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File 5
剪定し薄青 8
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―ヘキサ―
「R1108式戦闘法……てなんです?」
六花は初めて聞く単語を前にハテナを浮かべた。辛うじて六花に理解できたのは「R1108」がオクタを指すコードであるということだけ。
「あれ?知らなかったの?うーん。名前を知らないってことかな」
リコリスはパソコンを眺めながらブツブツと何かを呟いた後、六花の顔をもう一度見て話し始める。
「この戦闘法の資料は司令部の管理するサーバー内でも結構奥の方に置いてあったんだ。フェイントを巧みに扱う戦闘術について書かれた報告書のようなものだね」
フェイント。その言葉で六花はハッとした。頭に浮かんだのはいつか見た師匠の動きと、それに重なる工作員殺しの技だった。
殺気を集め、放ち、相手の視線を思い通りに動かす。そして、その隙に生まれる対の死角を狙う六花の得意な……殺しの技。
オクタとの激しい戦闘訓練の中で見て、食らって身につけた戦闘技術だ。こうすればいい、ああすればいいと言うような座学の中で身につけた技術ではなかったがために、六花にはそれを言葉で表現することは難しかった。
「あれって師匠の名前がつけられてたんですね」
誇らしさはなかった。驚きもなく、ただ納得した。
暗殺をメインに育てられた六花の仕事は奇襲からの一撃必殺。
戦闘にもつれ込む時とはすなわち暗殺の失敗、あるいは用法外の使われ方をしていて本領を発揮できていない場合のどちらかということになる。
戦闘しないことを六花は求められてはいるが、毎度そう上手くはいかない。あの技術で六花は何度も窮地を乗り越えていた。
「あれって資料があったんですね。私は……読んだことないですが」
「だよねぇ」
リコリスは苦笑いを浮かべる。
「で、何が書いてあったんですか?――――もしかして何か」
六花は思いついたように声を上げる。
「いや、そういうのはないよ」
リコリスは六花の考えていることがすぐに分かった。だからこそ、それをあっさりと否定する。
「これに書いてあったものは、この戦闘法がどう言ったものか。で、それはどうすれば対処できそうかってこと。見たければスマホに送ってあげるよ」
数秒後、六花のスマホに1つのファイルが届いた。
「あっ、これ外で開かないでよ?オクタさんやラーレにも見せちゃだめだから」
六花は頷きながらスマホでファイルを開く。そこにはこう書かれていた。
本戦闘法における要点は殺気を濃縮した“必殺のフェイント”にある。殺しの前提攻撃である1撃目のフェイントに尋常ではない殺気を載せて放つことで対象者に死を想起させる。放ったフェイントの1点に対象の意識を集め視野を狭めることで全身に拡散していた注意を一本化、本来反応できていたはずの対角の攻撃への反応を致命的に遅らせ続く2撃目を気取らせぬままに命中させることを本旨とする。
殺意は生き物の本能に働きかける最も単純で原始的な脅威であり、どんな人物であっても反応することが出来るがゆえに、ここで放つそれは無視できないほどの強大なものである必要がある。
本戦闘法を受ける場合、対処法として最も有効と考えられるものが、前提攻撃であるフェイントを無視すること。前提となるフェイントに釣られることがなければ続く2撃目は通常の攻撃と何ら変わらないものである。しかし、生物である以上自身に向けられる殺気を無視することは容易ではない。
自己防衛のため必ず察知してしまう生存本能の産物を完全に無視することが条件であるため、これはほとんど不可能に近く、空想の産物である。
そこから考えられる有力な対処法とは意識を広く拡散させること。広い視野を持ち、殺意を込めたフェイントを攻撃手段の1つであると割り切り捌くこと。殺気の濃淡に惑わされないことである。
「――でも当然リエールはこれを見ていたはず。それでも、勝てなかった」
リコリスは六花の視線の動きから読み終わったであろうタイミングで声を出す。
「奥義や必殺技!なんてものはないよ。まぁゲームやアニメじゃあるまいし、ね?」
「――そうですね」
このファイルに打開策がないかと考えたのは六花も同じだった。しかし、内容は意識していなくとも“知っている”ことばかり。
それに六花は彼女と戦った時、殺気に囚われまいと視野を広くしようと意識していたわけではない。オクタとの長年の訓練の中で身につけた言葉では言い表せない感覚によってそれらを捌き、剣戟の嵐に対応していた。
今更、意識一つでどうなるというものにも思えなかった。
(今からでも……いや、たぶん間に合わない)
六花はこれを実践したところで大して役には立たないだろうと思っていた。戦闘は思考する隙すら奪うほどの嵐の中に身を置くようなもの。
あれもこれもと考えている余裕はない。ましてや格上相手に。
リコリスは椅子の背もたれにドサッと身を預けながらボヤく。
「私はともかく、これは見なかったことにしてポイってしちゃっても良いかもね」
