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(第3話)決定的証拠
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俺に協力する人なんて学校には誰もいないとわかっている。でも、あいつを止めないと、俺の人生が終わる。
そんなことを考えながら土日、俺は渋谷にいた。
本当はこの事を考えたくないのだが、完全に囚われてしまっている。
この「復讐心」、「憎しみ」はどうすれば晴れるか。1番なのは復讐だろう。
こんな事を考えながら歩いて行く。九頭に一矢報いたい。
1時間くらい買い物して、帰路に着いた。
電車の中でずっと九頭と愛の事が浮かぶ。
(いっそ殺してしまいたい。)
そんなことも考えてしまった。
いつものようにTwitterを開いて、情報をチェックする。
すると、九頭がとんでもない投稿をしていた。
「明後日、クラスメイトの女子の裸の写真を公開しようと思います。お楽しみに!名前は、愛ちゃん。」
直ぐに俺はスクショを取った。このままでは愛が危ない、そう思い、俺は行動に移すと決意した。
次の日、俺は久々に愛に話しかけた。
「愛………ちょっといいかな。」
すると
「お前なんかと話したくない。」
そんなことを言われ、あっさり断られた。
粘り強く話しかけたが、断られた。
もうダメだ、救えないと思い、
「復讐心」
「憎しみ」
が、
「無念」
へ変わった。
(愛は完全に九頭を信じきってる。もうダメか)
諦めかけていた。
九頭の机の前を通った瞬間、バッグの中に下着が入っていた。おそらく俺を陥れる為のものだろう。
俺は直ぐに写メを撮る。
そして帰ろうとした。その時、
「え、待って、やめて!」
愛の声がした。
「騒ぐんじゃねぇ!」
と九頭の声がする。
次回最終回
そんなことを考えながら土日、俺は渋谷にいた。
本当はこの事を考えたくないのだが、完全に囚われてしまっている。
この「復讐心」、「憎しみ」はどうすれば晴れるか。1番なのは復讐だろう。
こんな事を考えながら歩いて行く。九頭に一矢報いたい。
1時間くらい買い物して、帰路に着いた。
電車の中でずっと九頭と愛の事が浮かぶ。
(いっそ殺してしまいたい。)
そんなことも考えてしまった。
いつものようにTwitterを開いて、情報をチェックする。
すると、九頭がとんでもない投稿をしていた。
「明後日、クラスメイトの女子の裸の写真を公開しようと思います。お楽しみに!名前は、愛ちゃん。」
直ぐに俺はスクショを取った。このままでは愛が危ない、そう思い、俺は行動に移すと決意した。
次の日、俺は久々に愛に話しかけた。
「愛………ちょっといいかな。」
すると
「お前なんかと話したくない。」
そんなことを言われ、あっさり断られた。
粘り強く話しかけたが、断られた。
もうダメだ、救えないと思い、
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が、
「無念」
へ変わった。
(愛は完全に九頭を信じきってる。もうダメか)
諦めかけていた。
九頭の机の前を通った瞬間、バッグの中に下着が入っていた。おそらく俺を陥れる為のものだろう。
俺は直ぐに写メを撮る。
そして帰ろうとした。その時、
「え、待って、やめて!」
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「騒ぐんじゃねぇ!」
と九頭の声がする。
次回最終回
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