夏の夕雷のように、すぐに恋は終わる。

第7話「アシタモ」

「はい、じゃあ、今日もありがとうございました。」
「こちらこそありがとうございました。私は数時間後、また労働です。」
「はい、お疲れ。俺はこれから寝ます。」
「いいなぁ。おやすみ」

「はぁ、、、疲れた・・・。もうこんな時間か・・・。」
「お、お疲れ。今日もすごかったね。献上金。」
「献上って・・・。まぁでも、どっかの誰かさんも投げてたやん。」
「あ、ばれちゃったか。だって、面白かったからあのボス戦。でも呼んでくれなかった。」
「すまんすまん。」
「じゃあ、私はもう寝るけど、どうするん？？？」
「ちょっと遊んでから寝るわ。先に寝ててくれ。」
「あいよ。じゃあ、おやすみ～～～。あと。明日起きたらでいいからまた買い物しておいて。私は、帰り遅いからなんか作っておいて。」
「え？？？いつも通り、出前でも・・・。」
「うん？？？いやいやだめでしょ。今日の太陽の子探さないと。」
「え？？？」

そういって、一ノ瀬は寝てしまった。
俺はしばらくしてから眠りについた。

「あれ？？？メッセージ来てるわ。」

メッセージは、一ノ瀬からとWANIさんからだった。

一ノ瀬からは、『台パンすんな。』
WANIさんからはとある相談だった。

『明日の18時ころギルドの前に話したい事があるので通話してもいいですか？』
『了解。』

WANIさんから話しかけることはあっても相談なんて久しぶりである。
あの時以来。