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第11話 過去の思いで
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年に一度、僕たちは海に旅行に行くのが定番だった。
義経の祖母の家が綺麗な海岸の近くにあり、市内から少し離れたちょっとしたリゾート地のような場所がある。
そこにお盆の季節に四人で泊まりに行くのが大好きだった。
義経の両親に引率され、祖母の古民家に泊まる。
朝には四人で虫取りに行き、昼には四人で海に行き、夜には四人で花火を上げて遊んでいた。
青春の日々だった。
———この家の裏にはねぇ。猿姫様がおられるんだよぉ。
義経のおばあちゃんは、僕たちが泊りに来るたびにある伝説を語っていた。
———猿姫様はね。ある九郎っちゅう村の男のことが子供のころから大好きでな。猿のみでありながらずっと恋しちょったのよ。そんで九郎が大人になってもずっと傍におってな。その気持ちが九郎に通じたのか。九郎は誰も嫁にとらずにその猿姫をかわいがっとった。村人たちが馬鹿にしても九郎と猿姫は一緒におった。人からどう思われようとその二人は幸せだったのじゃ。やがて、その美しい愛に神様すら心打たれ、猿姫は人に姿を変えさせられた。九郎と猿姫様は子をなし、この里で幸せに暮らしましたとさ。
僕はその話を全く面白くないと思い、聞かされるたびにうんざりしていた。
「何が言いたいの?」
ある日、無神経に義経のおばあちゃんにそう言ってしまった。
だがおばあちゃんはにっこりと笑って、
———ずっと、想い続けていたら神様は応えてくれるよって話。
そっちの言葉は、僕の胸に残った。おばあちゃんの昔話は心に響かなかったけれども、なんだか笑顔でそう告げるおばあちゃんの姿が目に焼き付いた。
「素敵デスッ‼」
畳の上で寝ころんでいた向日葵が立ち上がり、僕の手と氷雨の手と義経の手を取り、はだしのままで庭に飛び出した。
「ヒマもみんなの事、想い続けます! そしたら、ずっと一緒にいられます!」
無邪気に笑う向日葵。
「おばか。一緒にいられるわけないでしょ? 今はそういう時代じゃないんだって」
皮肉めいたことを言う氷雨だが、口元は笑っていた。
「そうだね。いつか、時が来たらそれぞれ離れ離れになっちゃうかもしれない」
僕も氷雨の言葉を肯定する。
だけど———、
「でも、ずっと友達でい続けたいと思い続けることはできるんじゃないかな。どんなに何があっても、僕たちは友達でい続けて、またこの場所で四人で会うことができたら。それは凄くいい事。誰にもできない。僕たちにしかできない。凄くいい事なんじゃないかな」
「だっさ。三蔵、語彙無さ過ぎ」
「うるさいよ」
コツンと氷雨の額をデコピンする。
「デコピンすんな」
いつも嫌なことを言う氷雨には、その度にこうしてデコピンをする。それがこのグループにおける僕のポジションだった。
「いつまでも想い続けるか。よいのではないか?」
義経は僕たちをその二つの眼で見渡して続ける。
「想い合い続けようではないか。猿姫様たちのように永遠になろうではないか」
「永遠? 永遠にはなってないでしょ。その女になった猿は」
氷雨が義経の言葉の上げ足を取る。
肩をすくめる氷雨にまたデコピンをしようとするが、それを感づいてサッと彼女は掌で額を隠す。
「永遠にはなっておろうが。語り継がれている。こうしてこの場所で。いつまでも語り部がいる限り。命は終わらん。わしらの命も永遠にしよう。のう、三蔵よ」
そう言って掌を伸ばす義経。
僕はその手の上に自らの掌を乗せ、やりたくなさそうにしている氷雨の手を向日葵がとり、僕の掌の上に無理やり乗せた。
「いつかまた、みんなでここに集まろう。このおばあちゃんの家に———」
互いに想い合い続けるための、誓いの言葉のつもりだった。
「おばあちゃんの家ってあんたのおばあちゃんじゃないでしょ?」
と、氷雨がやっぱり皮肉を言い、
「構わんさ。のう、ばあちゃん?」
義経が振り返り、おばあちゃんに確認を取り、
「~~~~~~~~~~~~素敵ッッッデス! ヒマたちは永遠デス‼」
と、向日葵がはしゃぎだす。
そして彼女はもうテンションを抑えきれないとぴょんとジャンプし、庭にある縁石の上に飛び乗った。
「歌います!」
向日葵は息を吸い込む。
「う~さ~ぎ~、お~いし~~~か~の~や~ま~~~~~♪」
故郷だ。
小学校で必ず習う曲。
「なんでその選曲?」
氷雨が口を挟むが微笑を浮かべながら縁側に腰を落とした。
僕もただ、目を閉じて向日葵の歌を聞いていた。
決してうまくはないけれども、どこか心を揺さぶるものがある、その歌声を———。
○
『ズッコン、バッコン。私の穴に~通して~ハメて~~♪』
「ギャハハハハハハ! マジで何回見てもウケるわ~この動画~、おかしくって腹痛いわ~」
ボーズ頭がスマホの動画を再生し、爆笑する。
———どうしてこんなことになったんだ。
僕も、向日葵も、誰も悪くないのに……!
悪いのはこいつらなのに……!
どうして、世界はこんなにも糞なんだ……‼
「どうして……この世界はほんの少しだけでも、優しくなれないんだ!」
悔しくて拳をにぎり締める。
カサッ。
「………?」
手に何か握られてる。
切符だ。
こう、書かれてる。
『世界革命機関・再生計画列車・乗車資格券
人の世→空の世
2024年8月31日迄有効』
空の……世界……?
義経の祖母の家が綺麗な海岸の近くにあり、市内から少し離れたちょっとしたリゾート地のような場所がある。
そこにお盆の季節に四人で泊まりに行くのが大好きだった。
義経の両親に引率され、祖母の古民家に泊まる。
朝には四人で虫取りに行き、昼には四人で海に行き、夜には四人で花火を上げて遊んでいた。
青春の日々だった。
———この家の裏にはねぇ。猿姫様がおられるんだよぉ。
義経のおばあちゃんは、僕たちが泊りに来るたびにある伝説を語っていた。
———猿姫様はね。ある九郎っちゅう村の男のことが子供のころから大好きでな。猿のみでありながらずっと恋しちょったのよ。そんで九郎が大人になってもずっと傍におってな。その気持ちが九郎に通じたのか。九郎は誰も嫁にとらずにその猿姫をかわいがっとった。村人たちが馬鹿にしても九郎と猿姫は一緒におった。人からどう思われようとその二人は幸せだったのじゃ。やがて、その美しい愛に神様すら心打たれ、猿姫は人に姿を変えさせられた。九郎と猿姫様は子をなし、この里で幸せに暮らしましたとさ。
僕はその話を全く面白くないと思い、聞かされるたびにうんざりしていた。
「何が言いたいの?」
ある日、無神経に義経のおばあちゃんにそう言ってしまった。
だがおばあちゃんはにっこりと笑って、
———ずっと、想い続けていたら神様は応えてくれるよって話。
そっちの言葉は、僕の胸に残った。おばあちゃんの昔話は心に響かなかったけれども、なんだか笑顔でそう告げるおばあちゃんの姿が目に焼き付いた。
「素敵デスッ‼」
畳の上で寝ころんでいた向日葵が立ち上がり、僕の手と氷雨の手と義経の手を取り、はだしのままで庭に飛び出した。
「ヒマもみんなの事、想い続けます! そしたら、ずっと一緒にいられます!」
無邪気に笑う向日葵。
「おばか。一緒にいられるわけないでしょ? 今はそういう時代じゃないんだって」
皮肉めいたことを言う氷雨だが、口元は笑っていた。
「そうだね。いつか、時が来たらそれぞれ離れ離れになっちゃうかもしれない」
僕も氷雨の言葉を肯定する。
だけど———、
「でも、ずっと友達でい続けたいと思い続けることはできるんじゃないかな。どんなに何があっても、僕たちは友達でい続けて、またこの場所で四人で会うことができたら。それは凄くいい事。誰にもできない。僕たちにしかできない。凄くいい事なんじゃないかな」
「だっさ。三蔵、語彙無さ過ぎ」
「うるさいよ」
コツンと氷雨の額をデコピンする。
「デコピンすんな」
いつも嫌なことを言う氷雨には、その度にこうしてデコピンをする。それがこのグループにおける僕のポジションだった。
「いつまでも想い続けるか。よいのではないか?」
義経は僕たちをその二つの眼で見渡して続ける。
「想い合い続けようではないか。猿姫様たちのように永遠になろうではないか」
「永遠? 永遠にはなってないでしょ。その女になった猿は」
氷雨が義経の言葉の上げ足を取る。
肩をすくめる氷雨にまたデコピンをしようとするが、それを感づいてサッと彼女は掌で額を隠す。
「永遠にはなっておろうが。語り継がれている。こうしてこの場所で。いつまでも語り部がいる限り。命は終わらん。わしらの命も永遠にしよう。のう、三蔵よ」
そう言って掌を伸ばす義経。
僕はその手の上に自らの掌を乗せ、やりたくなさそうにしている氷雨の手を向日葵がとり、僕の掌の上に無理やり乗せた。
「いつかまた、みんなでここに集まろう。このおばあちゃんの家に———」
互いに想い合い続けるための、誓いの言葉のつもりだった。
「おばあちゃんの家ってあんたのおばあちゃんじゃないでしょ?」
と、氷雨がやっぱり皮肉を言い、
「構わんさ。のう、ばあちゃん?」
義経が振り返り、おばあちゃんに確認を取り、
「~~~~~~~~~~~~素敵ッッッデス! ヒマたちは永遠デス‼」
と、向日葵がはしゃぎだす。
そして彼女はもうテンションを抑えきれないとぴょんとジャンプし、庭にある縁石の上に飛び乗った。
「歌います!」
向日葵は息を吸い込む。
「う~さ~ぎ~、お~いし~~~か~の~や~ま~~~~~♪」
故郷だ。
小学校で必ず習う曲。
「なんでその選曲?」
氷雨が口を挟むが微笑を浮かべながら縁側に腰を落とした。
僕もただ、目を閉じて向日葵の歌を聞いていた。
決してうまくはないけれども、どこか心を揺さぶるものがある、その歌声を———。
○
『ズッコン、バッコン。私の穴に~通して~ハメて~~♪』
「ギャハハハハハハ! マジで何回見てもウケるわ~この動画~、おかしくって腹痛いわ~」
ボーズ頭がスマホの動画を再生し、爆笑する。
———どうしてこんなことになったんだ。
僕も、向日葵も、誰も悪くないのに……!
悪いのはこいつらなのに……!
どうして、世界はこんなにも糞なんだ……‼
「どうして……この世界はほんの少しだけでも、優しくなれないんだ!」
悔しくて拳をにぎり締める。
カサッ。
「………?」
手に何か握られてる。
切符だ。
こう、書かれてる。
『世界革命機関・再生計画列車・乗車資格券
人の世→空の世
2024年8月31日迄有効』
空の……世界……?
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