ある公爵令嬢のお話

Hani

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7 女子会

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この学園に入学してからすでに6ヶ月たった。

成績は相変わらず2位でずっとライノルト皇子が1位をキープしている。頑張ってはいるがいつも僅差で負けてしまう。なので私は勝手にライノルト皇子をライバルとして日々励んでいる。

それは置いておいて、私のひとつの目的でもある「婚約者探し」が全く進んでいない。なぜなら仲良くなった男性がいないからだ。

やはり公爵令嬢なので媚びへつらって仲良くなろうとしようとする人がいるがそういうのは苦手なのでいまだにテニアと一緒にいる。

テニアによると高嶺の花だから近づきずらいらしい。ちなみにテニアも同じ扱いをされているようだ。それは困る。

そこで私とテニアとエナの3人で夜に女子会を開き対策を練ることになった。そしてちょうど今、私の部屋で話し合っているところだ。

「お嬢様、やはり気になる人を自分から声をかけるのが1番だと思います。」

「いや、でもまず女子友達を作って親しみやすさを出すのがいいとおもうのだけど。」

「いいわね、でもこの前同じクラスの子に声をかけたら固まった後にどこかへ走っていってしまったのよ。」

「「あぁ……」」

「多分緊張と驚きでそうなっちゃぅたのよね。」

「まあ、急に話しかけられたらびっくりするわよね。」

私そんな怖いのかしら。やっぱり公爵令嬢で強めの見た目が相まって威圧感があるのかも……。本当に困ったわ。

すると突然テニアが何かを閃いたような顔をしてこう言った。

「仮面舞踏会なんてどう?」

「仮面舞踏会?顔とか身分とかを隠した舞踏会のことよね。」

「確かにいいですね。仮面をしているから誰かわかりませんので身分を気にしないで話せますね。」

「でも髪とか瞳の色でバレないの?それが不安だわ。」

この世界にはある程度は家で髪色がわかれている。

黒髪は世界の中でも特に珍しく赤い瞳となったら我が公爵家しかない

「あ、まって、そういえば色を変える魔法があったわね。変えるとしたら何色がいいかしら?」

今思い出したが色を変えることが出来る魔法がある。私が小さい時、図書室にあった試してみた覚えがある。

「無難にブラウンの髪に金色の目にしたらどう?アルノア様ならなんでも似合うけど伯爵くらいにいそうな感じにしたら安全かも。」

「いいわね、一応メイクとかちょっと変えてみましょうか!」

「2人ともありがとう。ではまた仮面舞踏会のある日によろしく頼むわ。」

「「はい!」」

2人ともとてもやる気になっているわ。来週の休日にちょうど仮面舞踏会があるみたいだからその時に行こうかしら。
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