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第三章
三. 狙われたアイドル(四)
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いつのころからか、お節介でお人好しと言われてきた。芸能界でも、北島ワタルは思いやりのあるいい人物だと評判だ。困っている人を見たら素通りできず、つい手助けをする。人としてあるべき姿だと思っていた。
それが通用しない世界がある。気のおけないメンバーに囲まれていたために、そんな簡単なことすら知らなかった自分は、スーパーヒーローを気取る幼い子供と変わらない。
真っ暗だった窓の外が、カーテン越しにも白んできた。夜明けの時刻だ。とうとう一睡もできないまま朝を迎えた。
今日から曲作りを始めるつもりだった。だが今の気持ちでは、夢や希望を語るような歌詞は書けそうにない。
「気分に左右されるなんて、アマチュアみたいなことを言ってちゃダメだな」
ワタルはそろそろとベッドから出てキッチンに入った。
いつもの習慣で寝起きのコーヒーをセットする。朝の柔らかい光が、香ばしい香りで満たされた部屋に射し込む。暗い気持ちは夜明けとともに消えそうな予感がした。考え込んでモヤモヤしているより、少しでも体を動かした方が気持ちも晴れる。焼きあがったトーストと目玉焼き、そして買いおきの野菜サラダとヨーグルトの中にオレンジを入れたものをトレーに乗せ、マグカップにコーヒーを注いでいると、スマートフォンの着信音が鳴り響いた。
まだ六時半にもならないのに誰だろうと訝しく思いながら、ワタルはディスプレイを見た。
電話の主は森下だった。
『こんな早朝に電話で起こしてしまって、本当にすみません。でも、できるだけ早く知らせるべきだと思いまして』
「もう起きていたからお気になさらずに。それより梢ちゃんにまた何かあったんですか?」
森下の声は珍しく上ずっていた。ワタルの胸に、消えかけた暗い霧が再び広がる。
『TVをつけてください。すべてわかります』
手元のリモコンでTVをつけると、朝の情報バラエティ番組が表示された。森下に指定されたチャンネルに変えると、梢の顔写真が映った。
右隅に表示されているテロップには「浅倉梢、熱愛発覚」と書かれている。
「梢ちゃんにそんな人がいたなんて、気がつかな……」
「相手は、北島さん、あなたです」
「……え?」
予想すらしなかった言葉に、ワタルの思考が中断した。急いでボリュームを上げキャスターの話に耳を傾ける。
『お相手が、ロックグループ、オーバー・ザ・レインボウのリーダー、ワタルさんということです。関係者によりますと、おふたりが知り合ったきっかけは、浅倉さんのデビュー曲をワタルさんが作られたことなんですよ。浅倉さんは元々バンドのファンで、中でもワタルさんが好き……』
ワタルと梢が一緒にいるイメージイラストが映し出された。勉強を教えてくれと頼まれ、家に行ったときのことを伝えている。
「森下さん、情報源はどこですか?」
『今日発売の女性週刊誌です。すでに事務所にはレポーターが押しかけています。自宅前も何人か待機していると、梢の母親から連絡がありました。北島さん宅はどうですか』
ワタルはカーテンを少し開けて地上を見下ろした。通勤や通学の人ばかりで、カメラやマイクを持った人たちは見えない。
「今のところは、それらしい人はいません」
『そうですか。じきに北島さんのもとにも取材が行くと思います。もっと早くお知らせ出来たらよかったのですが、情報をつかんだのが深夜をまわっていたので、連絡をためらっていました。すみません』
「おれは、どうすれば……。正直言ってこんなことを報道されるなんて夢にも思わなかったから、何をすればいいのか検討もつきません」
『梢とのつきあいについては、知らぬ存ぜぬを通してください。実際に恋愛感情など、なかったのですから。少なくとも、北島さんには』
――少なくとも、北島さんには……。
ワタルは電話を切りTVの画面を追った。
週刊誌が言う関係者というのはだれだ。友人? 仕事仲間? スタッフ? 匿名という鎧で守られた情報提供者は、どの程度の信頼性かを示すことなく無責任に話を垂れ流している。相手がわからない以上、抗議もできない。
「それにしても……」
