価値があるのか……しかし、シロウは容赦なく、斬撃魔法を放った。
卒倒しそうなリアとエリスだったが、辛うじて正気を保ち続けているようだ。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
「さて、念のためにワサビに薬草と毒消しを混ぜているから安心して欲しい。 食べる前に、調味料である醤油につけてくれ」
寿司を乗せる皿替わりの板。
和風の靴である下駄にそっくりなため、下駄と呼ばれる。
そこに赤い寿司……マグロと見間違うほどに美しいが黒龍の寿司。つまりドラゴン寿司だ。
「醤油に、海苔まで! そもそも、いつの間に酢飯を……私とした事が気づかなかった」
ミカヅキを除くと、この場で誰も寿司という食べ物を食べた事はない。
彼女に注目すると、ミカヅキはおもむろに素手で赤身を掴んで、醤油をつけてから口に────
「そんな素手で!」
「シー 静かに、エリスさん!」
そんな言葉も届かないように、ミカヅキの瞳からは、一筋に涙が零れ落ちていた。
「うん、美味しい……故郷の味だ」
本当にドラゴンの味が故郷の味なのか? それは些末な問題だった。
彼女は中トロ、大トロと手を伸ばしていく。
「あっ……っ! んっまい!」
脂が多い箇所。 トロッと、とろけるような食感だから、トロと呼ぶらしい。
ダジャレ……江戸っ子が好みそうな言葉遊びと言うべきだろうか?
それを見た、他の面々も手を伸ばしていく。
リアは、聖女らしく────
「ん……これは、神の恵みかもしれません。口の中で広がる風味、まさに至福のひとときです」
エリスは、魔法使いらしく───
「ふふふっ、これ、すっごいですわ! 口の中で旨味が爆発してますわ! もう、言葉じゃ表現しきれないわ! 最高、超最高!」
リューナは、弓兵らしく────
「今まで、いろんな物を食べて生きてきたスけど、これは初めて食べる」
絶賛する面々。 しかし────
「メインはここからだぜ! 最後に、特別感のある心臓を使った寿司で締めくくりといこうぜ」
マグロでも、珍味としてある。 心臓を使った寿司。
シロウは出した一品は、それをドラゴンで再現した────
『黒龍の心臓寿司』
「ほ、ほう……これは凄そうだ」と思わず、ミカヅキも躊躇するほどの迫力はあった。
(なんと言う見た目。それから生命力が溢れているように見える。もしかして、心臓だけになっても生きているんじゃないのか?)
そんな感想を抱いている横で、セリカは口にした。
「おぉ! 外部は弾力があって…… んん? 中はコリコリと、それでいてしっとりとした食感。 独特です! これは独特ですよ!」
それは、果たして美味しいのか? そんな疑問も持ちながら、他の面々も食していく。
「何となくレバーに似てますわね。それでいて、赤身みたいにサッパリとしていますわよ!」
「なるほど、これは生命の鼓動……これもまた、神々の恵みに違いません!」
「これは野生感が凄いスね! 山を駆けまわっていた時代を思い出したスよ!」
そして、彼女たちに変化が訪れた。
「なんですか? これは?」と最初に聖女リアが気づいた。
「何か、こう……魔力や生命力が溢れていくような感覚がありますわ」
それは全員に起きているようだった。 しかし、それについて、シロウは平然と言った。
「そりゃ、ドラゴンを食べたらそうなるに決まっているさ。 ほら、よく言うだろ?
