王国冒険者の生活(修正版)

雪月透

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王都の騒ぎと時を合わせる様に、旧アクネシア領地から進んでくる一団があり、それはキスト聖国の旗を揚げていた。
アクネシア領だった人たちも徴兵しているようで、相当な数になっていた。
ただ、アクネシアだけでなく、キスト本国から連れて来られたのだろう人たちも、その表情をよく見ることが出来れば、焦点の合っていない目でただ歩いていると言う、普通の人とは違う違和感に気づくだろう。
キスト正規兵の命令にただ従う、人形のようであった。

これら軍勢について、ランサナ砦に詰めていた兵たちが、気づかないわけが無い。
「キストは本気で戦争しに来たな」
壁の上に立つ男性が、遠目に見えるキストの軍勢を見てこぼす。
「アクネシアを落としたのは、こっちまで攻めてくる気だったからだろうよ。あれで聖職者が運営している国だってんだから、聖職者って言うのはずいぶんと強欲なもんだな」
キストは聖職者の中から、さらに徳を積んだとされる者たちが数名選抜され、その者たちが国の指針を決定しているらしい。
その決定がこの侵略であるならば、徳を積んだ者、など不釣合いな言葉である。
どう言い繕っても、戦争は他者から力づくで奪う、と言うことでしかないのだ。

「ここを狙ってきているな」
「そりゃそうだろ。ここを足がかりにすれば、ハーバランド、モレク、王都イーシュテルン。どこも手を伸ばしやすくなる。その時にはこの砦が拠点として有用だしなぁ」
「……なら、なおのこと、この砦を奪われるわけにはいかないよな」
キストの大軍を見ても、このランサナ砦に詰めていた兵士たちは、戦意を失うことは無かった。
元々、アクネシアで呼び出された異形のモンスターを含めて、アクネシア側からの侵略に対応するために建てられた砦である。
そして、その後方には守るべき街や村があるのだ。
アクネシア側との戦線において、ここは最前線なのである。
領土を、その場所で暮らす人々を守ることを国是としてきたオルグラントの兵であれば、ここで逃げ出すものたちは居なかった。
「いずれ王都やハーバランドから援軍も来るだろう! それまでここを死守するぞ!!」
指揮官の号令で喚声を上げるランサナ砦の兵士たち。
数だけで見れば、絶望的な防衛戦が始まった。

頑丈に作られた壁と扉は簡単に破られることはなく、壁を登ろうとしてくるキストの兵は突き落とされ、それでもと近づく兵は矢が飛んでくる。
数は多いものの、その大多数が薬で無理やり強化された者達であり、暴れるには力強いかもしれないが、攻城戦など考えて動ける兵では無い。
ましてや、攻城兵器を持っていないキスト兵は、数で劣るランサナ砦を一向に落とせず、キストの指揮官は苛立ち始めていた。

「これだから欲まみれの爺どもと、ただ動くだけの兵なんて使えないんだっ! おい! あいつらも動かせ!!」
この場において一番発言力があるのだろう聖職者の服を着た男が、近くにいる黒いローブを羽織った男に命令する。
「わ、わかったよ……。それ、いけっ!」
黒ローブの男が命令すると、一つの集団が動き始める。
それはアクネシアが呼び出したとされる、醜悪なモンスターたちであった。
キスト兵たちを押しのけ、砦に向かっていくモンスターたち。
すぐさま砦の門が破られることはないが、ただキスト兵たちが寄せてくるだけより、オルグラント兵たちを押し込み始めてる。
薬で強化された人より、モンスターの方が体のつくりが違うためか、矢が刺さっても倒れることなく、押し寄せていたのだ。

「やっぱり、人よりああいった化物の方が使えるな。なかなか良い力じゃないか」
「そ、そうだろ? 俺だって凄いんだ!!」
聖職者の男が黒ローブの男を褒めると、黒ローブの男は胸を張って自賛する。
聖職者の男はローブの男を褒めつつも、黒ローブの男が自賛し始めると、口元をゆがめる。
内心では、そのローブの男を馬鹿にしているらしい。
やがて二人は笑い声を上げるのだが、二人の思いは同じようで違っていた。
聖職者の男の頬には、縦傷が目立っていた。

「くそっ! なんだってキストにあのモンスターたちがついてるんだ!!」
「実はキストが呼び出したやつなのか!?」
「やっぱり、あの国が聖職者の国だなんて信じられねぇな!」
兵士たちが口にせずにはいられないとばかりに、キストを非難する。
声を張り上げながら、動かし続ける手は先ほどまでより必死である。
痛みにも怯まずに進んでくるキストの兵も脅威ではあったが、まだ兵士と同じように対処すればよかった。
だが、今度はモンスターなのである。
同じ人型と言えば人型であるが、そいつらは人ではない。
人よりも異形であるため、見た目で恐怖を募らせrし、突いても射ってもキスト兵ほどに傷を負わない。

体が大きい者も居て、膂力を活かして砦の扉を叩き始めた。
「もっと手を動かせ!! あれらを絶対に登らせるな! それとでかいヤツ! 扉がやられないうちに倒せ!」
そう指示が出されても、元々数の上で不利なのだ。
動いている兵に余りは無く、皆が出来る、やれる限りに動いている。
このままでは押し込まれると、誰もが思い始めた時、キスト兵の側面から矢が降り注いだ。
ハーバランドの軍が、ランサナ砦が攻め込まれてから時を置かずして駆けつけたのだ。
砦から大きな歓声が沸きあがる。

「密偵は出していたので、動きを早くから察知出来たが、ここまでの兵とは……」
思わず弱音が出てしまいそうになり、頭を数度振る。
「ファルケン伯、ご指示を!」
仕えてくれている指揮官が目の前にやってきて、指示を仰ぐ。
「このまま側面から攻撃を仕掛ける。ランサナ砦を落とされるわけにはいかない。モンスターの相手は冒険者たちに任せてしまえ。キスト兵はこちらで当たるぞ」
「はっ!」
自分の意見が正しいとはいまいち思い切れなかったが、モンスター相手であれば、日銭を稼ぐためによく相手をするだろう冒険者たちに任せるのが良いとの考えだった。
その分、数の多いキスト兵にはハーバランドの軍で当たらなくては示しがつかない、と考えての発言であった。
ハーバランドの軍が敵に向かって動き出していく。
「はぁ……。私は戦争には向いていない。また早く新しい野菜の交配に戻りたいものだ。しかし……、あの者の言は危険だな」
ファルケン伯のつぶやきに関わらず、戦闘は激しさを増していく。

砦に近づいていたモンスターたちが、戦況の変化に焦って出された命令に従って、ハーバランドの冒険者たちに向かって動き始める。
冒険者たちからもモンスターに向かっていたが、相手から向かってきてくれるなら好都合と待ち構えるように動く。
ハーバランドの冒険者たちの士気は高かった。
ハーバランドには普段の素行については難があり、注意しようにも圧倒的な剣の前に手が出せない男が居る。
普段であれば怖くて近寄りたくも無い相手であるが、このように共に戦うのであれば、これほど心強く感じられる者はいない。
冒険者の一団から飛び抜けるように速度を上げて飛び出した者が居た。
モンスターたちの間を駆け抜ける。
ただ駆け抜けただけではない。剣を振るっていた。
ユーセーが通り抜けた際に居たモンスターたちが、次々と血を巻き上げ、腕や首や足のいずれかを体から離して倒れる。
ただ斬っただけでなく、体を切り裂くと言うただひたすらに相手の命を断ち切る剣筋。
ユーセーの剣は変わらず冴え渡っていた。

「続けぇ!!」
自分の手柄ではないが、勢いづける何かがあれば人はそれに乗れる。
より一層、喚声を上げながらモンスターの軍勢に冒険者たちが突っ込んでいく。
通常のモンスターと違い、人のように武器を持って戦うモンスターは人より強いが、勢いが違えばその強さなどすぐに崩れる。
ユーセーによって次々と倒されていく味方に、モンスターたちに怯えが生まる。
ユーセーの後に続くように突撃してくる冒険者たちは、普段以上の力が発揮され、モンスターたちを押し込み始めていた。

「くそっ! なんだって相手の動きがこんなに早い!? ……だが、まだ数はこっちが多い。おい! もっとモンスター出せ!」
頬に縦傷がある男が黒ローブの男を怒鳴りつける。
「わ、わかった。やるよ……」
黒ローブの男は気が強い性格ではないようで、縦傷のある男の剣幕に怯え、震える手で力を使う。
黒ローブの男の腕の動きに合わせて、異形のモンスターが次々と姿を現し始める。
頬に縦傷のある男は、まだこれからだと喜色を表すが、黒ローブの男は首を傾げたり、何かを不思議がるような仕草をし始める。
その直後、モンスターたちが周囲のキスト兵にも襲い掛かり始めた。

「おいっ! 何やってんだよっ!!」
頬に縦傷のある男が黒ローブの男の胸倉を掴みあげる。
「わ、わからないよ……。なんか急に言う事を聞かなくなり始めたんだ。本当だ。俺がやらせてるわけじゃない!」
黒ローブの男が自分のせいじゃないと弁明を続けるのだが、頬に縦傷のある男は思案に耽り、黒ローブの男がおそらく力を失ったのだろうこと判断する。
二人の周囲にもモンスターがいることに思い至った頬に傷のある男は、黒ローブの男を突き飛ばす。
「……ッ! 何をするんだよ!」
黒ローブの男が突き飛ばされたことに声を荒げるが、ふいに辺りが暗くなって後ろを振り返る。
彼が呼び出した大型のモンスターがその腕を振り上げていた。
それが黒ローブの男が見た最後の光景だった。

「くそっ! なんでこんな! こんなとこで終わってたまるか!!」
頬に縦傷のある男は一人、旧アクネシア側へと逃げ出す。
だが、モンスターは弱い相手、逃げる相手を先に狙う。
生きるためには弱っている敵から倒し、その肉を食うのだ。
黒ローブの男を潰した大型のモンスターが、頬に傷のある男を追いかける。
そして、悲鳴が上がった。

突如としてモンスターが暴れだし、キスト兵にも襲い掛かり始めたことで、オルグラントにとって優勢そうにも関わらず、オルグラント兵は勢いを落としていた。
戦場が混乱していると言う事もあるが、それだけが理由ではない。
モンスターたちを押し込んでいた冒険者たちが、その動きを大きく鈍らせたためであった。
圧倒的な剣でモンスターたちを斬り捨てていくユーセーであったが、体の大きなモンスターが振り回した腕に、何故か避けようともせず、殴り飛ばされたのだ。
今までユーセーは、相手の攻撃を受けたことなど無かった。
ほとんど避けていたし、死角からの攻撃も見えているのか、その剣で完璧に防いできたのである。
そんなユーセーが、防ぐことすら出来ずに攻撃を受けたと言うことに、冒険者たちは怯んでしまったのだ。

「……おい。あいつがやられるって、とんでもなく強いんじゃないのか?」
「そんなヤツ、俺らで勝てるのか? 俺は嫌だぞ」
強い者が居て、その相手に乗っかるようにして動いてきたが、その先頭を走っていた者が倒れてしまえば、たちどころにその勢いは無くなってしまう。
ユーセーの強さを信じきってしまっていたからこそ、ユーセーがやられたことに怯んでしまったのだ。
自分たちの力を信じることが出来ず、対峙しているモンスターの強さをより脅威に考えてしまい、動けなくなっていた。
冒険者たちが立ち止まると、キストの兵たちがモンスターへと攻撃をし始める。
お互いに潰しあってくれるだけであれば、オルグラント軍にとって助かる話であるが、そんなに甘くはなく、この戦場は混沌となっていた。
キストの兵とモンスターが互いに殺し合いをしながらも、オルグラントの兵たちにも襲い掛かってきているのである。
あちこちに傷を作り、血を流しながら、ただひたすらに暴威を奮うその姿は、まさしく異様であった。
強いと信じきっていたユーセーを倒すモンスターの強さと戦場の異様さに、冒険者たちの中から逃げ出すものが出始める。
冒険者は戦いもするが、何より自分の命を大事にしている。
生活するために仕事をしているのだから、自分が死んでは意味が無いのだ。
そして、この戦場の異様さと相手の強さに引けだした気持ちでは、薬で強化されたキスト兵やモンスターの相手が出来るわけがなかった。
一人が逃げ出せばそこから戦線が崩れ始める。

「やばいやばい。逃げなきゃ。早く!早く!」
「でも、ユーセーが!」
「やられたんでしょ? そんなヤツより自分の方が大事じゃない!」
ユーセーの取り巻きをしていた女性冒険者たちが、我先にと逃げ出す算段を始めていた。
元々、ユーセーの側に侍ることで、その恩恵を受けようとしてきただけであれば、ユーセーがやられた今、この戦場に残る気など全くなかった。
しかし、一人だけユーセーが飛ばされた方へ走り出した。
「ユーセーを利用してきたことは否定しない。それでも……、冒険者のチームではあったから!」
ユーセーの取り巻きであったが、ユーセーに任せて戦いもしなくなっていた。
そんな腕では、モンスターに反応できるはずも無く、襲い掛かってきたモンスターに気づいた時には、目の前にモンスターの姿があった。
その醜悪な顔に、悲鳴を上げ、目を瞑ってしまう。
冒険者として、目をつぶるなど命を捨ててしまう、してはいけない行動だった。

だが、しばらくたっても何も起きなかった。
そっと目を開ければ、そこにはあちこち擦り傷を作ったユーセーが立っていた。
いつもと違い、もう息を切らして、ぼろぼろで、いつもの自信過剰な様子も見えなかった。
それでも、ユーセーだとわかり、笑みがこぼれてくる。
「おおおおおおおおおおおおおおっ!!」
いつもであれば決して声など上げないのに、ユーセーは気合を入れるかのように声を張り上げて走り、体の大きなモンスターに向かって飛び掛る。
体重と力を込めた剣が、体の大きなモンスターを斬り裂いていく。
倒れたモンスターを前にして、ユーセーが剣を掲げる。
本当に、これまで知っているユーセーではしないことばかりだった。
だが、その剣を振るい、周りに力を与える姿は、ハーバランドで追随を許さないユーセーの姿であった。

冒険者たちはユーセーの姿に、また身を奮い立たせる。
先ほどまでの自分たちを恥じるように、果敢にモンスターに挑んでいく。
先ほど走り出した女性冒険者が、ゆっくりとユーセーに近づく。
「ユーセー。大丈夫?」
ユーセーは肩で息をして、疲れきっている弱弱しい姿だった。
「……俺はやれる。俺はハーバランドのトップの冒険者だからな」
自分の剣を持つ手を見ながら、ぶっきらぼうに言うユーセー。
それはこれまでよりずっと、一人の男性らしく、これが本来のユーセーなんだと感じられた。
借り物だった力から、今はっきりと手に残る自分の力。
「行くぞ。ついて来い」
今まで独りで動いていた孤独な男から、他者を思い、他者とともにあろうとする言葉。
「はい!」
ユーセーがまだ喚声が止まぬ戦場へと飛び込んでいく。
ユーセーの後を追う様に女性冒険者もその中へ走り出す。
その後ろを騒ぎながら、他の女性たちも追いかける。
ユーセーのチームは今、本当の冒険者のチームとなっていた。

キストの指揮官たちは、自我のある者たちを伴って逃げ出し、残ったモンスターと薬で考える力を失っている人たちが捨て駒のように、その命を落としていく。
ここにランサナ砦の戦いは、終わりを向かえ始めていた。
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