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ロリばばぁと返り討ちしよう
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あーあ来ちゃったよエリカ嬢
本当は来なければいいなぁなんて思ってたけど
あそこまで怒ってたら絶対来るよな
にしても随分と早かったね
せめて闇討ちしやすい夜に来るかと思ってたけど
そして俺達の目の前にその一団はやってきた
エリカ嬢以外は騎士…ではないよなさすがに
傭兵か何かだろう
「あら、これは冒険者さま、奇遇ですわね」
思いきりこっちに向かってきて奇遇も何もないだろ
「そうですね、でもギルドの受付のお仕事はいいんですか?あ、これから別のお仕事ですか?」
「そうねぇこれもギルドのお仕事かしらね
受付は他の娘に任せてきたわ」
「ですよね~仕事途中で放棄するなんてまともな大人はしないですよね
受付も他にもっと若くて綺麗なお姉さん沢山いたから
冒険者の皆んなも喜んでますよ
あんな受付嬢だったら男の人とか放っておかないですよ、よく見たら結構みんな口説かれてましたもん
あ、エリカさんもよく口説かれてたりするんですか?」
お、ちょっと口元がピクピクしてるな
もう一押し!
「あそこの受付嬢達が冒険者の間でランク付けとかされてるの知ってます?誰が一番可愛いとか
誰が一番お嫁さんにしたいとか
結構裏で話題になってるんですよ」
お、ちょっとエリカ嬢が興味持ったな
この話はさっきマルスから聞いておいたんだ
シーラが凄く渋い顔してたな
「ちなみにエリカさんはどの部門でもダントツに
ビリでしたよ、あ、一つだけ違った
顔だけ部門では下から二番目でした」
エリカ嬢の目から光が失われた
「いきなさい」
周りの武装した集団が武器を構える
「命だけは奪うんじゃないわよ
手足は切り落として構わない、死ぬまで生き地獄を味わってもらうわ」
「ハナは大丈夫だよね」
「当たり前じゃ、コゾこそ…まぁ心配いらんか」
そう、俺の心配はいらない
こいつらを見ればわかる
さてこいつらどういう戦い方をしてくるのかな
中央に前後ニ列に並び左右に二人ずつ
囲んで倒そうってか
さてどうしようか
お?中央後列の二人が弓で狙ってるな
前列の奴に当たらないのかな
ヒュン
一人から矢が放たれたよく見えるぞ俺には
左に避けようと右足に力を込めた瞬間
もう一人が避けようとした先に弓を打とうとしている
やるなぁ
あの一瞬の力を込めたのがわかったのか
俺と似たような能力があるのかな
という事で左はやめて右に避ける
二番目の矢を打った奴が驚きの表情をしていた
だが余裕があるのはここまでだな
正面の近接部隊が避けた先に切り込んでくる
こちらもなかなかうまい
最初の一人が斬りおろしで俺が避けようとした
瞬間別の一人から避ける場所への斬り払いが入る
そこはサッと後ろへ飛んで避ける
時間差連携が上手いんだな
なんでこんなクソみたいな仕事やってるんだろ
まぁ人殺しは嫌なのでとりあえず金棒の打撃でぶちのめすか
力を込めすぎると肉が吹き飛んでグロいので
優しく殴ることにする
背中から金棒を取り出し構える
「来なよ、それとも子供相手だと気兼ねしちゃうかい?こんなクソみたいなことやってんだ、お前らみんなクズだろ?だったらクズなりのどんな方法でもいいからやってみろよ
なぁ子供殺しのドクズども」
部隊の数人が俺のセリフに少し戸惑っている
だか半分以上は動じていなさそうだ
似たようなことやった経験はあるんだろうな
正面に突っ込んでもいけるだろうけど無駄な危険はおかさないでおこう
まず一番右の男へダッシュで近づく
グシャッ
金棒を振り下ろし右足の甲に叩きつけた
完全に潰したな
「ぐああああぁぁぁ!!」
男が膝をつく
振り下ろした隙を見逃さず隣男が剣を斜めに振り下ろしてくる
だが反応できる剣筋はわかるぞ
半歩横へズレる、それだけで回避可能だ
剣より早く動けるわけではないが予測位置がわかれば
先んじて動ける
だがそこにもなぎ払いが入ってくる
金棒を横へ振り回し剣を弾く
そのままの勢いで回転して横殴りに金棒を打ち抜く
人間を粉砕はしたくないのでもちろん威力は押さえた
金棒は男の腹部へぶち当たり左へと吹っ飛ぶ
吹っ飛ぶ男に巻き込まれて一気に三人ほど吹っ飛んだ
こうしてる間にも警戒は緩めないが
斜め後ろにいたハナをチラリと見る
彼女の周りにはすでに3人倒れていた
魔力糸を飛ばして確認する
どうやら死んではいないようだ
俺に吹っ飛ばされた男達はそれほどダメージを受けてないだろうが今立っている男達は5人だ
前列3人その後ろに弓が2人
ちょっと魔法を試してみようか
警戒している男達の前に見えないくらいの
魔力量で魔力腕を形成する
合計三本
それぞれで前列の男達の頭を上から殴りつける
ドジュッ
あっ
男達は潰れた
文字通り潰れた
やってしまった
そこには男達が身にまとっていたひしゃげた鎧と
肉片が飛び散っている
どうしようとハナの方をチラリと見る
「気にする必要はないぞコゾよ、命を狙われた時点でどちらかが死ぬのじゃ
手加減していたようじゃがそんなのはいらん
こいつらがどんな奴かわかるじゃろう?」
俺が罪悪感に苛まれていると
ハナがフォローしてくれた
そうだな
ここは元の世界とは違う
命のやり取りが当たり前に行われる世界なんだ
命を狙われて助けてやるほどお人好しじゃないぞ
俺は敵の方へ向き直す
男達はかなり狼狽えているようだ
当然か、向こうからしてみれば三人の男が突然潰れたんだ、何が起こったか分からないだろう
「う、うわぁぁぁあぁぁあぁぁぁ!!!!」
男達は散り散りに逃げ出す
逃がさないよ
さっきのハナの言葉で吹っ切れたわ
ドンドンドンドンドンドン
次々に潰す
残りは最初に足だけ潰した男とハナが倒した3人
あとエリカ嬢だ
それ意外は全員ミンチになった
足の潰れた男が震えながら話しかけてくる
「た、助けてくれ…俺はそこの女から依頼を受けただけなんだ
あんたに恨みはない…どうか…頼む…」
男は命乞いをしてきた
随分とムシのいい話だな
「じゃあ質問、あなたははもしこの襲撃で
僕が命乞いをしたら助けましたか?逃してくれましたか?」
「…あ‥いやそれは…依頼だから…」
「そうか、なら仕方ないね、依頼だもんね
それじゃしょうがないか」
男は少しホッとした表情を見せる
「こんなクズ依頼受けた時点であんた終わってるよ」
俺は金棒で頭を横殴りして頭を吹き飛ばした
ベチャ
吹っ飛んだ頭だったものはエリカ嬢の顔にへばり付いた
「痛っ…え?え?」
エリカ嬢は何が起きたかわかっていないようだ
「う、うぇっぺっぺっ、な、何これ…」
エリカは顔を手で拭う
その手にはべっとり男の顔だった物の残骸が
まとわりついていた
「ひ、ひ、ひぃやあああぁぁぁぁぁっ!!!」
エリカ嬢が叫ぶ
うるさい
まぁ気持ちは分かるけどね
エリカ嬢はその場にへたり込んでアヘアヘ言ってる
うーんおかしくなってしまったか
正気に戻ってもかなりのトラウマだろうな
処遇はどうしようか
「ハナだったらどうする?」
「儂だったら全員殺すがな、コゾが最初生かそうとしていたのを見て一応生かしておるが」
そうだ、ハナが倒した三人はまだ生きてるんだよな
どうやったんだろ?
「そいつら起こせる?」
「意識を失わせてるだけだからすぐ起こせるぞ
よいのか?」
「いいよ」
ハナが三人に蹴りを入れた
ぐふっとかガハって感じで三人が目を覚ます
随分雑だねハナちゃん
「う…ぐぐ…何があった…状況は…」
俺は三人に声をかける
「おい」
「!!?きっ貴様!!」
「少し黙れ、あと動くな、今状況を説明してやるよ」
男達は腰に手をやりすぐさま剣を手にするが
俺の魔力腕で全員その手を握りつぶした
「「ぎゃあああああぁぁ!!!!」」
「動くなって言ったんだから動かない方がいいよ?」
せっかく脅して言ってあげたのに
「周りを見ろ、そこらでミンチになってるのは全員お前らのお仲間だ、勿論俺達がやった」
痛がる手を抑えながら三人は周りを見渡す
そこらじゅうに赤い血溜まりと残骸が沢山ある
それを見て男達は状況を察したようだ
「今からお前達は一言も話すな、相談もするな
わかったな?」
男達はコクコクと頷く
あ、そうだ、一つ確認しておかないと
「ねぇハナ、街にはなんか犯罪を取り締まる組織的なのってあるの?」
「衛兵達がおるぞ」
「そこって領主の息がかかってたりするのかな」
「基本的には衛兵は国からの別組織じゃから大丈夫だと思うが、多少はあるかもしれんの」
警察と政治家みたいなもんかな
まぁとりあえずはそれでいいか
「お前達はそこの女を連れて街へ行け
そしてここでお前達がやった事を衛兵に伝えて捕まってこい、その女の依頼を受けて襲って返り討ちにあった事だけを伝えろ、余計な事は一切するな一切話すな、誰にやられたとかどういう風にやられたなどは
話すな
一言でも話した瞬間…わかってるな?」
震えているが皆無言で頷く
男達はすぐさまエリカ嬢を引っ張って
街へ向かって行った
俺はその姿をジッと見つめる
かなり遠くまで行った時に男の一人が
口を開いた
「なぁ…どうする…?このまま逃げるか?」
俺には見えてるぞ
俺はすぐに魔力を飛ばし口を開いた男の頭の上に魔力腕を形成する
そして男を叩き潰した
残りの二人の男は慌ててこちらを振り向き
顔を左右に振る
もうさすがに逆らわんだろう
フラフラしてるエリカ嬢を引っ張って男達は街へ
向かっていった
「ふぅ、疲れた」
「凄いのぅコゾよ、魔人の如き采配じゃ」
「あ、ごめんねハナ…幻滅した…?」
かなりやり過ぎてしまったからな…
嫌われたかな…だと辛いな
「何を言っておるんじゃ、一部を生きて返しただけでも充分優しいわい
普通は財産も全て勝者が手に入れて殺すのが当然じゃ」
「そ、そう?やっぱり随分と物騒だねこの世界」
「元の世界の倫理観にとらわれておるようじゃが
早いとここの世界に慣れんと大変じゃぞ?
しかしさっきの魔法は凄いの…
あれだけ離れた場所に魔力を形成してあの精度、あの威力か…」
「気配察知の応用でできたよ」
「言うは簡単じゃが…まぁよいとりあえずこれから
どうするんじゃ?」
そうだな、元々クエストに行く途中だったけど
ちょっとそんな気分じゃなくなったな
「いったん街に帰ろうか」
「そうか、あとこれらはどうするんじゃ?」
ハナがそのあたりを見回す
パッと見、凄惨な殺人現場だな
「ハナ…お願いがあるんだけど」
「なんじゃ?」
「お掃除魔法ってないかな」
ハナも苦笑いだ
本当は来なければいいなぁなんて思ってたけど
あそこまで怒ってたら絶対来るよな
にしても随分と早かったね
せめて闇討ちしやすい夜に来るかと思ってたけど
そして俺達の目の前にその一団はやってきた
エリカ嬢以外は騎士…ではないよなさすがに
傭兵か何かだろう
「あら、これは冒険者さま、奇遇ですわね」
思いきりこっちに向かってきて奇遇も何もないだろ
「そうですね、でもギルドの受付のお仕事はいいんですか?あ、これから別のお仕事ですか?」
「そうねぇこれもギルドのお仕事かしらね
受付は他の娘に任せてきたわ」
「ですよね~仕事途中で放棄するなんてまともな大人はしないですよね
受付も他にもっと若くて綺麗なお姉さん沢山いたから
冒険者の皆んなも喜んでますよ
あんな受付嬢だったら男の人とか放っておかないですよ、よく見たら結構みんな口説かれてましたもん
あ、エリカさんもよく口説かれてたりするんですか?」
お、ちょっと口元がピクピクしてるな
もう一押し!
「あそこの受付嬢達が冒険者の間でランク付けとかされてるの知ってます?誰が一番可愛いとか
誰が一番お嫁さんにしたいとか
結構裏で話題になってるんですよ」
お、ちょっとエリカ嬢が興味持ったな
この話はさっきマルスから聞いておいたんだ
シーラが凄く渋い顔してたな
「ちなみにエリカさんはどの部門でもダントツに
ビリでしたよ、あ、一つだけ違った
顔だけ部門では下から二番目でした」
エリカ嬢の目から光が失われた
「いきなさい」
周りの武装した集団が武器を構える
「命だけは奪うんじゃないわよ
手足は切り落として構わない、死ぬまで生き地獄を味わってもらうわ」
「ハナは大丈夫だよね」
「当たり前じゃ、コゾこそ…まぁ心配いらんか」
そう、俺の心配はいらない
こいつらを見ればわかる
さてこいつらどういう戦い方をしてくるのかな
中央に前後ニ列に並び左右に二人ずつ
囲んで倒そうってか
さてどうしようか
お?中央後列の二人が弓で狙ってるな
前列の奴に当たらないのかな
ヒュン
一人から矢が放たれたよく見えるぞ俺には
左に避けようと右足に力を込めた瞬間
もう一人が避けようとした先に弓を打とうとしている
やるなぁ
あの一瞬の力を込めたのがわかったのか
俺と似たような能力があるのかな
という事で左はやめて右に避ける
二番目の矢を打った奴が驚きの表情をしていた
だが余裕があるのはここまでだな
正面の近接部隊が避けた先に切り込んでくる
こちらもなかなかうまい
最初の一人が斬りおろしで俺が避けようとした
瞬間別の一人から避ける場所への斬り払いが入る
そこはサッと後ろへ飛んで避ける
時間差連携が上手いんだな
なんでこんなクソみたいな仕事やってるんだろ
まぁ人殺しは嫌なのでとりあえず金棒の打撃でぶちのめすか
力を込めすぎると肉が吹き飛んでグロいので
優しく殴ることにする
背中から金棒を取り出し構える
「来なよ、それとも子供相手だと気兼ねしちゃうかい?こんなクソみたいなことやってんだ、お前らみんなクズだろ?だったらクズなりのどんな方法でもいいからやってみろよ
なぁ子供殺しのドクズども」
部隊の数人が俺のセリフに少し戸惑っている
だか半分以上は動じていなさそうだ
似たようなことやった経験はあるんだろうな
正面に突っ込んでもいけるだろうけど無駄な危険はおかさないでおこう
まず一番右の男へダッシュで近づく
グシャッ
金棒を振り下ろし右足の甲に叩きつけた
完全に潰したな
「ぐああああぁぁぁ!!」
男が膝をつく
振り下ろした隙を見逃さず隣男が剣を斜めに振り下ろしてくる
だが反応できる剣筋はわかるぞ
半歩横へズレる、それだけで回避可能だ
剣より早く動けるわけではないが予測位置がわかれば
先んじて動ける
だがそこにもなぎ払いが入ってくる
金棒を横へ振り回し剣を弾く
そのままの勢いで回転して横殴りに金棒を打ち抜く
人間を粉砕はしたくないのでもちろん威力は押さえた
金棒は男の腹部へぶち当たり左へと吹っ飛ぶ
吹っ飛ぶ男に巻き込まれて一気に三人ほど吹っ飛んだ
こうしてる間にも警戒は緩めないが
斜め後ろにいたハナをチラリと見る
彼女の周りにはすでに3人倒れていた
魔力糸を飛ばして確認する
どうやら死んではいないようだ
俺に吹っ飛ばされた男達はそれほどダメージを受けてないだろうが今立っている男達は5人だ
前列3人その後ろに弓が2人
ちょっと魔法を試してみようか
警戒している男達の前に見えないくらいの
魔力量で魔力腕を形成する
合計三本
それぞれで前列の男達の頭を上から殴りつける
ドジュッ
あっ
男達は潰れた
文字通り潰れた
やってしまった
そこには男達が身にまとっていたひしゃげた鎧と
肉片が飛び散っている
どうしようとハナの方をチラリと見る
「気にする必要はないぞコゾよ、命を狙われた時点でどちらかが死ぬのじゃ
手加減していたようじゃがそんなのはいらん
こいつらがどんな奴かわかるじゃろう?」
俺が罪悪感に苛まれていると
ハナがフォローしてくれた
そうだな
ここは元の世界とは違う
命のやり取りが当たり前に行われる世界なんだ
命を狙われて助けてやるほどお人好しじゃないぞ
俺は敵の方へ向き直す
男達はかなり狼狽えているようだ
当然か、向こうからしてみれば三人の男が突然潰れたんだ、何が起こったか分からないだろう
「う、うわぁぁぁあぁぁあぁぁぁ!!!!」
男達は散り散りに逃げ出す
逃がさないよ
さっきのハナの言葉で吹っ切れたわ
ドンドンドンドンドンドン
次々に潰す
残りは最初に足だけ潰した男とハナが倒した3人
あとエリカ嬢だ
それ意外は全員ミンチになった
足の潰れた男が震えながら話しかけてくる
「た、助けてくれ…俺はそこの女から依頼を受けただけなんだ
あんたに恨みはない…どうか…頼む…」
男は命乞いをしてきた
随分とムシのいい話だな
「じゃあ質問、あなたははもしこの襲撃で
僕が命乞いをしたら助けましたか?逃してくれましたか?」
「…あ‥いやそれは…依頼だから…」
「そうか、なら仕方ないね、依頼だもんね
それじゃしょうがないか」
男は少しホッとした表情を見せる
「こんなクズ依頼受けた時点であんた終わってるよ」
俺は金棒で頭を横殴りして頭を吹き飛ばした
ベチャ
吹っ飛んだ頭だったものはエリカ嬢の顔にへばり付いた
「痛っ…え?え?」
エリカ嬢は何が起きたかわかっていないようだ
「う、うぇっぺっぺっ、な、何これ…」
エリカは顔を手で拭う
その手にはべっとり男の顔だった物の残骸が
まとわりついていた
「ひ、ひ、ひぃやあああぁぁぁぁぁっ!!!」
エリカ嬢が叫ぶ
うるさい
まぁ気持ちは分かるけどね
エリカ嬢はその場にへたり込んでアヘアヘ言ってる
うーんおかしくなってしまったか
正気に戻ってもかなりのトラウマだろうな
処遇はどうしようか
「ハナだったらどうする?」
「儂だったら全員殺すがな、コゾが最初生かそうとしていたのを見て一応生かしておるが」
そうだ、ハナが倒した三人はまだ生きてるんだよな
どうやったんだろ?
「そいつら起こせる?」
「意識を失わせてるだけだからすぐ起こせるぞ
よいのか?」
「いいよ」
ハナが三人に蹴りを入れた
ぐふっとかガハって感じで三人が目を覚ます
随分雑だねハナちゃん
「う…ぐぐ…何があった…状況は…」
俺は三人に声をかける
「おい」
「!!?きっ貴様!!」
「少し黙れ、あと動くな、今状況を説明してやるよ」
男達は腰に手をやりすぐさま剣を手にするが
俺の魔力腕で全員その手を握りつぶした
「「ぎゃあああああぁぁ!!!!」」
「動くなって言ったんだから動かない方がいいよ?」
せっかく脅して言ってあげたのに
「周りを見ろ、そこらでミンチになってるのは全員お前らのお仲間だ、勿論俺達がやった」
痛がる手を抑えながら三人は周りを見渡す
そこらじゅうに赤い血溜まりと残骸が沢山ある
それを見て男達は状況を察したようだ
「今からお前達は一言も話すな、相談もするな
わかったな?」
男達はコクコクと頷く
あ、そうだ、一つ確認しておかないと
「ねぇハナ、街にはなんか犯罪を取り締まる組織的なのってあるの?」
「衛兵達がおるぞ」
「そこって領主の息がかかってたりするのかな」
「基本的には衛兵は国からの別組織じゃから大丈夫だと思うが、多少はあるかもしれんの」
警察と政治家みたいなもんかな
まぁとりあえずはそれでいいか
「お前達はそこの女を連れて街へ行け
そしてここでお前達がやった事を衛兵に伝えて捕まってこい、その女の依頼を受けて襲って返り討ちにあった事だけを伝えろ、余計な事は一切するな一切話すな、誰にやられたとかどういう風にやられたなどは
話すな
一言でも話した瞬間…わかってるな?」
震えているが皆無言で頷く
男達はすぐさまエリカ嬢を引っ張って
街へ向かって行った
俺はその姿をジッと見つめる
かなり遠くまで行った時に男の一人が
口を開いた
「なぁ…どうする…?このまま逃げるか?」
俺には見えてるぞ
俺はすぐに魔力を飛ばし口を開いた男の頭の上に魔力腕を形成する
そして男を叩き潰した
残りの二人の男は慌ててこちらを振り向き
顔を左右に振る
もうさすがに逆らわんだろう
フラフラしてるエリカ嬢を引っ張って男達は街へ
向かっていった
「ふぅ、疲れた」
「凄いのぅコゾよ、魔人の如き采配じゃ」
「あ、ごめんねハナ…幻滅した…?」
かなりやり過ぎてしまったからな…
嫌われたかな…だと辛いな
「何を言っておるんじゃ、一部を生きて返しただけでも充分優しいわい
普通は財産も全て勝者が手に入れて殺すのが当然じゃ」
「そ、そう?やっぱり随分と物騒だねこの世界」
「元の世界の倫理観にとらわれておるようじゃが
早いとここの世界に慣れんと大変じゃぞ?
しかしさっきの魔法は凄いの…
あれだけ離れた場所に魔力を形成してあの精度、あの威力か…」
「気配察知の応用でできたよ」
「言うは簡単じゃが…まぁよいとりあえずこれから
どうするんじゃ?」
そうだな、元々クエストに行く途中だったけど
ちょっとそんな気分じゃなくなったな
「いったん街に帰ろうか」
「そうか、あとこれらはどうするんじゃ?」
ハナがそのあたりを見回す
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