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第一章 乙女ゲームの世界に生まれて
30 俺のストーカー魔王はヤバい奴
そんなによくつけたな…。
「もしかして、この花や、飾りって…」
「そうじゃよ。魔石を加工したのじゃ」
もしかしなくても俺今、とんでもなく高価な物を持ってる…?
まてよ、これが魔石なら同じような飾りのついてる矢筒も…?
俺の手はガタガタと震えだす。やばいよ。俺こんな高価な物持ったことない。壊しそうで怖い。なんか、使う前に矢を引くだけで飾り取れそう。
「あわわわ…」
「1つに10個、しかも加工までするとは、さすがですね」
「わしを誰と思っているのじゃ。これくらい朝飯前じゃよ。それに魔石を持ってきたのはお主じゃろうて」
膝までガクガクしてきたので、弓を祭ろうかなと考えた所で、ルイとドワじぃの会話に違和感を覚えた。
なんか気になる1言を言っていたような…そう、モッテキタ?
誰が? 何を?
「るるるるる、ルイ君?」
「なぁに?」
「ドユコト?」
「何が?」
「持ってきたって…」
もしかしたら聞き間違えかもしれないが、聞いてみる。
「あ~僕じゃないよ。どっかの魔王からのプレゼント」
ますますわからない。ここでなぜ、あの魔王が出てくるのか。もしかしたら、高次元過ぎて俺には理解が出来ないのかもしれない。
「?」
「ほら、魔力って鍛えれば少しは上がるし、魔石でも少しは補えるんだけど、ヴァイスの場合、魔力が無いからこその髪色と目だと思うんだよね」
「それが??」
ここまで聞いても俺には理解ができず頭が?だらけなのだが、ルイの発言を理解したらしいドワじぃは、それでこの魔石なのじゃなと、うんうんと頷いている。
まじで俺だけ置いてきぼ…まだシュヴァがいる!!
振り返るとシュヴァは店のカウンターですやすやと寝ている。
ヴァイスは-1000のダメージをくらった。とテロップが出そうなほど傷ついたよ。興味すらないんですね。ぐぅ…俺だけ仲間はずれ感がすごくあるので、ジト目でルイを睨む攻撃をした。
「そんな睨まないでよ~。要約するとね、君が魔法が使いたくて魔力をつけないようにする為の措置だよ。曇った色になるぐらいなら魔石をあげますわって所だね」
「うわぁ…」
あの人の執着ぶりは凄まじすぎる。下手なストーカーより怖い。勝手に根回ししてるとか、狂気的すぎる。
「ねぇ、ヴァイス知ってる?」
「何を?」
「毒耐性あるモンスターをあえて毒にかけて倒す。すると、あぶれた毒と魔力が固まって、極極たまに、石になるんだ。」
「まさか…」
「何体犠牲になったんだろうね」
にこやかな笑顔で言わないで欲しい。考えたくないが魔石はモンスター産らしい。しかも極極たまにしかできない。
身内殺しをして、作った物を、俺に貢いでるとか…。
あまりの事に、脳が現実逃避し、バレンタインにチョコの中に血を混ぜるメンヘラや、髪の毛をマフラーに編み込む人並みにやばい人っているんだなぁ。あ、人じゃないか魔王だもんな、とのんきな事をしか考えられないし、笑いすらこみあげて来る。
──パンッ
静かな中に手を合わせる音が響く。音の持ち主はドワじぃだった。
「もらったものはありがとうでいいから、性能を聞くのじゃ」
どうやら魔石を付けたことでの性能を聞いて欲しくてたまらないようだ。
「特にこだわったのはな、ペラペラペラ」
「その魔石のでき方はね、ペラペラ」
俺の耳は2つあるが、1つしか聞けないのに同時に2人で会話攻撃を仕掛けられても、何を言っているのかわからない。
これは…聞いてるふりして相槌だけしとこ。
「これちゃんと聞くのじゃ!」
「聞いてないでしょ!」
こんな時だけ息合うんだな。
「いや、そんな事言われても…なぁ?」
