96 / 188
第93話 《リーネの視点》2人の力
しおりを挟む
『アアアア、アルテアだとおおっっ!? ふざけんな! なんで神が自ら人間界に干渉してんだ!』
ドレカヴァクの慌てた感じが伝わる。ルウの怪我も治り始めていた。
「そうですね、確かに神が自ら人間界に干渉することは原則禁じています。ですが私は召喚されたわけですからね。何もしないわけにはいかないでしょう。ならリーネ、貴方の手で大切な人を救いなさい。私がその手助けを致しましょう」
『いや、結局手を出すんじゃねーか!』
「直接手を下すのはこの子です。私ではないので問題ありません。そもそもルールを決めたのも私なわけですし」
アルテア様がしれっと答える。とってもにこやかで眩しい笑顔だ。
『横暴だ! 断固抗議する!』
「さぁ、お行きなさいリーネ」
『無視すんな!』
「あっ……?」
私の意識が飛ばされる。いや、意識は飛んでるんだけどある、っていうか、なんか変な感じがする。
気がつけばそこは酷い荒地だった。死せる大地といった具合だろうか。それに物凄く嫌な空気がまとわりついてくる。
──ここはルウの精神世界です。あの子が息絶える前に助け出すのです。
この声はアルテア様?
この死の大地がルウの精神世界?
それだけ侵されてるってことなのかな。とにかく先を急ごう。でも私の得意な闇属性はドレカヴァクには通じないはずだ。龍炎が頼りかもしれない。
私は走る。不思議と疲れを感じない。そして少し走った先に十字架に貼り付けられたルウを見つける。ルウの前には骸姿のドレカヴァク。奴はルウの身体を端の方から食べていた。奴を排除してルウを助けるんだ。
私は意を決して力の限り叫ぶ。
「ルウーーーーーッ!」
「ちっ、来やがったか。小娘1人来たところで俺様に勝てるとでも思ってんのか?」
とにかくルウとドレカヴァクを引き剥がさないと。闇はダメージは与えられないけど、引き剥がすことはできるはず。
「闇の手!」
スキル多重発動を使い、一気に30本の腕を生み出す。不思議と魔力の減った感じがしないのは何故だろう。
「なんだこの数は!?」
「舐めないでよね!」
闇の手が一斉にドレカヴァクを拘束し、ルウから引き剥がす。収納魔法使えるかな?
「よし、収納するよ! 縄と十字架を収納」
収納魔法の吸収作用を利用し、ルウの拘束を解く。ルウが地面にどさりと落ち、仰向けに倒れた。ルウの左腕は既に食べられており、右脚も膝から下が無い。
「リーネ……?」
「ルウ、良かった! 魔法は使える?」
「う、うん。回復、強化」
するとみるみるうちに左腕が生え、右脚の膝下も新しく生まれてくる。そっか、精神世界だから実体じゃないもんね。でもルウの回復なら実体でも治せそうな気もするけど。
ルウがゆっくりと起き上がる。そして左腕を軽く回した。問題なく動くようだ。魔法も拡大解釈も使えてるみたいだし、これなら勝てるよね。
「こんの小娘がぁっ!!」
大分遠くにやったと思ったのに。途中で拘束を解かれたのかもしれない。ドレカヴァクが怒声をあげて戻ってきた。汚い骸だから表情変わんないけど。
「光刃」
ルウが光の剣を作った。防御用だね。
「ちっ、復活しやがったか。だがお前を殺せば済むことだ。2人まとめて殺してやるぜ! 呪われし魂!」
「無駄だよ」
ドレカヴァクが両腕を広げて集めていた瘴気が弾けて消えた。ルウ、何したんだろ。でもチャンスだよね。
「龍炎」
「強化! そして弱化」
私の生み出した魔法陣から八体もの炎の龍が飛び出し、ドレカヴァクに降り注いだ。
「ギャチャチャチャチャーーーッ!?」
熱いんだ。しかしなんだろ。ドレカヴァクがものすごーく弱く感じる。
「ここは僕の精神世界だからね。解き放たれた以上君に勝ち目はないよ」
炎が弾け飛び、その中からドレカヴァクが姿を現す。肉は全て焼け落ち、完全に骸骨となっている。それでも眼窩に目玉があるのはキモい。
「何故だ……。なぜ俺の力が抜けていく。貴様何をした!」
「君、僕の左腕食べたでしょ? つまり僕の1部が君の中にあるわけだ。そこを起点に弱化をかけて浄滅をかけてるんだよ」
「は?」
うん、私もよくわからない。とりあえずドレカヴァクの中にあるルウの1部が暴れ回っている、ってことは理解した。
「わかり易く言うと、君の精神を僕の精神が侵略してるってことだよ」
「はぁっ!? 俺様は侯爵級の悪魔だぞ! 精神力で人間ごときに負けるわけが……!」
するとルウはクスリと笑う。あ、なんか可愛いかも。
「でも現に押されているよね? じゃあ中と外から浄滅魔法喰らってみるかい?」
「ひ、ひぃっ……」
「リーネ、龍炎」
「うん! 龍炎!」
「強化、付与、浄滅」
魔法に魔法を付与?
そういえばそんなこともできたんだっけ。もうそれ付与じゃなくて合成だよね。
私の魔法陣から現れた炎は青白かった。青白い炎の龍は普通の炎より激しくは見えない。しかしその熱量は比べ物にならず、そして神聖な浄化の炎を思わせる神々しさがあった。そんな龍が8体。
多分無声発動で強化しまくったのかもしれない。断罪の龍と名付けよう。
「魔法に魔法を付与だとぉっ!?」
「終わりだよ、ドレカヴァク」
「消えちゃえ! 行け! 断罪の龍!」
私の思念で断罪の龍がその牙をドレカヴァクに向ける。一匹、また一匹とドレカヴァクを飲み込んだかと思うと、中へと入っていった。そして最後の龍がドレカヴァクを飲み込む。すると青白い炎が立ち上り、眩い光を放った。
「ギャアアアアアアッッ!!」
ドレカヴァクの断末魔の悲鳴。そして地獄の亡者のような呻き声をあげたかと思うと、炎の中へと溶けていくようにフェードアウトしていった。
そして炎が収束し、光が弾けた。その跡には何もない。誰もいない。
「勝った……?」
「うん、僕たちの勝ちだ。ありがとう、リーネ。君のおかげだ」
ルウが私の手を取り、ニコリと微笑む。いつものルウの笑顔だ。とても優しくて、私を安心させてくれる温かい笑顔。
「ルウ……。ルウのくれた指輪のおかげだよ。まさかあんな仕掛けがあるなんて思わなかった」
「あれは僕も驚いてる。まさかアルテア様が御力を貸してくださるなんてね。さて、荒れた精神を治さないとね解放」
すると私たちを中心に、荒地だった世界に美しい花畑が広がっていった。
「わぁ……」
思わずダイブしたくなるほどの花畑だ。赤や黄色、青といった、色とりどりの花が咲き誇り、その周りを蝶が飛んでいる。
あの花が私で蝶がルウかな?
なんてね。
「これでよし。リーネ、本当にありがとう。もう行って。みんな待ってるから」
「うん、わかった。またね」
ちょっと名残り惜しいけどね。正直に言うと、今はちょっと甘えたい。でもみんな待ってるからね、終わったらちょっと甘えさせてもらおう。あの文言がいいネタになる。
私の身体がふわりと浮き上がった。そしてどんどん高く舞い上がっていき、ルウが小さくなっていく。ルウは最後まで手を振ってくれていた。もちろん私も手を振り返す。
そして、私の意識は元の身体へと戻って行った。
ドレカヴァクの慌てた感じが伝わる。ルウの怪我も治り始めていた。
「そうですね、確かに神が自ら人間界に干渉することは原則禁じています。ですが私は召喚されたわけですからね。何もしないわけにはいかないでしょう。ならリーネ、貴方の手で大切な人を救いなさい。私がその手助けを致しましょう」
『いや、結局手を出すんじゃねーか!』
「直接手を下すのはこの子です。私ではないので問題ありません。そもそもルールを決めたのも私なわけですし」
アルテア様がしれっと答える。とってもにこやかで眩しい笑顔だ。
『横暴だ! 断固抗議する!』
「さぁ、お行きなさいリーネ」
『無視すんな!』
「あっ……?」
私の意識が飛ばされる。いや、意識は飛んでるんだけどある、っていうか、なんか変な感じがする。
気がつけばそこは酷い荒地だった。死せる大地といった具合だろうか。それに物凄く嫌な空気がまとわりついてくる。
──ここはルウの精神世界です。あの子が息絶える前に助け出すのです。
この声はアルテア様?
この死の大地がルウの精神世界?
