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裏切り者の白うさぎ《1》
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裏切り者の白うさぎ
原作:演劇台本Aliceより
備考:ほとんどAliceよりですねw
ープロローグー
~冷たい部屋~
ビビビビビビっっ!!
けたたましいアラーム音で目を覚ます……不愉快だ。
朝のこんなにも楽しい時間をこの1分程度の大音量で邪魔をされてしまう…まぁ、セットしたのは私なのだが。
だるいからだを無理やり起こし、冷たいフローリングの床に足をつける。
「うぅ……寒……」
さすが冬、この位のことでも体は震えあがる。
寒さに悶えながらやっとの事でリビングまで辿り着き、暖房のスイッチをいれる。
ぶォーッという音ともにあたたかい温風が部屋に流れこむ。
わざわざ温風が当たるところまで来て、冷たい体をいなす。
とりあえず、朝食を食べよう。
そう思い、机に目を写す、そこには案の定紙切れが置いてあった。
《今日は帰れないから、よろしくね》
…………私はいなくてもいいのだろうか……。
そんな考えが頭をふとよぎる。
とりあえず、冷蔵庫にあった昨日の残りをレンジにぶち込む。
チーーンっと音を立てて、温められたご飯が出てくる。
私の心もそんなふうにすぐに温まったらいいのに……
そう思いながら、朝食を間食した。
…………お姉ちゃん……。ふと仏壇に目が映る。
もう居なくなってしまったおねぇちゃん…どこにいるの?……ずっと仲が良かった……あの日までは
~狂気な教室~
「あいつさぁ、まじウザくない?」
「ねー、学校来んなって感じ」
学校……行きたくない。
ありがちな物語…平凡でしかない。図書室に1冊あるかないかの物語。そんな人生だ。
サボってしまおうか、もうどうでも良くなってきた。そんな考えが浮かぶ。
気づいたら、私は最寄り駅にいた。
何も考えてはいなかったのだろう。
とりあえず、遠くに行こう。そう思い、ホームに向かう。
《まもなく三番線に電車がまいります、危ないですので~~。》
電車が前を通過しようとする、その時だった。
私の体が宙に浮いた。
「キャーーーー」
誰かが叫ぶ。
そのまま私は電車にーーー。
ー夢の国へー
~白うさぎ~
「こんにちは。」
……目が覚めると、目の前に白うさぎが立っていた……
「え!?」
白……うさぎ……?
いや、正確に言うと、白いうさ耳としっぽをつけた人間、だろうか……いや、そんなことはどうでもいい……ここは、どこ?
「自分の名前、分かる?」
満面の笑みで、ぴょこぴょこしながら聞いてくる、何だこの人間は……
「自分の……名前?」
……なんだっけ?……思い出せない……
「思い出せるかなぁ?」
そう問いかけるものの、その答えは見つからない。
「君の着ている服を見てみなよ」
「え…?」
言われるがままに目を写す。
な、何この服!?
青いふんわりとしたワンピースに、白いエプロン。
今気づいたが、頭にはリボンのカチューシャまで。
こんな衣装……まるで
「Alice。」
そう、まるでAliceの衣装……
「え?」
「君の名前は、Aliceだよ」
Alice?アリスなのかな?
「アリ……ス?」
「そう、Alice、君の名前は、Aliceだよ」
そう笑顔で言う。
そんなふうに言われたら、そうなのかもしれない、と心の中で思う。
「そう…なの?」
「そうだよ??もう、Aliceったら、自分の名前も忘れちゃったの?全くAliceはおとぼけさんだね!」
「ごめんなさい、忘れちゃったの」
「違う!!!!!!!」
そう声が聞こえた瞬間、顔がない少女が飛び出してきた。
「あなたの名前は、Aliceじゃない!!思い出して……!ゆ……」
「やめろ!!」
白うさぎが、今まで見たことも無いぎょそうで言葉を遮った。
「城から抜け出してきたのかなぁ……」
「あなたの名前は!Aliceじゃない!思い出して優花!」
「ユウ……カ?」
……頭が痛い……。何か……忘れてる……私何か……。
「私…………何を…忘れてる?」
痛い…痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
「思い出さなくて、いいんだよ?」
「……え?」
白うさぎがぱっと笑顔になり、楽しそうに言う。
「ここは、良いところだ。君をくるしめるものは何も無い。楽しいことだけをして暮らせるんだ。」
楽しい……こと……?
「楽しい……こと……?」
「うん!!ここは、悲しいことの無い幸せな世界Wonderland!!そして君はWonderlandに住むAliceそうでしょ?」
「そう……だったかな……」
「そうだよ??」
白うさぎが、顔を覗き込んでくる。その笑顔が妙に不気味で鳥肌が立つ。
「違う!!Aliceじゃない!」
白うさぎと私の間に割ってはいるようにし、叫ぶ。その今にも泣きそうな声に、どこかの懐かしさを覚える。だが、あったことも見たこともない人に、なんの安心感があるというのか。
「Aliceは、忘れたいからココへ来たんだよ?それを邪魔するならこの子も……分かるよね?」
…どういうこと…?白うさぎがニコッとほほ笑みかける。
「ねぇ、Alice?お姉さんを覚えてる?」
「えっ?!」
お姉ちゃん…………。私の大好きなお姉ちゃん……。いつかの日か消えてしまった…。
「私はこれから楽しいお茶買会に行かなければならないんだ…もし…、もしお姉さんに会いたいのなら、ゆっくりと私を追っておいで?」
「お姉……ちゃん…。」
お姉ちゃん…。笑顔が似合う、私の大好きなお姉ちゃん。
そう考えているうちに、白うさぎは森の奥へ消えてしまった。
「あっ!白うさぎ!!」
追いかけないと…!!
白うさぎを追いかけようとすると、顔がない人…影に手を掴まれた。
「待って、優花!」
「やめて!その名前で呼ばないで……」
ユウカって名前を聞くと…………気持ち悪さと同時に、頭痛が襲ってくる。
……やだ、やだこの人……。
「ねぇ、優花…」
「やめて…あなたと話してると、頭が…痛くなる…ごめんなさいっ」
我慢しきれずに、白うさぎが通って行った森の奥に入っていく。
「優…花…」
影が涙を流した理由もしらずに。
~お茶会~《語り手:第三者》
「帽子屋さん!今度はワインはいかがですか?」
そう、ニコニコしながら三月うさぎが問掛ける。
「…ワインなんて…ないじゃないか…?」
「そうですよ~!お茶会なんですから~!」
三月うさぎは、笑顔を崩さず笑いかける。
「君は…時々何を言っているのか分からない…」
帽子屋は困ったように眉をひそめる。
それを見て、三月うさぎはケラケラと笑い出す。
「まぁ、まぁ!じゃあ、ミルクティーとレモンティーどっちがいいですか?」
と、割れたポットを両手に持ち、問掛ける。今にも液体が溢れてしまいそうだ。
「じゃあ、ミルクティーがいいな!」
「了解です!」
そう元気よく返事をし、カップにミルクティーを注いでいく。
もちろん、そのカップも割れているのだが。
「あれ…白うさぎ…?」
三月うさぎを白うさぎと見間違えたのだろう。Aliceがお茶会の森に入ってくる。
「え?!?!白うさぎさん?!?!」
「どどどどどこに?!?!?」
ガタリと椅子を揺らし、二人同時に立ち上がる。
その顔は、嬉しそうで、どこか怯えていた。
「あれ…白うさぎじゃ、ない……?」
Aliceが三月うさぎの顔を覗き込んでくる。
すると三月ウサギがケラケラと再び笑い出す。
「あはははは、私ですか?私は、白うさぎさんじゃ、ありませぇぇぇぇん!!私は三月うさぎです!」
と軽く会釈をし、ぴょんぴょん跳ねる。
「私は帽子屋です。」
帽子を取り、深々とお辞儀をする。
するとぱっと顔を上げ。
「お嬢さんはAlice?」
「え?」
「Aliceでしょ?」
「Aliceの方がいいよ」
「Aliceの方がいいさ」
2人が畳みかけてくる。
私は、本当にアリス…だったのだろうか…。2人の声を聞いてくうちに、本当にそうなんだと、催眠術にかけられているようで…。
「……でも、一人だけ私のことをゆうかって呼ぶ人がいるの…」
そう……ただ1人……。
でも、あの人は……
ガンッ!!と、鈍い音が響いた。
「その話はいいよ。」
と、三月うさぎが呟く。
あぁ、この音は、三月うさぎが出したものなのか……
「え……?」
「苦しかったのなら、それでいいじゃない?」
ぱっと満面の笑みを貼り付ける。
「お嬢さんは、いつこの世界にきたんだい?」
「つい……さっきよ」
「だからそんなふうに思うんだよ」
本当に……そうなの、かな……
原作:演劇台本Aliceより
備考:ほとんどAliceよりですねw
ープロローグー
~冷たい部屋~
ビビビビビビっっ!!
けたたましいアラーム音で目を覚ます……不愉快だ。
朝のこんなにも楽しい時間をこの1分程度の大音量で邪魔をされてしまう…まぁ、セットしたのは私なのだが。
だるいからだを無理やり起こし、冷たいフローリングの床に足をつける。
「うぅ……寒……」
さすが冬、この位のことでも体は震えあがる。
寒さに悶えながらやっとの事でリビングまで辿り着き、暖房のスイッチをいれる。
ぶォーッという音ともにあたたかい温風が部屋に流れこむ。
わざわざ温風が当たるところまで来て、冷たい体をいなす。
とりあえず、朝食を食べよう。
そう思い、机に目を写す、そこには案の定紙切れが置いてあった。
《今日は帰れないから、よろしくね》
…………私はいなくてもいいのだろうか……。
そんな考えが頭をふとよぎる。
とりあえず、冷蔵庫にあった昨日の残りをレンジにぶち込む。
チーーンっと音を立てて、温められたご飯が出てくる。
私の心もそんなふうにすぐに温まったらいいのに……
そう思いながら、朝食を間食した。
…………お姉ちゃん……。ふと仏壇に目が映る。
もう居なくなってしまったおねぇちゃん…どこにいるの?……ずっと仲が良かった……あの日までは
~狂気な教室~
「あいつさぁ、まじウザくない?」
「ねー、学校来んなって感じ」
学校……行きたくない。
ありがちな物語…平凡でしかない。図書室に1冊あるかないかの物語。そんな人生だ。
サボってしまおうか、もうどうでも良くなってきた。そんな考えが浮かぶ。
気づいたら、私は最寄り駅にいた。
何も考えてはいなかったのだろう。
とりあえず、遠くに行こう。そう思い、ホームに向かう。
《まもなく三番線に電車がまいります、危ないですので~~。》
電車が前を通過しようとする、その時だった。
私の体が宙に浮いた。
「キャーーーー」
誰かが叫ぶ。
そのまま私は電車にーーー。
ー夢の国へー
~白うさぎ~
「こんにちは。」
……目が覚めると、目の前に白うさぎが立っていた……
「え!?」
白……うさぎ……?
いや、正確に言うと、白いうさ耳としっぽをつけた人間、だろうか……いや、そんなことはどうでもいい……ここは、どこ?
「自分の名前、分かる?」
満面の笑みで、ぴょこぴょこしながら聞いてくる、何だこの人間は……
「自分の……名前?」
……なんだっけ?……思い出せない……
「思い出せるかなぁ?」
そう問いかけるものの、その答えは見つからない。
「君の着ている服を見てみなよ」
「え…?」
言われるがままに目を写す。
な、何この服!?
青いふんわりとしたワンピースに、白いエプロン。
今気づいたが、頭にはリボンのカチューシャまで。
こんな衣装……まるで
「Alice。」
そう、まるでAliceの衣装……
「え?」
「君の名前は、Aliceだよ」
Alice?アリスなのかな?
「アリ……ス?」
「そう、Alice、君の名前は、Aliceだよ」
そう笑顔で言う。
そんなふうに言われたら、そうなのかもしれない、と心の中で思う。
「そう…なの?」
「そうだよ??もう、Aliceったら、自分の名前も忘れちゃったの?全くAliceはおとぼけさんだね!」
「ごめんなさい、忘れちゃったの」
「違う!!!!!!!」
そう声が聞こえた瞬間、顔がない少女が飛び出してきた。
「あなたの名前は、Aliceじゃない!!思い出して……!ゆ……」
「やめろ!!」
白うさぎが、今まで見たことも無いぎょそうで言葉を遮った。
「城から抜け出してきたのかなぁ……」
「あなたの名前は!Aliceじゃない!思い出して優花!」
「ユウ……カ?」
……頭が痛い……。何か……忘れてる……私何か……。
「私…………何を…忘れてる?」
痛い…痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
「思い出さなくて、いいんだよ?」
「……え?」
白うさぎがぱっと笑顔になり、楽しそうに言う。
「ここは、良いところだ。君をくるしめるものは何も無い。楽しいことだけをして暮らせるんだ。」
楽しい……こと……?
「楽しい……こと……?」
「うん!!ここは、悲しいことの無い幸せな世界Wonderland!!そして君はWonderlandに住むAliceそうでしょ?」
「そう……だったかな……」
「そうだよ??」
白うさぎが、顔を覗き込んでくる。その笑顔が妙に不気味で鳥肌が立つ。
「違う!!Aliceじゃない!」
白うさぎと私の間に割ってはいるようにし、叫ぶ。その今にも泣きそうな声に、どこかの懐かしさを覚える。だが、あったことも見たこともない人に、なんの安心感があるというのか。
「Aliceは、忘れたいからココへ来たんだよ?それを邪魔するならこの子も……分かるよね?」
…どういうこと…?白うさぎがニコッとほほ笑みかける。
「ねぇ、Alice?お姉さんを覚えてる?」
「えっ?!」
お姉ちゃん…………。私の大好きなお姉ちゃん……。いつかの日か消えてしまった…。
「私はこれから楽しいお茶買会に行かなければならないんだ…もし…、もしお姉さんに会いたいのなら、ゆっくりと私を追っておいで?」
「お姉……ちゃん…。」
お姉ちゃん…。笑顔が似合う、私の大好きなお姉ちゃん。
そう考えているうちに、白うさぎは森の奥へ消えてしまった。
「あっ!白うさぎ!!」
追いかけないと…!!
白うさぎを追いかけようとすると、顔がない人…影に手を掴まれた。
「待って、優花!」
「やめて!その名前で呼ばないで……」
ユウカって名前を聞くと…………気持ち悪さと同時に、頭痛が襲ってくる。
……やだ、やだこの人……。
「ねぇ、優花…」
「やめて…あなたと話してると、頭が…痛くなる…ごめんなさいっ」
我慢しきれずに、白うさぎが通って行った森の奥に入っていく。
「優…花…」
影が涙を流した理由もしらずに。
~お茶会~《語り手:第三者》
「帽子屋さん!今度はワインはいかがですか?」
そう、ニコニコしながら三月うさぎが問掛ける。
「…ワインなんて…ないじゃないか…?」
「そうですよ~!お茶会なんですから~!」
三月うさぎは、笑顔を崩さず笑いかける。
「君は…時々何を言っているのか分からない…」
帽子屋は困ったように眉をひそめる。
それを見て、三月うさぎはケラケラと笑い出す。
「まぁ、まぁ!じゃあ、ミルクティーとレモンティーどっちがいいですか?」
と、割れたポットを両手に持ち、問掛ける。今にも液体が溢れてしまいそうだ。
「じゃあ、ミルクティーがいいな!」
「了解です!」
そう元気よく返事をし、カップにミルクティーを注いでいく。
もちろん、そのカップも割れているのだが。
「あれ…白うさぎ…?」
三月うさぎを白うさぎと見間違えたのだろう。Aliceがお茶会の森に入ってくる。
「え?!?!白うさぎさん?!?!」
「どどどどどこに?!?!?」
ガタリと椅子を揺らし、二人同時に立ち上がる。
その顔は、嬉しそうで、どこか怯えていた。
「あれ…白うさぎじゃ、ない……?」
Aliceが三月うさぎの顔を覗き込んでくる。
すると三月ウサギがケラケラと再び笑い出す。
「あはははは、私ですか?私は、白うさぎさんじゃ、ありませぇぇぇぇん!!私は三月うさぎです!」
と軽く会釈をし、ぴょんぴょん跳ねる。
「私は帽子屋です。」
帽子を取り、深々とお辞儀をする。
するとぱっと顔を上げ。
「お嬢さんはAlice?」
「え?」
「Aliceでしょ?」
「Aliceの方がいいよ」
「Aliceの方がいいさ」
2人が畳みかけてくる。
私は、本当にアリス…だったのだろうか…。2人の声を聞いてくうちに、本当にそうなんだと、催眠術にかけられているようで…。
「……でも、一人だけ私のことをゆうかって呼ぶ人がいるの…」
そう……ただ1人……。
でも、あの人は……
ガンッ!!と、鈍い音が響いた。
「その話はいいよ。」
と、三月うさぎが呟く。
あぁ、この音は、三月うさぎが出したものなのか……
「え……?」
「苦しかったのなら、それでいいじゃない?」
ぱっと満面の笑みを貼り付ける。
「お嬢さんは、いつこの世界にきたんだい?」
「つい……さっきよ」
「だからそんなふうに思うんだよ」
本当に……そうなの、かな……
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