31 / 31
番外編
睡眠の秋 はっしーver.
しおりを挟む
はっしーは寝ているところをよく見るけど、ねこくんはあまり寝ているところを見ないんだよな~
ねこくんは真面目だから、基本ちゃんと授業を受けているし、マジ偉いわ~
と感心しつつも、それだとネタがないんだよな~と思っていた。
しかし、あ!と閃きの神様が突如舞い降りてきた。これならいいのでは!?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
はっしーver
授業終了の声が先生からかけられ、いつもならすぐに帰る準備をするのだが、今日は授業が終わった後に、俺とねこは少し勉強してから帰ろうという約束をしていた。
「あれ、ねこくんとはっしーは帰らねーの?」
「おー俺たちはちょっと勉強のために残ってくから、じゃあな~」
「了解~じゃあ、また明日~」
よくいるメンバーとは別れを告げ、二人で残った。
「さて、勉強始めますか!」
「そうだね!」
ねこは微笑んでそう返してきた。
今日は、俺が授業プリントを見ていて理解できなかったところや、穴埋めで埋まっていないところを、ねこに見せてもらうために残ってもらった。
最初、声をかけたとき、「だから、授業はちゃんと受けないとダメでしょ!」と呆れながら言われたが、なんだかんだ付き合ってくれるということになった。
理解できなかったところをある程度ねこに聞き終わるころには、教室内には誰も残っておらず、二人きりになっていた。
あとは穴埋めをするだけだと、黙々と書き写していると、教室内が静かなのとやることがなくなったからか、ねこは首をコクコクとし始めて、眠そうにしていた。
「ねこ、寝ててもいいよ?終わったら起こすから。」
「でも、う~ん...じゃあ、終わったら起こして...ね...」
ねこは申し訳なさそうな顔をしたが、眠気には勝てずそのまま机に伏せて寝てしまった。
俺はその様子に微笑みを浮かべて、早く穴埋めを終わらせようとペンを動かした。
しばらくして、やることが全部終わり、俺は背伸びをした。
はぁ~やっと終わった~
これからはちゃんと授業起きてないとな~
ねこにも申し訳ないし...
そう思いながら、ねこの方を見ると、幸せそうな寝顔を浮かべていた。
俺はその寝顔をしばらく眺めながら、少しねこの髪をいじったりしていた。
それでも、ねこは起きる様子がなかった。
一体、ねこはどんな夢を見ているんだろうな~?と考えていると、ふとねこから寝言が聞こえてきた。
「はっしー...ふふ、気持ちいいね~...」
そう、幸せそうな顔で、普段は聞けないような蕩けた声で呟いた。
俺はそれを聞いて、心中荒れ狂っていた。
は!?え、俺!?今、ねこの夢の中に俺がいるの!?ちょっと待ったぁぁぁ!!
どういうことだ...夢の中の俺が羨ましすぎる...!
というか、夢の中で何をしているんだ!?
気持ちいいって、何!?
俺の脳内ではピンク色の想像しかできなかった。
そう思うと、余計に夢の中の俺が羨ましくなり、さらには憎しみまで持ちそうになった。
いや、でもねこはそんな夢を見ないだろう!
きっと、マッサージとかお風呂とかそんな夢を見ていて、気持ちいいなんて言葉が出てきたはずだ!
...でも、それはそれで羨ましいんだけどな!
どのみち俺が出てくる夢を見ていることを図らずも知ってしまい、少し照れくさくなった。
ねこは寝ているときでも、天然を仕掛けてくるんだな...これは要注意すぎるだろ...
はぁ~とため息をついてねこを見るが、俺の心配とは裏腹にねこは変わらず微笑みを浮かべて寝ていた。
俺はその様子に、呆れながら笑ってしまった。
まったく~無防備に寝やがって!しかも、天然を仕掛けてくるし!
少しは危機感持てよな~
そう思い、少し悪戯心が沸いた俺は、教室に二人きりなことをいいことに、体を少し起こし、ねこの額にキスをした。
ねこは俺の動きを感じたのか、その感触を感じたからなのかわからないが、目を覚ました。
ねこはしばらくボーっとしていたが、頭が冴えてくると徐々に頬を赤く染めて額を手で押さえた。
あ、この感じはもしかして、俺が額にキスしたこと気づいているのかも?
まぁそれでもいいんだけどね~俺は満足したし~
「は、はっしー...今...」
ねこは動揺した様子で言葉が上手く出てこないようだった。
「今...キ...ス...した?」
ねこは恥ずかしいのか、小声でそう聞いてきた。
正直に答えてもいいけど、これで正直に言ったら逃げそうだしな~
よし!ごまかそう!
と、最低な結論を出したが、ねこに嘘はつきたくないな~と思い妥協案で、
「したかもな~なんてね!さぁ、もう時間も遅いし、帰るぞ~」
と冗談めかして言った。
これなら本当のことも言っているし、オッケーじゃない?笑
そして、俺がさっさと帰る準備をすると、ねこも慌てて荷物を片付け始めた。
教室を出る頃には、すっかりねこの頭からさっきの出来事は抜けたのか、いつも通りの様子に戻っていた。
それから、帰り道でねこに寝言を言っていたことを伝えると、ねこは楽しそうに夢の内容について話し出した。
「はっしーとペットショップに行って、犬を触っていたんだよ~もこもこで、ふわふわしていて、とても気持ちよかったな~」
俺の想像していた内容は全部外れていたが、その犬のことを思い出して嬉しそうにするねこを見て、まぁ平和でいっかと思ったのだった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そんな二人だったが、そのとき俺は帰り道の途中で忘れ物に気づいて大学へ戻った。そして、教室を覗くと、はっしーがねこくんの髪をいじっているのを目撃してドアの前で撃沈。さらに、はっしーがねこくんの額にキスをしているのを目撃して鼻血をふき出しながら倒れたのだった。床には鼻血で“尊い”と書かれていたとかいなかったとか...なんてね!
いや、マジで最高!なんか、ねこくんに振り回されているはっしーって好きなんだよな~
いつもは逆だから、ギャップ?感があって笑
でもほんと、でこチューとか好きすぎるんですが?(←唐突ww)
普通に唇にキスするのも好きなんだけど、おでこにキスするのってすごく大事にしてる感があって好きなんだよな~いや~いいよね~
と、しみじみと思っていると、授業もあと数分で終わる時間になっていた。
結局、授業をほとんど聞けていなかったが、素晴らしい妄想ができたため、余は満足じゃ!と目の前の二人に感謝した。
本当にありがとうございます!俺は二人の後ろの席で心底よかったと思うよ...
そう俺は馬鹿げたことを考えていたが、ふと二人とも静かなことに気がついた。
そっと二人の様子を窺うと、二人とも寝てしまっているようだった。
おいおいおい!俺があんなに寝るかもしれないって言っていたときは苦笑いしていたのに、二人とも寝ているってどういうこと!?
人のこと言えねーぞ!
俺が心の中で文句を言っている間に時間は経ち、授業が終わった。
授業が終わると一気に周りの声が大きくなり、二人は同時に目を覚ました。
俺は同時に目を覚ましたことにも「同時とか、仲良しかよ!」なんて萌えを感じて悶えていたが、それもほどほどに、ちゃんと起きた二人に俺はドヤ顔で告げた。
「やっぱり...睡眠の秋、加えるべきだろう?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
皆様、お久しぶりです!と言っても、いつもより日数は空いていないのですが笑
前回がだいぶ予定より遅れていたので、詰め込まれた感じですね...はい。
それは置いておいて、どうしても、今回のお話を“秋分の日”に上げたい!と思い、見切り発車で書き始め、なんとかねこくんとはっしー両方とも上げることができてよかったです!
秋ってあんまりイベントが思いつかなくて、作者なりに秋を考えた結果、こんな感じの仕上がりになりました笑
また、今までは同じシーンの視点切り替えで書いていたのですが、今回は寝ちゃっているので(笑)それぞれ別の内容の妄想話になりました!
どちらも楽しんでいただけたなら良かったです。
では、ここまで読んでくださりありがとうございました!
