3 / 43
第1品「始まりはいつも勘違い」
錬金術師→神性錬成術師に……焼きで
しおりを挟む
「ソヨギさま、どちらへ?」
「漫喫っすね……あ、醤油が消えてません?」
ソヨギは破壊された民家や駐車場の車なんかを眺めつつ、駅前の方向へ歩いている。そっちにはひとがいそうな気配もしていた。豆腐は皿に乗って着いてきていた。
空は明るくなり始めていて、朝焼けの雰囲気だった。空気の冷たさが顔を刺激し、頭痛はあるし酒のせいで霞がかったようだが、眠気はなんとなく覚めていた。携帯を見ると5:32。
「ええ。アニミスを完全に吸収した証拠かと思います。ですが相性のよいソーマだったのか、力を発揮できるのは一度だけみたいですね。吸収がよすぎるせいでエネルギー効率が最大以上になり、その放出も限界以上になるみたいです……あっ、ソヨギさま?」
ソヨギはアニミスの吸収と消費とやらを聞いて、皿を持ってやった。すると豆腐は恥じらいを見せ、ちょっとだけ皿の隅によった。
「……いま知ったんすけど、絹ごしなんすね」
「まあ……そんな……! 殿方にそんなことを言われるなんて……もう食べていただくしか!」
「いや、腹の調子悪いんで……」
欠伸をしながらやんわりとお断りし、だらだらと歩いていく。めちゃくちゃになった住宅街のなかを進んでいくと、小さな公園がある。本来ならフェンスで区切られているはずだったが、フェンスは薙ぎ倒され、植木なんかも燃えたり割れたりしていた。
ソヨギはちら見しつつ豆腐を片手に通り過ぎて行き、角を曲がると声が聞こえてきた。
「このぉ……たかだか地上派魔兵の分際でえぇぇぇ!」
「グハハッ! おまえを殺して破滅王さまに献上すれば、一気に軍師になれるってもんだ!」
小さな公園からである。なんとなく気になって見てみると、赤い炎の光に照らされながら、鉄棒のうえに立っている女の子が見えた。それに対抗するためか、すべり台のうえに毛むくじゃらの熊みたいなモンスターが立っていた。豆腐が喋る。
「あれは勇者パーティーのシーフさま! なぜこんなところに!」
「……公園は子供の遊び場だからじゃないすか?」
「そんなことありません! 勇者さまたちは破滅王の牙城に向かっているはず! ソヨギさま、どうかお助けください。シーフさまは戦闘には不向きなお方なのです!」
「……まあ、見ちゃいましたから……つってもなんもできませんけど」
ソヨギは二日酔いである。派手に動いたりは絶対に嫌だった。てくてくと豆腐と一緒に公園にはいる。
「精盗の短剣があれば……あんな奴に負けないのに!」
シーフの少女が悔しそうに言った。毛先の跳ねた赤い髪にグリーンのバンダナを巻いていて、サバゲーなんかで着てそうなポケットがたくさんついたベストを着用。グリーンのスカートに黒のスパッツ。
「なんと脆弱な小娘なのだ! 精魔の加護がなければなにもできんとはなっ!」
青に近い毛並みの熊っぽいモンスターは、ゲラゲラと笑っていた。モンスターのなかで流行しているのか、ズボンに腰巻き、ブーツを履いて、その全部が紺色だった。二メートルくらいの背丈なので、ザコキャラなのだろうと勝手に判断する。
「あんたが背後から襲ってきたから無くしちゃったんだからね! この公園にあるはずなのに……」
「ソヨギさま、探してさしあげましょうよ」
「……なんすかね、すげぇ説明口調な感じが……」
まあでも、短剣探しくらいならいいか。ソヨギは公園内の散歩を始めた。外周をぐるっとまわれば見つかるだろう……と勝手に決める。見つからなければ豆腐を置いて行こう。
燃えている場所をさけて歩く。背後では会話イベント的なシーンが続いていた。
「貴様は勇者の仲間なのだろう? さあ、我輩と戦ってみろぃ!」
「わたしの役目はトラップ解除とか勇者のサポート役……精魔にもらった短剣がなければまともに戦うこともできない……!」
なんか説明くさいセリフを無視してブランコの囲いを過ぎる。
すると燃え盛っている植木の根元に、キラリと光るなにかがあった。
「……あれっすかね」
「そうです! あれはまさに精盗の短剣! しかし炎が邪魔で取ることができない! なんという運命の残酷なこと――え? ソヨギさま? ソヨ――!」
ぽいっ。
ソヨギは豆腐をナイフに向けて放り投げた。ボジュウゥゥゥゥ! と豆腐の水分が蒸発し、周囲の炎が消えていく。さすがは含水が高い絹ごしである。
「熱っ! アチチチッ! なんてことをソヨギさま!」
「……いや、なんとなく」
「なんとなくですること!? 信じられな――え……嘘……これはアニミス……? あ……あぁぁぁぁぁ!」
炎に焼かれてエクスタシーな声を発しながら、豆腐が強烈に輝き始めた。表面がこんがりとした焼き豆腐の完成である。
「……狙いどおりっすね」
「まさかソヨギさまは……炎のアニミスをわたしに与えるために?」
発光しながら焼き豆腐が空中停滞する。凄まじい力の余波か、風が炎をゆらゆらと揺らす。
「あ、そうっす。それでいいっす」
「……なんだか引っかかる言葉ですが、まあいいでしょう。よし……シーフさまをお助けします!」
ズギュンッ! と豆腐が高速で走った。早すぎてソニックブームが発生し、ソヨギの服がバタバタとはためく。すぐ近くにあった精盗の短剣が刺さっていた植木が、ドゴオァッ! とフェンスにぶつかった。
「な……なんだ貴様は!」
「わたしは護神! シーフさまを手にかけようなどとは不届き千万! 消えなさい!」
「助けてくれるのね豆腐の女神! ああ……なんという神々しさなの……」
ソヨギは歩き疲れてブランコの囲いに座った。冷蔵庫から持ってきていたソルマックを開ける。飲むが、その不味さに思わず嘔吐く。次から二日酔い対策は別のものにしようと固く誓った。
「護神! な……なぜこんなところにぃ!」
「ふふふ……勇者パーティーを守るために集結した護神は一万を越えていますよ! それも武に長けた超神ばかりがです!」
「ぐ……ぐぬぅ……! 護神相手では我輩にはどうすることも……こうなれば! ふっ、ぐぬあぁぁぁぁぁ!」
「ベアディケスの魔力が膨れあがっていく! 危ないシーフさまっ!」
「きゃあぁぁぁ!」
ソヨギはすかさずタバコに火をつけた。口のなかが気持ち悪いのだ。背後ではブワァッ! とかジシャアッ! とかいっている。そしてカッと光が一瞬で爆発した。
「ベアディケスめ……いまの光はまさか……?」
「いまのは照明魔法だったわ……おそらく地上派魔軍を呼んだんだよ」
「ということは最低でも団長クラスが来てしまう。シーフさま、急ぎ勇者さまのいる牙城へ!」
「でも精盗の短剣がないのよ……」
ソヨギはああそうかと腰をあげた。気持ち悪さが増してしまい、うっぷとかしながら精盗の短剣をつまんだ。しっかりと消火もされ、金属特有の熱伝導率の高さでも熱さは解消されていた。
「ご安心をシーフさま。すでに五聖剣のひとつは見つけております」
「ああ……よかった。ありがとうね女神」
「ととととんでもない! わたしではなくこの世界でのアルケミスト……いいえ、エルアニミストであるソヨギさまが」
「……神性錬成術師? こんな複雑なアニミスを錬成や変換できる人間が――しかも神質から錬成できる人間がいるの? この低俗な世界に」
シーフの少女はちょっと小馬鹿にしていた。しかもアルケミストからエルアニミストに役職が変わってしまった。エルアニミストってなんですか?
しかしその疑問を口にするまえに、ソヨギは歩くのをやめていた――ついに奴が現れたのだ。ドスンッ! と。
「なんだなんだ……火急信号を追って来てみれば、ただの護神か。ん? そこにいるのは……勇者の一員だな!?」
「ちっ! 地上派魔軍の一級士官だよ! あいつを倒すの手伝って!」
その一級士官とやらは人間みたいな外見で、やはりマッチョだった。ふさふさとした暗い青のかぶりものは、目元を隠すようなマスクにぼわっとした長い獣の毛を使用している。上半身は裸、下半身はさっきのと一緒だ。
「あいつが『英霊の雫石』を持ってるのよ! だからわたしは町を探しまわっていたの!」
「英霊の雫石を! それがなければ破滅王の膨大な魔力を抑えることができない! こちらの世界に来たときに奪われたのですね!」
「そうよ! こちらに着いたとたんに猛攻にあってしまったの。そして勇者から英霊の雫石を――」
ソヨギは突然に現れたそいつに苦しめられていた。とてつもなく吐きそうだったのだ。二日酔い対策のソルマックによる後遺症である。しっかりと用法用量を守り、自分の体にあっているのかを吟味しておけば、こんなことにはならなかったはずだ。
「いくぞ善神の使いども! この体術の申し子インナマッソが相手してやる!」
「そこのお兄さん……エルアニミストさま! 早く精盗の短剣をちょうだい!」
「ソヨギさま……ソヨギさまっ!? まさか体調が悪化して……」
「おおおぁぁぁぁぁ! パーフェクト鋼体術うぅぅぅぅ!」
第一級士官インナマッソの魔力が大地を震撼させた。
「揺らすのはちょっと……キツイっすね……」
こうしてソヨギの真の闘いが幕を開けたのである。
「漫喫っすね……あ、醤油が消えてません?」
ソヨギは破壊された民家や駐車場の車なんかを眺めつつ、駅前の方向へ歩いている。そっちにはひとがいそうな気配もしていた。豆腐は皿に乗って着いてきていた。
空は明るくなり始めていて、朝焼けの雰囲気だった。空気の冷たさが顔を刺激し、頭痛はあるし酒のせいで霞がかったようだが、眠気はなんとなく覚めていた。携帯を見ると5:32。
「ええ。アニミスを完全に吸収した証拠かと思います。ですが相性のよいソーマだったのか、力を発揮できるのは一度だけみたいですね。吸収がよすぎるせいでエネルギー効率が最大以上になり、その放出も限界以上になるみたいです……あっ、ソヨギさま?」
ソヨギはアニミスの吸収と消費とやらを聞いて、皿を持ってやった。すると豆腐は恥じらいを見せ、ちょっとだけ皿の隅によった。
「……いま知ったんすけど、絹ごしなんすね」
「まあ……そんな……! 殿方にそんなことを言われるなんて……もう食べていただくしか!」
「いや、腹の調子悪いんで……」
欠伸をしながらやんわりとお断りし、だらだらと歩いていく。めちゃくちゃになった住宅街のなかを進んでいくと、小さな公園がある。本来ならフェンスで区切られているはずだったが、フェンスは薙ぎ倒され、植木なんかも燃えたり割れたりしていた。
ソヨギはちら見しつつ豆腐を片手に通り過ぎて行き、角を曲がると声が聞こえてきた。
「このぉ……たかだか地上派魔兵の分際でえぇぇぇ!」
「グハハッ! おまえを殺して破滅王さまに献上すれば、一気に軍師になれるってもんだ!」
小さな公園からである。なんとなく気になって見てみると、赤い炎の光に照らされながら、鉄棒のうえに立っている女の子が見えた。それに対抗するためか、すべり台のうえに毛むくじゃらの熊みたいなモンスターが立っていた。豆腐が喋る。
「あれは勇者パーティーのシーフさま! なぜこんなところに!」
「……公園は子供の遊び場だからじゃないすか?」
「そんなことありません! 勇者さまたちは破滅王の牙城に向かっているはず! ソヨギさま、どうかお助けください。シーフさまは戦闘には不向きなお方なのです!」
「……まあ、見ちゃいましたから……つってもなんもできませんけど」
ソヨギは二日酔いである。派手に動いたりは絶対に嫌だった。てくてくと豆腐と一緒に公園にはいる。
「精盗の短剣があれば……あんな奴に負けないのに!」
シーフの少女が悔しそうに言った。毛先の跳ねた赤い髪にグリーンのバンダナを巻いていて、サバゲーなんかで着てそうなポケットがたくさんついたベストを着用。グリーンのスカートに黒のスパッツ。
「なんと脆弱な小娘なのだ! 精魔の加護がなければなにもできんとはなっ!」
