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第一集 参ノ巻

5.奇襲

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清秋「!誰か来たな。」


  土御門家当主「まさか、敵?」


 清秋「いや。安倍か土御門の人間だろう。うちの人間以外入れないように本家全体に結界が張ってあるからな。そうそう強い力を持った者はいないさ。」



「臨、兵、闘、者、皆、陣、列、在、前!」


清秋(!)
(桔梗紋?!攻撃者もうちの人間なのか?!)



  土御門家当主「宗家!」



 清秋は、考え事をしながらも瞬時に攻撃を防ぐ。


「お久しぶりですね。"宗家"。」


 清秋(俺の事を"宗家"と呼んだ。間違いない。奴は一族内の人間だ!)


清秋達は、声のした方を向いた。そこには....






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