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本編
19 帰り際 side ねこくん
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怒涛の妄想ターンラッシュ!
はっしーsideはないけどご容赦を...
あと、切り時が分からなくなってすごく長くなりました!すみません!
では本編へどうぞ↓
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
それから、俺は途中まで皆と一緒に帰り、電車の方向が違うため皆と別れて一人になった。
そして、今日の出来事を改めて振り返っていた。
いろいろあったな~
ある意味イベントが多すぎたな~
いや~今回のイベント、参加して大成功だった!
来るまでは全然乗り気じゃなかったけど...
まぁ、結果良ければすべてよし!だよね!!
...ってまだ心残りがあったわ!!
あの、部長に遮られたやつ!
すごくいいところで終わった妄想が!
あれが完結するまでイベントは終われない!
帰るまでがイベントって言うし、妄想が完結するまでがイベントでしょう!(←意味不明ww)
さぁて、ラスト頑張るか~
そうだな~帰り際とかからスタートにするかww
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ねこくんside
結局、部長に遮られたはっしーの言葉の続きは皆がいるため聞けず、モヤモヤとしたまま皆と電車に乗っていた。
僕が気づいてないことって言ってたけど、はっしーは何を言おうとしていたんだろう...
ただそれだけが頭の中をグルグルと巡り、いつの間にか降りる駅になっていた。
「あ、僕ここで降ります。今日はお疲れ様でした。」
「あ!俺もここに用事あったから降りるわ!お疲れ~」
「!?」
僕がいつもの駅で降りると、はっしーも一緒に降りてきて驚いた。
その間に皆が乗った電車は行ってしまい、僕はしばらく呆然としていた。
え、なんではっしーも降りてきたんだろう。
いつもはこんなところで降りないのに...
あ、でも用事があるって言ってたし、別に僕が気にする必要はないか。
「おーい、ねこ~ボーッとしてるけど大丈夫か?」
「あ、うん。そういえばはっしーの方こそ用事があるんでしょ?大丈夫?」
「あ~まぁ、用事と言えば用事なんだけど...
う~ん、ねこちょっと時間ある?あるなら移動して話がしたんだけどいい?」
僕は戸惑いつつ頷き、はっしーの後を付いていく。
着いた場所は近くの公園だった。
夜だからか人気がなくとても静かで、僕はこれから何を話すんだろうと緊張していた。
「お、ベンチ空いてるな~あそこで話そうぜ。」
「あ、うん。」
ベンチに座るとほどよく涼しい風が吹いてきた。
それを皮切りにはっしーが話し始めた。
「あ~まぁ、俺の用事っていうのはねこと話がしたいってことなんだけど...このままモヤモヤとするのも嫌だし、ここではっきりしておきたいなと思ってるわけ。」
?それで結局何が言いたいんだろう?
はっきりしておきたいことって何だ?
「まぁ端的に言うと、今日のイベントの最後の方で話切れたじゃん?あの続きなんだけど...」
あの続き?って...あっ!あれか!聞きたいような、聞きたくないような感じなんだけど...
確かにモヤモヤとしたままは嫌だし、聞かないといけないよね。
僕は決意してはっしーの言葉を静かに待った。
「ねこは、俺のこと...好き?」
.........え?今、なんて...言った?
僕がはっしーを?
はっしーから出されたその言葉は僕に大きな戸惑いを与えた。
そんなことがあるわけがない。
だって、男同士だし...今まで考えたことだってなかった。
僕は普通に女の子を好きになると信じて疑わなかった。今まで好きになった子だって女の子だったし...でも...
今日の出来事を振り返ってみると、色々はっしーのことで思うところがあった。
気にしないようにしていたけど、モヤっとしたり、顔が暑くなったりすることがあった。
それは僕がはっしーを好きだから、嫉妬したりとか照れたりしたのかなと思うと納得できた。
そして、一度自覚してしまうと途端に恥ずかしさから全身が暑くなった。
しかも、はっしーに気づかれる方が自分よりも早いことが余計に拍車をかけた。
しかし、ふと冷静になって考えてみると、はっしーは同性の僕にこんな感情を持たれて気持ち悪いと思っているんじゃないかと思い、急に怖くなった。
僕は寒くもないのに震え始めた体を両手で擦り、なんて返せばいいのか戸惑った。
「あ、あの...はっしー...その...」
しどろもどろに出した声は震えていて、全く言葉にならなかった。
とりあえず謝らないと。もう友達でさえいられなくなるかもしれない...
「ご...ごめん。本当にごめん。そんな風に思ってごめんなさい...」
僕は俯きながら泣きそうになるのを必死で耐えて謝った。
はっしーからの返事はなくて、この沈黙がただただ怖い。
もう友達も諦めるしかないのかな...さっき気づいた恋だけど、こんなに呆気なく終わるのかな...
心の中で悲しさが積もり、耐えていた涙が一滴こぼれ落ちた。
それは地面に黒い染みをつくり、僕はそれを呆然と見つめていた。
「ねこ?お前...何でそんなに謝るの?それに何で泣いてるんだよ?」
そう言いながら、はっしーはそっと僕の頬を両手で包み顔を上げさせた。
そして、僕の目に溜まった涙を親指で拭った。
「あ~あぁ、そんな泣き顔して、可愛い顔が台無しになっちゃうだろう?ねこは笑ってる方がいいよ?」
はっしーは困った顔をしてそう言った。
「で、でも...」
「そもそも俺まだ何も言ってねーし笑。そんなに謝るなよな~それで、ねこは俺のことが好きってことで合ってる?」
笑いながら言うはっしーに少し安心した。
そして、改めて好きだということを自覚して恥ずかしくなり、僕ははっしーから目を逸らしながら頷いた。
「...うん。」
すると、はっしーは嬉しそうな声で話し始めた。
「そっか。いや~ねこが俺をね~」
僕はそう言うはっしーが気になって見てみると、口元を隠して、照れているのか頬がうっすら朱く染まっていた。
はっしーはどう思ってるんだろう...
「あのさ...はっしーは、その、僕のことどう思ってるの...?」
「そうだよな。ちゃんと俺も言わないとな。」
そして、はっしーは真剣な顔をして言った。
「俺もねこのことが好きだよ。」
...え、うそ...はっしーも僕のこと好きって...
僕は同じ気持ちになれると思っていなかったから、嬉しすぎて感極まってまた涙が溢れだした。
「ねこ~そんなに泣くなよ笑。まぁ、さっきとは違う涙だからいいけどさ~」
笑いながら言うはっしーに、僕もつられて笑みが溢れた。
「あ!やっぱりねこは笑顔の方が可愛いな!」
ちょっそんな恥ずかしげもなく言わないでほしい...照れる...
「本当に、可愛いよな~」
「あのさ...僕の方が年上だし、あ...あんまり可愛い...って言わないでほしいんだけど...」
「可愛いものは可愛いんだから仕方ない!」
あまりの恥ずかしさからか、いつの間にか涙は止まっていた。
「あ!ねこがあんまり可愛いもんだから肝心なこと言うのを忘れそうになったわ~」
そう言うと、はっしーは一つ咳払いをした。
「えーっと、さっき両思いってわかった訳だし、俺と付き合いませんか?」
僕はその言葉にすぐに頷いた。
まさか両思いになれると思ってなかったから、夢みたいでとても嬉しかった。
「はっしー、その...これからよろしくお願いします。」
「こちらこそよろしくな!ねこ!」
そう言いながら、はっしーは僕の手を取って、はっしーの方に引き寄せられた。
僕はそのまま、はっしーに倒れ込んでしまい、いつの間にか抱きしめられていた。
恥ずかしさがピークに達し、心臓が破裂してしまうのではないかと思うくらいバクバクと動いていた。
だけど、はっしーの温もりを強く感じ、夢ではないんだなと実感できた。
僕はそっとはっしーの背に腕を回して抱きしめ返した。
まだ恥ずかしくて、そんなにはっしーみたいに表現できないけど、ちょっとでも僕の気持ちが伝わるといいなと思った。
はっしーsideはないけどご容赦を...
あと、切り時が分からなくなってすごく長くなりました!すみません!
では本編へどうぞ↓
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
それから、俺は途中まで皆と一緒に帰り、電車の方向が違うため皆と別れて一人になった。
そして、今日の出来事を改めて振り返っていた。
いろいろあったな~
ある意味イベントが多すぎたな~
いや~今回のイベント、参加して大成功だった!
来るまでは全然乗り気じゃなかったけど...
まぁ、結果良ければすべてよし!だよね!!
...ってまだ心残りがあったわ!!
あの、部長に遮られたやつ!
すごくいいところで終わった妄想が!
あれが完結するまでイベントは終われない!
帰るまでがイベントって言うし、妄想が完結するまでがイベントでしょう!(←意味不明ww)
さぁて、ラスト頑張るか~
そうだな~帰り際とかからスタートにするかww
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ねこくんside
結局、部長に遮られたはっしーの言葉の続きは皆がいるため聞けず、モヤモヤとしたまま皆と電車に乗っていた。
僕が気づいてないことって言ってたけど、はっしーは何を言おうとしていたんだろう...
ただそれだけが頭の中をグルグルと巡り、いつの間にか降りる駅になっていた。
「あ、僕ここで降ります。今日はお疲れ様でした。」
「あ!俺もここに用事あったから降りるわ!お疲れ~」
「!?」
僕がいつもの駅で降りると、はっしーも一緒に降りてきて驚いた。
その間に皆が乗った電車は行ってしまい、僕はしばらく呆然としていた。
え、なんではっしーも降りてきたんだろう。
いつもはこんなところで降りないのに...
あ、でも用事があるって言ってたし、別に僕が気にする必要はないか。
「おーい、ねこ~ボーッとしてるけど大丈夫か?」
「あ、うん。そういえばはっしーの方こそ用事があるんでしょ?大丈夫?」
「あ~まぁ、用事と言えば用事なんだけど...
う~ん、ねこちょっと時間ある?あるなら移動して話がしたんだけどいい?」
僕は戸惑いつつ頷き、はっしーの後を付いていく。
着いた場所は近くの公園だった。
夜だからか人気がなくとても静かで、僕はこれから何を話すんだろうと緊張していた。
「お、ベンチ空いてるな~あそこで話そうぜ。」
「あ、うん。」
ベンチに座るとほどよく涼しい風が吹いてきた。
それを皮切りにはっしーが話し始めた。
「あ~まぁ、俺の用事っていうのはねこと話がしたいってことなんだけど...このままモヤモヤとするのも嫌だし、ここではっきりしておきたいなと思ってるわけ。」
?それで結局何が言いたいんだろう?
はっきりしておきたいことって何だ?
「まぁ端的に言うと、今日のイベントの最後の方で話切れたじゃん?あの続きなんだけど...」
あの続き?って...あっ!あれか!聞きたいような、聞きたくないような感じなんだけど...
確かにモヤモヤとしたままは嫌だし、聞かないといけないよね。
僕は決意してはっしーの言葉を静かに待った。
「ねこは、俺のこと...好き?」
.........え?今、なんて...言った?
僕がはっしーを?
はっしーから出されたその言葉は僕に大きな戸惑いを与えた。
そんなことがあるわけがない。
だって、男同士だし...今まで考えたことだってなかった。
僕は普通に女の子を好きになると信じて疑わなかった。今まで好きになった子だって女の子だったし...でも...
今日の出来事を振り返ってみると、色々はっしーのことで思うところがあった。
気にしないようにしていたけど、モヤっとしたり、顔が暑くなったりすることがあった。
それは僕がはっしーを好きだから、嫉妬したりとか照れたりしたのかなと思うと納得できた。
そして、一度自覚してしまうと途端に恥ずかしさから全身が暑くなった。
しかも、はっしーに気づかれる方が自分よりも早いことが余計に拍車をかけた。
しかし、ふと冷静になって考えてみると、はっしーは同性の僕にこんな感情を持たれて気持ち悪いと思っているんじゃないかと思い、急に怖くなった。
僕は寒くもないのに震え始めた体を両手で擦り、なんて返せばいいのか戸惑った。
「あ、あの...はっしー...その...」
しどろもどろに出した声は震えていて、全く言葉にならなかった。
とりあえず謝らないと。もう友達でさえいられなくなるかもしれない...
「ご...ごめん。本当にごめん。そんな風に思ってごめんなさい...」
僕は俯きながら泣きそうになるのを必死で耐えて謝った。
はっしーからの返事はなくて、この沈黙がただただ怖い。
もう友達も諦めるしかないのかな...さっき気づいた恋だけど、こんなに呆気なく終わるのかな...
心の中で悲しさが積もり、耐えていた涙が一滴こぼれ落ちた。
それは地面に黒い染みをつくり、僕はそれを呆然と見つめていた。
「ねこ?お前...何でそんなに謝るの?それに何で泣いてるんだよ?」
そう言いながら、はっしーはそっと僕の頬を両手で包み顔を上げさせた。
そして、僕の目に溜まった涙を親指で拭った。
「あ~あぁ、そんな泣き顔して、可愛い顔が台無しになっちゃうだろう?ねこは笑ってる方がいいよ?」
はっしーは困った顔をしてそう言った。
「で、でも...」
「そもそも俺まだ何も言ってねーし笑。そんなに謝るなよな~それで、ねこは俺のことが好きってことで合ってる?」
笑いながら言うはっしーに少し安心した。
そして、改めて好きだということを自覚して恥ずかしくなり、僕ははっしーから目を逸らしながら頷いた。
「...うん。」
すると、はっしーは嬉しそうな声で話し始めた。
「そっか。いや~ねこが俺をね~」
僕はそう言うはっしーが気になって見てみると、口元を隠して、照れているのか頬がうっすら朱く染まっていた。
はっしーはどう思ってるんだろう...
「あのさ...はっしーは、その、僕のことどう思ってるの...?」
「そうだよな。ちゃんと俺も言わないとな。」
そして、はっしーは真剣な顔をして言った。
「俺もねこのことが好きだよ。」
...え、うそ...はっしーも僕のこと好きって...
僕は同じ気持ちになれると思っていなかったから、嬉しすぎて感極まってまた涙が溢れだした。
「ねこ~そんなに泣くなよ笑。まぁ、さっきとは違う涙だからいいけどさ~」
笑いながら言うはっしーに、僕もつられて笑みが溢れた。
「あ!やっぱりねこは笑顔の方が可愛いな!」
ちょっそんな恥ずかしげもなく言わないでほしい...照れる...
「本当に、可愛いよな~」
「あのさ...僕の方が年上だし、あ...あんまり可愛い...って言わないでほしいんだけど...」
「可愛いものは可愛いんだから仕方ない!」
あまりの恥ずかしさからか、いつの間にか涙は止まっていた。
「あ!ねこがあんまり可愛いもんだから肝心なこと言うのを忘れそうになったわ~」
そう言うと、はっしーは一つ咳払いをした。
「えーっと、さっき両思いってわかった訳だし、俺と付き合いませんか?」
僕はその言葉にすぐに頷いた。
まさか両思いになれると思ってなかったから、夢みたいでとても嬉しかった。
「はっしー、その...これからよろしくお願いします。」
「こちらこそよろしくな!ねこ!」
そう言いながら、はっしーは僕の手を取って、はっしーの方に引き寄せられた。
僕はそのまま、はっしーに倒れ込んでしまい、いつの間にか抱きしめられていた。
恥ずかしさがピークに達し、心臓が破裂してしまうのではないかと思うくらいバクバクと動いていた。
だけど、はっしーの温もりを強く感じ、夢ではないんだなと実感できた。
僕はそっとはっしーの背に腕を回して抱きしめ返した。
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