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其の三
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●其の参◯
博雅「そのような事もありました故、私は最初は晴明に恐怖を感じていましたし、正直苦手な人間でした。ですがある日...」
☆・☆・・☆☆・☆☆☆・・・
晴明「ごめんね...」
博雅「泣きながら、自身の殺めてしまった鳥に謝り鳥に符を貼り付ける晴明を見たのです。」
晴明「本当は僕は、むやみに生き物や人間や植物を殺したくなかったんだ...でも、君を殺してしまったことは事実だし、悪意にまみれた魂は冥界でも黄泉でも天界でも溶け込めないだろう...だからといって、きみは地獄にも行けない。そのままこの世を彷徨い続ければ、いづれ悪になって僕が君を倒さなきゃいけなくなるかもしれない。だから...」
博雅「晴明はそう言うと、その鳥に向かって何かの術をかけました。そうしたら...」
博雅「鳥が息を吹き返し、再び動き出したのです」
晴明「ごめんね。君にはまだ寿命が残っていたから生き返らせたよ。でも、一度死んだ魂をそのままにはしておけないから僕の式になってね」
博雅「晴明がそう言うと、鳥は翼のある人型になって、 晴明に向かってお辞儀をしました。それを見て私は、安倍晴明は本当は優しい人間なのかもしれない。と思ったのです。」
「ですが、すぐに晴明にその場面を見ていたのが暴露てしまい」
晴明「源博雅様。」
博雅「は、はい!」
晴明「貴方様には、陰陽師の秘術のうちのひとつを見られてしまいました。故に記憶を消さねばなりません。」
博雅「き、記憶を?!」
(こ、此奴、なんというおそろしい事を...!」
晴明「しかしながら、私はその術が得意ではございません故、もしかしたら今回の件以外の記憶までも消えてしまうかもしれません」
博雅「な...?!」
晴明「ですので、今後しばらく私と行動を共にしていただきまして、博雅様の口から術の件が漏れぬよう見させていただきます。」
保憲「脅されているではありませんか!」
博雅「そうなんです。ですから、初めはやはり晴明に恐怖を感じて一緒に過ごしいました。ですが、ともに過ごすうちに晴明の優しい一面を知ることが出来、私は思ったのです。安倍晴明は、実は孤独で優しく自分にも他人にも厳しい人間なのだと。しかし、成功すれば他者の成功さえ、自分の成功のように喜び励ます男なのだ。と。そう思ったのです。」
博雅「そのような事もありました故、私は最初は晴明に恐怖を感じていましたし、正直苦手な人間でした。ですがある日...」
☆・☆・・☆☆・☆☆☆・・・
晴明「ごめんね...」
博雅「泣きながら、自身の殺めてしまった鳥に謝り鳥に符を貼り付ける晴明を見たのです。」
晴明「本当は僕は、むやみに生き物や人間や植物を殺したくなかったんだ...でも、君を殺してしまったことは事実だし、悪意にまみれた魂は冥界でも黄泉でも天界でも溶け込めないだろう...だからといって、きみは地獄にも行けない。そのままこの世を彷徨い続ければ、いづれ悪になって僕が君を倒さなきゃいけなくなるかもしれない。だから...」
博雅「晴明はそう言うと、その鳥に向かって何かの術をかけました。そうしたら...」
博雅「鳥が息を吹き返し、再び動き出したのです」
晴明「ごめんね。君にはまだ寿命が残っていたから生き返らせたよ。でも、一度死んだ魂をそのままにはしておけないから僕の式になってね」
博雅「晴明がそう言うと、鳥は翼のある人型になって、 晴明に向かってお辞儀をしました。それを見て私は、安倍晴明は本当は優しい人間なのかもしれない。と思ったのです。」
「ですが、すぐに晴明にその場面を見ていたのが暴露てしまい」
晴明「源博雅様。」
博雅「は、はい!」
晴明「貴方様には、陰陽師の秘術のうちのひとつを見られてしまいました。故に記憶を消さねばなりません。」
博雅「き、記憶を?!」
(こ、此奴、なんというおそろしい事を...!」
晴明「しかしながら、私はその術が得意ではございません故、もしかしたら今回の件以外の記憶までも消えてしまうかもしれません」
博雅「な...?!」
晴明「ですので、今後しばらく私と行動を共にしていただきまして、博雅様の口から術の件が漏れぬよう見させていただきます。」
保憲「脅されているではありませんか!」
博雅「そうなんです。ですから、初めはやはり晴明に恐怖を感じて一緒に過ごしいました。ですが、ともに過ごすうちに晴明の優しい一面を知ることが出来、私は思ったのです。安倍晴明は、実は孤独で優しく自分にも他人にも厳しい人間なのだと。しかし、成功すれば他者の成功さえ、自分の成功のように喜び励ます男なのだ。と。そう思ったのです。」
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