また、皆様に会えるのを楽しみにしております。
ねこくんは真面目だから、基本ちゃんと授業を受けているし、マジ偉いわ~
と感心しつつも、それだとネタがないんだよな~と思っていた。
しかし、あ!と閃きの神様が突如舞い降りてきた。これならいいのでは!?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
はっしーver
授業終了の声が先生からかけられ、いつもならすぐに帰る準備をするのだが、今日は授業が終わった後に、俺とねこは少し勉強してから帰ろうという約束をしていた。
「あれ、ねこくんとはっしーは帰らねーの?」
「おー俺たちはちょっと勉強のために残ってくから、じゃあな~」
「了解~じゃあ、また明日~」
よくいるメンバーとは別れを告げ、二人で残った。
「さて、勉強始めますか!」
「そうだね!」
ねこは微笑んでそう返してきた。
今日は、俺が授業プリントを見ていて理解できなかったところや、穴埋めで埋まっていないところを、ねこに見せてもらうために残ってもらった。
最初、声をかけたとき、「だから、授業はちゃんと受けないとダメでしょ!」と呆れながら言われたが、なんだかんだ付き合ってくれるということになった。
理解できなかったところをある程度ねこに聞き終わるころには、教室内には誰も残っておらず、二人きりになっていた。
あとは穴埋めをするだけだと、黙々と書き写していると、教室内が静かなのとやることがなくなったからか、ねこは首をコクコクとし始めて、眠そうにしていた。
「ねこ、寝ててもいいよ?終わったら起こすから。」
「でも、う~ん...じゃあ、終わったら起こして...ね...」
ねこは申し訳なさそうな顔をしたが、眠気には勝てずそのまま机に伏せて寝てしまった。
俺はその様子に微笑みを浮かべて、早く穴埋めを終わらせようとペンを動かした。
しばらくして、やることが全部終わり、俺は背伸びをした。
はぁ~やっと終わった~
これからはちゃんと授業起きてないとな~
ねこにも申し訳ないし...
そう思いながら、ねこの方を見ると、幸せそうな寝顔を浮かべていた。
俺はその寝顔をしばらく眺めながら、少しねこの髪をいじったりしていた。
それでも、ねこは起きる様子がなかった。
一体、ねこはどんな夢を見ているんだろうな~?と考えていると、ふとねこから寝言が聞こえてきた。
「はっしー...ふふ、気持ちいいね~...」
そう、幸せそうな顔で、普段は聞けないような蕩けた声で呟いた。
俺はそれを聞いて、心中荒れ狂っていた。
は!?え、俺!?今、ねこの夢の中に俺がいるの!?ちょっと待ったぁぁぁ!!
どういうことだ...夢の中の俺が羨ましすぎる...!
というか、夢の中で何をしているんだ!?
気持ちいいって、何!?
俺の脳内ではピンク色の想像しかできなかった。
そう思うと、余計に夢の中の俺が羨ましくなり、さらには憎しみまで持ちそうになった。
いや、でもねこはそんな夢を見ないだろう!
きっと、マッサージとかお風呂とかそんな夢を見ていて、気持ちいいなんて言葉が出てきたはずだ!
...でも、それはそれで羨ましいんだけどな!
どのみち俺が出てくる夢を見ていることを図らずも知ってしまい、少し照れくさくなった。
ねこは寝ているときでも、天然を仕掛けてくるんだな...これは要注意すぎるだろ...
はぁ~とため息をついてねこを見るが、俺の心配とは裏腹にねこは変わらず微笑みを浮かべて寝ていた。
俺はその様子に、呆れながら笑ってしまった。
まったく~無防備に寝やがって!しかも、天然を仕掛けてくるし!
少しは危機感持てよな~
そう思い、少し悪戯心が沸いた俺は、教室に二人きりなことをいいことに、体を少し起こし、ねこの額にキスをした。
ねこは俺の動きを感じたのか、その感触を感じたからなのかわからないが、目を覚ました。
ねこはしばらくボーっとしていたが、頭が冴えてくると徐々に頬を赤く染めて額を手で押さえた。
あ、この感じはもしかして、俺が額にキスしたこと気づいているのかも?
まぁそれでもいいんだけどね~俺は満足したし~
「は、はっしー...今...」
ねこは動揺した様子で言葉が上手く出てこないようだった。
「今...キ...ス...した?」
ねこは恥ずかしいのか、小声でそう聞いてきた。
正直に答えてもいいけど、これで正直に言ったら逃げそうだしな~
よし!ごまかそう!
と、最低な結論を出したが、ねこに嘘はつきたくないな~と思い妥協案で、
「したかもな~なんてね!さぁ、もう時間も遅いし、帰るぞ~」
と冗談めかして言った。
これなら本当のことも言っているし、オッケーじゃない?笑
そして、俺がさっさと帰る準備をすると、ねこも慌てて荷物を片付け始めた。
教室を出る頃には、すっかりねこの頭からさっきの出来事は抜けたのか、いつも通りの様子に戻っていた。
それから、帰り道でねこに寝言を言っていたことを伝えると、ねこは楽しそうに夢の内容について話し出した。
「はっしーとペットショップに行って、犬を触っていたんだよ~もこもこで、ふわふわしていて、とても気持ちよかったな~」
俺の想像していた内容は全部外れていたが、その犬のことを思い出して嬉しそうにするねこを見て、まぁ平和でいっかと思ったのだった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そんな二人だったが、そのとき俺は帰り道の途中で忘れ物に気づいて大学へ戻った。そして、教室を覗くと、はっしーがねこくんの髪をいじっているのを目撃してドアの前で撃沈。さらに、はっしーがねこくんの額にキスをしているのを目撃して鼻血をふき出しながら倒れたのだった。床には鼻血で“尊い”と書かれていたとかいなかったとか...なんてね!
いや、マジで最高!なんか、ねこくんに振り回されているはっしーって好きなんだよな~
いつもは逆だから、ギャップ?感があって笑
でもほんと、でこチューとか好きすぎるんですが?(←唐突ww)
普通に唇にキスするのも好きなんだけど、おでこにキスするのってすごく大事にしてる感があって好きなんだよな~いや~いいよね~
と、しみじみと思っていると、授業もあと数分で終わる時間になっていた。
結局、授業をほとんど聞けていなかったが、素晴らしい妄想ができたため、余は満足じゃ!と目の前の二人に感謝した。
本当にありがとうございます!俺は二人の後ろの席で心底よかったと思うよ...
そう俺は馬鹿げたことを考えていたが、ふと二人とも静かなことに気がついた。
そっと二人の様子を窺うと、二人とも寝てしまっているようだった。
おいおいおい!俺があんなに寝るかもしれないって言っていたときは苦笑いしていたのに、二人とも寝ているってどういうこと!?
人のこと言えねーぞ!
俺が心の中で文句を言っている間に時間は経ち、授業が終わった。
授業が終わると一気に周りの声が大きくなり、二人は同時に目を覚ました。
俺は同時に目を覚ましたことにも「同時とか、仲良しかよ!」なんて萌えを感じて悶えていたが、それもほどほどに、ちゃんと起きた二人に俺はドヤ顔で告げた。
「やっぱり...睡眠の秋、加えるべきだろう?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
皆様、お久しぶりです!と言っても、いつもより日数は空いていないのですが笑
前回がだいぶ予定より遅れていたので、詰め込まれた感じですね...はい。
それは置いておいて、どうしても、今回のお話を“秋分の日”に上げたい!と思い、見切り発車で書き始め、なんとかねこくんとはっしー両方とも上げることができてよかったです!
秋ってあんまりイベントが思いつかなくて、作者なりに秋を考えた結果、こんな感じの仕上がりになりました笑
また、今までは同じシーンの視点切り替えで書いていたのですが、今回は寝ちゃっているので(笑)それぞれ別の内容の妄想話になりました!
どちらも楽しんでいただけたなら良かったです。
では、ここまで読んでくださりありがとうございました!
また、皆様に会えるのを楽しみにしております。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
バイト先に元カレがいるんだが、どうすりゃいい?
cheeery
BL
サークルに一人暮らしと、完璧なキャンパスライフが始まった俺……広瀬 陽(ひろせ あき)
ひとつ問題があるとすれば金欠であるということだけ。
「そうだ、バイトをしよう!」
一人暮らしをしている近くのカフェでバイトをすることが決まり、初めてのバイトの日。
教育係として現れたのは……なんと高二の冬に俺を振った元カレ、三上 隼人(みかみ はやと)だった!
なんで元カレがここにいるんだよ!
俺の気持ちを弄んでフッた最低な元カレだったのに……。
「あんまり隙見せない方がいいよ。遠慮なくつけこむから」
「ねぇ、今どっちにドキドキしてる?」
なんか、俺……ずっと心臓が落ち着かねぇ!
もう一度期待したら、また傷つく?
あの時、俺たちが別れた本当の理由は──?
「そろそろ我慢の限界かも」
愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない
了承
BL
卒業パーティー。
皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。
青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。
皇子が目を向けた、その瞬間——。
「この瞬間だと思った。」
すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。
IFストーリーあり
誤字あれば報告お願いします!
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
【完結】抱っこからはじまる恋
* ゆるゆ
BL
満員電車で、立ったまま寄りかかるように寝てしまった高校生の愛希を抱っこしてくれたのは、かっこいい社会人の真紀でした。接点なんて、まるでないふたりの、抱っこからはじまる、しあわせな恋のお話です。
ふたりの動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵もあがります。
YouTube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら!
完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
BLoveさまのコンテストに応募するお話に、真紀ちゃん(攻)視点を追加して、倍以上の字数増量でお送りする、アルファポリスさま限定版です!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
執着
紅林
BL
聖緋帝国の華族、瀬川凛は引っ込み思案で特に目立つこともない平凡な伯爵家の三男坊。だが、彼の婚約者は違った。帝室の血を引く高貴な公爵家の生まれであり帝国陸軍の将校として目覚しい活躍をしている男だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる