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うつけ村編
37怖い男
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37怖い男
海未の部屋に暫くの間籠っていると、遠くからノックの音が聞こえ、海未が誰かと話していると分かる。その声は徐々に僕の方に近づいてきている。相手は誰なのかはすぐに分かった。
「……虹、体調はどうだい」
朝霧は仕事を終え、連絡した海未のもとへ僕を迎えにやって来たのだ。どうにも嘘をついたこと、勝手に朝霧の過去を咲に聞きに行ったこと、それらに罪悪感を感じ、上手く朝霧の顔が見れない。
「……うん、もう大丈夫……」
そう伝えると、朝霧は少しホッとしたような声で「よかった」と言う。
朝霧が海未にありがとう、と伝えたので僕も海未に頭を下げる。
「礼を言われるほどのことはしてないです」
相変わらずクールな海未は、僕ら2人にそう言った。海未の部屋を出ると、朝霧も喋らず、僕も無言のまま朝霧の部屋までの廊下を歩く。とても長い距離な気がした。
部屋に入り、バタンと扉を閉めて鍵をかけると、朝霧はこっちにおいでとソファをトントンと叩く。
「……………あ、朝霧さん、ぼ、僕、あの」
「咲のところに私のことを聞きに行ったんだよね、何となく分かってたよ」
ソファに座った僕に視線を合わせるように僕の前にしゃがみ、床に膝をつけながら優しく笑いながらそう言った。
この笑顔は嘘か本当か分からない。 朝霧は人に怒らない、でもそれは表面上だけで本当は怒っているのではないかとおどおどする。
「……怒ってないよ、人間の心理として当然だ。 素性を明かさない人の近くにずっといるなんて怖いことだ」
朝霧のその言葉に顔をあげて、朝霧とやっと目が合う。嘘は嫌いだ、騙された人間の気持ちが分かるから。 だから出来るだけ嘘はつきたくない。
「……ごめん、嘘ついて……。 嘘をつかれたと思うのは、騙されていたと思うのは、辛いって僕分かってたのに」
斎賀夫婦は僕をずっと、長い間騙して育ててきたようなものだ。それを経験した僕が人に嘘をついた。朝霧だっていい気はしないだろう。
「……私に直接聞いても答えないと分かっていたからだろう、きっと私は答えなかったよ。 ……でも、そうだね。 咲に言われたよ、私は虹のことをよく知っているのに虹は私のことを知らない、それではいつか虹が私に不信感を抱くってね」
咲に会っていたのか、と話の内容で理解した。確かにそう思っていたのかもしれない。 僕のことは、この人は何でも知っている……、僕の知らなかった力にだってこの人は気づいてた。 でも、僕はこの人のことを何も知らない。 彼が何をしていのか、どうして僕を連れてくることで例の、"大罪人"と呼んだ声の主のことを助けられるのか、結局は分かっていない。…………それから……
「……虹、君が1番聞きたいことは、私の過去についてかい」
この人を変えたと咲が言っていたある研究員の男の話。最初から不気味な男だと思った。いつも笑っている、それが親の育て方とか環境とかじゃなかったと咲は言っていた。 前はもっと乱暴な物言いだったらしい朝霧 奏斗という男を変えた人間について……、恐らくこれは僕の勝手な予想だが、今の朝霧を作っているのは、その人間だ。良くも悪くも……。
「咲に私の昔の性格……どんな人間だったかは話されてしまったようだね」
乾いた笑い声をあげる朝霧は、少し困ったような顔をする。
話さなかった、つまり話したくはない内容なんだろう……、けど、どうも胡散臭い朝霧を信じたい。 そのためにはどうしても、胡散臭い朝霧が作られた過程を知りたい。 そうすれば、納得出来るかもしれない、こんな嘘っぽい人間を信じれる理由になるかもしれない。
「……アンタを、変えた人って……」
「…………私がこの世界で初めて、唯一、信用も信頼もできると思った男のことだよ」
両親は俺を国家機関に入れることに何の迷いもなかったし、俺にその選択肢をくれる人間でもなかった。
最初から勝手な大人の都合で決められた将来。 全て諦めて、入ってから適当にしていけば国の方から俺を要らないと手放してくれるのではないか、と思っていた。
魔法、能力……自分より長けた人間を見たことがなかった。俺からしたらどうして出来ないんだ、と思うことが多かった。
そんな力を国のために、知らない弱い人間のためにどうして使わなければいけない、汗水垂らして、命を危険に晒して、どうして他人を守る必要がある、そればかりが幼い頃から頭にあった。
偶然、両親に国家機関の建物に連れていかれた日に、変な女、咲に出会った。ペコペコとする咲の先輩らしき人を冷たい目で見ていると、俺のような子供にまで、腰を低くするものだから、この人にはプライドなんてものはないんだ、と感じていた。
後ろで咲は俺を興味無さげに見ていた。特に話しかけもせずに、ただただ早く戻りたいという顔をしていた。
親が上の人と話に行くと言うので、俺はそんな奴らに会いたくなかったので、咲について行くことにした。
研究室に入るとそれなりの人数の白衣を着た人達が、資料を漁り走り回り、研究用の試験管を見つめ……床には紙の束が落ちていた。
結局、国家機関で働くということはこんなものなんだろうと思った。
「……そこに座って見ているくらいしかないぞ、私の邪魔はするなよ」
咲が冷たくそう言った。でも俺は逆にそれくらい言われる方が清々した。変に媚びてこないやつの方が印象が良いものだ。
「この本、読んでる」
適当に用意されたパイプ椅子を咲の後ろに置き、その辺にある本を1冊取った。咲は「勝手にしろ」とまた冷たく言い放つ。
……まるで難しいことを書き殴ったような本だったが、何となく理解はできた。 研究員というのならばもっと理解し難いことを書かれているのかと期待したが、予想が外れた。つまらない。
咲はパソコンを打ちながら、紙を捲るを繰り返す。楽しくない、なんでこんな所で働かなくてはいけない、そんなことを思いながら咲の背中を見つめる。
「咲、この間の実験の資料だ。 よく出来ていた」
1人の男が咲の横から話しかける。黒髪に眼鏡を掛けた如何にも研究員らしい男だった。ボサボサの髪から仕事の忙しさが伺える。そして、後ろにいた俺に気づくと「あれ」と俺に近づく。
「……ここの研究員ではないね、見学者か何かかな」
「……朝霧 奏斗」
名前を言えばすぐに分かってもらえると思った。こいつも媚びへつらうのか、咲のような反応を取るか、と少し楽しみにしていた。
「……? 朝霧君か、初めまして。 志賀内 萬です」
俺の名前を聞いても、ピクリとも反応をせず、勝手に自己紹介をし始めた。しかも萬、よろず……かなりおかしな名前だ。
そして、何より眼鏡でよく分からなかったし、口元は笑っているから気づかなかった。
志賀内 萬は目の奥が全く笑っていない、怖い男だった。
海未の部屋に暫くの間籠っていると、遠くからノックの音が聞こえ、海未が誰かと話していると分かる。その声は徐々に僕の方に近づいてきている。相手は誰なのかはすぐに分かった。
「……虹、体調はどうだい」
朝霧は仕事を終え、連絡した海未のもとへ僕を迎えにやって来たのだ。どうにも嘘をついたこと、勝手に朝霧の過去を咲に聞きに行ったこと、それらに罪悪感を感じ、上手く朝霧の顔が見れない。
「……うん、もう大丈夫……」
そう伝えると、朝霧は少しホッとしたような声で「よかった」と言う。
朝霧が海未にありがとう、と伝えたので僕も海未に頭を下げる。
「礼を言われるほどのことはしてないです」
相変わらずクールな海未は、僕ら2人にそう言った。海未の部屋を出ると、朝霧も喋らず、僕も無言のまま朝霧の部屋までの廊下を歩く。とても長い距離な気がした。
部屋に入り、バタンと扉を閉めて鍵をかけると、朝霧はこっちにおいでとソファをトントンと叩く。
「……………あ、朝霧さん、ぼ、僕、あの」
「咲のところに私のことを聞きに行ったんだよね、何となく分かってたよ」
ソファに座った僕に視線を合わせるように僕の前にしゃがみ、床に膝をつけながら優しく笑いながらそう言った。
この笑顔は嘘か本当か分からない。 朝霧は人に怒らない、でもそれは表面上だけで本当は怒っているのではないかとおどおどする。
「……怒ってないよ、人間の心理として当然だ。 素性を明かさない人の近くにずっといるなんて怖いことだ」
朝霧のその言葉に顔をあげて、朝霧とやっと目が合う。嘘は嫌いだ、騙された人間の気持ちが分かるから。 だから出来るだけ嘘はつきたくない。
「……ごめん、嘘ついて……。 嘘をつかれたと思うのは、騙されていたと思うのは、辛いって僕分かってたのに」
斎賀夫婦は僕をずっと、長い間騙して育ててきたようなものだ。それを経験した僕が人に嘘をついた。朝霧だっていい気はしないだろう。
「……私に直接聞いても答えないと分かっていたからだろう、きっと私は答えなかったよ。 ……でも、そうだね。 咲に言われたよ、私は虹のことをよく知っているのに虹は私のことを知らない、それではいつか虹が私に不信感を抱くってね」
