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7章
13
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間違って1話飛ばして更新してしまいました。
7章11話を追加しております。
飛ばし読みになってしまった方ごめんなさい(o_ _)o))
angel
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
落としても割れない白い器なのに、思わず握りしめヒビを入れてしまった。
ポカンとした顔で器と俺を見ている永遠。
大きな耳はピンと立ち、綺麗に梳かれた髪が華奢な体にまといついて光り輝くようだ。
--------あぁ…久しぶりにユックリと永遠が見れた
大きな黒い瞳が驚きでまん丸になっているのも可愛らしいし、半開きの唇もプックリツヤツヤしていておいしそうで口づけをしたい。
永遠のフサフサの尻尾が股の間から少し見えているのは、怖いものを見た時や、怒られると思ってる時にする仕草だ。
--------怖い?俺が…?
怒りに覆われていた思考が落ち着いてくると、あきらめにも似た悲しみが満ちてくる。
--------永遠は自由だ。俺の物でもない。
フゥと息を吐き、体の力を抜く。
--------永遠が千早がいいと言うなら俺は…
視線を千早へと向けると、なぜかベーと舌を出してからクテニ族と共に部屋を出て行ってしまった。
部屋の中には俺と永遠だけになった。
--------もう好きじゃないとかを言われるんだろうか
不安がまた俺を襲ってくる。
--------言うなら早く言ってくれ
それでもモジモジと話し出さない永遠にしびれを切らし
「なんの…「ごめなしゃ!」
*
「………は?」
俺の膝に向かい合わせで乗り上げ座る永遠の話を聞き終えた俺は、それしか言えなかった。
「だから、ね。とわ、いないほーがいい、おもったの」
シュンとして俯く永遠のつむじまでもが可愛い。なんて思ってる場合じゃない。
永遠は自分が牡だから子供が出来ないから、俺が他の雌と番ったほうがいいと考えて離れようとしていたらしい。
「まちの、おなか、おーきぃのみんな、めす。かあさん、やった」
キュと握りしめる小さな手が、白くて綺麗だとかスケリ色の爪が可愛いだとか改めて感動してる場合じゃないのに。
「らうみや、ほかのひとにもきいた。めすしか、あかちゃできない、て」
大きな瞳からあふれ出る宝石のような涙をなめとりたいなんて。
「まえの、しろのつがい。めすやったって」
ポロポロと零れ落ちる輝く雫がもったいなくて、やわい頬に指を滑らせ受け止める。
「おれは…」
ようやく出した俺の声が震えている。
「俺は永遠に嫌われたのかと。他に好きな人でも出来たのかと思って…」
永遠の腰に支えるようにまわしていた腕に力を籠めると、膝の上の永遠がまたキョトンとしている。
「なんで?おぇのこと、いっとーすきなのに。きらいなる、ないよ」
何おかしなことを言ってるのとでもいうような顔で見てくる。
--------よかった、勘違いだった
永遠は永遠で悩み苦しんでいたんだ。
自分は牡だから子供ができないから、俺にはほかに子供が産める雌が必要だと考え、俺から離れようとがんばっていたらしい。
「でも、さみしいやって。ちぃとこいっても、ひとりでねろ、って。まだしにたくねーって。ねてくんないの」
ギュと俺の服の胸元を握りしめ膨れっ面をする永遠がかわいすぎて、抱きしめてしまった。
7章11話を追加しております。
飛ばし読みになってしまった方ごめんなさい(o_ _)o))
angel
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落としても割れない白い器なのに、思わず握りしめヒビを入れてしまった。
ポカンとした顔で器と俺を見ている永遠。
大きな耳はピンと立ち、綺麗に梳かれた髪が華奢な体にまといついて光り輝くようだ。
--------あぁ…久しぶりにユックリと永遠が見れた
大きな黒い瞳が驚きでまん丸になっているのも可愛らしいし、半開きの唇もプックリツヤツヤしていておいしそうで口づけをしたい。
永遠のフサフサの尻尾が股の間から少し見えているのは、怖いものを見た時や、怒られると思ってる時にする仕草だ。
--------怖い?俺が…?
怒りに覆われていた思考が落ち着いてくると、あきらめにも似た悲しみが満ちてくる。
--------永遠は自由だ。俺の物でもない。
フゥと息を吐き、体の力を抜く。
--------永遠が千早がいいと言うなら俺は…
視線を千早へと向けると、なぜかベーと舌を出してからクテニ族と共に部屋を出て行ってしまった。
部屋の中には俺と永遠だけになった。
--------もう好きじゃないとかを言われるんだろうか
不安がまた俺を襲ってくる。
--------言うなら早く言ってくれ
それでもモジモジと話し出さない永遠にしびれを切らし
「なんの…「ごめなしゃ!」
*
「………は?」
俺の膝に向かい合わせで乗り上げ座る永遠の話を聞き終えた俺は、それしか言えなかった。
「だから、ね。とわ、いないほーがいい、おもったの」
シュンとして俯く永遠のつむじまでもが可愛い。なんて思ってる場合じゃない。
永遠は自分が牡だから子供が出来ないから、俺が他の雌と番ったほうがいいと考えて離れようとしていたらしい。
「まちの、おなか、おーきぃのみんな、めす。かあさん、やった」
キュと握りしめる小さな手が、白くて綺麗だとかスケリ色の爪が可愛いだとか改めて感動してる場合じゃないのに。
「らうみや、ほかのひとにもきいた。めすしか、あかちゃできない、て」
大きな瞳からあふれ出る宝石のような涙をなめとりたいなんて。
「まえの、しろのつがい。めすやったって」
ポロポロと零れ落ちる輝く雫がもったいなくて、やわい頬に指を滑らせ受け止める。
「おれは…」
ようやく出した俺の声が震えている。
「俺は永遠に嫌われたのかと。他に好きな人でも出来たのかと思って…」
永遠の腰に支えるようにまわしていた腕に力を籠めると、膝の上の永遠がまたキョトンとしている。
「なんで?おぇのこと、いっとーすきなのに。きらいなる、ないよ」
何おかしなことを言ってるのとでもいうような顔で見てくる。
--------よかった、勘違いだった
永遠は永遠で悩み苦しんでいたんだ。
自分は牡だから子供ができないから、俺にはほかに子供が産める雌が必要だと考え、俺から離れようとがんばっていたらしい。
「でも、さみしいやって。ちぃとこいっても、ひとりでねろ、って。まだしにたくねーって。ねてくんないの」
ギュと俺の服の胸元を握りしめ膨れっ面をする永遠がかわいすぎて、抱きしめてしまった。
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