それだけ侵されてるってことなのかな。とにかく先を急ごう。でも私の得意な闇属性はドレカヴァクには通じないはずだ。龍炎が頼りかもしれない。
私は走る。不思議と疲れを感じない。そして少し走った先に十字架に貼り付けられたルウを見つける。ルウの前には骸姿のドレカヴァク。奴はルウの身体を端の方から食べていた。奴を排除してルウを助けるんだ。
私は意を決して力の限り叫ぶ。
「ルウーーーーーッ!」
「ちっ、来やがったか。小娘1人来たところで俺様に勝てるとでも思ってんのか?」
とにかくルウとドレカヴァクを引き剥がさないと。闇はダメージは与えられないけど、引き剥がすことはできるはず。
「闇の手!」
スキル多重発動を使い、一気に30本の腕を生み出す。不思議と魔力の減った感じがしないのは何故だろう。
「なんだこの数は!?」
「舐めないでよね!」
闇の手が一斉にドレカヴァクを拘束し、ルウから引き剥がす。収納魔法使えるかな?
「よし、収納するよ! 縄と十字架を収納」
収納魔法の吸収作用を利用し、ルウの拘束を解く。ルウが地面にどさりと落ち、仰向けに倒れた。ルウの左腕は既に食べられており、右脚も膝から下が無い。
「リーネ……?」
「ルウ、良かった! 魔法は使える?」
「う、うん。回復、強化」
するとみるみるうちに左腕が生え、右脚の膝下も新しく生まれてくる。そっか、精神世界だから実体じゃないもんね。でもルウの回復なら実体でも治せそうな気もするけど。
ルウがゆっくりと起き上がる。そして左腕を軽く回した。問題なく動くようだ。魔法も拡大解釈も使えてるみたいだし、これなら勝てるよね。
「こんの小娘がぁっ!!」
大分遠くにやったと思ったのに。途中で拘束を解かれたのかもしれない。ドレカヴァクが怒声をあげて戻ってきた。汚い骸だから表情変わんないけど。
「光刃」
ルウが光の剣を作った。防御用だね。
「ちっ、復活しやがったか。だがお前を殺せば済むことだ。2人まとめて殺してやるぜ! 呪われし魂!」
「無駄だよ」
ドレカヴァクが両腕を広げて集めていた瘴気が弾けて消えた。ルウ、何したんだろ。でもチャンスだよね。
「龍炎」
「強化! そして弱化」
私の生み出した魔法陣から八体もの炎の龍が飛び出し、ドレカヴァクに降り注いだ。
「ギャチャチャチャチャーーーッ!?」
熱いんだ。しかしなんだろ。ドレカヴァクがものすごーく弱く感じる。
「ここは僕の精神世界だからね。解き放たれた以上君に勝ち目はないよ」
炎が弾け飛び、その中からドレカヴァクが姿を現す。肉は全て焼け落ち、完全に骸骨となっている。それでも眼窩に目玉があるのはキモい。
「何故だ……。なぜ俺の力が抜けていく。貴様何をした!」
「君、僕の左腕食べたでしょ? つまり僕の1部が君の中にあるわけだ。そこを起点に弱化をかけて浄滅をかけてるんだよ」
「は?」
うん、私もよくわからない。とりあえずドレカヴァクの中にあるルウの1部が暴れ回っている、ってことは理解した。
「わかり易く言うと、君の精神を僕の精神が侵略してるってことだよ」
「はぁっ!? 俺様は侯爵級の悪魔だぞ! 精神力で人間ごときに負けるわけが……!」
するとルウはクスリと笑う。あ、なんか可愛いかも。
「でも現に押されているよね? じゃあ中と外から浄滅魔法喰らってみるかい?」
「ひ、ひぃっ……」
「リーネ、龍炎」
「うん! 龍炎!」
「強化、付与、浄滅」
魔法に魔法を付与?
