王国冒険者の生活(修正版)

雪月透

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レッドは悲鳴と煙が上がる王都の中を走っていた。
どこに行けばいいのかはっきりと分かっていなかったが、あの煙が立ち上っている所が向かう先だと感じて、向かっていた。
崩れた家や打ち壊されたのだろう家々が目に入ってくる。
暴れだした者たちがやったのだと思われるが、こういう騒ぎに便乗する者達も存在してしまうのだ。
楽をして他者から財を奪おうとする者、やむを得ず騒動に合わせて生きるために奪いはじめる者、ただ暴れたくなって真似する者。
そういった人たちは何処であっても、人である限り、全てが満たされていない限り起こし得るものだ。
人がその全てを満たされるなどありえないことは、レッドもわかっている。
どこか妥協おしながら、諦めながら、蓋をするように人は生きている。
だからこそ、その蓋がはずれてしまうきっかけがあると、人は容易に他者を傷つけ始めてしまうのだ。
そうわかっていても、それでも、目に入ってくる被害を容認できるわけがない。

レッドは歯を強くかみ締めながら、走り続ける。
陰もありはするが、それでも賑わいを見せ、楽しげに笑う声も聞こえる王都が、悲鳴と泣き声が聞こえる街並みに変えられてしまったこと。
自然が起こしたなら、まだ仕方ないと思えたのかもしれないが、人が起こしている状況に、それに対してあまりにも力が足りない自分が悔しかった。
強くありたいと願った。
そうなろうともしてきたのに、何も出来ないまま。
立ち止まってしまいそうになる足に力を入れなおし、レッドは前に進み続ける。

瓦礫となった建物の中心に、一人の男性が立っていた。
聖職者の服装をしていて、この一帯の騒動を起こした原因なのだと思われた。
聖職者の男がレッドに気づき、やっときた、と言った。
「待ってたよ。やっぱりこういった騒ぎが起きた時は、この国の英雄となる人がその中心に現れるんだ。そしてやっぱり、レッドがきた」
レッドを知っている相手らしい。
頬に傷のある男かと思い、目を凝らすが、目深に被られたフードからは傷らしきものは見えず、レッドには心当たりが無かった。

「あぁ、でも。たまたま来てしまった、なんて言う人もいるよね? そんなやつはふさわしくないと思うんだ。まずは、ちゃんと強いってこと、証明して見せてよ?」
聖職者の男が手を広げると、二人の男性が立ち上がる。
剣を持ち、鎧を身に付けているが、彼らの目は何処も見ていないようだった。
薬によって意思を失わされた者。
人でありながら、人では無いものにされてしまった者。
今、彼らを元にもどせる薬は存在しない。
元にもどせるとすれば、薬を広めているキストの聖職者だけ。
止めるには倒すしかない。
レッドは剣の柄を強く握り締めて、剣を抜き放つ。
「そうでなきゃ」
楽しそうに男が言うと、人ではなくなった者たちがレッドに襲い掛かる。

痛みを感じず、自身の限界を超えた力を振るう者を相手にするには、一対一でも厳しい。
それが二人を相手にしなければならないとなれば、厳しすぎるものである。
だが、レッドは怯みもしなければ、逃げ出そうという気もない。
人でありながらモンスターさながらの動きであるが、剣を持った者を相手取るには普通の人を相手にするより、やりようがあった。
次を組み立てられた剣ではなく、勢い、そして力任せの剣。
そして、本当のモンスターとも違い、仲間と連携することも考えられなくなっている相手であれば、躱すことは難しくない。
力任せの剣はレッドに避けられ地面に当たり、土と瓦礫の破片を巻き上げた。
レッドは躱せても、無為に近づけない状況に舌打ちしたくなる。
打ち合えば力で押し切られるし、最悪、剣が叩き折られる可能性もある。
痛みを感じなくなっているから、これまたただ斬り付けに向かっても、逆にこちらのみが危うくなる。
焦りそうになる気持ちを押さえ込み、レッドは躱すことに専念し続ける。

そんな状況ですら、聖職者の男は楽しそうに見続けていた。
そして、レッドが避けた振り下ろされた剣が瓦礫に深く刺さりこむ。
抜けなくなった剣を引き抜こうとして、がら空きになった首に剣を走らせる。
肉を切るような感覚と骨に当たる音がする。
さすがに動かない者相手に気合と力を込めて剣を振り下ろすのとは違い、首を断つには至らない。
だがこれで一人終わったとレッドは気を吐くが、その相手はレッドの剣を掴み、離そうとしなかった。
「まだ動くのか!?」
目をむくレッドであったが、もう一人が剣を振りかぶって向かってくる。
レッドは、剣を掴んで話さない相手を睨みつけ、
「……離せ、よっ!!」
足に力を込めて、思いっきり相手の顔を押す。
斬れ味の良いレッドの剣は、その勢いを受けて掴んでいた相手の手の肉を斬りながら抜けた。
しかし、レッドも思いっきり蹴った反動と剣が抜けた拍子で、後ろに飛んで地面に背中を打ってしまう。
ただ、その甲斐あって、もう一人が振り下ろした剣は、レッドが居なくなった場所に振り下ろされ、瓦礫に当たって、カツンと音を響かせた。

力を込めすぎたため、思いのほか勢いがついてしまい、背中を強かに打っていた。
レッドはその痛みに顔をしかめながらも、立ち上がる。
レッドの剣を掴んでいた相手は、さすがにもう動かなくなっており、剣を持った一人と聖職者の男だけになっていた。
「さすがさすが。あと一人、頑張ってよ」
まだこの状況においても、聖職者の男は楽しそうに他人事のように見ていた。
それが酷く忌々しい。
レッドが視線を聖職者に向けると、隙とばかりに相手は飛び掛って剣を振り下ろす。
避けようとするレッドであったが、痛みと言うのは動きを鈍らせる。
瓦礫の上であったこともあり、打った背中は打ち所も悪く、酷く痛んだ。

身を翻せなかったレッドは、咄嗟に剣で防ぐ。
鉄同士がぶつかる音が響き、鉄同士が擦れあう音が続く。
押し切ろうとする相手とそれを押し返そうとするレッドの剣が、擦れあっている音だった。
背中がずきずきと痛むレッドと、痛みがあったとしても感じなくなっている相手。
徐々にレッドが押し込まれ始めた。
レッドが上から押さえつけられるように、しゃがむような体勢になり、相手の剣がレッドの肩に当たりそうなほど押し込んでくる。
「……こん、のぉっ!!」
レッドは全身の力を一気に込めて相手の剣を押し上げ、その隙に体を下に滑らせる。
相手の股下を滑り抜け、抜ける際に両足を剣で薙ぐ。
相手は足から大量の血を流して倒れ、レッドは滑りぬけたことで、ズボンに擦り切れた穴を作ってしまう。
瓦礫の上であれば、身を傷つける物は多い。
空いてしまった穴から切れた傷で、ズボンの所々を赤く染めあげていた。
レッドは立ち上がり、身を起こそうともがく相手の背中に剣を突き刺した。

場所が場所だったと言うのもあるが、薬によって人の枠組みから外れてしまった者を、二人も相手取って勝てたのは出来すぎだったと思えた。
それが傷み続ける背中と擦り傷だらけの両足で済んだことも。
二人を倒したレッドに拍手が送られる。
聖職者の男だった。
「さすがレッド。まぁ、これぐらいやってもらえないとね。でもまぁ、英雄って言うなら、もっと苦労しないで倒して欲しかったなぁ」
「……俺は、自分が英雄だとかそんな風に思ったことも、言った事も一度も無い」
剣を抜いて聖職者に向かって構える。
武器も持っていなさそうな聖職者であれば、これで終わりだと考えていた。

聖職者の男がそのフードを外す。
その男の顔に、レッドは驚きを隠せなかった。
聖職者の男が、ソータだったからである。
「あはは。驚いてるね。俺だって考えもしなかった? あ~、レッドはあいつ、傷のあるやつを気にしてたんだっけ? 残念だけど、あいつはどこだかの砦に向かってるよ。あいつ、キストで成り上がること考えてるから、戦争の手柄欲しいんだろうね」
思わずレッドはランサナ砦がある方角に顔を向ける。
「今から行っても間に合わないんじゃない? それに、いくらレッドでも一人じゃ、無理でしょ。僕らのように力があるわけでもないし」
ソータの気楽そうな声に引き戻されるように、レッドはソータの顔を見た。
「……何でだ? なんでこんなことをした? この王都が、お前に何をしたって言うんだ!!」
レッドが声を張り上げる。
「何でと言われても、別に。理由なんてないよ。あ~、キストがこの国を欲しがってるらしいから、それで」
さしたる理由も無く、王都に悲鳴と泣き声をあげさせ、壊された建物が多いこの惨状を引き起こしたと言うソータに、レッドは剣を持つ手に力が入ってしまう。
知り合いであっても、いや、少しは知っている相手だけに赦せない。
だけど、その剣をソータに振るう気にはなれずにいた。

「ねぇ、何で俺たちが『神の玩具』って呼ばれるか知ってる?」
なんてことないように話を続けるソータ。
ただ、相手が『神の玩具』である以上、何かしらの力を持っている。
ソータの力は結局、わからないままだったことを思い出し、相手を見るためにレッドは話に付き合うことにする。
レッドはいつだかにリベルテと話した内容を、思い出しながら答える。
「他の世界から人を呼び、この世界に過ぎた力を与えて放り込んで、どう生きるのかを見て楽しむ。神様にとっての玩具だから、だろ?」
「ちょっとは考えてるんだ。でもそれだけじゃ足りないね。玩具っていうのは、それで遊ぶ奴に好きに扱われて、いらなくなったら捨てられるものだ。その力って言うのも、相手にとって、いつでも奪い取れるんだよ」
ソータの言葉に、レッドは息を呑む。
突然違う世界に飛ばされて、その世界で頼りになる力を持たされながら、その力に頼りきった時に失わされる。
それがどれほど残酷なことか。
その落差を見ている側にとって、その落差に絶望する人がどのように見えるというのか。

傷を治せなくなったからと薬師になりたいと言って本当に薬師になったマイと、剣を使うことを習いだしたタカヒロのことが浮かんだ。
その他に、これまでリベルテに調べてもらった中で上がってきた、聖女や魔王、『銃』を使った者、ナダ王国に現れたという力の強い者。
そのどれらも、その力を失わされたための末路が想像出来てしまった。
記録に残されなかった中にも、そう終わらされてしまった者たちがいるだろうことに思い至る。
「想像ついた? ねぇ? 俺たちって、この世界にとって何だと思う? こんな世界、俺たちにとって、いらないって思わない?」
レッドはこの世界に生まれ、生きている人間であり、ソータたちのように、突然違う世界に送られたわけでも、特別な力を持たされながらも突然失わされたわけでもない。
だから、ふざけるな、と怒鳴り返すことは簡単なはずだった。
だが、マイやタカヒロと出会い、近くで暮らしてきたことで分かったことがある。
それは、相手も変わらぬ人であることだった。
笑って、泣いて、怒って。
それはごく普通の、人のあり様だった。
タカヒロやマイと話をして、もし、ここではないどこかに行かされることになったとしたら、なんて考えることも出来た。

だからこそ、ソータのこの世界に向ける怒りに、否定する言葉など何も言えなかった。
ソータが懐に手を入れ、何かを取り出してレッドに向ける。
それが何かはよくわからなかったが、それが『銃』と呼ばれる物だと何故か思えた。
あれは何かを撃ち出す道具だと言うのは、タカヒロたちの話から想像がついていたため、レッドは『銃』の正面からはずれるように足を動かした。
「へぇ……。これが何かは知ってるんだ? 昔に有ったらしいから、仕方が無いか。それじゃあ、面倒だから、これで」
ソータがまた懐から何かを取り出して、地面に叩きつける。
すると、辺りいっぱいに煙が広がり始めた。
「これはっ!」
この煙が何かレッドは気づくが、煙が辺りを覆う方が早く、レッドは咳き込む。
その咳に、多少の血が混じり出していた。

いつかに警ら隊の多くとレッドを倒れさせた毒の煙。
マイが居なければレッドも危なく、キストの聖職者が居なければ、亡くなった人が多かったとされているものだった。
レッドはまずい、とだけ思った。
自身がこの煙の中にいて、幾分か吸ってしまったこともあるが、それよりも、この煙が王都中に広がってしまえば、どうしようもないほど多くの犠牲者が出てしまうことが思いやられた。
どうにかしないと、と動こうとしたレッドの顔の横を何かが通り抜け、後方に建っていた家の壁に何かがぶつかる音が聞こえた。
「あはは。この煙で自分が狙いをつけられないなんて、馬鹿だよな」
ソータが『銃』を撃ったようだった。
この煙で視界が悪くなっている中で、本気でレッドを仕留める気だったのだろうか?
レッドはふと疑問に思ってしまうが、ソータは当てられなかった自分に対して笑いだしていた。

「……なんで、おまえは無事なんだ?」
この煙の中、なんとも内容に笑い続けるソータに、レッドは思わず問いかける。
「あぁ、そういえば知らなかったよね。俺の力ってコピーなんだ……、って言ってもわからないか。他の人の力が使えるんだよ。例えば、この『銃』は魔道具。作れるヤツいたでしょ? そいつの力だよ。もっともアイツ自身は、もう自分で作れなくなってたけどね」
「……ハヤトか。お前らの所に居たのか」
ハヤトが魔法研究所に居られなくなったのは問題を起こしたからだが、魔道具を作る力を失っていたことが引き金だったことを、今になって理解する。
「それでこの煙は……、レッドは知ってるだろ? この煙作り出せるってことは、この煙も効かなくする力も持ってる。そういうこと」
言い終わると同時にソータは『銃』を撃つ。
煙を吸ってしまい、そんな中でもソータと話をすることを考えたレッドは、煙を吸いすぎていた。
満足に体を動かせなくなってきていたレッドに、『銃』を躱すことなど出来なく、胸に衝撃がはしる。
硬い物が当たった感触と音、そして、衝撃でレッドは後ろに飛ばされた。

「本物に比べると威力は無いんだけど、この世界に合わせるとやっぱりこういう造りになるよね。あぁ、今のは土の魔法で石を撃ち出したんだ。結構痛いでしょ?」
鉄の鎧であれば防げるのだろうが、お金の問題と動きやすさから、厚みを持たせているとは言え皮の鎧では、その衝撃は防ぎきれるものでは無かった。
先端が鋭利になっていたなら、皮など簡単に貫いて刺さっていたことだろう。
レッドはに、煙を吸ってしまっていること『銃』の衝撃が相まって、体を起こせなくなっていた。
ますます咳き込む中に混じる血が多くなってくる。
「残念。これで終わりか。英雄になれなかったね」
ソータは少しも残念がる様子も無く、レッドに『銃』を向ける。
そして、『銃』を撃とうとして、盛大に血を吐いた。

「……え? なんで?」
疑問を口にして、レッド以上に激しく咳き込む。
「……力を、……失ったのか」
レッドは上げた顔で、ソータの状態を目にし、そう呟く。
「なんで? こんな、ところで……。死にたくない……。死にたくないよ……」
ソータは何度も血を吐き出して、動かなくなった。
そんなソータを見て、子どもだったんだな、とふと思ってしまった。
子どもだからこそ、善悪をしっかりと考えず、そして他の人の言葉に左右されやすい。
ソータも結局は、頬に傷のある男などの言葉に流されてしまっただけなのだろうが、昔から続く物語に見られる『神の玩具』たちと同じような最後を迎えたのだと思えた。

ソータが力を失ったことで、この辺りにだけ広がっていた煙が、王都中へと広がり始める。
このままじゃマズイとは思うが、レッドももう動けないし、煙相手では出来ることなんて何も無かった。
このまま、この騒動で傷ついた人たちが、更に煙で苦しむことになると言うのに、何も出来ない自分が酷く情けなかった。
そして、このままここで終わってしまうことに、守れなかった約束に寂しさが込み上げてくる。
おそらくなかせてしまうのだろうなど思う相手に、泣くなと言いたいが、無理だろうなと思え、せめて、自分に囚われることなく、自由に生きて欲しいとだけ思った。
自分勝手な思いであり、身勝手な願いだとわかってしまうだけに、なんとなく笑えてきてしまう。
こんな状況でも笑える自分が、少しだけ誇らしく思えた。
笑って終われるなら、悪い人生でも無かったと思いこめる。
レッドはそのまま目を閉じる。
ふいに風が吹いたような気がした。
どこか懐かしいものを感じさせる風は、煙を上空へを追いやっていく。
途切れ始める意識の中で、レッドの名前を呼ぶ声が聞こえた気がした。
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