誰かに助けを求めたくて、シュヴァに目配せしてみるが、まだ寝ている。ぐっ…無理やり起こしてやろうかこのやろう。
「仕方ないやつじゃのう。ほれ」
ドワじぃは急にハガキぐらいの紙を渡してきた。
「矢の種類と性能は書いておいたでの。なくすでないぞ」
チラッと見ると、矢羽(黒、紫)→毒矢。などと簡潔ではあるが、それぞれについての効果が書かれていた。なるほど…矢の羽部分で効果が変わるのか。わかりやすくて、助かる。
「ありがとう!」
「そうじゃ、聞いてなかったでの。もう一度言うが、矢と矢筒に対の魔石《出会いの涙》がついてるでの。放った矢は的に当たると5分ぐらいで矢筒に戻るようになってるのじゃ。だから節約とか考えずにバンバン打つがいい。ただし、継ぎ矢はやめておくのじゃ」
「継ぎ矢?」
「矢に次の矢を当てる行為のことじゃな。矢の後ろに魔石があるでの。壊れるので気をつけるのじゃぞ」
「へー」
矢筒から両方の羽が黒い矢を1本とって見てみると、透明なダイヤの様な石がついていた。
「透明…?」
魔族からできてるのに透明?
「気になるよね?」
ルイがニマニマしている。これは、聞かないといけないパターンか。魔石のでき方ってグロそうだから正直嫌だと思う俺をよそに話し始める。
「瞬間移動できる魔族の夫婦を捕まえて、引き離した後、とても汚い何かを渡し、綺麗にできたら会わせてやると言いつつ半年ぐらい会わせない」
この時点で、ひどいな。悪魔かよ。しかもなぜに汚い物?? 謎すぎる。
「すると、2人ともお互いを思って涙を流す。それぞれの涙に、会えた時の涙を会わせると、固まって石になる。2つの石は必ずお互いを一緒にするんだったて。ついでに綺麗への執着が、あらゆるものを綺麗にするらしいよ」
「…へ、へぇー」
なんか、出会えたからいい話をなのか、悪い話なのかわからないな。綺麗にするってことは、放った矢は綺麗になって、矢筒に帰ってくるのか。でき方は可哀想だが、正直ありがたい。
「ちなみに、会えないまま殺した血と混ぜると二度と会わないらしい魔石《血濡れの涙》ができる。ラブラブな人を別れさせる魔石として大人気だよ」
なんてものを作るんだ。怖っ。
「結局、代金はいくらなんだ?」
色々な効果ついてるぽいし、素材も高価ぽいし、すごく高そうだ。髪の毛とドレスで払える代金ではないだろう。どうやって稼ごうか…。
「それは、もう頂いたからいいのじゃ。がっぽりじゃて、ふところが温かいのう」
「え…? いつの間に?」
「魔石持ってくるときについでに?」
「お金は!?」
「それは、ヴァイスの髪の毛が好きな変態が…ね。ヴァイスは知らないだろうけど、近くにいたくて、魔王なのに冒険者登録して魔石ついでに、がっぽがっぽ稼いでるから…あはは」
「…」
「羽振りいいなぁと思ってたが、やばいのう…」
絶句。やばいレベルじゃないだろ。魔王が冒険者って何!? 初めて聞いたよ。
「大丈夫だよ~。稼ぎ終わったら冒険者辞めたから」
「辞めれるの!?」
「昔から邪魔者消すときによく使ってた手段らしいよ~。邪魔者消して報酬も貰えて、一石二鳥だわって言ってたよ」
この世界本当にめちゃくちゃだな。ヒロインも俺より先にあいつを討伐してくれ。
「ちなみに今は屋敷のメイドとして潜入中だね。あ、女の子って知ってからはシュヴァと結婚大作戦を練ってるよ。…絶対させないけど」
最後のボソッとしたのは聞こえなかったけど結婚大作戦って、なんなんだ。合法的に娘にする気かよ。絶対お断りである。
しかし、メイドって…雇うときに気づかなかれなかったのだろうか? それらしい人は見たことないのだが…誰なのだろう。
知らぬ間に周りが凄いことになってる事に背筋がゾクゾクするので、見つけたらクビにしようと思う。
「もしかして、この花や、飾りって…」
「そうじゃよ。魔石を加工したのじゃ」
もしかしなくても俺今、とんでもなく高価な物を持ってる…?