咲に会っていたのか、と話の内容で理解した。確かにそう思っていたのかもしれない。 僕のことは、この人は何でも知っている……、僕の知らなかった力にだってこの人は気づいてた。 でも、僕はこの人のことを何も知らない。 彼が何をしていのか、どうして僕を連れてくることで例の、"大罪人"と呼んだ声の主のことを助けられるのか、結局は分かっていない。…………それから……
「……虹、君が1番聞きたいことは、私の過去についてかい」
この人を変えたと咲が言っていたある研究員の男の話。最初から不気味な男だと思った。いつも笑っている、それが親の育て方とか環境とかじゃなかったと咲は言っていた。 前はもっと乱暴な物言いだったらしい朝霧 奏斗という男を変えた人間について……、恐らくこれは僕の勝手な予想だが、今の朝霧を作っているのは、その人間だ。良くも悪くも……。
「咲に私の昔の性格……どんな人間だったかは話されてしまったようだね」
乾いた笑い声をあげる朝霧は、少し困ったような顔をする。
話さなかった、つまり話したくはない内容なんだろう……、けど、どうも胡散臭い朝霧を信じたい。 そのためにはどうしても、胡散臭い朝霧が作られた過程を知りたい。 そうすれば、納得出来るかもしれない、こんな嘘っぽい人間を信じれる理由になるかもしれない。
「……アンタを、変えた人って……」
「…………私がこの世界で初めて、唯一、信用も信頼もできると思った男のことだよ」
両親は俺を国家機関に入れることに何の迷いもなかったし、俺にその選択肢をくれる人間でもなかった。
最初から勝手な大人の都合で決められた将来。 全て諦めて、入ってから適当にしていけば国の方から俺を要らないと手放してくれるのではないか、と思っていた。
魔法、能力……自分より長けた人間を見たことがなかった。俺からしたらどうして出来ないんだ、と思うことが多かった。
そんな力を国のために、知らない弱い人間のためにどうして使わなければいけない、汗水垂らして、命を危険に晒して、どうして他人を守る必要がある、そればかりが幼い頃から頭にあった。
偶然、両親に国家機関の建物に連れていかれた日に、変な女、咲に出会った。ペコペコとする咲の先輩らしき人を冷たい目で見ていると、俺のような子供にまで、腰を低くするものだから、この人にはプライドなんてものはないんだ、と感じていた。
後ろで咲は俺を興味無さげに見ていた。特に話しかけもせずに、ただただ早く戻りたいという顔をしていた。
親が上の人と話に行くと言うので、俺はそんな奴らに会いたくなかったので、咲について行くことにした。
研究室に入るとそれなりの人数の白衣を着た人達が、資料を漁り走り回り、研究用の試験管を見つめ……床には紙の束が落ちていた。
結局、国家機関で働くということはこんなものなんだろうと思った。
「……そこに座って見ているくらいしかないぞ、私の邪魔はするなよ」
咲が冷たくそう言った。でも俺は逆にそれくらい言われる方が清々した。変に媚びてこないやつの方が印象が良いものだ。
「この本、読んでる」
適当に用意されたパイプ椅子を咲の後ろに置き、その辺にある本を1冊取った。咲は「勝手にしろ」とまた冷たく言い放つ。
……まるで難しいことを書き殴ったような本だったが、何となく理解はできた。 研究員というのならばもっと理解し難いことを書かれているのかと期待したが、予想が外れた。つまらない。
咲はパソコンを打ちながら、紙を捲るを繰り返す。楽しくない、なんでこんな所で働かなくてはいけない、そんなことを思いながら咲の背中を見つめる。
「咲、この間の実験の資料だ。 よく出来ていた」
1人の男が咲の横から話しかける。黒髪に眼鏡を掛けた如何にも研究員らしい男だった。ボサボサの髪から仕事の忙しさが伺える。そして、後ろにいた俺に気づくと「あれ」と俺に近づく。
「……ここの研究員ではないね、見学者か何かかな」
「……朝霧 奏斗」
名前を言えばすぐに分かってもらえると思った。こいつも媚びへつらうのか、咲のような反応を取るか、と少し楽しみにしていた。
「……? 朝霧君か、初めまして。 志賀内 萬です」
俺の名前を聞いても、ピクリとも反応をせず、勝手に自己紹介をし始めた。しかも萬、よろず……かなりおかしな名前だ。
そして、何より眼鏡でよく分からなかったし、口元は笑っているから気づかなかった。
志賀内 萬は目の奥が全く笑っていない、怖い男だった。
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