そういえばそんなこともできたんだっけ。もうそれ付与じゃなくて合成だよね。
私の魔法陣から現れた炎は青白かった。青白い炎の龍は普通の炎より激しくは見えない。しかしその熱量は比べ物にならず、そして神聖な浄化の炎を思わせる神々しさがあった。そんな龍が8体。
多分無声発動で強化しまくったのかもしれない。断罪の龍と名付けよう。
「魔法に魔法を付与だとぉっ!?」
「終わりだよ、ドレカヴァク」
「消えちゃえ! 行け! 断罪の龍!」
私の思念で断罪の龍がその牙をドレカヴァクに向ける。一匹、また一匹とドレカヴァクを飲み込んだかと思うと、中へと入っていった。そして最後の龍がドレカヴァクを飲み込む。すると青白い炎が立ち上り、眩い光を放った。
「ギャアアアアアアッッ!!」
ドレカヴァクの断末魔の悲鳴。そして地獄の亡者のような呻き声をあげたかと思うと、炎の中へと溶けていくようにフェードアウトしていった。
そして炎が収束し、光が弾けた。その跡には何もない。誰もいない。
「勝った……?」
「うん、僕たちの勝ちだ。ありがとう、リーネ。君のおかげだ」
ルウが私の手を取り、ニコリと微笑む。いつものルウの笑顔だ。とても優しくて、私を安心させてくれる温かい笑顔。
「ルウ……。ルウのくれた指輪のおかげだよ。まさかあんな仕掛けがあるなんて思わなかった」
「あれは僕も驚いてる。まさかアルテア様が御力を貸してくださるなんてね。さて、荒れた精神を治さないとね解放」
すると私たちを中心に、荒地だった世界に美しい花畑が広がっていった。
「わぁ……」
思わずダイブしたくなるほどの花畑だ。赤や黄色、青といった、色とりどりの花が咲き誇り、その周りを蝶が飛んでいる。
あの花が私で蝶がルウかな?
なんてね。
「これでよし。リーネ、本当にありがとう。もう行って。みんな待ってるから」
「うん、わかった。またね」
ちょっと名残り惜しいけどね。正直に言うと、今はちょっと甘えたい。でもみんな待ってるからね、終わったらちょっと甘えさせてもらおう。あの文言がいいネタになる。
私の身体がふわりと浮き上がった。そしてどんどん高く舞い上がっていき、ルウが小さくなっていく。ルウは最後まで手を振ってくれていた。もちろん私も手を振り返す。
そして、私の意識は元の身体へと戻って行った。
32
あなたにおすすめの小説
アルフレッドは平穏に過ごしたい 〜追放されたけど謎のスキル【合成】で生き抜く〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
アルフレッドは貴族の令息であったが天から与えられたスキルと家風の違いで追放される。平民となり冒険者となったが、生活するために竜騎士隊でアルバイトをすることに。
ふとした事でスキルが発動。
使えないスキルではない事に気付いたアルフレッドは様々なものを合成しながら密かに活躍していく。
⭐︎注意⭐︎
女性が多く出てくるため、ハーレム要素がほんの少しあります。特に苦手な方はご遠慮ください。
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
外れスキル?だが最強だ ~不人気な土属性でも地球の知識で無双する~
海道一人
ファンタジー
俺は地球という異世界に転移し、六年後に元の世界へと戻ってきた。
地球は魔法が使えないかわりに科学という知識が発展していた。
俺が元の世界に戻ってきた時に身につけた特殊スキルはよりにもよって一番不人気の土属性だった。
だけど悔しくはない。
何故なら地球にいた六年間の間に身につけた知識がある。
そしてあらゆる物質を操れる土属性こそが最強だと知っているからだ。
ひょんなことから小さな村を襲ってきた山賊を土属性の力と地球の知識で討伐した俺はフィルド王国の調査隊長をしているアマーリアという女騎士と知り合うことになった。
アマーリアの協力もあってフィルド王国の首都ゴルドで暮らせるようになった俺は王国の陰で蠢く陰謀に巻き込まれていく。
フィルド王国を守るための俺の戦いが始まろうとしていた。
※この小説は小説家になろうとカクヨムにも投稿しています
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい
ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。
強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。
ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。
異世界で世界樹の精霊と呼ばれてます
空色蜻蛉
ファンタジー
普通の高校生の樹(いつき)は、勇者召喚された友人達に巻き込まれ、異世界へ。
勇者ではない一般人の樹は元の世界に返してくれと訴えるが。
事態は段々怪しい雲行きとなっていく。
実は、樹には自分自身も知らない秘密があった。
異世界の中心である世界樹、その世界樹を守護する、最高位の八枚の翅を持つ精霊だという秘密が。
【重要なお知らせ】
※書籍2018/6/25発売。書籍化記念に第三部<過去編>を掲載しました。
※本編第一部・第二部、2017年10月8日に完結済み。
◇空色蜻蛉の作品一覧はhttps://kakuyomu.jp/users/25tonbo/news/1177354054882823862をご覧ください。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる