59 / 61
49.5話 一輪の花 <side.ランディス>
しおりを挟む
タイトルは49.5話となっていますが、実際は48と49話の間になります。
―――――――
「来られるなら仰って下さい。ランディス殿下」
「たまたま今日のデートがお流れになったものでね。確か今日は大会の日だったと思って来てみたんだ」
「…今度はどこの令嬢に手ぇ出してるんだか…」
「聞こえているよ。アラン」
「失礼致しました。つい本音が出てしまいました」
騎士団主催の剣術大会、第二試合が終了と同時に運営本部に現れたランディスはお忍びデートの予定が潰れた為、服装が濃い紺地のシックな服装で友人のアランの所に顔を出していた。
いくら学友とは言え王子と公爵子息。
普段ならば軽口を言い合う二人だけれど、流石に公の場ではそれ相応の立場での会話にしなくてはならない。ランディスは普段通りでいいと言うけれど、堅物の友人は頑としてそれを良しとはせず、敬語で話す。時々イラっとした時にだけは今のように素が出てくるのがランディスは少し面白く感じている。
「ここは砂埃が結構来るんだな」
二人のいる運営本部は二階建てになっており、一階がアラン達騎士団員のいる本部。二階が貴賓席になっている。
本来は王宮騎士であるアランだが、この大会は他国にも知れ渡っているせいかこの大会を見るためだけに他国の王侯貴族がお忍びで来る事もある為、大会の間その方々を警護するのがアラン達、王宮騎士の仕事になる。
二階の貴賓席は七部屋あり、各部屋は会場が見渡せるように三方向がガラス張りになり、背面に一人づつしか出れない扉が付いている為、砂埃等が風で吹き込まないようになっているのに対して、一階は倒れた参加者をすぐに救助できるように、また、何か有事があった際にすぐに退路を確保できるように全面が開けている為、戦う参加者の動きに合わせるように砂埃が舞い込んで来る。
今もまだ第二試合が終わったばかりで砂埃が巻き上げられている。
「それでしたら殿下、貴賓席へご案内致します」
アランはあからさまに『面倒臭い』といった表情を貼り付けて軽く礼をすると、ランディスを二階への階段へ案内した。
苦笑しながらもそれに続き、案内されたのはブロムリア王族専用の貴賓席。
貴賓席とだけあり、内装は質素すぎず。けれど調度品は落ち着いた色合いで整えられている。
ランディスは正面の大会が見下ろせる窓際まで行くと、ガラスに右手を付き会場全体を見渡した。
いつもは誰かしらとお忍びデートで来ている為に一般の観客席から見ていたから、この部屋から観覧するのは初めてだ。
「へぇ。結構見晴らしがいいんだな」
「貴賓席に来るのは初めてでしたか?」
「あぁ。いつもは一般席からだからな。今日は父上達は来ていないんだな」
「えぇ。いつも来られるヒース殿下もいらっしゃっていないですね」
ふむ。と小さく呟きながら会場を見下ろす。
二回戦を戦った者達が一箇所に集まっているようで、全員が何かをしきりに見ているのがわかった。
そしてその何かを見や、落ち込む者。小さくガッツポーズをする者がいる。多分あれが合格発表の何かなのだろうとわかる。
そしてあまり間を置かず、第三試合が始まる放送が入った。
「えー。では第三試合を開始する。Aブロック。ユーマ・キリター、前へ!」
「……え?…」
名前を呼ばれた先を見ると、一人の少年が目に入った。
この国では比較的多い焦げ茶色の髪に日に焼けたような茶色い肌の華奢な身体つきの少年は、手に付いた何かを落とすように手を叩き合わせている。
温暖で穏やかなブロムリア王国に移住してくる他国民は数世代前の王から後を絶たず、その少年と同じ肌の色の人間は何人か見ている。
だから肌の色で驚いたわけではない。
けれど、ランディスは自分の目を疑うかのように、自分の目元を擦った。
「どうかなさいましたか?」
まだ階下へ戻っていなかったアランが訝しげに問うと、視線はその少年のままで「お前も見ろ!」と慌てたようにアランを窓際に呼んだ。
「アンリ嬢がいる!!」
「あぁ。観覧に来ているようですね。先程、アンリの侍女が昼を持ってきてくれましたし」
あまりにも慌てた様子のランディスに首を傾げながらアランは答えるも「違う!」と「良く見てみろ!」とゆっくり窓際に移動してきたアランの手首を掴んで窓際に寄せた。
