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薄青と記憶 27
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―ヘキサ―
服についてマルベリからも意見をもらいつつ自身の要望を伝える六花。ある程度要望を伝えたらあとはそれを形にするのはマルベリの仕事だ。
「――どのくらいで用意出来そうですか?」
「値段?それとも時間?」
「時間です。値段はまぁ、その……なんとかなると思うので」
「おっ金持ち~」
茶化すようにリコリスが口をはさむ。
口座の残高を把握しているわけではなかったが、仕事のたびにそれに見合うだけの金額を六花は受け取っている。数千は優にくだらない金額が齢15の子どもの口座に眠っていた。
それでいて六花にはリコリスと違ってこれといった趣味がない。余暇はトレーニングに費やすかテレビでクイズ番組を見るかくらいなもの。
大きな出費は仕事用品を買う程度で、ここ最近はずっと忙しいが、仕事のない時は数カ月が平気で空くこともあった。
15の子どもに使い切れるものでもなく、意図せず貯金は膨れ上がっていく。
装備に最新技術を多く取り入れたり、高価な素材ばかりにならなければ貯金は気にしなくても大丈夫だ。六花はそれよりも“時間”を気にしていた。
「……多分、それが必要になるまであまり時間はないと思うんです」
真剣な表情で話す六花。顔に重い影が落ちる。
目の前にいるマルベリは組織の工作員だが、前線のことについて必要以上に教えられていないだろうと六花は予想していた。
何処で誰がどんな怪我をしたとか、衣類をはじめとしたマルベリが取り扱う物資についてどんなものが求められているか。そう言った仕事に必要だと判断された情報は司令部から直接教えられているが、裏を返せばそれ以外に彼女が情報を求めている場合には彼女の方から尋ねなければならない。
それも、隠蔽体質の司令部に向かって。鮮度の高い情報ともなれば、たとえ聞いたとしても知らぬ存ぜぬで返されるのがオチだ。
六花と対峙した金髪が“工作員殺し”である可能性がある以上、何者であるか司令部は持てる全てを総動員して徹底的に調査をするはずだが、まだその正体にはたどり着いていないのだろう。
あれから数週間が経っているが、ライースたちが動いたという情報は六花やリコリスには届いていない。
だからこそ、六花が出会った金髪の公安警察について彼女は何も教えられていないだろうと容易に想像がついた。
「……何か話せない理由があるのね。いいわ。なんとなく分かるから。あそこは何を聞いたってお前には知る必要がないってこれっぽっちも教えてくれないもの」
「すみません。ただ、あまり余裕はないと思うんです」
こんなにも焦っている六花だが、何か根拠があって言っているのではない。
ただ、自分があの場から生還できたことはいくつかの偶然が重なった結果であり、相手方にとって容認できる事態ではないのではないかと感じていたからだ。
(私を狙ってくるかは分からないけど、そのまま放置することはないはず……)
「まだ怪我だって治ってないんでしょう?だ……どうなの?」
大丈夫?とそう言いかけてマルベリはとっさに言葉を変えた。
「問題がないかと言われればそんなことはありません。……でも、私がやるべきだと思うんです」
あの金髪が本当にオクタの生徒なのか決断を下すことを六花は恐れていた。理由はわからない。
(あの動き。切り出すタイミングに攻撃の流れまでなにもかも師匠と……私と同じだった)
『私は――オクタの最初の教え子よ』
彼女がオクタの生徒なのか、リコリスに話をした時はまだ確証はないと慎重な態度を見せていたが、その実彼女と対峙した六花は彼女の言葉を全く疑えなかった。
それほどまでに彼女とオクタは似ている。
事実、彼女に言われるまでもなく六花は戦いの最中、彼女にオクタの影を重ねていた。
彼女の言葉が仮に本当なのだとしたら、六花が思うに今の彼女を倒せるのはきっとオクタだけだ。
そして、それが事実として組織で決定づけられればライース辺りからオクタに直接の討伐依頼が来ることは目に見えていた。
先生と生徒が殺し合う……そんなこと、オクタにはさせたくなかった。
(師匠とあの人を戦わせちゃ――――ダメだ。でも)
目を閉じると今でも彼女の嗤う顔が鮮明に浮かぶ。
ふとした時にオクタはぼんやりと遠くを見つめていることがあった。
寂しげで窶れた雰囲気に大人っぽさを感じたり、自分とは違う何かが見えているのだと六花は感じ憧れていた。
それが何に起因するものなのか、今の六花には分かる気がした。
そんなオクタに生徒を斬らせていいわけがない。
「私が……やるしかないんです……」
「服の方は任せて。2週間しないくらいで用意ができると思うから。……テトラの方にはもう行ったの?」
「いえ、まだですが」
テトラはこの前の仕事の時にも姿を見せていた。
小柄な科学者然とした女性だ。口調や態度から明らかに六花よりも歳上の雰囲気を感じさせるが、身長は低いと言われがちな六花よりも低い。
それでいてチビだなんだと、ちょっかいをかけられている様子もなかったところを見るにライースたちのように今いる中では古参組なのだろうと六花は考えていた。
テトラは数字の4を与えられている工作員だ。六花やオクタと同じ替えの利かないと目される優秀な工作員。
役割としては銃器やナイフなどの刀剣類をはじめ、前回使用したような爆薬、ガスなど主に攻撃目的に利用される様々な物品を扱うことになっている。
独自のルートで入手、製造されたそれらの多くは秘匿されていて組織の工作員同士でも互いの装備については知らないことが多い。
個々にやり取りを行うとテトラは決めており、通常は予約制で仕事を完全に仕切っている。その性質上被りは認められていない。
そのため、被りが起こらないようにしか予約できず、場合によっては数日待たされることもある。
「靴も新しくするって話だったけど、ヘキサは靴のナイフを残すんでしょう?靴はこっちが送ってからにしてって言っておいて」
「ん?どうして?」
「……前もそうでしたっけ?」
六花が前にブーツを頼んだのはもう3年近く前のこと。リコリスもマルベリの言葉に心当たりはないようだ。
装備の見た目にそれほどこだわりのない六花は一度の注文で同じ服やブーツを数セット用意してもらっており、今使っているものが使えなくなっても全国のコンテナから回収して交換するだけ。万一その在庫がなくなっても「以前と同じものを」で済ませていた。
あまり製造過程に興味のない六花は新しいものを注文するときのことをすっかり忘れていた。
マルベリは苦虫をかみつぶしたような表情でテトラの所業について話し始めた。
「私が作ったブーツを送ったときにはナイフのレールや射出機構をもう作っちゃってて、サイズが合わないだの、もっと底の厚いものをよこせだの、散々に言われたのよ。だから、他のところから取り掛かるように伝えておいて欲しいわ」
「そ、そんなことが」
マルベリの口ぶりからテトラの方が立場が上なのだろうということは容易に想像できるが、実際の2人を知っていると何とも言えない感じだ。
(テトラさんって一体……)
「あっいけない。お客さんだわ」
マルベリが作業台横のパソコンに視線を移すと外から中をうかがう客の様子が映し出されていた。高校生くらいと思しき女の子だ。
「店に戻らないと。仕事はいつもとおんなじ口座に後払いでお願いね。」
「はい。よろしくお願いします」
「私も、この前頼んだやつ結構よかったから、また頼もうかな」
リコリスの言う前頼んだやつとはあの改造軍服のような衣装だろう。六花から見ても動く時の音がジャラジャラと五月蠅そうというくらいで、見た目は悪くなかったと記憶している。
「うふふ、ありがとね。エレベーター上がったら裏口から出て良いから。注文の装備、用意できたらメッセージ入れるわね」
にっこりと笑ったマルベリは楽しそうに階段を駆け上っていった。
服についてマルベリからも意見をもらいつつ自身の要望を伝える六花。ある程度要望を伝えたらあとはそれを形にするのはマルベリの仕事だ。
「――どのくらいで用意出来そうですか?」
「値段?それとも時間?」
「時間です。値段はまぁ、その……なんとかなると思うので」
「おっ金持ち~」
茶化すようにリコリスが口をはさむ。
口座の残高を把握しているわけではなかったが、仕事のたびにそれに見合うだけの金額を六花は受け取っている。数千は優にくだらない金額が齢15の子どもの口座に眠っていた。
それでいて六花にはリコリスと違ってこれといった趣味がない。余暇はトレーニングに費やすかテレビでクイズ番組を見るかくらいなもの。
大きな出費は仕事用品を買う程度で、ここ最近はずっと忙しいが、仕事のない時は数カ月が平気で空くこともあった。
15の子どもに使い切れるものでもなく、意図せず貯金は膨れ上がっていく。
装備に最新技術を多く取り入れたり、高価な素材ばかりにならなければ貯金は気にしなくても大丈夫だ。六花はそれよりも“時間”を気にしていた。
「……多分、それが必要になるまであまり時間はないと思うんです」
真剣な表情で話す六花。顔に重い影が落ちる。
目の前にいるマルベリは組織の工作員だが、前線のことについて必要以上に教えられていないだろうと六花は予想していた。
何処で誰がどんな怪我をしたとか、衣類をはじめとしたマルベリが取り扱う物資についてどんなものが求められているか。そう言った仕事に必要だと判断された情報は司令部から直接教えられているが、裏を返せばそれ以外に彼女が情報を求めている場合には彼女の方から尋ねなければならない。
それも、隠蔽体質の司令部に向かって。鮮度の高い情報ともなれば、たとえ聞いたとしても知らぬ存ぜぬで返されるのがオチだ。
六花と対峙した金髪が“工作員殺し”である可能性がある以上、何者であるか司令部は持てる全てを総動員して徹底的に調査をするはずだが、まだその正体にはたどり着いていないのだろう。
あれから数週間が経っているが、ライースたちが動いたという情報は六花やリコリスには届いていない。
だからこそ、六花が出会った金髪の公安警察について彼女は何も教えられていないだろうと容易に想像がついた。
「……何か話せない理由があるのね。いいわ。なんとなく分かるから。あそこは何を聞いたってお前には知る必要がないってこれっぽっちも教えてくれないもの」
