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第一章 乙女ゲームの世界に生まれて
25 秘密その1
今日とは確かに言ったし、皆とも言ったが…。
部屋を見渡すと、家族とルイ達だけではなく、屋敷のメイドやら門の前で立たされていた父の従者などの俺達に関わる全ての人が集められていた。もはや部屋に入りきっていない。
しかも、俺の脳内では夜中の予定だったのだが、ルイに言ってから約1時間とかからずに集まっていた。…いくら何でも早くない?
「ヴァイス様いかがなさいました?」
俺が唖然としいると、しれっと、どうしたんだい?と聞いてくる。いや、察してよ。屋敷中集めなくていいじゃん。ほら、初対面の人とかざわざわしてるよ!?
「…集めすぎじゃない?」
心の準備とか話す内容とか決めてないんだけど…。
「皆とおっしゃいましたので。まだ来てない者もいるようですが…」
これ以上誰がいるんだよ!!
皆の前だからって執事モードになりやがって。ちくしょう。
「なんじゃ、なんじゃ!?わしをどうする気なんじゃぁ」
ちょうどタイミングよく、ジタバタしながら部屋にドワじぃが入ってきたようだ。って、ドワじいまで呼んでいるのかよ。まじでなんでだよ。
怖くて聞きたくないが、マローネとかも呼んでないよな?
全てパァになるし、何も話さずお開きとかありえるからね?
本当に止めてくれよな?
「最後の1人がいらっしゃいましたね。ご安心ください。マローネ様は呼んでおりませんし、皆様にはここで聞いた事は、ご内密にと口止めしておきました」
…怖っ。心でも見透かすように答えないでくれ。用意も良すぎるよ。
「さて、皆様お集まり頂きましたのはここにいる主、ヴァイス様のご要望でごさいます。大切なお話があるそうなので、心してお聞きください。」
部屋がシーンとする。
「おや?ヴァイスじゃと?話があると言って老人を無理やり連れてくるとは何ごとじゃ!」
ドワじぃ…空気読もうか。はぁー仕方ない。とりあえず俺=リディアな事だけ話すか…。
こうして俺は、俺を知っている屋敷の皆+ドワじぃに俺が女である事。ヴァイスは本当はいない事などを話す事になった。
「お気づきの方もいらっしゃいますが、俺とリディアは同一人物です」
「はてはて?リディアとは誰かの?」
「あ、そっか!ドワじぃは知らないのか」
すっかり身内だけだと思ってたからそれだけで全部伝わるかと思っていた。
「え~とつまり、俺は男として暮らしたくてちょっとワガママ言ってるんだけど、実は女の子…?てきな?」
「「「「「「「えっ」」」」」」」
「なんじゃって!?」
驚いてるのは、ドワじぃとマリとフィラ。それと俺に会わせてもらえなかった方々だった。まって、シュヴァまで「女の子?」ってなってるのはどういう事かな?
ずっと一緒にいた、シュヴァと違い。意外にも、ツバキは驚いていなかった。数名のメイドと一緒にウンウン頷いている。
「ツバキは驚かないんだ」
「はい。うすうすそうかなって。ヴァイス様可愛らしいんですもの。後、ルイ兄の態度が…。あ、それより、リディア様とお呼びしたほうがよろしいでしょうか?」
ツバキにはバレてたんだな。可愛いは嬉しくないし、ルイの態度がなんだってと、いい返したいが、それよりツバキは本当にいい女として育ってきているなと言う感想しかでなかった。
「いえ、そんな…いい女だなんて」
ツバキの頬が赤くそまるのをみて、可愛いのはツバキの方だと思う。
「呼び方はヴァイスで、しばらくツバキにリディアを表ではやってもらう事になるから。それと前みたいに友達の様に接してくれる?様ってなしで」
「は、はい!もちろん。ヴァイス」
「ありがとう」
こうして、いい雰囲気のまま終わる…はずもなく。
「「はいはーい」」
「僕らは納得してないぞ!」
「リディって呼ぶの好きだったのですが、突然父様に今日からヴァイスだとか言われまして」
「あげく弟として接しろ?影武者ができたからそっちを今までの妹の様に接しろ?」
「「影武者を妹としては認めない」」
「リディ、理由を聞かせなさい」
珍しく兄ズがハモっているな。さすが双子。息ぴったり。なぜそんな事をしたかについてか…。
「それは…」
「「それは?」」
部屋の中でゴクリと唾を飲む音が聞こえる。が、皆に話すにしては、頭おかしいと思われそうじゃないか?
さすがに、屋敷のメイド達には話せないよな…。だってさ、ここゲームの中なんですって…流石にご乱心すぎる。
「その前に、家族とツバキ以外は下がらせてもよろしいでしょうか?」
家族に了承をとり、ごめんねと言ってメイド達を返した。家族とこれから関わりがありそうなツバキだけにして、さぁ、話そうとする前に、もちろん黙っているはずもない方々もいるわけで。
「僕にも聞く権利ありますよね?ツバキの兄ですし、貴方"専属"従者ですよ」
「それなら、わしも聞く権利あると思うのじゃ。専用武器作ってるわしはある意味"専属"じゃろ?それに、ショックだったでの。防具まで作ろうとしてたわしの純情な心が傷ついたの~」
「ルイ兄だけならまだしも、じじぃに権利あるなら俺にも教えてくれ!ツバキの兄として」
「ぼ、僕にもお願いします。僕も頼りないけどツバキの兄なので、ツバキに関わる事は教えてださい」
「…マリ、フィラ」
そうだよな。妹の事となれば気になるよな。ルイとドワじぃはなんか言っても下がらなさそうだし、この際仕方ないか。
「わかりました。けど、聞いても引かないでくださいね?」
「「「「「「「「もちろん」」」」」」」」
部屋を見渡すと、家族とルイ達だけではなく、屋敷のメイドやら門の前で立たされていた父の従者などの俺達に関わる全ての人が集められていた。もはや部屋に入りきっていない。
しかも、俺の脳内では夜中の予定だったのだが、ルイに言ってから約1時間とかからずに集まっていた。…いくら何でも早くない?