「ほら、あそこのAブロック!小さい方、アンリ嬢だ!!」
「Aって…一番遠い位置じゃないですか。良く見えますね…って、違いますよ。アンリじゃありません。アンリはもっと雪のように真っ白で決め細やかな肌ですし、髪だって違うでしょう」
「いや!あれはアンリ嬢だ!今すぐ大会を中止しろ!!彼女が怪我でもしたら大変だ!!」
アランは、まるで半狂乱になったかのように慌てる友人の後頭部をべチンと軽く叩いた。
「とりあえず落ち着け。まず、大会は今開始の合図が入ったから止めらないし、アンリが大会に出ているわけがないだろう?」
「…あぁ。でも、あそこにいるのは確かにアンリ嬢だ。間違いはない」
「だから、アンリが大会に出るわけがないだろう。顔だって違……………アンリ?…」
丁度試合が終わり、相手の少年と笑顔で握手をするその少年の顔を見たアランは一瞬固まり、小さく自分の最愛の妹の名前を呼んだ。
「だから言ってるだろうが!」
「棄権させる!!俺のアンリに傷一つ付けてみろ!末代まで追いかけていって殺してやる!!」
「って、おい!?」
叫びながら扉をバンッと大きな音を立てて開けると一目散に一階に走っていくアランの姿に、残されたランディスは小さく溜息を付きながら髪をかき上げた。
「ったく…アンリ嬢の事になると暴走しやがって…って、俺もか…」
先程までの自分を顧みて苦笑を漏らしながら開け放たれた扉を一瞥し、もう一度下にいるアンリを見下ろした。
「…困ったお嬢様だね。こんなに俺達を心配させて。その姿も凛々しくて素敵だけど、心配させた分のお叱りはお兄さんからきちんと受けて貰わないとね」
アンリを見詰めながら愛おしそうにガラスを擦ると、暴走した友人を落ち着かせるべく階下に続く扉に向った。
(きみは俺の一輪の花だから、どんな花に紛れていても見つけ出せる自信があるよ)
―――――――
「来られるなら仰って下さい。ランディス殿下」
「たまたま今日のデートがお流れになったものでね。確か今日は大会の日だったと思って来てみたんだ」
「…今度はどこの令嬢に手ぇ出してるんだか…」
「聞こえているよ。アラン」
「失礼致しました。つい本音が出てしまいました」
騎士団主催の剣術大会、第二試合が終了と同時に運営本部に現れたランディスはお忍びデートの予定が潰れた為、服装が濃い紺地のシックな服装で友人のアランの所に顔を出していた。
いくら学友とは言え王子と公爵子息。
普段ならば軽口を言い合う二人だけれど、流石に公の場ではそれ相応の立場での会話にしなくてはならない。ランディスは普段通りでいいと言うけれど、堅物の友人は頑としてそれを良しとはせず、敬語で話す。時々イラっとした時にだけは今のように素が出てくるのがランディスは少し面白く感じている。
「ここは砂埃が結構来るんだな」
二人のいる運営本部は二階建てになっており、一階がアラン達騎士団員のいる本部。二階が貴賓席になっている。
本来は王宮騎士であるアランだが、この大会は他国にも知れ渡っているせいかこの大会を見るためだけに他国の王侯貴族がお忍びで来る事もある為、大会の間その方々を警護するのがアラン達、王宮騎士の仕事になる。
二階の貴賓席は七部屋あり、各部屋は会場が見渡せるように三方向がガラス張りになり、背面に一人づつしか出れない扉が付いている為、砂埃等が風で吹き込まないようになっているのに対して、一階は倒れた参加者をすぐに救助できるように、また、何か有事があった際にすぐに退路を確保できるように全面が開けている為、戦う参加者の動きに合わせるように砂埃が舞い込んで来る。
今もまだ第二試合が終わったばかりで砂埃が巻き上げられている。
「それでしたら殿下、貴賓席へご案内致します」
アランはあからさまに『面倒臭い』といった表情を貼り付けて軽く礼をすると、ランディスを二階への階段へ案内した。
苦笑しながらもそれに続き、案内されたのはブロムリア王族専用の貴賓席。
貴賓席とだけあり、内装は質素すぎず。けれど調度品は落ち着いた色合いで整えられている。
ランディスは正面の大会が見下ろせる窓際まで行くと、ガラスに右手を付き会場全体を見渡した。
いつもは誰かしらとお忍びデートで来ている為に一般の観客席から見ていたから、この部屋から観覧するのは初めてだ。
「へぇ。結構見晴らしがいいんだな」
「貴賓席に来るのは初めてでしたか?」
「あぁ。いつもは一般席からだからな。今日は父上達は来ていないんだな」
「えぇ。いつも来られるヒース殿下もいらっしゃっていないですね」
ふむ。と小さく呟きながら会場を見下ろす。
二回戦を戦った者達が一箇所に集まっているようで、全員が何かをしきりに見ているのがわかった。
そしてその何かを見や、落ち込む者。小さくガッツポーズをする者がいる。多分あれが合格発表の何かなのだろうとわかる。
そしてあまり間を置かず、第三試合が始まる放送が入った。
「えー。では第三試合を開始する。Aブロック。ユーマ・キリター、前へ!」
「……え?…」
名前を呼ばれた先を見ると、一人の少年が目に入った。
この国では比較的多い焦げ茶色の髪に日に焼けたような茶色い肌の華奢な身体つきの少年は、手に付いた何かを落とすように手を叩き合わせている。
温暖で穏やかなブロムリア王国に移住してくる他国民は数世代前の王から後を絶たず、その少年と同じ肌の色の人間は何人か見ている。
だから肌の色で驚いたわけではない。
けれど、ランディスは自分の目を疑うかのように、自分の目元を擦った。
「どうかなさいましたか?」
まだ階下へ戻っていなかったアランが訝しげに問うと、視線はその少年のままで「お前も見ろ!」と慌てたようにアランを窓際に呼んだ。
「アンリ嬢がいる!!」
「あぁ。観覧に来ているようですね。先程、アンリの侍女が昼を持ってきてくれましたし」
あまりにも慌てた様子のランディスに首を傾げながらアランは答えるも「違う!」と「良く見てみろ!」とゆっくり窓際に移動してきたアランの手首を掴んで窓際に寄せた。
「ほら、あそこのAブロック!小さい方、アンリ嬢だ!!」
「Aって…一番遠い位置じゃないですか。良く見えますね…って、違いますよ。アンリじゃありません。アンリはもっと雪のように真っ白で決め細やかな肌ですし、髪だって違うでしょう」
「いや!あれはアンリ嬢だ!今すぐ大会を中止しろ!!彼女が怪我でもしたら大変だ!!」
アランは、まるで半狂乱になったかのように慌てる友人の後頭部をべチンと軽く叩いた。
「とりあえず落ち着け。まず、大会は今開始の合図が入ったから止めらないし、アンリが大会に出ているわけがないだろう?」
「…あぁ。でも、あそこにいるのは確かにアンリ嬢だ。間違いはない」
「だから、アンリが大会に出るわけがないだろう。顔だって違……………アンリ?…」
丁度試合が終わり、相手の少年と笑顔で握手をするその少年の顔を見たアランは一瞬固まり、小さく自分の最愛の妹の名前を呼んだ。
「だから言ってるだろうが!」
「棄権させる!!俺のアンリに傷一つ付けてみろ!末代まで追いかけていって殺してやる!!」
「って、おい!?」
叫びながら扉をバンッと大きな音を立てて開けると一目散に一階に走っていくアランの姿に、残されたランディスは小さく溜息を付きながら髪をかき上げた。
「ったく…アンリ嬢の事になると暴走しやがって…って、俺もか…」
先程までの自分を顧みて苦笑を漏らしながら開け放たれた扉を一瞥し、もう一度下にいるアンリを見下ろした。
「…困ったお嬢様だね。こんなに俺達を心配させて。その姿も凛々しくて素敵だけど、心配させた分のお叱りはお兄さんからきちんと受けて貰わないとね」
アンリを見詰めながら愛おしそうにガラスを擦ると、暴走した友人を落ち着かせるべく階下に続く扉に向った。
(きみは俺の一輪の花だから、どんな花に紛れていても見つけ出せる自信があるよ)
0
あなたにおすすめの小説
社畜OLが学園系乙女ゲームの世界に転生したらモブでした。
星名柚花
恋愛
野々原悠理は高校進学に伴って一人暮らしを始めた。
引越し先のアパートで出会ったのは、見覚えのある男子高校生。
見覚えがあるといっても、それは液晶画面越しの話。
つまり彼は二次元の世界の住人であるはずだった。
ここが前世で遊んでいた学園系乙女ゲームの世界だと知り、愕然とする悠理。
しかし、ヒロインが転入してくるまであと一年ある。
その間、悠理はヒロインの代理を務めようと奮闘するけれど、乙女ゲームの世界はなかなかモブに厳しいようで…?
果たして悠理は無事攻略キャラたちと仲良くなれるのか!?
※たまにシリアスですが、基本は明るいラブコメです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【長編版】悪役令嬢は乙女ゲームの強制力から逃れたい
椰子ふみの
恋愛
ヴィオラは『聖女は愛に囚われる』という乙女ゲームの世界に転生した。よりによって悪役令嬢だ。断罪を避けるため、色々、頑張ってきたけど、とうとうゲームの舞台、ハーモニー学園に入学することになった。
ヒロインや攻略対象者には近づかないぞ!
そう思うヴィオラだったが、ヒロインは見当たらない。攻略対象者との距離はどんどん近くなる。
ゲームの強制力?
何だか、変な方向に進んでいる気がするんだけど。
彼女が高級娼婦と呼ばれる理由~元悪役令嬢の戦慄の日々~
プラネットプラント
恋愛
婚約者である王子の恋人をいじめたと婚約破棄され、実家から縁を切られたライラは娼館で暮らすことになる。だが、訪れる人々のせいでライラは怯えていた。
※完結済。
【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!
ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。
※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。
モブなのに、転生した乙女ゲームの攻略対象に追いかけられてしまったので全力で拒否します
みゅー
恋愛
乙女ゲームに、転生してしまった瑛子は自分の前世を思い出し、前世で培った処世術をフル活用しながら過ごしているうちに何故か、全く興味のない攻略対象に好かれてしまい、全力で逃げようとするが……
余談ですが、小説家になろうの方で題名が既に国語力無さすぎて読むきにもなれない、教師相手だと淫行と言う意見あり。
皆さんも、作者の国語力のなさや教師と生徒カップル無理な人はプラウザバック宜しくです。
作者に国語力ないのは周知の事実ですので、指摘なくても大丈夫です✨
あと『追われてしまった』と言う言葉がおかしいとの指摘も既にいただいております。
やらかしちゃったと言うニュアンスで使用していますので、ご了承下さいませ。
この説明書いていて、海外の商品は訴えられるから、説明書が長くなるって話を思いだしました。
自業自得じゃないですか?~前世の記憶持ち少女、キレる~
浅海 景
恋愛
前世の記憶があるジーナ。特に目立つこともなく平民として普通の生活を送るものの、本がない生活に不満を抱く。本を買うため前世知識を利用したことから、とある貴族の目に留まり貴族学園に通うことに。
本に釣られて入学したものの王子や侯爵令息に興味を持たれ、婚約者の座を狙う令嬢たちを敵に回す。本以外に興味のないジーナは、平穏な読書タイムを確保するために距離を取るが、とある事件をきっかけに最も大切なものを奪われることになり、キレたジーナは報復することを決めた。
※2024.8.5 番外編を2話追加しました!
【完結】ど近眼悪役令嬢に転生しました。言っておきますが、眼鏡は顔の一部ですから!
As-me.com
恋愛
完結しました。
説明しよう。私ことアリアーティア・ローランスは超絶ど近眼の悪役令嬢である……。
気が付いたらファンタジー系ライトノベル≪君の瞳に恋したボク≫の悪役令嬢に転生していたアリアーティア。
原作悪役令嬢には、超絶ど近眼なのにそれを隠して奮闘していたがあらゆることが裏目に出てしまい最後はお約束のように酷い断罪をされる結末が待っていた。
えぇぇぇっ?!それって私の未来なの?!
腹黒最低王子の婚約者になるのも、訳ありヒロインをいじめた罪で死刑になるのも、絶体に嫌だ!
私の視力と明るい未来を守るため、瓶底眼鏡を離さないんだから!
眼鏡は顔の一部です!
※この話は短編≪ど近眼悪役令嬢に転生したので意地でも眼鏡を離さない!≫の連載版です。
基本のストーリーはそのままですが、後半が他サイトに掲載しているのとは少し違うバージョンになりますのでタイトルも変えてあります。
途中まで恋愛タグは迷子です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる