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魔女と留学生
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イルム「ここがウメコの家?」
梅 子「そうよ、これからよろしくね。」
イルム「うん、よろしく!!」
梅 子「イルムの部屋はここね。それから私の部屋はこっち。あっちがリビングで…。」
イルム「ねえウメコウメコ。」
梅 子「なに、どうかした?」
イルム「流れ星!こっち来るよ!!」
梅 子「へ?」
SE:ガッシャーン☆
マーガ「いったたたた…。」
イルム「ウメコ、これ流れ星ちがうね。」
梅 子「私の、家が…。」
マーガ「なに、あんたたち誰?」
梅 子「それはこっちのセリフ!いきなり人の家の窓壊しといて、どういうつもりよ!」
マーガ「え?ああっ、やっちゃったあ!こんなことなら、もっと真面目に箒の練習しとけばよかったなあ…。」
梅 子「は?」
イルム「ホウキ?」
マーガ「そうよ、あたしこれで空飛んできたの。」
イルム「ワオ!すごいすごい!!イルムの名前はイルムだよ!あなた名前は?」
梅 子「嘘でしょ?イルムの受け入れが早すぎる…。まさか知り合い…?」
マーガ「あたしはマーガ。魔界を統べる偉大なるママの血を引く高貴な魔女よ☆」
イルム「よろしく、マーガ!」
梅 子「私の、私の家、私の…。」
イルム「ウメコ!ウメコも挨拶する!ほら、ハロー?って言う!」
梅 子「吉井梅子。」
マーガ「よろしく、吉井梅子。」
イルム「ねぇ、マーガは何でウメコの窓壊したの?」
梅 子「修理費、足りるかな…。」
マーガ「あたし箒使うの苦手なんだよねえ。魔女は箒で飛ぶのよ、こうやって…ああっ、箒が!!」
イルム「真っ二つ!」
マーガ「嘘でしょ?これじゃあどこへも行けないじゃない!もうサイアク!」
梅 子「窓の修理費と、飛び散ったガラスが壊したものの修理と、その間の代用品と…。」
イルム「じゃあここにいればいいよ!」
マーガ「え?」
梅 子「は?」
イルム「ね、ウメコ!いいよね?」
梅 子「待って待って聞いてない、何で?何でそうなったの??」
イルム「あのねウメコ、マーガはホウキ壊したから帰れないの。」
梅 子「はぁ。」
イルム「だからここに入ればいいって…。」
梅 子「なんでよ!」
マーガ「ここ狭いわね。ウチのトイレより狭いんじゃない?」
梅 子「…。」
マーガ「ねえ召使いは?世話係は?いないの?」
梅 子「いるわけないでしょ。」
マーガ「ウソ?信じらんない!」
梅 子「殴られたいかこのボンボンめ…。」
イルム「しょうがないよ、ここはウメコとイルムだけだもん。」
マーガ「変なの。」
イルム「イルムも変だと思う。」
梅 子「え、私が変なの?」
イルム「でもいないから、だからマーガも、一緒にお手伝いする!」
マーガ「しょうがないわね。この魔女マーガ・ヘクセンが手伝ってあげる!」
梅 子「待って、そういえばなんで一緒に住む流れになってるのよ。私この人知らないし…。」
イルム「キグーだね!イルムも知らないよ!」
梅 子「知らないのかよ!せめてイルムの知り合いであって欲しかった!だいたい初対面でシェアハウスとか…。」
イルム「でもイルムとウメコもショタイメンだよ。」
マーガ「あらそうなの?」
イルム「うん!今日はじめまして!」
梅 子「でもそれは、事前に聞いてたし、メールとか電話だって…。」
イルム「じゃあマーガはサプライズだね!」
梅 子「意味がわからない!」
マーガ「ま、こんなちっぽけなトイレでもないよりはましね。いいわ。この魔女マーガ・ヘクセンがここに住んであげる☆」
梅 子「だからトイレじゃないし住んでいいって言ってない!!」
イルム「もう、ウメコったら、照れ屋さんなんだから~。」
マーガ「照れてるの?照れることないわ。あたしがここにいることは凄すぎることだけど、そんなのいちいち気にしてたらこれからやってけないわよ?」
梅 子「いや、照れてるんじゃ…。」
イルム「あー、お腹すいたー!」
マーガ「あたしもー。」
梅 子「だから…。」
イルム「じゃあご飯にしよー!」
マーガ「いいわね、じゃああたしの得意料理を作ってあげるわ!」
イルム「ワオ!なに作るの~?」
マーガ「それはできてからのお楽しみよ☆」
梅 子「ちょっと…。」
イルム「ウメコ何してるの?早く~!」
マーガ「早くしないとあんたの分なくなるわよ~。」
梅 子「もう、出てけー!!」
梅 子「そうよ、これからよろしくね。」
イルム「うん、よろしく!!」
梅 子「イルムの部屋はここね。それから私の部屋はこっち。あっちがリビングで…。」
イルム「ねえウメコウメコ。」
梅 子「なに、どうかした?」
イルム「流れ星!こっち来るよ!!」
梅 子「へ?」
SE:ガッシャーン☆
マーガ「いったたたた…。」
イルム「ウメコ、これ流れ星ちがうね。」
梅 子「私の、家が…。」
マーガ「なに、あんたたち誰?」
梅 子「それはこっちのセリフ!いきなり人の家の窓壊しといて、どういうつもりよ!」
マーガ「え?ああっ、やっちゃったあ!こんなことなら、もっと真面目に箒の練習しとけばよかったなあ…。」
梅 子「は?」
イルム「ホウキ?」
マーガ「そうよ、あたしこれで空飛んできたの。」
イルム「ワオ!すごいすごい!!イルムの名前はイルムだよ!あなた名前は?」
梅 子「嘘でしょ?イルムの受け入れが早すぎる…。まさか知り合い…?」
マーガ「あたしはマーガ。魔界を統べる偉大なるママの血を引く高貴な魔女よ☆」
イルム「よろしく、マーガ!」
梅 子「私の、私の家、私の…。」
イルム「ウメコ!ウメコも挨拶する!ほら、ハロー?って言う!」
梅 子「吉井梅子。」
マーガ「よろしく、吉井梅子。」
イルム「ねぇ、マーガは何でウメコの窓壊したの?」
梅 子「修理費、足りるかな…。」
マーガ「あたし箒使うの苦手なんだよねえ。魔女は箒で飛ぶのよ、こうやって…ああっ、箒が!!」
イルム「真っ二つ!」
マーガ「嘘でしょ?これじゃあどこへも行けないじゃない!もうサイアク!」
梅 子「窓の修理費と、飛び散ったガラスが壊したものの修理と、その間の代用品と…。」
イルム「じゃあここにいればいいよ!」
マーガ「え?」
梅 子「は?」
イルム「ね、ウメコ!いいよね?」
梅 子「待って待って聞いてない、何で?何でそうなったの??」
イルム「あのねウメコ、マーガはホウキ壊したから帰れないの。」
梅 子「はぁ。」
イルム「だからここに入ればいいって…。」
梅 子「なんでよ!」
マーガ「ここ狭いわね。ウチのトイレより狭いんじゃない?」
梅 子「…。」
マーガ「ねえ召使いは?世話係は?いないの?」
梅 子「いるわけないでしょ。」
マーガ「ウソ?信じらんない!」
梅 子「殴られたいかこのボンボンめ…。」
イルム「しょうがないよ、ここはウメコとイルムだけだもん。」
マーガ「変なの。」
イルム「イルムも変だと思う。」
梅 子「え、私が変なの?」
イルム「でもいないから、だからマーガも、一緒にお手伝いする!」
マーガ「しょうがないわね。この魔女マーガ・ヘクセンが手伝ってあげる!」
梅 子「待って、そういえばなんで一緒に住む流れになってるのよ。私この人知らないし…。」
イルム「キグーだね!イルムも知らないよ!」
梅 子「知らないのかよ!せめてイルムの知り合いであって欲しかった!だいたい初対面でシェアハウスとか…。」
イルム「でもイルムとウメコもショタイメンだよ。」
マーガ「あらそうなの?」
イルム「うん!今日はじめまして!」
梅 子「でもそれは、事前に聞いてたし、メールとか電話だって…。」
イルム「じゃあマーガはサプライズだね!」
梅 子「意味がわからない!」
マーガ「ま、こんなちっぽけなトイレでもないよりはましね。いいわ。この魔女マーガ・ヘクセンがここに住んであげる☆」
梅 子「だからトイレじゃないし住んでいいって言ってない!!」
イルム「もう、ウメコったら、照れ屋さんなんだから~。」
マーガ「照れてるの?照れることないわ。あたしがここにいることは凄すぎることだけど、そんなのいちいち気にしてたらこれからやってけないわよ?」
梅 子「いや、照れてるんじゃ…。」
イルム「あー、お腹すいたー!」
マーガ「あたしもー。」
梅 子「だから…。」
イルム「じゃあご飯にしよー!」
マーガ「いいわね、じゃああたしの得意料理を作ってあげるわ!」
イルム「ワオ!なに作るの~?」
マーガ「それはできてからのお楽しみよ☆」
梅 子「ちょっと…。」
イルム「ウメコ何してるの?早く~!」
マーガ「早くしないとあんたの分なくなるわよ~。」
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