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本編
少女は人を知る
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目を覚ますとすごく晴れていた
今日は火曜日
まるであの日みたいだ
ムシムシとした夏、私はこの時期が嫌いだ
村が燃えて一年がたった
ボロボロの家でひっそりと暮らす
森も燃えて動物も魔物も木の実もない
それでも私は生きている
なぜなのだろうか
食べなくても生きてはいけるが腹は減っているのでここに来た人を殺して食料としていた
最初は食料を奪っていたけど足りなかったので人も食べ始めた
いっぱい来てほしいから一人だけ残して魔法で殺す
私の得意な氷魔法で
氷魔法は私が水魔法が使えるときに知った
実際は氷魔法は水魔法の最上位互換で氷魔法で水魔法も使える
この魔法を利用して氷のつぶてを飛ばして頭を吹き飛ばす
普通は威力が高くても貫通して凍るとかなのだろうがスピードが速くて吹き飛んでしまう
まぁ気にしてないけど
そういえば
私って氷の暗殺者って呼ばれてるらしい
らしいってのは一回しか呼ばれたことがないから
そろそろ飽きてきたから次きたやつ全員凍らせて村をでようかな
姿の知らない化け物を殺そうとする人達
何人もの人が殺されているのに...人間は命知らずなのかな?
---
水曜日、大勢の人が来た
めんどいから地面に手をつけて全て凍らせた
これでよしっと
外に出ると氷像がいくつもできている
下の氷をみると私が写っていた
私なのか?とも思ったけど私なのだろう
黒目黒髪だった私は白髪で目が赤い
ボサボサな髪かと思えば艶やかだ
髪は腰までのびている
顔はハッキリしないフツメンだったのに中性的な顔の美人になっている
なんじゃこりゃ
この髪と目では化け物だと思われる
いやもう思われているけど、姿は知られていないからノーカウントで
殺してきたやつからローブをもらって
地図をみる
派手な鎧をきたやつが持っていた
きっと赤いばつ印がこの村だろう
王国に○がつき、点線で×印まで線が引かれている
これがルートなのだろう
とりあえずこの...イーストル?王国に行くことにしよう
---
日がくれてきたので近くの村に泊めてもらおう
えーと、この家でいっか
丈夫そうな木の家だ
ドアをコンコンとノックする
ギィッときしんだ音がした
「こんな夜更けにどうしましたか?」
「この家に泊めてほしいですが...」
出てきたおじいさんはしばらく考え込むと家にいれてくれた
「そのフードをはずしてくださらないかの?」
外そうか考える
はずしてしまうと怯えてしまうかな?
「はずさなければダメ、ですか?」
「こんな夜更けに子供が一人となりますと、な」
仕方がなく深くかぶっていたフードをはずす
「美しい...」
「失礼ながら、年は?」
「14」
年は偽る必要もないだろう
「少年?いや少女か?名前は」
少年か少女か迷うなんて
女の子なんだけど
それにしても名前か
というか名前で呼ばれたことがなかった
メリルおばさんにも「おいで」とか「ご飯よ」
とかでしか呼ばれなかった
「...教える必要はない。どうせ明日には旅立つから」
「そうですか。ご飯はいりますかな?」
「いらない」
「それでは水は?」
首を横にふる
親切心で言っているのか、睡眠薬とかを使いたいのか
何か嫌な感じ
早く寝たいんだけど
「とりあえず、寝たい」
「そうですか...奥の部屋にベッドがあります。おやすみなさい」
「ありがとう、ございます」
奥の部屋へと入り寝る
明日は早めに起きて出発しよう
「.........」
おじいさんは髭を撫でるとキッチンから包丁を取り出す
-あんなに美しいなら、売ったら儲かるだろう。少し傷つけたところで高いのには代わり無さそうじゃ。
引き出しを開けロープを用意する
布も用意し、ゆっくりとドアを開ける
-もう、寝ておるな。眠そうにしておったからの。睡眠薬の必要はなかったか
アキレス腱に包丁をあてる
「おっと?」
すると魔法が飛んだ
「起きていらっしゃたか」
少女が魔法を使ったのだ
後ろのドアに穴が開く
そこからパキパキと凍らせていく
「氷魔法ですか。かなりの値がつきそうですな」
魔法が見えるのね。かなりスピードあると思うんだけど
包丁で切ろうと振り回してくる
軽々と避ける
隙を見て蹴りをいれる
「うぐっ」
年で体力が落ちているのかな?
軽く蹴りをいれたんだけどな
「ぬわっ」
包丁を足で弾き飛ばす
弱いなぁ
「ぐぬぬ」
急いで拾おうとするおじいさんの足に氷魔法を放つ。足を凍らせる
包丁を拾い首に当てる
「くっ...」
少し刃をスライドさせる
血がつーとしわしわの首に流れる
「殺していい?」
ニコッと笑う
おじいさんは目を閉じる
覚悟できたんだ。それだけ自覚してるんだね?
でも、殺しても何もメリットないんだよなー
ぽいっと包丁を投げて落ちてたロープでおじいさんを巻き巻きしておく
よし、おやすみー
---
目を覚ますとすごい寒い
周りをみると凍っていた
ありゃりゃ、昨日の魔法で凍っちゃったか
おじいさん、凍え死んでるよ
食料をもらって外に出る
まだ完全に日は上っていない
ナイフを取り出し果実をむく
ピンク色の丸い果実でポップルと言う
リンゴの亜種?なのかな
これがなかなか甘くて美味しい
私の村でもよく食べていた
そういやぁ人ってひどい人ばっかなのかな?
私は村ではいじめられていたし、仕返ししたら怒られる
前に村を調べたら盗賊?が村を燃やしたっぽい
鬱憤を晴らすために村人に向けて魔法をはなったら家まで燃えたから奪えるもの奪って逃げたっぽい
ひでぇやつらだ
美味しい食べ物がいっぱいあるこの村を燃やしやがって!
さて、早く王国に行こー
えっと、イストリ?なんだっけ?わかんない!
さっさと行こ!
---
ぎ、ギリギリついたぁ
もう真っ暗だー。でも不思議と見える
あ、どうしよう。門番さんがいる
ぐるっと回ってみたけど、門が二つあって両方とも門番さんがいた
困ったなぁ
んー。話しかけたら怒るかな?
恐る恐る話しかけてみる
「す、すみません。と、通させてくださいっ」
「うわぁ!?ビックリした...って子供か。親は?」
首を横にふる
「そ、そうか。親がいたら通せるんだが、いないならしょうがない。帰りな」
あきらめよ
無理だーどーしよ
「ちょっと待ちな」
「ダリオルさん!?」
振り替えると赤い髪と髭で顔を囲ういかつい顔のおじさんがいた
「お前の面倒は俺がみてやろう」
「私の?」
「ですが、親もいないなんて怪しさ満点ですよ?」
それがどうしたと言わんばかりに笑うダリオルさん
「ガハハッ!!!確かにそうだな!気配を消して門番に話しかける子供なんてみたこたぁねぇ!」
ニヤッと笑い
「俺は有名な闇ギルドのギルマスだ。なぁに闇ギルドとは言え、そんなにひどい仕事じゃぁねぇ。普通のギルドができないのを行うだけだ。王様公認闇ギルドだ!俺は腕っぷしに自信があるから子供の面倒くらいはできるだろ?ガーハハッ!!!」
豪快に笑うダリオルさん
それをみて門番は苦笑い
「はぁ、なら面倒は任せます。面倒事は起こさないでくださいよ」
「わぁーてる!」
こっちの方をみる
目も赤色なんだ
「名前は?」
首を横に降る
「...フードをはずしてくれ」
悪いことはしなさそうな人
不思議とそう思った私は素直にフードをはずす
「お前、女か?」
首を縦にふる
しばらく考え込むダリオルさん
その表情は真剣だ
「フェナカイト」
フェナ...カイト?
「フェナカイトは無色の宝石でな。希少だが安価で手にはいったりするんだ。俺は宝石が好きでな。趣味の一貫で集めてるんだ」
「気に入った」
「俺はダリオル=アルマンディン。だからフェナはフェナカイト=アルマンディンだ」
ニシシッと笑うダリオルさん
さっきまでの豪快な笑いとは、うってかわって子供みたいだ
「実はアルマンディンも宝石でなガーネットの一種なんだ。独特な赤色でキレイだぞ」
その笑顔につられて笑う
「さて、戻るか。ついてこい」
フードをかぶり後ろをついていく
月明かりに照らされた街を歩いていくと段々と人通りが少なくなる
したに続く階段を見つけるとそこに入っていった
少し驚いたが私もついていく
ひどい人ばっかだと思ってたけどいい人もいるんだね
今日は火曜日
まるであの日みたいだ
ムシムシとした夏、私はこの時期が嫌いだ
村が燃えて一年がたった
ボロボロの家でひっそりと暮らす
森も燃えて動物も魔物も木の実もない
それでも私は生きている
なぜなのだろうか
食べなくても生きてはいけるが腹は減っているのでここに来た人を殺して食料としていた
最初は食料を奪っていたけど足りなかったので人も食べ始めた
いっぱい来てほしいから一人だけ残して魔法で殺す
私の得意な氷魔法で
氷魔法は私が水魔法が使えるときに知った
実際は氷魔法は水魔法の最上位互換で氷魔法で水魔法も使える
この魔法を利用して氷のつぶてを飛ばして頭を吹き飛ばす
普通は威力が高くても貫通して凍るとかなのだろうがスピードが速くて吹き飛んでしまう
まぁ気にしてないけど
そういえば
私って氷の暗殺者って呼ばれてるらしい
らしいってのは一回しか呼ばれたことがないから
そろそろ飽きてきたから次きたやつ全員凍らせて村をでようかな
姿の知らない化け物を殺そうとする人達
何人もの人が殺されているのに...人間は命知らずなのかな?
---
水曜日、大勢の人が来た
めんどいから地面に手をつけて全て凍らせた
これでよしっと
外に出ると氷像がいくつもできている
下の氷をみると私が写っていた
私なのか?とも思ったけど私なのだろう
黒目黒髪だった私は白髪で目が赤い
ボサボサな髪かと思えば艶やかだ
髪は腰までのびている
顔はハッキリしないフツメンだったのに中性的な顔の美人になっている
なんじゃこりゃ
この髪と目では化け物だと思われる
いやもう思われているけど、姿は知られていないからノーカウントで
殺してきたやつからローブをもらって
地図をみる
派手な鎧をきたやつが持っていた
きっと赤いばつ印がこの村だろう
王国に○がつき、点線で×印まで線が引かれている
これがルートなのだろう
とりあえずこの...イーストル?王国に行くことにしよう
---
日がくれてきたので近くの村に泊めてもらおう
えーと、この家でいっか
丈夫そうな木の家だ
ドアをコンコンとノックする
ギィッときしんだ音がした
「こんな夜更けにどうしましたか?」
「この家に泊めてほしいですが...」
出てきたおじいさんはしばらく考え込むと家にいれてくれた
「そのフードをはずしてくださらないかの?」
外そうか考える
はずしてしまうと怯えてしまうかな?
「はずさなければダメ、ですか?」
「こんな夜更けに子供が一人となりますと、な」
仕方がなく深くかぶっていたフードをはずす
「美しい...」
「失礼ながら、年は?」
「14」
年は偽る必要もないだろう
「少年?いや少女か?名前は」
少年か少女か迷うなんて
女の子なんだけど
それにしても名前か
というか名前で呼ばれたことがなかった
メリルおばさんにも「おいで」とか「ご飯よ」
とかでしか呼ばれなかった
「...教える必要はない。どうせ明日には旅立つから」
「そうですか。ご飯はいりますかな?」
「いらない」
「それでは水は?」
首を横にふる
親切心で言っているのか、睡眠薬とかを使いたいのか
何か嫌な感じ
早く寝たいんだけど
「とりあえず、寝たい」
「そうですか...奥の部屋にベッドがあります。おやすみなさい」
「ありがとう、ございます」
奥の部屋へと入り寝る
明日は早めに起きて出発しよう
「.........」
おじいさんは髭を撫でるとキッチンから包丁を取り出す
-あんなに美しいなら、売ったら儲かるだろう。少し傷つけたところで高いのには代わり無さそうじゃ。
引き出しを開けロープを用意する
布も用意し、ゆっくりとドアを開ける
-もう、寝ておるな。眠そうにしておったからの。睡眠薬の必要はなかったか
アキレス腱に包丁をあてる
「おっと?」
すると魔法が飛んだ
「起きていらっしゃたか」
少女が魔法を使ったのだ
後ろのドアに穴が開く
そこからパキパキと凍らせていく
「氷魔法ですか。かなりの値がつきそうですな」
魔法が見えるのね。かなりスピードあると思うんだけど
包丁で切ろうと振り回してくる
軽々と避ける
隙を見て蹴りをいれる
「うぐっ」
年で体力が落ちているのかな?
軽く蹴りをいれたんだけどな
「ぬわっ」
包丁を足で弾き飛ばす
弱いなぁ
「ぐぬぬ」
急いで拾おうとするおじいさんの足に氷魔法を放つ。足を凍らせる
包丁を拾い首に当てる
「くっ...」
少し刃をスライドさせる
血がつーとしわしわの首に流れる
「殺していい?」
ニコッと笑う
おじいさんは目を閉じる
覚悟できたんだ。それだけ自覚してるんだね?
でも、殺しても何もメリットないんだよなー
ぽいっと包丁を投げて落ちてたロープでおじいさんを巻き巻きしておく
よし、おやすみー
---
目を覚ますとすごい寒い
周りをみると凍っていた
ありゃりゃ、昨日の魔法で凍っちゃったか
おじいさん、凍え死んでるよ
食料をもらって外に出る
まだ完全に日は上っていない
ナイフを取り出し果実をむく
ピンク色の丸い果実でポップルと言う
リンゴの亜種?なのかな
これがなかなか甘くて美味しい
私の村でもよく食べていた
そういやぁ人ってひどい人ばっかなのかな?
私は村ではいじめられていたし、仕返ししたら怒られる
前に村を調べたら盗賊?が村を燃やしたっぽい
鬱憤を晴らすために村人に向けて魔法をはなったら家まで燃えたから奪えるもの奪って逃げたっぽい
ひでぇやつらだ
美味しい食べ物がいっぱいあるこの村を燃やしやがって!
さて、早く王国に行こー
えっと、イストリ?なんだっけ?わかんない!
さっさと行こ!
---
ぎ、ギリギリついたぁ
もう真っ暗だー。でも不思議と見える
あ、どうしよう。門番さんがいる
ぐるっと回ってみたけど、門が二つあって両方とも門番さんがいた
困ったなぁ
んー。話しかけたら怒るかな?
恐る恐る話しかけてみる
「す、すみません。と、通させてくださいっ」
「うわぁ!?ビックリした...って子供か。親は?」
首を横にふる
「そ、そうか。親がいたら通せるんだが、いないならしょうがない。帰りな」
あきらめよ
無理だーどーしよ
「ちょっと待ちな」
「ダリオルさん!?」
振り替えると赤い髪と髭で顔を囲ういかつい顔のおじさんがいた
「お前の面倒は俺がみてやろう」
「私の?」
「ですが、親もいないなんて怪しさ満点ですよ?」
それがどうしたと言わんばかりに笑うダリオルさん
「ガハハッ!!!確かにそうだな!気配を消して門番に話しかける子供なんてみたこたぁねぇ!」
ニヤッと笑い
「俺は有名な闇ギルドのギルマスだ。なぁに闇ギルドとは言え、そんなにひどい仕事じゃぁねぇ。普通のギルドができないのを行うだけだ。王様公認闇ギルドだ!俺は腕っぷしに自信があるから子供の面倒くらいはできるだろ?ガーハハッ!!!」
豪快に笑うダリオルさん
それをみて門番は苦笑い
「はぁ、なら面倒は任せます。面倒事は起こさないでくださいよ」
「わぁーてる!」
こっちの方をみる
目も赤色なんだ
「名前は?」
首を横に降る
「...フードをはずしてくれ」
悪いことはしなさそうな人
不思議とそう思った私は素直にフードをはずす
「お前、女か?」
首を縦にふる
しばらく考え込むダリオルさん
その表情は真剣だ
「フェナカイト」
フェナ...カイト?
「フェナカイトは無色の宝石でな。希少だが安価で手にはいったりするんだ。俺は宝石が好きでな。趣味の一貫で集めてるんだ」
「気に入った」
「俺はダリオル=アルマンディン。だからフェナはフェナカイト=アルマンディンだ」
ニシシッと笑うダリオルさん
さっきまでの豪快な笑いとは、うってかわって子供みたいだ
「実はアルマンディンも宝石でなガーネットの一種なんだ。独特な赤色でキレイだぞ」
その笑顔につられて笑う
「さて、戻るか。ついてこい」
フードをかぶり後ろをついていく
月明かりに照らされた街を歩いていくと段々と人通りが少なくなる
したに続く階段を見つけるとそこに入っていった
少し驚いたが私もついていく
ひどい人ばっかだと思ってたけどいい人もいるんだね
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