「ヴァイス様いかがなさいました?」
俺が唖然としいると、しれっと、どうしたんだい?と聞いてくる。いや、察してよ。屋敷中集めなくていいじゃん。ほら、初対面の人とかざわざわしてるよ!?
「…集めすぎじゃない?」
心の準備とか話す内容とか決めてないんだけど…。
「皆とおっしゃいましたので。まだ来てない者もいるようですが…」
これ以上誰がいるんだよ!!
皆の前だからって執事モードになりやがって。ちくしょう。
「なんじゃ、なんじゃ!?わしをどうする気なんじゃぁ」
ちょうどタイミングよく、ジタバタしながら部屋にドワじぃが入ってきたようだ。って、ドワじいまで呼んでいるのかよ。まじでなんでだよ。
怖くて聞きたくないが、マローネとかも呼んでないよな?
全てパァになるし、何も話さずお開きとかありえるからね?
本当に止めてくれよな?
「最後の1人がいらっしゃいましたね。ご安心ください。マローネ様は呼んでおりませんし、皆様にはここで聞いた事は、ご内密にと口止めしておきました」
…怖っ。心でも見透かすように答えないでくれ。用意も良すぎるよ。
「さて、皆様お集まり頂きましたのはここにいる主、ヴァイス様のご要望でごさいます。大切なお話があるそうなので、心してお聞きください。」
部屋がシーンとする。
「おや?ヴァイスじゃと?話があると言って老人を無理やり連れてくるとは何ごとじゃ!」
ドワじぃ…空気読もうか。はぁー仕方ない。とりあえず俺=リディアな事だけ話すか…。
こうして俺は、俺を知っている屋敷の皆+ドワじぃに俺が女である事。ヴァイスは本当はいない事などを話す事になった。
「お気づきの方もいらっしゃいますが、俺とリディアは同一人物です」
「はてはて?リディアとは誰かの?」
「あ、そっか!ドワじぃは知らないのか」
すっかり身内だけだと思ってたからそれだけで全部伝わるかと思っていた。
「え~とつまり、俺は男として暮らしたくてちょっとワガママ言ってるんだけど、実は女の子…?てきな?」
「「「「「「「えっ」」」」」」」
「なんじゃって!?」
驚いてるのは、ドワじぃとマリとフィラ。それと俺に会わせてもらえなかった方々だった。まって、シュヴァまで「女の子?」ってなってるのはどういう事かな?
ずっと一緒にいた、シュヴァと違い。意外にも、ツバキは驚いていなかった。数名のメイドと一緒にウンウン頷いている。
「ツバキは驚かないんだ」
「はい。うすうすそうかなって。ヴァイス様可愛らしいんですもの。後、ルイ兄の態度が…。あ、それより、リディア様とお呼びしたほうがよろしいでしょうか?」
ツバキにはバレてたんだな。可愛いは嬉しくないし、ルイの態度がなんだってと、いい返したいが、それよりツバキは本当にいい女として育ってきているなと言う感想しかでなかった。
「いえ、そんな…いい女だなんて」
ツバキの頬が赤くそまるのをみて、可愛いのはツバキの方だと思う。
「呼び方はヴァイスで、しばらくツバキにリディアを表ではやってもらう事になるから。それと前みたいに友達の様に接してくれる?様ってなしで」
「は、はい!もちろん。ヴァイス」
「ありがとう」
こうして、いい雰囲気のまま終わる…はずもなく。
「「はいはーい」」
「僕らは納得してないぞ!」
「リディって呼ぶの好きだったのですが、突然父様に今日からヴァイスだとか言われまして」
「あげく弟として接しろ?影武者ができたからそっちを今までの妹の様に接しろ?」
「「影武者を妹としては認めない」」
「リディ、理由を聞かせなさい」
珍しく兄ズがハモっているな。さすが双子。息ぴったり。なぜそんな事をしたかについてか…。
「それは…」
「「それは?」」
部屋の中でゴクリと唾を飲む音が聞こえる。が、皆に話すにしては、頭おかしいと思われそうじゃないか?
さすがに、屋敷のメイド達には話せないよな…。だってさ、ここゲームの中なんですって…流石にご乱心すぎる。
「その前に、家族とツバキ以外は下がらせてもよろしいでしょうか?」
家族に了承をとり、ごめんねと言ってメイド達を返した。家族とこれから関わりがありそうなツバキだけにして、さぁ、話そうとする前に、もちろん黙っているはずもない方々もいるわけで。
「僕にも聞く権利ありますよね?ツバキの兄ですし、貴方"専属"従者ですよ」
「それなら、わしも聞く権利あると思うのじゃ。専用武器作ってるわしはある意味"専属"じゃろ?それに、ショックだったでの。防具まで作ろうとしてたわしの純情な心が傷ついたの~」
「ルイ兄だけならまだしも、じじぃに権利あるなら俺にも教えてくれ!ツバキの兄として」
「ぼ、僕にもお願いします。僕も頼りないけどツバキの兄なので、ツバキに関わる事は教えてださい」
「…マリ、フィラ」
そうだよな。妹の事となれば気になるよな。ルイとドワじぃはなんか言っても下がらなさそうだし、この際仕方ないか。
「わかりました。けど、聞いても引かないでくださいね?」
「「「「「「「「もちろん」」」」」」」」
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