「……なんでリコリスが?」
六花は彼女の言葉の意図がわからなかった。リコリスが前に出ることはない。つまり、直接戦闘になる機会は万に一つも無いだろう。出不精のリコリスなら尚更これを覚えておいたとしても役に立たない。
なのに、覚えておく必要が――――。
「なんでって、私も一緒に考えるよ。六花ちゃんには死んでほしくないしさ」
照れるような笑顔だった。自分のことで手一杯だった六花。どこか子どもっぽいと思っていたリコリスが“お姉さん”らしく見えるなんて……
「それにさ。オクタさんのため、なんでしょ?」
「え?」
「六花ちゃんがこんなに戦うことを考えるなんてらしくないよ。好きな人のために、頑張ってるんじゃない?」
「そ、そんなんじゃ!」
六花はまだ答えを出せていない。自分はまだ子どもで、相手は大人だ。自分にはまだできないことでも、オクタにならできることはたくさんあるだろう。釣り合いとかそういうことではない。
拾ってもらって生きる術を与えてくれた。暖かいと思う気持ちを思い出させてくれた。
一緒にいることが心地よく感じていたし、こんな世界でもオクタについていけば不安はなかった。一緒に同じ目的で戦っていたとそう思っていた。
しかし、自分は守られていたのだと知ったのは彼女に負けた時だ。
死の淵。久しく忘れていた死の恐怖。心が凍えそうなその場所からもう1度救い出してくれたのは誰でもないオクタだった。
(私はまた、助けられた……でも、だから)
「――らしくない、ですね」
六花の口から笑みが溢れる。
「でも、ありがとうございます。心強いです」
―ヘキサ―
11月23日(金) 13:56
「今、店を出ました。後を追います」
六花は小声でそう呟くと、皿の上に残ったハンバーグの最後の一切れを口に放り込んで席を立ち上がった。
〈メニューはなんだったんだ?〉
「は?」
イヤホンの向こうからおちゃらけた声が聞こえた。六花は面倒くさそうにスマホで支払いを済ませるとそそくさと店を出る。店の外、10数メートル先にターゲットの姿を見つけた。尾行を再開する。
〈メニューだよ、メニュー〉
「聞いてなかったんですか。ハンバーグですよチーズの入っ――」
〈ヘキサのじゃねぇよ。ほれ、アイツの〉
六花の視線の先には少しやつれ気味の男がいた。幸薄そうな彼は次の目的地を目指し足早に人の波に飲まれながら街を進む。
「……若鶏のグリル」
〈グリルかぁ。良いね。オクタさん?俺らの夕飯それにします?〉
〈あ?あぁ、それも良いかもな〉
止めに入ってくれるかと思っていたが、オクタもラーレの話に乗り始めた。
「2人とも、遊んでないで働いてくださいよ。ちゃんと追えてるんですか?ああもう!」
六花は対象者を見失わないように姿を隠しつつ後をつけた。
「R1108式戦闘法……てなんです?」
六花は初めて聞く単語を前にハテナを浮かべた。辛うじて六花に理解できたのは「R1108」がオクタを指すコードであるということだけ。
「あれ?知らなかったの?うーん。名前を知らないってことかな」
リコリスはパソコンを眺めながらブツブツと何かを呟いた後、六花の顔をもう一度見て話し始める。
「この戦闘法の資料は司令部の管理するサーバー内でも結構奥の方に置いてあったんだ。フェイントを巧みに扱う戦闘術について書かれた報告書のようなものだね」
フェイント。その言葉で六花はハッとした。頭に浮かんだのはいつか見た師匠の動きと、それに重なる工作員殺しの技だった。
殺気を集め、放ち、相手の視線を思い通りに動かす。そして、その隙に生まれる対の死角を狙う六花の得意な……殺しの技。
オクタとの激しい戦闘訓練の中で見て、食らって身につけた戦闘技術だ。こうすればいい、ああすればいいと言うような座学の中で身につけた技術ではなかったがために、六花にはそれを言葉で表現することは難しかった。
「あれって師匠の名前がつけられてたんですね」
誇らしさはなかった。驚きもなく、ただ納得した。
暗殺をメインに育てられた六花の仕事は奇襲からの一撃必殺。
戦闘にもつれ込む時とはすなわち暗殺の失敗、あるいは用法外の使われ方をしていて本領を発揮できていない場合のどちらかということになる。
戦闘しないことを六花は求められてはいるが、毎度そう上手くはいかない。あの技術で六花は何度も窮地を乗り越えていた。
「あれって資料があったんですね。私は……読んだことないですが」
「だよねぇ」
リコリスは苦笑いを浮かべる。
「で、何が書いてあったんですか?――――もしかして何か」
六花は思いついたように声を上げる。
「いや、そういうのはないよ」
リコリスは六花の考えていることがすぐに分かった。だからこそ、それをあっさりと否定する。
「これに書いてあったものは、この戦闘法がどう言ったものか。で、それはどうすれば対処できそうかってこと。見たければスマホに送ってあげるよ」
数秒後、六花のスマホに1つのファイルが届いた。
「あっ、これ外で開かないでよ?オクタさんやラーレにも見せちゃだめだから」
六花は頷きながらスマホでファイルを開く。そこにはこう書かれていた。