ドラゴンを倒して、ドラゴンの血を浴びた者はドラゴンになる……って」
「え!? それって私たち、モンスターに!?」
「いや、ならない。ならない。あくまで例え話だよ」とナインマンが笑いながら言った。
「けれども、ドラゴンを食べた者の水準《レベル》は大幅に上がる。 君たちが感じているのは、進化に匹敵するほどの強化だよ」
「ほっ……」とみんな、安心したようだ。
しかし、シロウとナインマンはセリカの方を見ている。
彼女のスキル『魔物食い』の効果ならば…… あるいは……
2人は、セリカに向かって、それを口にする事はなかった。
冒険者にとって最大の名誉であり、その偉業を称える異名である。
そして、忘れていけないのは、龍の遺体である。
それは魔剣より、魔具と言った伝説級の宝《アイテム》よりも希少な素材である。
「それを食べるつもりなんスか!? 全部?」とリューナは驚いていた。
元々、山で狩猟生活をしていた彼女であったが、さすがにドラゴンを捌いて食べた経験はないのだろう。
「いやいや、私は良いスけど・・・・・・ほら、魔法職のエリスとリアが・・・・・・」
リューナの言葉に誘われて、2人の様子を見ると震えていた。
「い、いえ、収集品《ドロップアイテム》はどう使うのかは手にした者の権利です。お、お気になさらずに・・・・・・」
2人から見れば、黒龍の亡骸は宝の山に見えるだろう。 それを食べるとなると・・・・・・
「いや、気になるなら、調理に使わない部分なら持って帰っても構わないぞ。 爪とか角とか、牙に、鱗・・・・・・」
「ほ、本当ですか? 目玉は! 目玉も良いのですか!」
「待ちなさい、エリス。まずは、ドラゴンの心臓、ドラゴンの肺を私に!」
「ん~ 心臓は料理に使うかな? 肺なら良いぜ。もっとも、火魔法を打ち込んだから、状態は保証できないけどな」
「はい! 肺の耐火性能は、防具にも、武器にも・・・・・・はい? 心臓を料理に? ですか? 失礼ながら、何を作るつもりでしょうか?」
「そうだな・・・・・・実は最近、肉料理が続いたからな。それ以外で行こうと思ってる。みんな、食べるだろ?」
「肉料理以外・・・・・・?」と、その場にいた全員がドラゴンの肉を見上げていた。
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ドラゴンの肉の前に立つシロウ。
肉は巨大まな板の上に乗せられている。 一体、どこで販売しているのか? 案外、手作りなのかもしれない……
既に下準備は終わっており、鱗を削ぎ、頭部を斬り落とさていた。
「ふぅ……」と集中力を高めるためだろうか? 深い呼吸をしたかと思った瞬間、シロウの斬撃魔法がドラゴンの胴体を滑って行く。
────斬
尻尾が斬り落とされる。
「なっ! 今の斬撃は!?」と、その光景に剣士であるミカヅキが感動を覚えた。
「まるで熟練の老剣士がたどり着くと言われる、枯れた技に近しい。彼は一体……」
だが、それに答える者はいない。本人であるシロウが調理に集中しているからだ。
そんなシロウが────
「まずは背中から腹だ。 背肉は赤身、腹肉は脂がのったトロ部分だな」
その言葉にミカヅキが「むっ!? トロの部分?」と反応を見せる。
シロウは筋肉の繊維に沿って包丁を走らせ、背肉を綺麗に剥ぎ取る。
赤みがかった美しい肉が姿を見せる。
「これは文字通りの赤身だな。 次は腹部に向けて────つまり大トロだな」
「むっ? むむむっ? 大トロ? つまり、彼が作ろうとしている料理の正体は────」
ミカヅキは気づいた。それは自分の母国の料理であると……。
一方、シロウは素早く作業をこなしていく。腹部分に包丁を入れると、脂がキラキラと光り、柔らかそうな肉が現れた。
シロウは丁寧に薄切りしながら、用途ごとに分けていく。
「ここが大トロに使う部分だ。脂が多くてとろけるような食感になるぞ」
「さてと……」とシロウは、既に斬り落としている尻尾に目を向ける。
尾の部分は筋が多く硬いため、細かく刻んで軍艦巻きにする計画だ。
シロウは尾肉を慎重に削ぎ落とし、細かな筋まで丁寧に取り除いた。
「解体終了。これで寿司のネタが揃ったな」
「寿司!? や、やはり、寿司であったか」とミカヅキ。
「うぅ……異国の地にたどり着いて、はや数年。 まさか故郷の料理を────なんと言うノスタルジックさ!」
その風貌でノスタルジックって言うな。 そうツッコミを入れそうな面々だったが、膝から崩れ落ち、号泣しているミカヅキの姿に何も言えなかった。
