ゲッコウキ

神無月 花

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 新しい場所 (6/6) 
《聞こえるか。》 


月光「誰だ。」


奉行《私は南奉行。そして…月鬼の数少ない生き残りだ。》


月光「?!そんなまさか…」


奉行は、呪文を唱えると、瞬時に月光のもとにあらわれた。月に照らされた奉行の額に一本の角があった。


奉行「お前達を苦しめる南領主の悪行の記録は奉行所にある。結界が張ってあるから私以外は触れない。私が南領主を奉行所に連行しよう。」



月光「…お願いする。」



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