ワタルはテレビの画面を見ながら独り言ちた。
日下部にアドバイスをもらった時点で、すでに手遅れだったということか。
「まさかこんなことになるなんて。森下さんや日下部さんが予想した通り、おれまで巻き込まれてしまったな」
テレビに映っているのは間違いなく自分の写真や似顔絵なのに、どこか遠い世界の出来事のようだ。バンドメンバーが誰ひとりこのような報道に縁がなかったせいか、画面の中の話がドラマのワンシーンに思えてならない。
また電話が鳴る。今度は事務所からだ。
『世良です。情けないことに今朝の報道で知りました。うちのミュージシャンが芸能ニュースに載るなんて考えたこともなかったので、アンテナをまったく張ってなくて……』
所属事務所オフィス・レインボウの世良仁社長だ。
「こちらこそすみません。まさかこんなことに巻き込まれるなんて」
『実際のとこ、浅倉さんとは?』
「ただの友達――妹みたいなものです。でも熱愛について今は否定も肯定もしないでください。彼女の気持ちを考えて」
『彼女の気持ち……?』
世良は二、三秒言葉を止めた。
『ああ、なるほどそういうことですか。解りました。北島さんが納得しているのなら、そのように回答します』
世良はワタルの言わんとしていることを理解してくれた。
「メンバーにはおれが時期をみて話します。いろいろと混み入っているので、ある程度見通しが立つまで何も話さないでください」
『で、このあと北島さんはどうします?』
「と言われても……今聞いたばかりで、自分でも決めかねています」
『そうですよね。こちらでも対処方法を他のスタッフと検討します』
未経験の事態に世良も困り果てている。多方面への影響や手配を考えると、これから事務所が忙しくなるのは火を見るより明らかだ。申し訳ない気持ちを抱きつつ、ワタルは通話を終えた。
一度に多くのことが動いて、どこから手をつければいいのか。さすがのワタルも、優先順位がすぐにつけられない。
「そうだ、沙樹に」
連絡帳で沙樹の番号をだす。芸能ニュースの報道はでたらめだと真っ先に知らせなくてはならない――と考えたところで、ふと手が止まった。
近ごろのワタルは、沙樹よりも梢と過ごす時間が長かった。こんな状況では、何も知らない沙樹が熱愛報道を鵜呑みにしても仕方がない。どんな理由があるにせよ、沙樹を放っておいたことは事実だ。
「いや、そんなこと考えている場合じゃないな」
すべてを話すなら今しかない。朝の忙しい時間に電話するのは気が引けたが、迷っている時間はない。
通話ボタンを押そうとする直前だ。梢からの電話が入った。
『ワタルさん、本当にごめんなさい。こんなことに巻き込んで』
梢の声は微かに震え、息遣いも苦しそうだ。ワタルの脳裏に、酷い嫌がらせで倒れそうになったときの憔悴した顔が浮かぶ。
「大丈夫かい? 森下さんからあらかたの話を聞いたよ。おれの方はなんとかするから、気にしないで。梢ちゃんはどういう手はずになっているんだい?」
『学校は休みます。みんなに質問攻めにされるからって、森下さんが。でも夕方の舞台挨拶には行きます』
主演映画の試写会では欠席もできない。熱愛報道に関する質問は受けつけないと宣言しても、映画の内容に絡めて訊かれるにちがいない。
「そうか。大変なときだけど、無事に乗り切れるように祈っているよ」
『ワタルさんは、どうするの?』
「そうだな……これから考えるよ」
梢は若干の間をおいて。口を開いた。
『もし……もしよかったら、今から会えない?』
「今から? さすがにそれはまずいよ」
『どうしてもだめ? 少しの時間でいいの』
注目されているふたりが会うなんて得策とは思えない。
しかし一方でワタルには、梢をこのまま放り出せないという想いもある。昨日まであんなに相談に乗っていたのに、一番必要な時に聞いてやれないのは無責任だ。声に含まれる決意めいたものも気になる。やけを起こすことはないだろうが、気の強さがまちがった方向に進んでしまうと、取り返しがつかなくなる。
「わかった。今すぐ行くから、場所を指定してくれないか」
行動に移すなら、芸能レポーターが姿を見せる前の方がいい。時刻は七時か。多くの人が行動を始める時間帯だ。
沙樹に連絡を入れるのは、梢との話が終わってからにしよう。詳しい状況が解っていた方が説明しやすい。
ワタルは地下駐車場から外に出た。レポーターらしき人物はまだ誰もいない。注目されているのはトップアイドルの梢であり、ワタルはそこまで気にかけられていない証拠だ。
まだ対処するだけの時間は残されているようだ。
☆ ☆ ☆
それが通用しない世界がある。気のおけないメンバーに囲まれていたために、そんな簡単なことすら知らなかった自分は、スーパーヒーローを気取る幼い子供と変わらない。
真っ暗だった窓の外が、カーテン越しにも白んできた。夜明けの時刻だ。とうとう一睡もできないまま朝を迎えた。
今日から曲作りを始めるつもりだった。だが今の気持ちでは、夢や希望を語るような歌詞は書けそうにない。
「気分に左右されるなんて、アマチュアみたいなことを言ってちゃダメだな」
ワタルはそろそろとベッドから出てキッチンに入った。
いつもの習慣で寝起きのコーヒーをセットする。朝の柔らかい光が、香ばしい香りで満たされた部屋に射し込む。暗い気持ちは夜明けとともに消えそうな予感がした。考え込んでモヤモヤしているより、少しでも体を動かした方が気持ちも晴れる。焼きあがったトーストと目玉焼き、そして買いおきの野菜サラダとヨーグルトの中にオレンジを入れたものをトレーに乗せ、マグカップにコーヒーを注いでいると、スマートフォンの着信音が鳴り響いた。
まだ六時半にもならないのに誰だろうと訝しく思いながら、ワタルはディスプレイを見た。
電話の主は森下だった。
『こんな早朝に電話で起こしてしまって、本当にすみません。でも、できるだけ早く知らせるべきだと思いまして』
「もう起きていたからお気になさらずに。それより梢ちゃんにまた何かあったんですか?」
森下の声は珍しく上ずっていた。ワタルの胸に、消えかけた暗い霧が再び広がる。
『TVをつけてください。すべてわかります』
手元のリモコンでTVをつけると、朝の情報バラエティ番組が表示された。森下に指定されたチャンネルに変えると、梢の顔写真が映った。
右隅に表示されているテロップには「浅倉梢、熱愛発覚」と書かれている。
「梢ちゃんにそんな人がいたなんて、気がつかな……」
「相手は、北島さん、あなたです」
「……え?」
予想すらしなかった言葉に、ワタルの思考が中断した。急いでボリュームを上げキャスターの話に耳を傾ける。
『お相手が、ロックグループ、オーバー・ザ・レインボウのリーダー、ワタルさんということです。関係者によりますと、おふたりが知り合ったきっかけは、浅倉さんのデビュー曲をワタルさんが作られたことなんですよ。浅倉さんは元々バンドのファンで、中でもワタルさんが好き……』
ワタルと梢が一緒にいるイメージイラストが映し出された。勉強を教えてくれと頼まれ、家に行ったときのことを伝えている。
「森下さん、情報源はどこですか?」
『今日発売の女性週刊誌です。すでに事務所にはレポーターが押しかけています。自宅前も何人か待機していると、梢の母親から連絡がありました。北島さん宅はどうですか』
ワタルはカーテンを少し開けて地上を見下ろした。通勤や通学の人ばかりで、カメラやマイクを持った人たちは見えない。
「今のところは、それらしい人はいません」
『そうですか。じきに北島さんのもとにも取材が行くと思います。もっと早くお知らせ出来たらよかったのですが、情報をつかんだのが深夜をまわっていたので、連絡をためらっていました。すみません』
「おれは、どうすれば……。正直言ってこんなことを報道されるなんて夢にも思わなかったから、何をすればいいのか検討もつきません」
『梢とのつきあいについては、知らぬ存ぜぬを通してください。実際に恋愛感情など、なかったのですから。少なくとも、北島さんには』
――少なくとも、北島さんには……。
ワタルは電話を切りTVの画面を追った。
週刊誌が言う関係者というのはだれだ。友人? 仕事仲間? スタッフ? 匿名という鎧で守られた情報提供者は、どの程度の信頼性かを示すことなく無責任に話を垂れ流している。相手がわからない以上、抗議もできない。
「それにしても……」
ワタルはテレビの画面を見ながら独り言ちた。
日下部にアドバイスをもらった時点で、すでに手遅れだったということか。
「まさかこんなことになるなんて。森下さんや日下部さんが予想した通り、おれまで巻き込まれてしまったな」
