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二章 レベル50までの道のり
1 日本でのマイナンバーカード
俺の胸は高鳴っていた。目の前には水晶があり、目の前の、メガネスタイリッシュ男の厳しい顔が胃にダイレクトアタックをくりだす。
「手をお出しください」
「は、はい」
スッと水晶の上に手を差し出すと、そこにはステータス画面が…浮かんで…こない。え、おかしいな。今日のこれって貴族カード発行儀式だよね?
俺が聞いた話だとこれは日本で例えるならマイナンバーカード発行の儀式で、手を水晶に差し出すとステータス画面が現れ、その後光ってカードが出現するって聞いたんだけど…。
ステータス画面を一度もみたことがない俺はこの日を楽しみにしており、昨日からワクワクだった。おかげで、寝不足。そこに、俺は身分証明を偽名登録するので、本名を見れないようにロックしなければならず、貴族でもありながらギルドの福マスターを務めるこの人にわざわざ、来ていただいたのだ。無表情だし、胃が痛い。ツバキの時はもっと優しそうな女の人だったので、あの人が来るのかと思ったのに…。
ただでさえ、プレッシャーなのに、そこに1つ加わった。発行されない問題である。たらりと冷や汗が流れる。
メガネがキラリと輝いた気がした。ひぃっ怒らないで、俺のせいじゃないって…たぶん。俺の顔は青くなっていく。
「大丈夫ですよ」
へ? 思ってもいなかった言葉に拍子抜けした。
「こんな事例は知りませんが、大丈夫です。その為に私が来たのですから、なんとかしてみせます」
相変わらず無表情のままなので怖いが、言葉は柔らかかった。もしかしたら、表情に出ないだけで、優しい人なのかもしれない。
「俺も登録していいか?」
大人しくしていた、シュヴァがボンッと人型になる。煙の中から同じ年ぐらいの、黒髪の長身イケメンが現れる。
「え、誰?」
「シュヴァだよ。ヴァイスの成長にあわせてみた」
だんだんでかくなっていたが、そっちもでかくなっていたのか…。最近人になるのを見てないから気づかなかった。口調も気がついたら変わったし、犬というよりクマ並みにでかい狼だし、ほんっと可愛さがどこかにいってしまって悲しい。
メガネのお兄さんは目の前の自体が飲み込めないのか、ぼーぜんとしていた。シュヴァが勝手に水晶に手を差し出す。
ポワッとひかり、シュヴァの目の前に板のような物が現れる。
ーーーーーーーーーー
シュヴァ Lv50 ♂
種族:フェンリルに近い何か
本職:ヴァイスの守護者 ランク:S
職業:次世代魔王候補 ランク:D
所属:シルヴィア家
HP:10000/10000
MP:49999/50000(契約補正+30000)
魔法適正:闇魔法
補助魔法:火魔法、風魔法、水魔法、土魔法
腕力80 体力90 俊敏85
器用10 知力15 精神4
スキル
闇に紛れし物、狼の威嚇、狼の爪、狼のキック
契約スキル
運命を共にするもの、肩代わり、補いしもの
装備
一般服。
ーーーーーーーーーー
その後パァッ光る。あまりの眩しさに目を伏せる。目を開けたときには、シュヴァの手元に紫のカードが置かれていた。
ーーーーーーーーーー
シュヴァ Lv50
職:ヴァイスの守護者
所属:シルヴィア家
所持金:100万エトワ
ーーーーーーーーーー
ステータスと違い、シンプルに書かれたカードだった。
ってまてまてまて!
流されそうになったけど、おかしくない??
Lv50って…いつの間にそんなにいったの?
そして、職業守護者って…ドユコト?
所持金もいつの間にかあるし、何だこれ。
「へー登録すると、スキルの効果とか見れるんだ。今までの人たちの日記共有みたいなかんじかな?」
シュヴァが、俺に見えない何かをめくっていくのがわかる。
「あ、やっぱり補いし物のスキルってMP渡す事できるや」
「え?」
すごく聞き捨てならないものが聞こえた。
「ヴァイス。想像して。とりあえず1万ほど渡す。ほら手。」
シュヴァに両手を掴まれる。恋人繋ぎで胸の前に差し出されると、何か温かいものが流れた気がした。
「うわっ。なにその色」
え?
シュヴァが俺の髪の毛を掴み目の前にもってくる。すると、黒紫の髪がそこにはあった。
「その色…似合わない。いつもがいいからカード作ったらMP返してもらう」
やっと魔力が手に入ったと思ったら秒で無くなる宣言される。
「早く手だして」
シュヴァに急かされ水晶に手を出す
ーーーーーーーーーー
ヴァイス・シルヴィア Lv10 ♀
本名:リディア・シルヴィア
種族:転生せし人間
本職:シルヴィア家の令嬢 ランク:F
職業:シュヴァの契約者 ランク:S
所属:貴族
HP:100/100
MP:9999/0
魔法適正:火魔法、水魔法
補助魔法:なし
腕力10 体力15 俊敏30
器用50 知力25 精神40
スキル
転生せし記憶、オーバードーズ
契約スキル
運命を共にする者、肩代われし者、補われし者
装備
ホワイトアロー。ホワイトの矢筒。
ーーーーーーーーーー
こ、これが…ステータス!
初めて見る自分のステータスにジーンっと何かがこみ上げる。例え、どっかの狼よりだいぶ下でもすごく嬉しい。
その後、パァッと光が漏れたかと思うと目の前にはカードがあった。
ーーーーーーーーーー
ヴァイス・シルヴィア Lv10
本名:リディア・シルヴィア
職:シルヴィア家の令嬢
所属:貴族
所持金:0エトワ
ーーーーーーーーーー
これが、俺のカード。シュヴァと同じく紫のカードだった。ぼーっとそれをながめる。嬉しくて、思わずカードにチュッとキスをする。
「俺のカードちゃん~」
パチンっと音がなると、体から何かが漏れていった気がした。
「ヴァイスはその色が1番だ」
髪の毛を掴むとまた、シルバーに戻っている。ちょっとがっかりである。
「俺にもお礼のチューしてよね」
シュヴァがほっぺをトントンと指で叩いてアピールしてくる。
確かに、MPが1減っているところを見ると、カードを作るのにMPが必要なのは明らかなので、仕方なく。ほっぺにチュッとしてやる。
「えへへ~。チューのお返しだー」
いや、いらないから。俺のほっぺめがけて口を突き出すシュヴァの口を手で抑える。
「あ…の…?」
水晶の前では無表情が崩れぽかんとした顔が1つあった。
「手をお出しください」
「は、はい」
スッと水晶の上に手を差し出すと、そこにはステータス画面が…浮かんで…こない。え、おかしいな。今日のこれって貴族カード発行儀式だよね?
俺が聞いた話だとこれは日本で例えるならマイナンバーカード発行の儀式で、手を水晶に差し出すとステータス画面が現れ、その後光ってカードが出現するって聞いたんだけど…。
ステータス画面を一度もみたことがない俺はこの日を楽しみにしており、昨日からワクワクだった。おかげで、寝不足。そこに、俺は身分証明を偽名登録するので、本名を見れないようにロックしなければならず、貴族でもありながらギルドの福マスターを務めるこの人にわざわざ、来ていただいたのだ。無表情だし、胃が痛い。ツバキの時はもっと優しそうな女の人だったので、あの人が来るのかと思ったのに…。
ただでさえ、プレッシャーなのに、そこに1つ加わった。発行されない問題である。たらりと冷や汗が流れる。
メガネがキラリと輝いた気がした。ひぃっ怒らないで、俺のせいじゃないって…たぶん。俺の顔は青くなっていく。
「大丈夫ですよ」
へ? 思ってもいなかった言葉に拍子抜けした。
「こんな事例は知りませんが、大丈夫です。その為に私が来たのですから、なんとかしてみせます」
相変わらず無表情のままなので怖いが、言葉は柔らかかった。もしかしたら、表情に出ないだけで、優しい人なのかもしれない。
「俺も登録していいか?」
大人しくしていた、シュヴァがボンッと人型になる。煙の中から同じ年ぐらいの、黒髪の長身イケメンが現れる。
「え、誰?」
「シュヴァだよ。ヴァイスの成長にあわせてみた」
だんだんでかくなっていたが、そっちもでかくなっていたのか…。最近人になるのを見てないから気づかなかった。口調も気がついたら変わったし、犬というよりクマ並みにでかい狼だし、ほんっと可愛さがどこかにいってしまって悲しい。
メガネのお兄さんは目の前の自体が飲み込めないのか、ぼーぜんとしていた。シュヴァが勝手に水晶に手を差し出す。
ポワッとひかり、シュヴァの目の前に板のような物が現れる。
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シュヴァ Lv50 ♂
種族:フェンリルに近い何か
本職:ヴァイスの守護者 ランク:S
職業:次世代魔王候補 ランク:D
所属:シルヴィア家
HP:10000/10000
MP:49999/50000(契約補正+30000)
魔法適正:闇魔法
補助魔法:火魔法、風魔法、水魔法、土魔法
腕力80 体力90 俊敏85
器用10 知力15 精神4
スキル
闇に紛れし物、狼の威嚇、狼の爪、狼のキック
契約スキル
運命を共にするもの、肩代わり、補いしもの
装備
一般服。
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その後パァッ光る。あまりの眩しさに目を伏せる。目を開けたときには、シュヴァの手元に紫のカードが置かれていた。
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シュヴァ Lv50
職:ヴァイスの守護者
所属:シルヴィア家
所持金:100万エトワ
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ステータスと違い、シンプルに書かれたカードだった。
ってまてまてまて!
流されそうになったけど、おかしくない??
Lv50って…いつの間にそんなにいったの?
そして、職業守護者って…ドユコト?
所持金もいつの間にかあるし、何だこれ。
「へー登録すると、スキルの効果とか見れるんだ。今までの人たちの日記共有みたいなかんじかな?」
シュヴァが、俺に見えない何かをめくっていくのがわかる。
「あ、やっぱり補いし物のスキルってMP渡す事できるや」
「え?」
すごく聞き捨てならないものが聞こえた。
「ヴァイス。想像して。とりあえず1万ほど渡す。ほら手。」
シュヴァに両手を掴まれる。恋人繋ぎで胸の前に差し出されると、何か温かいものが流れた気がした。
「うわっ。なにその色」
え?
シュヴァが俺の髪の毛を掴み目の前にもってくる。すると、黒紫の髪がそこにはあった。
「その色…似合わない。いつもがいいからカード作ったらMP返してもらう」
やっと魔力が手に入ったと思ったら秒で無くなる宣言される。
「早く手だして」
シュヴァに急かされ水晶に手を出す
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ヴァイス・シルヴィア Lv10 ♀
本名:リディア・シルヴィア
種族:転生せし人間
本職:シルヴィア家の令嬢 ランク:F
職業:シュヴァの契約者 ランク:S
所属:貴族
HP:100/100
MP:9999/0
魔法適正:火魔法、水魔法
補助魔法:なし
腕力10 体力15 俊敏30
器用50 知力25 精神40
スキル
転生せし記憶、オーバードーズ
契約スキル
運命を共にする者、肩代われし者、補われし者
装備
ホワイトアロー。ホワイトの矢筒。
ーーーーーーーーーー
こ、これが…ステータス!
初めて見る自分のステータスにジーンっと何かがこみ上げる。例え、どっかの狼よりだいぶ下でもすごく嬉しい。
その後、パァッと光が漏れたかと思うと目の前にはカードがあった。
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ヴァイス・シルヴィア Lv10
本名:リディア・シルヴィア
職:シルヴィア家の令嬢
所属:貴族
所持金:0エトワ
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これが、俺のカード。シュヴァと同じく紫のカードだった。ぼーっとそれをながめる。嬉しくて、思わずカードにチュッとキスをする。
「俺のカードちゃん~」
パチンっと音がなると、体から何かが漏れていった気がした。
「ヴァイスはその色が1番だ」
髪の毛を掴むとまた、シルバーに戻っている。ちょっとがっかりである。
「俺にもお礼のチューしてよね」
シュヴァがほっぺをトントンと指で叩いてアピールしてくる。
確かに、MPが1減っているところを見ると、カードを作るのにMPが必要なのは明らかなので、仕方なく。ほっぺにチュッとしてやる。
「えへへ~。チューのお返しだー」
いや、いらないから。俺のほっぺめがけて口を突き出すシュヴァの口を手で抑える。
「あ…の…?」
水晶の前では無表情が崩れぽかんとした顔が1つあった。
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