「すみません。ただ、あまり余裕はないと思うんです」
こんなにも焦っている六花だが、何か根拠があって言っているのではない。
ただ、自分があの場から生還できたことはいくつかの偶然が重なった結果であり、相手方にとって容認できる事態ではないのではないかと感じていたからだ。
(私を狙ってくるかは分からないけど、そのまま放置することはないはず……)
「まだ怪我だって治ってないんでしょう?だ……どうなの?」
大丈夫?とそう言いかけてマルベリはとっさに言葉を変えた。
「問題がないかと言われればそんなことはありません。……でも、私がやるべきだと思うんです」
あの金髪が本当にオクタの生徒なのか決断を下すことを六花は恐れていた。理由はわからない。
(あの動き。切り出すタイミングに攻撃の流れまでなにもかも師匠と……私と同じだった)
『私は――オクタの最初の教え子よ』
彼女がオクタの生徒なのか、リコリスに話をした時はまだ確証はないと慎重な態度を見せていたが、その実彼女と対峙した六花は彼女の言葉を全く疑えなかった。
それほどまでに彼女とオクタは似ている。
事実、彼女に言われるまでもなく六花は戦いの最中、彼女にオクタの影を重ねていた。
彼女の言葉が仮に本当なのだとしたら、六花が思うに今の彼女を倒せるのはきっとオクタだけだ。
そして、それが事実として組織で決定づけられればライース辺りからオクタに直接の討伐依頼が来ることは目に見えていた。
先生と生徒が殺し合う……そんなこと、オクタにはさせたくなかった。
(師匠とあの人を戦わせちゃ――――ダメだ。でも)
目を閉じると今でも彼女の嗤う顔が鮮明に浮かぶ。
ふとした時にオクタはぼんやりと遠くを見つめていることがあった。
寂しげで窶れた雰囲気に大人っぽさを感じたり、自分とは違う何かが見えているのだと六花は感じ憧れていた。
それが何に起因するものなのか、今の六花には分かる気がした。
そんなオクタに生徒を斬らせていいわけがない。
「私が……やるしかないんです……」
「服の方は任せて。2週間しないくらいで用意ができると思うから。……テトラの方にはもう行ったの?」
「いえ、まだですが」
テトラはこの前の仕事の時にも姿を見せていた。
小柄な科学者然とした女性だ。口調や態度から明らかに六花よりも歳上の雰囲気を感じさせるが、身長は低いと言われがちな六花よりも低い。
それでいてチビだなんだと、ちょっかいをかけられている様子もなかったところを見るにライースたちのように今いる中では古参組なのだろうと六花は考えていた。
テトラは数字の4を与えられている工作員だ。六花やオクタと同じ替えの利かないと目される優秀な工作員。
役割としては銃器やナイフなどの刀剣類をはじめ、前回使用したような爆薬、ガスなど主に攻撃目的に利用される様々な物品を扱うことになっている。
独自のルートで入手、製造されたそれらの多くは秘匿されていて組織の工作員同士でも互いの装備については知らないことが多い。
個々にやり取りを行うとテトラは決めており、通常は予約制で仕事を完全に仕切っている。その性質上被りは認められていない。
そのため、被りが起こらないようにしか予約できず、場合によっては数日待たされることもある。
「靴も新しくするって話だったけど、ヘキサは靴のナイフを残すんでしょう?靴はこっちが送ってからにしてって言っておいて」
「ん?どうして?」
「……前もそうでしたっけ?」
六花が前にブーツを頼んだのはもう3年近く前のこと。リコリスもマルベリの言葉に心当たりはないようだ。
装備の見た目にそれほどこだわりのない六花は一度の注文で同じ服やブーツを数セット用意してもらっており、今使っているものが使えなくなっても全国のコンテナから回収して交換するだけ。万一その在庫がなくなっても「以前と同じものを」で済ませていた。
あまり製造過程に興味のない六花は新しいものを注文するときのことをすっかり忘れていた。
マルベリは苦虫をかみつぶしたような表情でテトラの所業について話し始めた。
「私が作ったブーツを送ったときにはナイフのレールや射出機構をもう作っちゃってて、サイズが合わないだの、もっと底の厚いものをよこせだの、散々に言われたのよ。だから、他のところから取り掛かるように伝えておいて欲しいわ」
「そ、そんなことが」
マルベリの口ぶりからテトラの方が立場が上なのだろうということは容易に想像できるが、実際の2人を知っていると何とも言えない感じだ。
(テトラさんって一体……)
「あっいけない。お客さんだわ」
マルベリが作業台横のパソコンに視線を移すと外から中をうかがう客の様子が映し出されていた。高校生くらいと思しき女の子だ。
「店に戻らないと。仕事はいつもとおんなじ口座に後払いでお願いね。」
「はい。よろしくお願いします」
「私も、この前頼んだやつ結構よかったから、また頼もうかな」
リコリスの言う前頼んだやつとはあの改造軍服のような衣装だろう。六花から見ても動く時の音がジャラジャラと五月蠅そうというくらいで、見た目は悪くなかったと記憶している。
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