まてよ、これが魔石なら同じような飾りのついてる矢筒も…?
俺の手はガタガタと震えだす。やばいよ。俺こんな高価な物持ったことない。壊しそうで怖い。なんか、使う前に矢を引くだけで飾り取れそう。
「あわわわ…」
「1つに10個、しかも加工までするとは、さすがですね」
「わしを誰と思っているのじゃ。これくらい朝飯前じゃよ。それに魔石を持ってきたのはお主じゃろうて」
膝までガクガクしてきたので、弓を祭ろうかなと考えた所で、ルイとドワじぃの会話に違和感を覚えた。
なんか気になる1言を言っていたような…そう、モッテキタ?
誰が? 何を?
「るるるるる、ルイ君?」
「なぁに?」
「ドユコト?」
「何が?」
「持ってきたって…」
もしかしたら聞き間違えかもしれないが、聞いてみる。
「あ~僕じゃないよ。どっかの魔王からのプレゼント」
ますますわからない。ここでなぜ、あの魔王が出てくるのか。もしかしたら、高次元過ぎて俺には理解が出来ないのかもしれない。
「?」
「ほら、魔力って鍛えれば少しは上がるし、魔石でも少しは補えるんだけど、ヴァイスの場合、魔力が無いからこその髪色と目だと思うんだよね」
「それが??」
ここまで聞いても俺には理解ができず頭が?だらけなのだが、ルイの発言を理解したらしいドワじぃは、それでこの魔石なのじゃなと、うんうんと頷いている。
まじで俺だけ置いてきぼ…まだシュヴァがいる!!
振り返るとシュヴァは店のカウンターですやすやと寝ている。
ヴァイスは-1000のダメージをくらった。とテロップが出そうなほど傷ついたよ。興味すらないんですね。ぐぅ…俺だけ仲間はずれ感がすごくあるので、ジト目でルイを睨む攻撃をした。
「そんな睨まないでよ~。要約するとね、君が魔法が使いたくて魔力をつけないようにする為の措置だよ。曇った色になるぐらいなら魔石をあげますわって所だね」
「うわぁ…」
あの人の執着ぶりは凄まじすぎる。下手なストーカーより怖い。勝手に根回ししてるとか、狂気的すぎる。
「ねぇ、ヴァイス知ってる?」
「何を?」
「毒耐性あるモンスターをあえて毒にかけて倒す。すると、あぶれた毒と魔力が固まって、極極たまに、石になるんだ。」
「まさか…」
「何体犠牲になったんだろうね」
にこやかな笑顔で言わないで欲しい。考えたくないが魔石はモンスター産らしい。しかも極極たまにしかできない。
身内殺しをして、作った物を、俺に貢いでるとか…。
あまりの事に、脳が現実逃避し、バレンタインにチョコの中に血を混ぜるメンヘラや、髪の毛をマフラーに編み込む人並みにやばい人っているんだなぁ。あ、人じゃないか魔王だもんな、とのんきな事をしか考えられないし、笑いすらこみあげて来る。
──パンッ
静かな中に手を合わせる音が響く。音の持ち主はドワじぃだった。
「もらったものはありがとうでいいから、性能を聞くのじゃ」
どうやら魔石を付けたことでの性能を聞いて欲しくてたまらないようだ。
「特にこだわったのはな、ペラペラペラ」
「その魔石のでき方はね、ペラペラ」
俺の耳は2つあるが、1つしか聞けないのに同時に2人で会話攻撃を仕掛けられても、何を言っているのかわからない。
これは…聞いてるふりして相槌だけしとこ。
「これちゃんと聞くのじゃ!」
「聞いてないでしょ!」
こんな時だけ息合うんだな。
「いや、そんな事言われても…なぁ?」
誰かに助けを求めたくて、シュヴァに目配せしてみるが、まだ寝ている。ぐっ…無理やり起こしてやろうかこのやろう。
「仕方ないやつじゃのう。ほれ」
ドワじぃは急にハガキぐらいの紙を渡してきた。
「矢の種類と性能は書いておいたでの。なくすでないぞ」
チラッと見ると、矢羽(黒、紫)→毒矢。などと簡潔ではあるが、それぞれについての効果が書かれていた。なるほど…矢の羽部分で効果が変わるのか。わかりやすくて、助かる。
「ありがとう!」
「そうじゃ、聞いてなかったでの。もう一度言うが、矢と矢筒に対の魔石《出会いの涙》がついてるでの。放った矢は的に当たると5分ぐらいで矢筒に戻るようになってるのじゃ。だから節約とか考えずにバンバン打つがいい。ただし、継ぎ矢はやめておくのじゃ」
「継ぎ矢?」
「矢に次の矢を当てる行為のことじゃな。矢の後ろに魔石があるでの。壊れるので気をつけるのじゃぞ」
「へー」
矢筒から両方の羽が黒い矢を1本とって見てみると、透明なダイヤの様な石がついていた。
「透明…?」
魔族からできてるのに透明?
「気になるよね?」
ルイがニマニマしている。これは、聞かないといけないパターンか。魔石のでき方ってグロそうだから正直嫌だと思う俺をよそに話し始める。
「瞬間移動できる魔族の夫婦を捕まえて、引き離した後、とても汚い何かを渡し、綺麗にできたら会わせてやると言いつつ半年ぐらい会わせない」
この時点で、ひどいな。悪魔かよ。しかもなぜに汚い物?? 謎すぎる。
「すると、2人ともお互いを思って涙を流す。それぞれの涙に、会えた時の涙を会わせると、固まって石になる。2つの石は必ずお互いを一緒にするんだったて。ついでに綺麗への執着が、あらゆるものを綺麗にするらしいよ」
「…へ、へぇー」
なんか、出会えたからいい話をなのか、悪い話なのかわからないな。綺麗にするってことは、放った矢は綺麗になって、矢筒に帰ってくるのか。でき方は可哀想だが、正直ありがたい。
「ちなみに、会えないまま殺した血と混ぜると二度と会わないらしい魔石《血濡れの涙》ができる。ラブラブな人を別れさせる魔石として大人気だよ」
なんてものを作るんだ。怖っ。
「結局、代金はいくらなんだ?」
色々な効果ついてるぽいし、素材も高価ぽいし、すごく高そうだ。髪の毛とドレスで払える代金ではないだろう。どうやって稼ごうか…。
「それは、もう頂いたからいいのじゃ。がっぽりじゃて、ふところが温かいのう」
「え…? いつの間に?」
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「それは、ヴァイスの髪の毛が好きな変態が…ね。ヴァイスは知らないだろうけど、近くにいたくて、魔王なのに冒険者登録して魔石ついでに、がっぽがっぽ稼いでるから…あはは」
「…」
「羽振りいいなぁと思ってたが、やばいのう…」
絶句。やばいレベルじゃないだろ。魔王が冒険者って何!? 初めて聞いたよ。
「大丈夫だよ~。稼ぎ終わったら冒険者辞めたから」
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この世界本当にめちゃくちゃだな。ヒロインも俺より先にあいつを討伐してくれ。
「ちなみに今は屋敷のメイドとして潜入中だね。あ、女の子って知ってからはシュヴァと結婚大作戦を練ってるよ。…絶対させないけど」
最後のボソッとしたのは聞こえなかったけど結婚大作戦って、なんなんだ。合法的に娘にする気かよ。絶対お断りである。
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