ぶっちゃけ、ドン引きである。
「おっと、これを忘れていたぜ」とシロウは思い出したようにドラゴンの心臓をまな板に置いた。
生命力と魔力の象徴。 まるで宝石のように輝いている。
一体、どれほどの魔力的価値があるのか……しかし、シロウは容赦なく、斬撃魔法を放った。
卒倒しそうなリアとエリスだったが、辛うじて正気を保ち続けているようだ。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
「さて、念のためにワサビに薬草と毒消しを混ぜているから安心して欲しい。 食べる前に、調味料である醤油につけてくれ」
寿司を乗せる皿替わりの板。
和風の靴である下駄にそっくりなため、下駄と呼ばれる。
そこに赤い寿司……マグロと見間違うほどに美しいが黒龍の寿司。つまりドラゴン寿司だ。
「醤油に、海苔まで! そもそも、いつの間に酢飯を……私とした事が気づかなかった」
ミカヅキを除くと、この場で誰も寿司という食べ物を食べた事はない。
彼女に注目すると、ミカヅキはおもむろに素手で赤身を掴んで、醤油をつけてから口に────
「そんな素手で!」
「シー 静かに、エリスさん!」
そんな言葉も届かないように、ミカヅキの瞳からは、一筋に涙が零れ落ちていた。
「うん、美味しい……故郷の味だ」
本当にドラゴンの味が故郷の味なのか? それは些末な問題だった。
彼女は中トロ、大トロと手を伸ばしていく。
「あっ……っ! んっまい!」
脂が多い箇所。 トロッと、とろけるような食感だから、トロと呼ぶらしい。
ダジャレ……江戸っ子が好みそうな言葉遊びと言うべきだろうか?
それを見た、他の面々も手を伸ばしていく。
リアは、聖女らしく────
「ん……これは、神の恵みかもしれません。口の中で広がる風味、まさに至福のひとときです」
エリスは、魔法使いらしく───
「ふふふっ、これ、すっごいですわ! 口の中で旨味が爆発してますわ! もう、言葉じゃ表現しきれないわ! 最高、超最高!」
リューナは、弓兵らしく────
「今まで、いろんな物を食べて生きてきたスけど、これは初めて食べる」
絶賛する面々。 しかし────
「メインはここからだぜ! 最後に、特別感のある心臓を使った寿司で締めくくりといこうぜ」
マグロでも、珍味としてある。 心臓を使った寿司。
シロウは出した一品は、それをドラゴンで再現した────
『黒龍の心臓寿司』
「ほ、ほう……これは凄そうだ」と思わず、ミカヅキも躊躇するほどの迫力はあった。
(なんと言う見た目。それから生命力が溢れているように見える。もしかして、心臓だけになっても生きているんじゃないのか?)
そんな感想を抱いている横で、セリカは口にした。
「おぉ! 外部は弾力があって…… んん? 中はコリコリと、それでいてしっとりとした食感。 独特です! これは独特ですよ!」
それは、果たして美味しいのか? そんな疑問も持ちながら、他の面々も食していく。
「何となくレバーに似てますわね。それでいて、赤身みたいにサッパリとしていますわよ!」
「なるほど、これは生命の鼓動……これもまた、神々の恵みに違いません!」
「これは野生感が凄いスね! 山を駆けまわっていた時代を思い出したスよ!」
そして、彼女たちに変化が訪れた。
「なんですか? これは?」と最初に聖女リアが気づいた。
「何か、こう……魔力や生命力が溢れていくような感覚がありますわ」
それは全員に起きているようだった。 しかし、それについて、シロウは平然と言った。
「そりゃ、ドラゴンを食べたらそうなるに決まっているさ。 ほら、よく言うだろ?
ドラゴンを倒して、ドラゴンの血を浴びた者はドラゴンになる……って」
「え!? それって私たち、モンスターに!?」
「いや、ならない。ならない。あくまで例え話だよ」とナインマンが笑いながら言った。
「けれども、ドラゴンを食べた者の水準《レベル》は大幅に上がる。 君たちが感じているのは、進化に匹敵するほどの強化だよ」
「ほっ……」とみんな、安心したようだ。
しかし、シロウとナインマンはセリカの方を見ている。
彼女のスキル『魔物食い』の効果ならば…… あるいは……
2人は、セリカに向かって、それを口にする事はなかった。
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