本戦闘法における要点は殺気を濃縮した“必殺のフェイント”にある。殺しの前提攻撃である1撃目のフェイントに尋常ではない殺気を載せて放つことで対象者に死を想起させる。放ったフェイントの1点に対象の意識を集め視野を狭めることで全身に拡散していた注意を一本化、本来反応できていたはずの対角の攻撃への反応を致命的に遅らせ続く2撃目を気取らせぬままに命中させることを本旨とする。
殺意は生き物の本能に働きかける最も単純で原始的な脅威であり、どんな人物であっても反応することが出来るがゆえに、ここで放つそれは無視できないほどの強大なものである必要がある。
本戦闘法を受ける場合、対処法として最も有効と考えられるものが、前提攻撃であるフェイントを無視すること。前提となるフェイントに釣られることがなければ続く2撃目は通常の攻撃と何ら変わらないものである。しかし、生物である以上自身に向けられる殺気を無視することは容易ではない。
自己防衛のため必ず察知してしまう生存本能の産物を完全に無視することが条件であるため、これはほとんど不可能に近く、空想の産物である。
そこから考えられる有力な対処法とは意識を広く拡散させること。広い視野を持ち、殺意を込めたフェイントを攻撃手段の1つであると割り切り捌くこと。殺気の濃淡に惑わされないことである。
「――でも当然リエールはこれを見ていたはず。それでも、勝てなかった」
リコリスは六花の視線の動きから読み終わったであろうタイミングで声を出す。
「奥義や必殺技!なんてものはないよ。まぁゲームやアニメじゃあるまいし、ね?」
「――そうですね」
このファイルに打開策がないかと考えたのは六花も同じだった。しかし、内容は意識していなくとも“知っている”ことばかり。
それに六花は彼女と戦った時、殺気に囚われまいと視野を広くしようと意識していたわけではない。オクタとの長年の訓練の中で身につけた言葉では言い表せない感覚によってそれらを捌き、剣戟の嵐に対応していた。
今更、意識一つでどうなるというものにも思えなかった。
(今からでも……いや、たぶん間に合わない)
六花はこれを実践したところで大して役には立たないだろうと思っていた。戦闘は思考する隙すら奪うほどの嵐の中に身を置くようなもの。
あれもこれもと考えている余裕はない。ましてや格上相手に。
リコリスは椅子の背もたれにドサッと身を預けながらボヤく。
「私はともかく、これは見なかったことにしてポイってしちゃっても良いかもね」
「……なんでリコリスが?」
六花は彼女の言葉の意図がわからなかった。リコリスが前に出ることはない。つまり、直接戦闘になる機会は万に一つも無いだろう。出不精のリコリスなら尚更これを覚えておいたとしても役に立たない。
なのに、覚えておく必要が――――。
「なんでって、私も一緒に考えるよ。六花ちゃんには死んでほしくないしさ」
照れるような笑顔だった。自分のことで手一杯だった六花。どこか子どもっぽいと思っていたリコリスが“お姉さん”らしく見えるなんて……
「それにさ。オクタさんのため、なんでしょ?」
「え?」
「六花ちゃんがこんなに戦うことを考えるなんてらしくないよ。好きな人のために、頑張ってるんじゃない?」
「そ、そんなんじゃ!」
六花はまだ答えを出せていない。自分はまだ子どもで、相手は大人だ。自分にはまだできないことでも、オクタにならできることはたくさんあるだろう。釣り合いとかそういうことではない。
拾ってもらって生きる術を与えてくれた。暖かいと思う気持ちを思い出させてくれた。
一緒にいることが心地よく感じていたし、こんな世界でもオクタについていけば不安はなかった。一緒に同じ目的で戦っていたとそう思っていた。
しかし、自分は守られていたのだと知ったのは彼女に負けた時だ。
死の淵。久しく忘れていた死の恐怖。心が凍えそうなその場所からもう1度救い出してくれたのは誰でもないオクタだった。
(私はまた、助けられた……でも、だから)
「――らしくない、ですね」
六花の口から笑みが溢れる。
「でも、ありがとうございます。心強いです」
―ヘキサ―
11月23日(金) 13:56
「今、店を出ました。後を追います」
六花は小声でそう呟くと、皿の上に残ったハンバーグの最後の一切れを口に放り込んで席を立ち上がった。
〈メニューはなんだったんだ?〉
「は?」
イヤホンの向こうからおちゃらけた声が聞こえた。六花は面倒くさそうにスマホで支払いを済ませるとそそくさと店を出る。店の外、10数メートル先にターゲットの姿を見つけた。尾行を再開する。
〈メニューだよ、メニュー〉
「聞いてなかったんですか。ハンバーグですよチーズの入っ――」
〈ヘキサのじゃねぇよ。ほれ、アイツの〉
六花の視線の先には少しやつれ気味の男がいた。幸薄そうな彼は次の目的地を目指し足早に人の波に飲まれながら街を進む。
「……若鶏のグリル」
〈グリルかぁ。良いね。オクタさん?俺らの夕飯それにします?〉
〈あ?あぁ、それも良いかもな〉
止めに入ってくれるかと思っていたが、オクタもラーレの話に乗り始めた。
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