50 / 69
二章 レベル50までの道のり
10 パーティー
結局、会場にはシュヴァと双子と4人で入る事にした。入場した途端会場がざわめき出す。
「きゃー双子様よ」
「シュヴァ様もかっこいいわ」
相変わらず人気なようで、俺も人気者になった気分だった。
「でも、本当はあの子が弟君でしょう?」
「似合わないわ」
「一緒にいることすらおこがましくてよ」
…気分は一瞬で終わった。マリ達は俺等より先に入ったらしく、もう業務に戻っている。エスコート姿見たかったのに残念だ。
そして…いざダンスの時間が来た。もちろん踊れる雰囲気ではない。俺以外は普通に踊ったりしている。
「あれが…」
「気味悪いわ」
「来ないでくれよ」
周りの目が冷たい。料理やグラスを取りに行ったときは、蔑んだ目で見られた。最近では堂々と戦ってくる女の子達ばかりですっかり忘れていたが、これが俺に対する正しい反応だろう。
「どうしたものかな…」
「何がー?」
シュヴァが俺の悩みなど知らないと言わんばかりに首を傾げている。こいつも貴族として最底辺だから上げなくてはならないのでは…?
本当の貴族ではないからいいのかもしれないけど、納得行かない。
シュヴァのずっと後ろの方にいる、メガローネ先生と目が合う。2本の指を目に当てると、こっちに見せてくる。
…ひぃ。あれは、見てるぞって、意味だろう。
早急に誰か見つけなければ…女の子が良いのでシュヴァも遠くで断りきれずに踊りながらこっちを見てにこやかに合図してくる双子も却下だ。
ふと、リディアとして浸透しているツバキが目に止まった。ツバキはマローネと軽やかに踊っている。その姿は、奇麗だった。ピンク色のふわふわの髪が踊りに合わせて揺れていて、可愛い。表情も楽しそうだった。
俺だけではなく何人かは2人に見惚れているようだった。
1曲終ると拍手の嵐である。
「凄いなぁ…」
俺よりリディアらしい。ツバキだって最初は髪の色を言われていた。俺の方がやばいからすぐに言われなくなったと言っていたが、きっとツバキの品格のおかげだと俺は思う。すなわち、俺の扱いがこうなのは俺の品格の問題なのだろう。
俺もツバキに負けないように頑張ろう。そう決めた直後に、1曲終わったツバキがこちらに来た。
「ヴァイス。1曲踊ってくれるかしら?」
本当に良くできた友達である。きっと踊れない俺を見ていて、踊りに来てくれたのだろう。
「もちろんです姉様」
俺はツバキの腰を持ち踊る。それこそ、何十回、何百と練習をしていたのでツバキ相手だとスムーズだった。
それでも、足を踏まないように必死で踊っていた。だから、気が付かなかったが、皆踊りが止まって、俺らを見ていた。俺の髪は光に当たって輝き、まるで虹のように見る者の加減で何色にも変っている。その様子に皆見惚れていて、すごい手のひら返しなのだが、密やかにファンができる。そんな事、俺には全くわからないことで、気づいたツバキはふふっと誇らしくて笑う。
「どうかした?」
不思議に思った俺が聞いてもツバキは首を降って笑うだけだった。どうしたのだろうか?
「何でもありませんわ。今更気づいても遅くて、さぞ悔しいでしょうね」
なんの事だろう? ツバキも時々謎だ。踊りの最後でペコッとお辞儀をする。ツバキと俺の髪が触れると、俺の髪はツバキの髪を反射し、同じピンクに一瞬なったが、離れると戻った。
シュヴァとずっとくっつけば黒になるのかな…?
先生を見ると手でOKサインをしていた。
よっしゃ! 俺は思わずガッツポーズをする。
「次は俺」
「うぐっ」
シュヴァに後ろからのしかかられる。『パクパクパク』と口パクでツバキに何か行ったのか、ツバキの表情が一瞬固まる。
「承知しておりますわ」
何を承知したのだろう? なんにせよ俺の答えは1つだ。
「もちろん、お断わりします」
俺は、しっかりと意思表示した。しかし、相手はシュヴァだ。もちろん無理やり俺の腰に手を回し、踊り始める。
やっぱり俺が女子パート? 解せぬ。
そんな俺を横目にシュヴァは楽しそうだった。ダンスが好きなら女子と踊ればいいのに。シュヴァなら足踏んでもいいやと思い、周りを見ると嫉妬の目をした女子が沢山いる。
怖っ。1曲終わったら退散しよう。
俺の決意など今までに無駄にならない事あったか? とでも言うように、1曲終われば双子が来た。
「シュヴァと踊ったなら」
「僕達とも踊れるね?」
女子パートの第2弾の始まりである…。
「だめ! ヴァイスは俺の」
「何だと? 僕のだよ」
「2人とも落ち着きなさい。僕のに決まっているだろう?」
いつもの喧嘩が始まりだす。この取り合いの騒ぎで、周りはざわざしだすし、女子の目は更に怖い。オロオロと半泣きに生りながら先生を見ると、手で『✗』を作っていた…。
終わった…。
「最悪だーー!」
俺は思わず叫ぶ。喧嘩は止まったが、余計に周りの目が痛い。これは非常にまずいことがわかる。もう一度先生を見ると、頭を抱え降っていた…。
こうしてパーティーは俺の単位不信と共に幕をおろしたのだった。
最近の成果→レベルアップなし。貴族ギルドF+に昇格
「きゃー双子様よ」
「シュヴァ様もかっこいいわ」
相変わらず人気なようで、俺も人気者になった気分だった。
「でも、本当はあの子が弟君でしょう?」
「似合わないわ」
「一緒にいることすらおこがましくてよ」
…気分は一瞬で終わった。マリ達は俺等より先に入ったらしく、もう業務に戻っている。エスコート姿見たかったのに残念だ。
そして…いざダンスの時間が来た。もちろん踊れる雰囲気ではない。俺以外は普通に踊ったりしている。
「あれが…」
「気味悪いわ」
「来ないでくれよ」
周りの目が冷たい。料理やグラスを取りに行ったときは、蔑んだ目で見られた。最近では堂々と戦ってくる女の子達ばかりですっかり忘れていたが、これが俺に対する正しい反応だろう。
「どうしたものかな…」
「何がー?」
シュヴァが俺の悩みなど知らないと言わんばかりに首を傾げている。こいつも貴族として最底辺だから上げなくてはならないのでは…?
本当の貴族ではないからいいのかもしれないけど、納得行かない。
シュヴァのずっと後ろの方にいる、メガローネ先生と目が合う。2本の指を目に当てると、こっちに見せてくる。
…ひぃ。あれは、見てるぞって、意味だろう。
早急に誰か見つけなければ…女の子が良いのでシュヴァも遠くで断りきれずに踊りながらこっちを見てにこやかに合図してくる双子も却下だ。
ふと、リディアとして浸透しているツバキが目に止まった。ツバキはマローネと軽やかに踊っている。その姿は、奇麗だった。ピンク色のふわふわの髪が踊りに合わせて揺れていて、可愛い。表情も楽しそうだった。
俺だけではなく何人かは2人に見惚れているようだった。
1曲終ると拍手の嵐である。
「凄いなぁ…」
俺よりリディアらしい。ツバキだって最初は髪の色を言われていた。俺の方がやばいからすぐに言われなくなったと言っていたが、きっとツバキの品格のおかげだと俺は思う。すなわち、俺の扱いがこうなのは俺の品格の問題なのだろう。
俺もツバキに負けないように頑張ろう。そう決めた直後に、1曲終わったツバキがこちらに来た。
「ヴァイス。1曲踊ってくれるかしら?」
本当に良くできた友達である。きっと踊れない俺を見ていて、踊りに来てくれたのだろう。
「もちろんです姉様」
俺はツバキの腰を持ち踊る。それこそ、何十回、何百と練習をしていたのでツバキ相手だとスムーズだった。
それでも、足を踏まないように必死で踊っていた。だから、気が付かなかったが、皆踊りが止まって、俺らを見ていた。俺の髪は光に当たって輝き、まるで虹のように見る者の加減で何色にも変っている。その様子に皆見惚れていて、すごい手のひら返しなのだが、密やかにファンができる。そんな事、俺には全くわからないことで、気づいたツバキはふふっと誇らしくて笑う。
「どうかした?」
不思議に思った俺が聞いてもツバキは首を降って笑うだけだった。どうしたのだろうか?
「何でもありませんわ。今更気づいても遅くて、さぞ悔しいでしょうね」
なんの事だろう? ツバキも時々謎だ。踊りの最後でペコッとお辞儀をする。ツバキと俺の髪が触れると、俺の髪はツバキの髪を反射し、同じピンクに一瞬なったが、離れると戻った。
シュヴァとずっとくっつけば黒になるのかな…?
先生を見ると手でOKサインをしていた。
よっしゃ! 俺は思わずガッツポーズをする。
「次は俺」
「うぐっ」
シュヴァに後ろからのしかかられる。『パクパクパク』と口パクでツバキに何か行ったのか、ツバキの表情が一瞬固まる。
「承知しておりますわ」
何を承知したのだろう? なんにせよ俺の答えは1つだ。
「もちろん、お断わりします」
俺は、しっかりと意思表示した。しかし、相手はシュヴァだ。もちろん無理やり俺の腰に手を回し、踊り始める。
やっぱり俺が女子パート? 解せぬ。
そんな俺を横目にシュヴァは楽しそうだった。ダンスが好きなら女子と踊ればいいのに。シュヴァなら足踏んでもいいやと思い、周りを見ると嫉妬の目をした女子が沢山いる。
怖っ。1曲終わったら退散しよう。
俺の決意など今までに無駄にならない事あったか? とでも言うように、1曲終われば双子が来た。
「シュヴァと踊ったなら」
「僕達とも踊れるね?」
女子パートの第2弾の始まりである…。
「だめ! ヴァイスは俺の」
「何だと? 僕のだよ」
「2人とも落ち着きなさい。僕のに決まっているだろう?」
いつもの喧嘩が始まりだす。この取り合いの騒ぎで、周りはざわざしだすし、女子の目は更に怖い。オロオロと半泣きに生りながら先生を見ると、手で『✗』を作っていた…。
終わった…。
「最悪だーー!」
俺は思わず叫ぶ。喧嘩は止まったが、余計に周りの目が痛い。これは非常にまずいことがわかる。もう一度先生を見ると、頭を抱え降っていた…。
こうしてパーティーは俺の単位不信と共に幕をおろしたのだった。
最近の成果→レベルアップなし。貴族ギルドF+に昇格
あなたにおすすめの小説
ど天然で超ドジなドアマットヒロインが斜め上の行動をしまくった結果
宝月 蓮
ファンタジー
アリスはルシヨン伯爵家の長女で両親から愛されて育った。しかし両親が事故で亡くなり叔父一家がルシヨン伯爵家にやって来た。叔父デュドネ、義叔母ジスレーヌ、義妹ユゲットから使用人のように扱われるようになったアリス。しかし彼女は何かと斜め上の行動をするので、逆に叔父達の方が疲れ切ってしまうのである。そしてその結果は……?
小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
表紙に素敵なFAいただきました!
ありがとうございます!
疲れきった退職前女教師がある日突然、異世界のどうしようもない貴族令嬢に転生。こっちの世界でも子供たちの幸せは第一優先です!
ミミリン
恋愛
小学校教師として長年勤めた独身の皐月(さつき)。
退職間近で突然異世界に転生してしまった。転生先では醜いどうしようもない貴族令嬢リリア・アルバになっていた!
私を陥れようとする兄から逃れ、
不器用な大人たちに助けられ、少しずつ現世とのギャップを埋め合わせる。
逃れた先で出会った訳ありの美青年は何かとからかってくるけど、気がついたら成長して私を支えてくれる大切な男性になっていた。こ、これは恋?
異世界で繰り広げられるそれぞれの奮闘ストーリー。
この世界で新たに自分の人生を切り開けるか!?
聖女様と間違って召喚された腐女子ですが、申し訳ないので仕事します!
碧桜
恋愛
私は花園美月。20歳。派遣期間が終わり無職となった日、馴染の古書店で顔面偏差値高スペックなイケメンに出会う。さらに、そこで美少女が穴に吸い込まれそうになっていたのを助けようとして、私は古書店のイケメンと共に穴に落ちてしまい、異世界へ―。実は、聖女様として召喚されようとしてた美少女の代わりに、地味でオタクな私が間違って来てしまった!
落ちたその先の世界で出会ったのは、私の推しキャラと見た目だけそっくりな王(仮)や美貌の側近、そして古書店から一緒に穴に落ちたイケメンの彼は、騎士様だった。3人ともすごい美形なのに、みな癖強すぎ難ありなイケメンばかり。
オタクで人見知りしてしまう私だけど、元の世界へ戻れるまで2週間、タダでお世話になるのは申し訳ないから、お城でメイドさんをすることにした。平和にお給料分の仕事をして、異世界観光して、2週間後自分の家へ帰るつもりだったのに、ドラゴンや悪い魔法使いとか出てきて、異能を使うイケメンの彼らとともに戦うはめに。聖女様の召喚の邪魔をしてしまったので、美少女ではありませんが、地味で腐女子ですが出来る限り、精一杯頑張ります。
ついでに無愛想で苦手と思っていた彼は、なかなかいい奴だったみたい。これは、恋など始まってしまう予感でしょうか!?
*カクヨムにて先に連載しているものを加筆・修正をおこなって掲載しております
痩せすぎ貧乳令嬢の侍女になりましたが、前世の技術で絶世の美女に変身させます
ちゃんゆ
恋愛
男爵家の三女に産まれた私。衝撃的な出来事などもなく、頭を打ったわけでもなく、池で溺れて死にかけたわけでもない。ごくごく自然に前世の記憶があった。
そして前世の私は…
ゴットハンドと呼ばれるほどのエステティシャンだった。
とあるお屋敷へ呼ばれて行くと、そこには細い細い風に飛ばされそうなお嬢様がいた。
お嬢様の悩みは…。。。
さぁ、お嬢様。
私のゴッドハンドで世界を変えますよ?
**********************
転生侍女シリーズ第三弾。
『おデブな悪役令嬢の侍女に転生しましたが、前世の技術で絶世の美女に変身させます』
『醜いと蔑まれている令嬢の侍女になりましたが、前世の技術で絶世の美女に変身させます』
の続編です。
続編ですが、これだけでも楽しんでいただけます。
前作も読んでいただけるともっと嬉しいです!
『処刑されるたびに12歳に戻る悪役令嬢、7回目の人生は「何もせず寝て過ごす」ことに決めたら、なぜか周囲が勝手に勘違いして聖女扱いされています
六角
恋愛
公爵令嬢リリアーナは、18歳の誕生日に必ず断罪・処刑されては12歳に戻るという地獄のループを6回も繰り返していた。 真面目に努力しても、剣を極めても、裏社会を支配しても、結局は殺される運命。 心折れた彼女は、7回目の人生でついに決意する。 「もう頑張らない。どうせ死ぬなら、今回はひたすら寝て過ごそう」と。
しかし、安眠を求めて「うるさい」と敵を黙らせれば『王者の覇気』と恐れられ、寝ぼけて放った魔法は『神の奇跡』と崇められ、枕への異常なこだわりは『深遠なる儀式』と誤解されてしまう。 気がつけば、ストーカー気味のヤンデレ王子、パン屋の元ヒロイン、狂犬の如きライバル令嬢、元部下の暗殺者、そして不眠症の魔王までもが彼女の信者となり、リリアーナは意図せずして国を、そして世界を救う「最強の聖女」へと祭り上げられていく。
「お願いだから、私を寝かせて!」 睡眠欲だけで運命(システム)さえもねじ伏せる、無気力悪役令嬢の痛快勘違いサクセス(?)ストーリー!
嫁ぎ先は悪役令嬢推しの転生者一家でした〜攻略対象者のはずの夫がヒロインそっちのけで溺愛してくるのですが、私が悪役令嬢って本当ですか?〜
As-me.com
恋愛
事業の失敗により借金で没落寸前のルーゼルク侯爵家。その侯爵家の一人娘であるエトランゼは侯爵家を救うお金の為に格下のセノーデン伯爵家に嫁入りすることになってしまった。
金で買われた花嫁。政略結婚は貴族の常とはいえ、侯爵令嬢が伯爵家に買われた事実はすぐに社交界にも知れ渡ってしまう。
「きっと、辛い生活が待っているわ」
これまでルーゼルク侯爵家は周りの下位貴族にかなりの尊大な態度をとってきた。もちろん、自分たちより下であるセノーデン伯爵にもだ。そんな伯爵家がわざわざ借金の肩代わりを申し出てまでエトランゼの嫁入りを望むなんて、裏があるに決まっている。エトランゼは、覚悟を決めて伯爵家にやってきたのだが────。
義母「まぁぁあ!やっぱり本物は違うわぁ!」
義妹「素敵、素敵、素敵!!最推しが生きて動いてるなんてぇっ!美しすぎて眼福ものですわぁ!」
義父「アクスタを集めるためにコンビニをはしごしたのが昨日のことのようだ……!(感涙)」
なぜか私を大歓喜で迎え入れてくれる伯爵家の面々。混乱する私に優しく微笑んだのは夫となる人物だった。
「うちの家族は、みんな君の大ファンなんです。悪役令嬢エトランゼのね────」
実はこの世界が乙女ゲームの世界で、私が悪役令嬢ですって?!
────えーと、まず、悪役令嬢ってなんなんですか……?
悪役令嬢にされたので婚約破棄を受け入れたら、なぜか全員困っています
かきんとう
恋愛
王城の大広間は、いつも以上に華やいでいた。
磨き上げられた床は燭台の光を反射し、色とりどりのドレスが揺れるたびに、まるで花畑が動いているかのように見える。貴族たちの笑い声、楽団の優雅な旋律、そして、ひそやかな噂話が、空気を満たしていた。
その中心に、私は立っていた。
――今日、この瞬間のために。
「エレノア・フォン・リーベルト嬢」
高らかに呼ばれた私の名に、ざわめきがぴたりと止む。
悪役令嬢エリザベート物語
kirara
ファンタジー
私の名前はエリザベート・ノイズ
公爵令嬢である。
前世の名前は横川禮子。大学を卒業して入った企業でOLをしていたが、ある日の帰宅時に赤信号を無視してスクランブル交差点に飛び込んできた大型トラックとぶつかりそうになって。それからどうなったのだろう。気が付いた時には私は別の世界に転生していた。
ここは乙女ゲームの世界だ。そして私は悪役令嬢に生まれかわった。そのことを5歳の誕生パーティーの夜に知るのだった。
父はアフレイド・ノイズ公爵。
ノイズ公爵家の家長であり王国の重鎮。
魔法騎士団の総団長でもある。
母はマーガレット。
隣国アミルダ王国の第2王女。隣国の聖女の娘でもある。
兄の名前はリアム。
前世の記憶にある「乙女ゲーム」の中のエリザベート・ノイズは、王都学園の卒業パーティで、ウィリアム王太子殿下に真実の愛を見つけたと婚約を破棄され、身に覚えのない罪をきせられて国外に追放される。
そして、国境の手前で何者かに事故にみせかけて殺害されてしまうのだ。
王太子と婚約なんてするものか。
国外追放になどなるものか。
乙女ゲームの中では一人ぼっちだったエリザベート。
私は人生をあきらめない。
エリザベート・ノイズの二回目の人生が始まった。
⭐️第16回 ファンタジー小説大賞参加中です。応援してくれると嬉しいです