僕の人生悪くもなければいいものでもない

いじめ上がりの太陽

　僕、桜田雄太はいじめられている。僕が何かしたって訳ではないのだけれでも、隅っこに居るやつはいじめられる。
「桜田くぅんよちょっとこっち来いよォ」
「はい....なんですか猿渡くん。」
　彼は猿渡彰人この学校で1番のいじめで有名な人だ。彼のせいで学校を辞めた人や未だに学校に来れない人もいる。
「ちょっとさ、金貸してくんない？この前付けでいいから探してくれないとどうなるか分かってるよな。」
「僕、今お金持ってないよ。というかこの前貸したのまだ返って来てないんだけど。」
「うるせぇなチビがよ。さっさと出せや！オラ！」
　重い一撃が入り、僕はその場に倒れた。
「なんだよほんとにねぇじゃん。行こうぜ。」
　猿渡くん去ろうとして時だった。僕の前には一人の女の子が白い何かをもって立っていた。
「待て、弱いものいじめは許してはおけないな」
「あ？誰だお前。」
「教えても意味無いだろ。」
　猿渡くん達はその女の子に向かってって行ったが、その女の子は手に持った白いもので猿渡くん達を倒した。
「少年、ケガはないか。」
「あ、はい..あの、助けてくれてありがとうございます、僕、1年1組桜田 雄太と言います。」
「いや、例には及ばない。私は2年の天川 レイだ。」
「あの、ありがとうございました。」
　僕は礼を告げた途端全身から力が抜けその場に倒れてしまった。