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第4話
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舌が触れた瞬間、甘い味が口内に広がる。鳳花とはかくも甘美なものなのかと、情動のままに熱い粘膜を貪るのをやめられなかった。
やわらかな感触を確かめるように舌を搦め、花蜜のような唾液を味わう。
まるで花香に酔った蝶のように、雨嫻は紗琰からあふれる梔子の匂いに溺れた。
「阿嫻」
くちびるをこすりあわせながら囁かれる。
気がつけば帯をほどかれ、紗琰によって衣が乱されていた。
「っ、っ、帝君……」
「紗琰と。名前で呼んでください」
「んぁ、っぁ、紗琰、さま……っ」
官能にかすれた喉で言われたとおりに紡げば、褒めるように頬へくちづけが降ってくる。そのまま顎下から首筋をたどられ、身をふるわせているうちに下穿きの紐が解かれた。
「ッ紗琰さま、いけませ……、っん、ぅ……っ」
制止しようと伸ばした手が宙を掻く。雨嫻の脚の間に身をかがませた紗琰が、あらぬところへくちびるを寄せたのだ。ちゅく、といやらしい水音がして、丹唇が亀頭に吸いつく。
「は、っぁ、だめ……っ、だめです、だめ、ぇ、ッ〰〰!」
雨嫻は必死に頭を振るものの、紗琰は聞き入れてくれなかった。それどころか、雁首に舌を這わせてきたかと思うと、裏筋へ愛おしそうにくちびるを押しつけてくる。
長年、鳳花の妃になるための教育を受けてきたのだ。雨嫻とて当然閨房の知識はある。指南書を読みながら、紗琰に寵愛されたらどんなふうに奉仕しようかと考えたことも一度や二度ではない。
だからこそ余計に、紗琰から口淫してもらえるなど思ってもみなかった。雨嫻の身分ではたとえ寵愛されたとしても奉仕する側であり、帝君から愛撫されるなどありえない。
それなのに、紗琰は躊躇うことなく雨嫻の雄蕊を咥え、甘やかすようにくちびるで扱いてくる。
「ひ、ッんぁ、あ、っ紗琰さま、っ紗琰、さま、ぁあ……っ!」
陰嚢を揉まれ、早く出せと言わんばかりに追い立てられてしまっては、あらがうこともできなかった。
襲い来る快感に降伏するように吐精すれば、多幸感と背徳感とで胸がいっぱいになる。浅い呼吸をくり返しながら下肢を見やると、雨嫻の出したものを紗琰がゆっくりと飲み込むところだった。
「っ、いけません……っ、そんなものを口にしては」
官能の余韻に喘ぎながらどうにか首を振れば、甘やかな表情を浮かべた紗琰は不思議そうに目を瞬かせる。
「なぜ? あなたはいつも、……いや、これもあなたの一部なのだから、かまわないだろう。それよりも、上手に気を遣れたご褒美をさしあげないといけませんね」
「っ、ぁ!」
言うが早いか、雨嫻の膝の上に紗琰が乗りあげてくる。そのまま行き場を失くしていた手を取られ、紗琰の腰へと導かれた。
「ほどいてください」
囁かれ、雨嫻は惑乱して紗琰を見つめる。
「私の帯をほどいて。あなたを受け入れられるように」
「っ、……」
「かわいい阿嫻、ご褒美がほしいでしょう?」
こめかみにくちづけが落ち、促すように下肢を押しつけられた。
やわらかな感触を確かめるように舌を搦め、花蜜のような唾液を味わう。
まるで花香に酔った蝶のように、雨嫻は紗琰からあふれる梔子の匂いに溺れた。
「阿嫻」
くちびるをこすりあわせながら囁かれる。
気がつけば帯をほどかれ、紗琰によって衣が乱されていた。
「っ、っ、帝君……」
「紗琰と。名前で呼んでください」
「んぁ、っぁ、紗琰、さま……っ」
官能にかすれた喉で言われたとおりに紡げば、褒めるように頬へくちづけが降ってくる。そのまま顎下から首筋をたどられ、身をふるわせているうちに下穿きの紐が解かれた。
「ッ紗琰さま、いけませ……、っん、ぅ……っ」
制止しようと伸ばした手が宙を掻く。雨嫻の脚の間に身をかがませた紗琰が、あらぬところへくちびるを寄せたのだ。ちゅく、といやらしい水音がして、丹唇が亀頭に吸いつく。
「は、っぁ、だめ……っ、だめです、だめ、ぇ、ッ〰〰!」
雨嫻は必死に頭を振るものの、紗琰は聞き入れてくれなかった。それどころか、雁首に舌を這わせてきたかと思うと、裏筋へ愛おしそうにくちびるを押しつけてくる。
長年、鳳花の妃になるための教育を受けてきたのだ。雨嫻とて当然閨房の知識はある。指南書を読みながら、紗琰に寵愛されたらどんなふうに奉仕しようかと考えたことも一度や二度ではない。
だからこそ余計に、紗琰から口淫してもらえるなど思ってもみなかった。雨嫻の身分ではたとえ寵愛されたとしても奉仕する側であり、帝君から愛撫されるなどありえない。
それなのに、紗琰は躊躇うことなく雨嫻の雄蕊を咥え、甘やかすようにくちびるで扱いてくる。
「ひ、ッんぁ、あ、っ紗琰さま、っ紗琰、さま、ぁあ……っ!」
陰嚢を揉まれ、早く出せと言わんばかりに追い立てられてしまっては、あらがうこともできなかった。
襲い来る快感に降伏するように吐精すれば、多幸感と背徳感とで胸がいっぱいになる。浅い呼吸をくり返しながら下肢を見やると、雨嫻の出したものを紗琰がゆっくりと飲み込むところだった。
「っ、いけません……っ、そんなものを口にしては」
官能の余韻に喘ぎながらどうにか首を振れば、甘やかな表情を浮かべた紗琰は不思議そうに目を瞬かせる。
「なぜ? あなたはいつも、……いや、これもあなたの一部なのだから、かまわないだろう。それよりも、上手に気を遣れたご褒美をさしあげないといけませんね」
「っ、ぁ!」
言うが早いか、雨嫻の膝の上に紗琰が乗りあげてくる。そのまま行き場を失くしていた手を取られ、紗琰の腰へと導かれた。
「ほどいてください」
囁かれ、雨嫻は惑乱して紗琰を見つめる。
「私の帯をほどいて。あなたを受け入れられるように」
「っ、……」
「かわいい阿嫻、ご褒美がほしいでしょう?」
こめかみにくちづけが落ち、促すように下肢を押しつけられた。
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