青に近い毛並みの熊っぽいモンスターは、ゲラゲラと笑っていた。モンスターのなかで流行しているのか、ズボンに腰巻き、ブーツを履いて、その全部が紺色だった。二メートルくらいの背丈なので、ザコキャラなのだろうと勝手に判断する。
「あんたが背後から襲ってきたから無くしちゃったんだからね! この公園にあるはずなのに……」
「ソヨギさま、探してさしあげましょうよ」
「……なんすかね、すげぇ説明口調な感じが……」
まあでも、短剣探しくらいならいいか。ソヨギは公園内の散歩を始めた。外周をぐるっとまわれば見つかるだろう……と勝手に決める。見つからなければ豆腐を置いて行こう。
燃えている場所をさけて歩く。背後では会話イベント的なシーンが続いていた。
「貴様は勇者の仲間なのだろう? さあ、我輩と戦ってみろぃ!」
「わたしの役目はトラップ解除とか勇者のサポート役……精魔にもらった短剣がなければまともに戦うこともできない……!」
なんか説明くさいセリフを無視してブランコの囲いを過ぎる。
すると燃え盛っている植木の根元に、キラリと光るなにかがあった。
「……あれっすかね」
「そうです! あれはまさに精盗の短剣! しかし炎が邪魔で取ることができない! なんという運命の残酷なこと――え? ソヨギさま? ソヨ――!」
ぽいっ。
ソヨギは豆腐をナイフに向けて放り投げた。ボジュウゥゥゥゥ! と豆腐の水分が蒸発し、周囲の炎が消えていく。さすがは含水が高い絹ごしである。
「熱っ! アチチチッ! なんてことをソヨギさま!」
「……いや、なんとなく」
「なんとなくですること!? 信じられな――え……嘘……これはアニミス……? あ……あぁぁぁぁぁ!」
炎に焼かれてエクスタシーな声を発しながら、豆腐が強烈に輝き始めた。表面がこんがりとした焼き豆腐の完成である。
「……狙いどおりっすね」
「まさかソヨギさまは……炎のアニミスをわたしに与えるために?」
発光しながら焼き豆腐が空中停滞する。凄まじい力の余波か、風が炎をゆらゆらと揺らす。
「あ、そうっす。それでいいっす」
「……なんだか引っかかる言葉ですが、まあいいでしょう。よし……シーフさまをお助けします!」
ズギュンッ! と豆腐が高速で走った。早すぎてソニックブームが発生し、ソヨギの服がバタバタとはためく。すぐ近くにあった精盗の短剣が刺さっていた植木が、ドゴオァッ! とフェンスにぶつかった。
「な……なんだ貴様は!」
「わたしは護神! シーフさまを手にかけようなどとは不届き千万! 消えなさい!」
「助けてくれるのね豆腐の女神! ああ……なんという神々しさなの……」
ソヨギは歩き疲れてブランコの囲いに座った。冷蔵庫から持ってきていたソルマックを開ける。飲むが、その不味さに思わず嘔吐く。次から二日酔い対策は別のものにしようと固く誓った。
「護神! な……なぜこんなところにぃ!」
「ふふふ……勇者パーティーを守るために集結した護神は一万を越えていますよ! それも武に長けた超神ばかりがです!」
「ぐ……ぐぬぅ……! 護神相手では我輩にはどうすることも……こうなれば! ふっ、ぐぬあぁぁぁぁぁ!」
「ベアディケスの魔力が膨れあがっていく! 危ないシーフさまっ!」
「きゃあぁぁぁ!」
ソヨギはすかさずタバコに火をつけた。口のなかが気持ち悪いのだ。背後ではブワァッ! とかジシャアッ! とかいっている。そしてカッと光が一瞬で爆発した。
「ベアディケスめ……いまの光はまさか……?」
「いまのは照明魔法だったわ……おそらく地上派魔軍を呼んだんだよ」
「ということは最低でも団長クラスが来てしまう。シーフさま、急ぎ勇者さまのいる牙城へ!」
「でも精盗の短剣がないのよ……」
ソヨギはああそうかと腰をあげた。気持ち悪さが増してしまい、うっぷとかしながら精盗の短剣をつまんだ。しっかりと消火もされ、金属特有の熱伝導率の高さでも熱さは解消されていた。
「ご安心をシーフさま。すでに五聖剣のひとつは見つけております」
「ああ……よかった。ありがとうね女神」
「ととととんでもない! わたしではなくこの世界でのアルケミスト……いいえ、エルアニミストであるソヨギさまが」
「……神性錬成術師? こんな複雑なアニミスを錬成や変換できる人間が――しかも神質から錬成できる人間がいるの? この低俗な世界に」
シーフの少女はちょっと小馬鹿にしていた。しかもアルケミストからエルアニミストに役職が変わってしまった。エルアニミストってなんですか?
しかしその疑問を口にするまえに、ソヨギは歩くのをやめていた――ついに奴が現れたのだ。ドスンッ! と。
「なんだなんだ……火急信号を追って来てみれば、ただの護神か。ん? そこにいるのは……勇者の一員だな!?」
「ちっ! 地上派魔軍の一級士官だよ! あいつを倒すの手伝って!」
その一級士官とやらは人間みたいな外見で、やはりマッチョだった。ふさふさとした暗い青のかぶりものは、目元を隠すようなマスクにぼわっとした長い獣の毛を使用している。上半身は裸、下半身はさっきのと一緒だ。
「あいつが『英霊の雫石』を持ってるのよ! だからわたしは町を探しまわっていたの!」
「英霊の雫石を! それがなければ破滅王の膨大な魔力を抑えることができない! こちらの世界に来たときに奪われたのですね!」
「そうよ! こちらに着いたとたんに猛攻にあってしまったの。そして勇者から英霊の雫石を――」
ソヨギは突然に現れたそいつに苦しめられていた。とてつもなく吐きそうだったのだ。二日酔い対策のソルマックによる後遺症である。しっかりと用法用量を守り、自分の体にあっているのかを吟味しておけば、こんなことにはならなかったはずだ。
「いくぞ善神の使いども! この体術の申し子インナマッソが相手してやる!」
「そこのお兄さん……エルアニミストさま! 早く精盗の短剣をちょうだい!」
「ソヨギさま……ソヨギさまっ!? まさか体調が悪化して……」
「おおおぁぁぁぁぁ! パーフェクト鋼体術うぅぅぅぅ!」
第一級士官インナマッソの魔力が大地を震撼させた。
「揺らすのはちょっと……キツイっすね……」
こうしてソヨギの真の闘いが幕を開けたのである。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
盾の間違った使い方
KeyBow
ファンタジー
その日は快晴で、DIY日和だった。
まさかあんな形で日常が終わるだなんて、誰に想像できただろうか。
マンションの屋上から落ちてきた女子高生と、運が悪く――いや、悪すぎることに激突して、俺は死んだはずだった。
しかし、当たった次の瞬間。
気がつけば、今にも動き出しそうなドラゴンの骨の前にいた。
周囲は白骨死体だらけ。
慌てて武器になりそうなものを探すが、剣はすべて折れ曲がり、鎧は胸に大穴が空いたりひしゃげたりしている。
仏様から脱がすのは、物理的にも気持ち的にも無理だった。
ここは――
多分、ボス部屋。
しかもこの部屋には入り口しかなく、本来ドラゴンを倒すために進んできた道を、逆進行するしかなかった。
与えられた能力は、現代日本の商品を異世界に取り寄せる
【異世界ショッピング】。
一見チートだが、完成された日用品も、人が口にできる食べ物も飲料水もない。買えるのは素材と道具、作業関連品、農作業関連の品や種、苗等だ。
魔物を倒して魔石をポイントに換えなければ、
水一滴すら買えない。
ダンジョン最奥スタートの、ハード・・・どころか鬼モードだった。
そんな中、盾だけが違った。
傷はあっても、バンドの残った盾はいくつも使えた。
両手に円盾、背中に大盾、そして両肩に装着したL字型とスパイク付きのそれは、俺をリアルザクに仕立てた。
盾で殴り
盾で守り
腹が減れば・・・盾で焼く。
フライパン代わりにし、竈の一部にし、用途は盛大に間違っているが、生きるためには、それが正解だった。
ボス部屋手前のセーフエリアを拠点に、俺はひとりダンジョンを生き延びていく。
――そんなある日。
聞こえるはずのない女性の悲鳴が、ボス部屋から響いた。
盾のまちがった使い方から始まる異世界サバイバル、ここに開幕。
【AIの使用について】
本作は執筆補助ツールとして生成AIを使用しています。
主な用途は「誤字脱字のチェック」「表現の推敲」「壁打ち(アイデア出しの補助)」です。
ストーリー構成および本文の執筆は作者自身が行っております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる