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女性用(恋人)
飾らないあなただから【クリスマス】
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【SE ガヤ】
○駅前の大通り
「んんんー、美味しかったね~」
「鹿鍋なんて初めて食べたよ~
こう寒い季節にはやっぱり鍋ですなぁ~」
「ん? またそれ?
いい加減にしないと怒るよ?」
「高級レストランとか三ツ星とか
そういうの全然興味ないから
むしろ嫌いなの」
「だって着飾んなきゃいけないでしょう?
ナイフとか外側から使うのか
内側から使うのか分からないし
味わいたいのに次から次へと
料理が出てくるの、何なのあれ?」
彼氏が何かを言いかけたので遮る。
「だ・か・ら、鹿でいいの。
タンドリーじゃなくていいの。
ステーキは・・・捨て難いけど
いきなりとかでいいし、牛すきでも、
豚丼でもいい。あなたと一緒ならね」
「好きな人と初めて過ごすんだよ
クリスマス!! 素の私で誰かと
ツリーを見上げることが出来るなんてね
え? いや無理無理無理
写真なんて私ほら、ね?」
「可愛くない可愛くない、そんな。
もう、意地悪。
そんなこと言われたら
映るしかないじゃん」
「せーのっメリークリスマス!」
【SE シャッター音】
「はぁ~恥ずかしいなぁ」
「あ、雪。
なんてうっそ~。さっきの仕返し
焼き芋食べて帰ろ?」
「はい、お手!
ん? なに、どうしたの?
手・・・要らない? そっか」
「ふふ、はいよろしい。
はじめから素直に手繋いてればいいのに」
「かわいいね、ほんと」
「よーし、手網も掴んだことだし、
いざドンキへ!! 何してるの、ほら
私を連れてってトナカイさん」
「うん、トナカイさん。
私をちゃんと道案内してよね
耳まで真っ赤なトナカイさん」
○駅前の大通り
「んんんー、美味しかったね~」
「鹿鍋なんて初めて食べたよ~
こう寒い季節にはやっぱり鍋ですなぁ~」
「ん? またそれ?
いい加減にしないと怒るよ?」
「高級レストランとか三ツ星とか
そういうの全然興味ないから
むしろ嫌いなの」
「だって着飾んなきゃいけないでしょう?
ナイフとか外側から使うのか
内側から使うのか分からないし
味わいたいのに次から次へと
料理が出てくるの、何なのあれ?」
彼氏が何かを言いかけたので遮る。
「だ・か・ら、鹿でいいの。
タンドリーじゃなくていいの。
ステーキは・・・捨て難いけど
いきなりとかでいいし、牛すきでも、
豚丼でもいい。あなたと一緒ならね」
「好きな人と初めて過ごすんだよ
クリスマス!! 素の私で誰かと
ツリーを見上げることが出来るなんてね
え? いや無理無理無理
写真なんて私ほら、ね?」
「可愛くない可愛くない、そんな。
もう、意地悪。
そんなこと言われたら
映るしかないじゃん」
「せーのっメリークリスマス!」
【SE シャッター音】
「はぁ~恥ずかしいなぁ」
「あ、雪。
なんてうっそ~。さっきの仕返し
焼き芋食べて帰ろ?」
「はい、お手!
ん? なに、どうしたの?
手・・・要らない? そっか」
「ふふ、はいよろしい。
はじめから素直に手繋いてればいいのに」
「かわいいね、ほんと」
「よーし、手網も掴んだことだし、
いざドンキへ!! 何してるの、ほら
私を連れてってトナカイさん」
「うん、トナカイさん。
私をちゃんと道案内してよね
耳まで真っ赤なトナカイさん」
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