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第三集

5.爆発した気持ちー終② 清秋視点③

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*清秋視点*



鍛練場の側を通り掛かった時に偶然、紫苑と佳月の会話を聞いてしまった。





  紫苑「佳月さ、ほんと覚えるの早いよね。」



   佳月「ありがとう。なんか照れるな/////」



 紫苑「和菓子食べよ!」

  

  佳月「うん。」



紫苑「ん~!やっぱり、京都の和菓子は美味しいわね!(o^~^o)」



 佳月「あのさ、紫苑。」



紫苑「なあに?」

 
 佳月「オレさ...紫苑の事好きだよ。」


紫苑「私も佳月の事好きよ。」


 佳月「え?!//// いや!そうじゃなくて!」


紫苑「なによ?」




  佳月が紫苑を好きだと言ったのが聞こえた。その言葉が聞こえてからは、中の様子が気になってしかたなかった。俺は結界の中の様子を透視する為、鍛練場の扉に透視用の符を貼ると、鍛練場の中へと意識を集中させた。





   清秋「!」





見たくない場面を見てしまった。俺が見たのは、ちょうど佳月が紫苑にキスしているところだった....

それを見た瞬間、俺の中から黒い感情が溢れ出た。





  紫苑を他の男に渡したくない!俺だけのものにしたい。





そう思った。

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