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第31話 『勇者スキル』
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『勇者スキル』
初代勇者が持っていた力──── それをアーサーは発動しているのだ。
勇者スキル その①
『再動覚醒』
打ち破れた相手との再戦時に、勇者の力が覚醒され、勇者スキルが発動可能になる。
一度使用された勇者スキルは、常時使用可能になる。
勇者スキル その②
『不屈精神』
戦闘不能になった時に発動するスキル。
肉体が強化され、戦闘能力が大幅に増加。どのような状態でも戦闘継続が可能となる。
勇者スキル その③
『神技昇華』
戦闘スタイルを変えた時、新しい武器を使用する時、瞬時に武器の特性を理解する。
また武器の潜在能力を引き出す。攻撃力と耐久力の大幅強化。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
死の間際に、アーサーは生まれて初めて勇者スキルを発動させたのだ。
本人も気づかず、無意識に・・・・・・
「そんな・・・・・・まさか、本当に───勇者だったのか!?」
「あ゛ん? ギリヅぐん゛? 俺゛は最初゛から勇者さまだろが???」
アーサーが持つ剣の形をして鉄の塊。それに勇者スキルが発動する。
ただの鉄が、伝説の剣に変化していく。
「ギリヅぐんさぁ。 俺゛、お前゛の事゛を気に入ってだ。面白゛い奴゛だと思って────だが、魔族は死ね゛」
アーサーは大剣を振った。 それだけだ。それだけでキリツの命は途切れた。
何百年も生きた大魔族キリツ。
初代魔王の片腕として生きたキリツは、呆気なく生涯に幕を落としたのだった。
キリツの手に残っている魔剣。それをアーサーは拾い上げる。
「ごれは、俺の力゛は返゛してもらうぞ」
勇者の力を吸い取った魔剣。 それをアーサーは素手で叩き割る。
内部に封印されていた勇者の力。それが黒い煙となって、アーサーに戻っていく。
「あ゛あ゛、まだ声゛は戻らないが、徐々に力゛が戻ってくる感覚゛はあるぜ」
キリツを倒したアーサーは、その足で仲間たちの元に戻った。
「リア、エリス、リューナ、ミカヅキ……ごんな姿゛になっでじまっだ、俺゛だが……もう一度仲間゛になっでくれるが?」
その言葉に、リアが代表するかのよに答えた。
「ゆ、勇者さま。もちろんです、私たちはあなたと共に……いつだって!」
「そうが……ぞれば、良かっだ。だが、まだ、倒さない゛とい゛けない゛敵がいる゛」
「え?」とリアたちは周囲を見渡す。
残っているは、かつてキリツだった物。
それから黒龍だった物だけだった。
「わがらないが? い゛るだろ? 俺゛たちの前゛にいちゃいけない人物だがよお!」
勇者アーサーは、セリカを見つめた。
「あ、あの勇者さま? セリカはダンジョンに取り残された私たちの救出に───」
「リア、黙゛ってろ゛。コイツがいなくなって俺たちはどうなった? コイツだ! コイツが俺たちから奪ったのだ!」
「勇者さま、勇者さま、どうか落ち着いてください。 ひぃ! そ、そんな目を私たちに向けないでください」
「あ゛ぁ゛、すまない。 けどわかってくれ。コイツを────セリカを倒さないければ、俺たちは前に進めない。 そうだろ?」
勇者スキル その④
『求心力』
勇者のカリスマ性は仲間たちの精神にも影響を与える。
それは、もはや────洗脳に等しい。
「・・・・・・」とリアたちは、無言で勇者の背後に立つ。
それはセリカと相対するという事だ。
その異常な様子にシロウがセリカに声をかけた。
「・・・・・・おい、どういう茶番だ? 意味がわからない理由で矛先がお前に向かっているようだが?」
しかし、セリカの表情には、しっかりと怒りが浮かんでいた。
「いえ、あれが勇者アーサーの平常運転です。いつも、いつも、いつも、いつも、自分が納得できない事は私が原因。 自分の失敗は私が原因。仲間なら許しました。許せました。しかし────」
彼女は武器を構えると勇者アーサーたちに向けた。
「仲間を追放しておいて、その責任をまだ私に向ける。言葉通りに、その性根を────
叩き直してあげましょう!」
「リア! ミカヅキ! 支援を全て俺に回せ! エリスとリューナは補助に、殺す気でやるぞ!」
セリカとアーサー。
突発的とも言える戦いの始まり。それは────
両人の武器────重量感のある鈍器がぶつかり合った。
2人を中心として、空気の震えが広がっていく。
1合、2合と武器をぶつけ合う。
まるで予定調和のように武器同士を叩き続ける。
3合、4合・・・・・・そのまま2桁のぶつかり合い。 純度の高い力比べのように見えた。
その毎に振動が広がる。 大気が、空間が、大地が震えている。
「いいぜ、セリカぁ! 俺の体が、遺伝子が騒ぐんだ。お前は悪だと! ここで潰さないと、世界が終わってしまうってな!」
「わけのわからない事を。治療の最中に変な薬でも注入されたのでしょ?」
「ふん! 相変わらず、つまらねぇ女だ!」
「よく舌が回るようになりましたね。 欠点が治って残念です」
「───ぬかせ!」
その光景に────
「どう思う、シロウ?」とナインマン。 彼は続けて、
「君は300年前に彼らのオリジナルの戦いを見ていたのだろう? それと比べて、どうなんだい?」
「全然、違いますよ。300年前のあの戦いは勇者と魔王。あの2人の戦いであって、セリカとアーサーの戦い・・・・・・この戦いとは、まるで違っている」
「なるほど、当事者である君の意見だ。参考になるよ。しかし────」
ナインマンは疑問を口にする。
「あの勇者は『勇者スキル』を使って、仲間から支援まで受けている。 しかし、セリカちゃんは『魔物食い』のスキルを発動していない。このままじゃ勝てない。それに理由がわからない。なぜ、彼女は『魔物食い』を使わない?」
「さぁ? 別に、勝っても、負けても、どっちでも良いと思っているからじゃないか? それに────」
「それに?」
「たぶん、セリカは勝ちますよ。 毎日、健康的な食事を取り続けている彼女は────
強い」
前衛女騎士セリカ
勇者アーサー
2人の戦い。 我慢比べのように武器をぶつけ合う事、既に100合は越えているだろう。
そして、ついに────その均衡は崩れ落ちていった。
初代勇者が持っていた力──── それをアーサーは発動しているのだ。
勇者スキル その①
『再動覚醒』
打ち破れた相手との再戦時に、勇者の力が覚醒され、勇者スキルが発動可能になる。
一度使用された勇者スキルは、常時使用可能になる。
勇者スキル その②
『不屈精神』
戦闘不能になった時に発動するスキル。
肉体が強化され、戦闘能力が大幅に増加。どのような状態でも戦闘継続が可能となる。
勇者スキル その③
『神技昇華』
戦闘スタイルを変えた時、新しい武器を使用する時、瞬時に武器の特性を理解する。
また武器の潜在能力を引き出す。攻撃力と耐久力の大幅強化。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
死の間際に、アーサーは生まれて初めて勇者スキルを発動させたのだ。
本人も気づかず、無意識に・・・・・・
「そんな・・・・・・まさか、本当に───勇者だったのか!?」
「あ゛ん? ギリヅぐん゛? 俺゛は最初゛から勇者さまだろが???」
アーサーが持つ剣の形をして鉄の塊。それに勇者スキルが発動する。
ただの鉄が、伝説の剣に変化していく。
「ギリヅぐんさぁ。 俺゛、お前゛の事゛を気に入ってだ。面白゛い奴゛だと思って────だが、魔族は死ね゛」
アーサーは大剣を振った。 それだけだ。それだけでキリツの命は途切れた。
何百年も生きた大魔族キリツ。
初代魔王の片腕として生きたキリツは、呆気なく生涯に幕を落としたのだった。
キリツの手に残っている魔剣。それをアーサーは拾い上げる。
「ごれは、俺の力゛は返゛してもらうぞ」
勇者の力を吸い取った魔剣。 それをアーサーは素手で叩き割る。
内部に封印されていた勇者の力。それが黒い煙となって、アーサーに戻っていく。
「あ゛あ゛、まだ声゛は戻らないが、徐々に力゛が戻ってくる感覚゛はあるぜ」
キリツを倒したアーサーは、その足で仲間たちの元に戻った。
「リア、エリス、リューナ、ミカヅキ……ごんな姿゛になっでじまっだ、俺゛だが……もう一度仲間゛になっでくれるが?」
その言葉に、リアが代表するかのよに答えた。
「ゆ、勇者さま。もちろんです、私たちはあなたと共に……いつだって!」
「そうが……ぞれば、良かっだ。だが、まだ、倒さない゛とい゛けない゛敵がいる゛」
「え?」とリアたちは周囲を見渡す。
残っているは、かつてキリツだった物。
それから黒龍だった物だけだった。
「わがらないが? い゛るだろ? 俺゛たちの前゛にいちゃいけない人物だがよお!」
勇者アーサーは、セリカを見つめた。
「あ、あの勇者さま? セリカはダンジョンに取り残された私たちの救出に───」
「リア、黙゛ってろ゛。コイツがいなくなって俺たちはどうなった? コイツだ! コイツが俺たちから奪ったのだ!」
「勇者さま、勇者さま、どうか落ち着いてください。 ひぃ! そ、そんな目を私たちに向けないでください」
「あ゛ぁ゛、すまない。 けどわかってくれ。コイツを────セリカを倒さないければ、俺たちは前に進めない。 そうだろ?」
勇者スキル その④
『求心力』
勇者のカリスマ性は仲間たちの精神にも影響を与える。
それは、もはや────洗脳に等しい。
「・・・・・・」とリアたちは、無言で勇者の背後に立つ。
それはセリカと相対するという事だ。
その異常な様子にシロウがセリカに声をかけた。
「・・・・・・おい、どういう茶番だ? 意味がわからない理由で矛先がお前に向かっているようだが?」
しかし、セリカの表情には、しっかりと怒りが浮かんでいた。
「いえ、あれが勇者アーサーの平常運転です。いつも、いつも、いつも、いつも、自分が納得できない事は私が原因。 自分の失敗は私が原因。仲間なら許しました。許せました。しかし────」
彼女は武器を構えると勇者アーサーたちに向けた。
「仲間を追放しておいて、その責任をまだ私に向ける。言葉通りに、その性根を────
叩き直してあげましょう!」
「リア! ミカヅキ! 支援を全て俺に回せ! エリスとリューナは補助に、殺す気でやるぞ!」
セリカとアーサー。
突発的とも言える戦いの始まり。それは────
両人の武器────重量感のある鈍器がぶつかり合った。
2人を中心として、空気の震えが広がっていく。
1合、2合と武器をぶつけ合う。
まるで予定調和のように武器同士を叩き続ける。
3合、4合・・・・・・そのまま2桁のぶつかり合い。 純度の高い力比べのように見えた。
その毎に振動が広がる。 大気が、空間が、大地が震えている。
「いいぜ、セリカぁ! 俺の体が、遺伝子が騒ぐんだ。お前は悪だと! ここで潰さないと、世界が終わってしまうってな!」
「わけのわからない事を。治療の最中に変な薬でも注入されたのでしょ?」
「ふん! 相変わらず、つまらねぇ女だ!」
「よく舌が回るようになりましたね。 欠点が治って残念です」
「───ぬかせ!」
その光景に────
「どう思う、シロウ?」とナインマン。 彼は続けて、
「君は300年前に彼らのオリジナルの戦いを見ていたのだろう? それと比べて、どうなんだい?」
「全然、違いますよ。300年前のあの戦いは勇者と魔王。あの2人の戦いであって、セリカとアーサーの戦い・・・・・・この戦いとは、まるで違っている」
「なるほど、当事者である君の意見だ。参考になるよ。しかし────」
ナインマンは疑問を口にする。
「あの勇者は『勇者スキル』を使って、仲間から支援まで受けている。 しかし、セリカちゃんは『魔物食い』のスキルを発動していない。このままじゃ勝てない。それに理由がわからない。なぜ、彼女は『魔物食い』を使わない?」
「さぁ? 別に、勝っても、負けても、どっちでも良いと思っているからじゃないか? それに────」
「それに?」
「たぶん、セリカは勝ちますよ。 毎日、健康的な食事を取り続けている彼女は────
強い」
前衛女騎士セリカ
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2人の戦い。 我慢比べのように武器をぶつけ合う事、既に100合は越えているだろう。
そして、ついに────その均衡は崩れ落ちていった。
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