テレビに映っているのは間違いなく自分の写真や似顔絵なのに、どこか遠い世界の出来事のようだ。バンドメンバーが誰ひとりこのような報道に縁がなかったせいか、画面の中の話がドラマのワンシーンに思えてならない。
また電話が鳴る。今度は事務所からだ。
『世良です。情けないことに今朝の報道で知りました。うちのミュージシャンが芸能ニュースに載るなんて考えたこともなかったので、アンテナをまったく張ってなくて……』
所属事務所オフィス・レインボウの世良仁社長だ。
「こちらこそすみません。まさかこんなことに巻き込まれるなんて」
『実際のとこ、浅倉さんとは?』
「ただの友達――妹みたいなものです。でも熱愛について今は否定も肯定もしないでください。彼女の気持ちを考えて」
『彼女の気持ち……?』
世良は二、三秒言葉を止めた。
『ああ、なるほどそういうことですか。解りました。北島さんが納得しているのなら、そのように回答します』
世良はワタルの言わんとしていることを理解してくれた。
「メンバーにはおれが時期をみて話します。いろいろと混み入っているので、ある程度見通しが立つまで何も話さないでください」
『で、このあと北島さんはどうします?』
「と言われても……今聞いたばかりで、自分でも決めかねています」
『そうですよね。こちらでも対処方法を他のスタッフと検討します』
未経験の事態に世良も困り果てている。多方面への影響や手配を考えると、これから事務所が忙しくなるのは火を見るより明らかだ。申し訳ない気持ちを抱きつつ、ワタルは通話を終えた。
一度に多くのことが動いて、どこから手をつければいいのか。さすがのワタルも、優先順位がすぐにつけられない。
「そうだ、沙樹に」
連絡帳で沙樹の番号をだす。芸能ニュースの報道はでたらめだと真っ先に知らせなくてはならない――と考えたところで、ふと手が止まった。
近ごろのワタルは、沙樹よりも梢と過ごす時間が長かった。こんな状況では、何も知らない沙樹が熱愛報道を鵜呑みにしても仕方がない。どんな理由があるにせよ、沙樹を放っておいたことは事実だ。
「いや、そんなこと考えている場合じゃないな」
すべてを話すなら今しかない。朝の忙しい時間に電話するのは気が引けたが、迷っている時間はない。
通話ボタンを押そうとする直前だ。梢からの電話が入った。
『ワタルさん、本当にごめんなさい。こんなことに巻き込んで』
梢の声は微かに震え、息遣いも苦しそうだ。ワタルの脳裏に、酷い嫌がらせで倒れそうになったときの憔悴した顔が浮かぶ。
「大丈夫かい? 森下さんからあらかたの話を聞いたよ。おれの方はなんとかするから、気にしないで。梢ちゃんはどういう手はずになっているんだい?」
『学校は休みます。みんなに質問攻めにされるからって、森下さんが。でも夕方の舞台挨拶には行きます』
主演映画の試写会では欠席もできない。熱愛報道に関する質問は受けつけないと宣言しても、映画の内容に絡めて訊かれるにちがいない。
「そうか。大変なときだけど、無事に乗り切れるように祈っているよ」
『ワタルさんは、どうするの?』
「そうだな……これから考えるよ」
梢は若干の間をおいて。口を開いた。
『もし……もしよかったら、今から会えない?』
「今から? さすがにそれはまずいよ」
『どうしてもだめ? 少しの時間でいいの』
注目されているふたりが会うなんて得策とは思えない。
しかし一方でワタルには、梢をこのまま放り出せないという想いもある。昨日まであんなに相談に乗っていたのに、一番必要な時に聞いてやれないのは無責任だ。声に含まれる決意めいたものも気になる。やけを起こすことはないだろうが、気の強さがまちがった方向に進んでしまうと、取り返しがつかなくなる。
「わかった。今すぐ行くから、場所を指定してくれないか」
行動に移すなら、芸能レポーターが姿を見せる前の方がいい。時刻は七時か。多くの人が行動を始める時間帯だ。
沙樹に連絡を入れるのは、梢との話が終わってからにしよう。詳しい状況が解っていた方が説明しやすい。
ワタルは地下駐車場から外に出た。レポーターらしき人物はまだ誰もいない。注目されているのはトップアイドルの梢であり、ワタルはそこまで気にかけられていない証拠だ。
まだ対処するだけの時間は残されているようだ。
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