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第3章 お坊ちゃま(千寿編)
第8話 伸佑の部屋で(H描写あり)
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「あい あむ あ がーる」
千寿の発音に伸佑が「うーん」と渋い顔をする。
「I am a girl. 言ってみて」
「あい アム あ ガアル」
「ちょっと良くなったような、悪くなったような…」
「…すみません」
しょんぼりする千寿を伸佑が励ます。
「まあ、最初から上手くはいかないから」
「はあ」
「ちょっと、休もうか」
最初は千寿に尋ね事をする時に呼んでいた伸佑。
次第にそれ以外の時も千寿が伸佑の部屋を訪れることが増えた。
伸佑が勉強していることもあって、いろんな分野の書物や雑誌がそろっているからだ。
千寿は昔ながらの日本の物語とともに、外国の物語を翻訳したものを特に好んだ。
またこのところ出始めている少年や少女向けの雑誌も、千寿の興味を引いた。
「そう言えば、髪を切ったんだ」
「はい、洋装に似合うからと奥様がおっしゃって」
子爵家に来た時には腰の辺りまであった千寿の髪。
綾香夫人の勧めにより、肩の辺りで真っすぐに切りそろえられていた。
耳の上あたりには、綾香夫人が贈ったサンゴの髪留め。
「千寿、とっても似合うわ」
高価な贈り物を断ろうとした千寿だったが、綾香夫人は微笑んで髪に飾った。
「うんうん、なかなか似合うよ」
前から横から背中からと見回した伸佑が褒めると、千寿は照れながらもうれしそうに笑った。
「……ふむ」
雑誌を眺める千寿の首筋を見た伸佑は、ふといたずらを思いつく。
少し古びた和とじ本を本棚から探して持ってきた。
「ねえ、千寿、こんなのは読めるかな?」
「はい?」
伸佑から和とじ本を受け取った千寿。
表紙に達筆で“業平漫遊記”と書かれた白紙が貼ってある。
「なりひら…まん…ゆうき、ですか?」
「うん」
「在原業平のことですよね?」
「まあ、読んでごらんよ」
千寿はパラパラと紙をめくる。
墨字の文章が書き連ねてある中で、色鮮やかな絵が目に付いた。
「あっ!」
半裸の公家と思われる風体の男が、女官らしき女の陰部に丸太のような陰茎を突き立てている絵だった。
千寿は一瞬目に留めたものの、あわてて本を閉じる。
「お坊ちゃま!」
非難の目を伸佑に向けるが、伸佑はにんまり笑うばかり。
「うん?読めないの?和歌が得意だって言ってたよね」
「…読めます!」
「じゃあ、声に出して読んでみてよ」
「…」
千寿は1枚目から開いて読み上げていく。
平安時代に美男子として有名な在原業平の性の遍歴-もちろん架空の-を面白おかしくつづっている。
特に業平と女が交わる部分は、これでもかとばかりに詳しく書いてあった。
そして色鮮やかな挿絵。
挿絵の部分はとばそうと思った千寿だったが、伸佑が手を挟む。
「ほら、ここも読まないと…」
確かに挿絵の脇にも文章が書かれている。
ほとんどが業平と女のあえぎ声だ。
千寿が顔を赤らめていると、伸佑が後ろからのしかかってくる。
伸佑の両腕が千寿の肩から胸へと回った。
「あれぇ?どうしたの?読めないのー?」
千寿をからかっていた伸佑だったが…
「あれっ?」
いつの間にか両腕が動かなくなっているのに気づいた伸佑。
「え、あれ、このっ…」
千寿の両手が伸佑の両手首をつかんでいる。
手首の関節を巧みにひねっているようで、両手は元より腕も肩も動かせない。
千寿が椅子から立ち上がると、伸佑も背伸びするように立たせられた。
「お坊ちゃま」
「あ、うん…」
「お・い・た・は・い・け・ま・せ・ん・よ!」
「いや、その…」
千寿が両手に軽く力を入れると、伸佑の肩がさらにひねられる。
伸佑は千寿が来たばかりの夜のことを思い出した。
「小太刀と合気を少し…」
千寿はそう答えていた。
伸佑は懸命に腕を振りほどこうとするが、何ともならない。
それどころか、千寿に背負われるようにベッドに向けて歩かされていく。
大きく深呼吸した千寿は「えいっ!」と掛け声をかける。
伸佑は体が浮いたかと思うと、ベッドに投げつけられて仰向けとなる。
そこに千寿が馬乗りになって伸佑の首に伸ばした右手を当てた。
「お坊ちゃま!」
「は、はひ…」
「世が世であれば、首を取られているかもしれませんね」
千寿は冷たい視線で見下ろしつつ、さらに手刀を押し付けた。
伸佑は起き上がろうとするものの、先ほどまでひねられていた両腕はしびれていて力が入らない。
さらに千寿の左手がみぞおちの辺りにあって、上半身も起こせなかった。
「ご、ごめん、なさい」
しかし千寿の様相は変わらない。
「他でもこんなことをしているのですか?」
伸佑は首を振る。
「本当ですね」
伸佑はうなずく。
「お坊ちゃまの言動は垂水子爵家にも関わるのですから、重々ご注意くださいませ」
伸佑はさらにうなずいた。
「そうでないと、私達使用人も路頭に迷うことになってしまうのですから」
わずかに微笑みを浮かべた千寿は伸佑から離れようと膝立ちになる。
その時、伸佑の腰が激しく上下して、「ううっ!」とうめき声があがった。
訳が分からなかった千寿ながら、伸佑に何かおかしなことが起こったことは察した。
『もしかして、お坊ちゃまの腰が?』
千寿は先ほどまでの行為で伸佑が腰を痛めたのではと考えた。
「お坊ちゃま!大丈夫ですか?」
伸佑の腹や腰の辺りを千寿がさする。
「いや、もう…いいから…」
伸佑は千寿をどかせようとするものの、先ほどから両手が効かないため何ともならなかった。
「申し訳ありません!今すぐに手当しますので!」
千寿は伸佑の寝間着の前を開く。
と、千寿が今まで嗅いだことのない臭いが鼻を突いた。
「いや、いいから、あっ、止めて!」
伸佑が腰をひねって逃げようとするが、千寿がふんどしをずらす方が早かった。
「あっ!」
伸佑の肉棒、そしてそこから放出したであろう精液がふんどしの内側や下腹の辺りにベッタリと付いていた。
「その、出ちゃった…んだ。ごめん…なさい」
千寿は男の肉棒はもちろん、精液を目にするのは初めて。
しかし目の前にあるのが、それだと理解した。
「お坊ちゃま、どうぞ、そのままに」
「えっ?」
「手が効かないのでしょう」
「ああ、まあ」
千寿は精液が付いた部分が伸佑に触れないようにふんどしを脱がせる。
懐から手ぬぐいを取り出した千寿は伸佑の肉棒や下腹に付いた精液を丁寧に拭き取り始めた。
「申し訳ありませんでした。調子に乗ってしまって」
「いや、悪いのは僕だから…」
「いいえ、私が…」
「いやいや、僕が…」
言い合いつつ、千寿が丁寧に肉棒を拭いていると、再び肉棒が硬くなってきた。
「あの……お坊ちゃま」
千寿がとがめるような声を出すと、伸佑が「いや、だって…」と言いかける。
「だって、ではありません!先ほど出したのではありませんか?」
「出したことは出したけど、2度、3度と出すこともあるんだよ」
「えっ、…そうなの…ですか?」
そんな知識は千寿になかった。
「…そうだよ。それに、あ、いや…」
「それに?とは?」
「千寿の…」
「私の?」
「千寿の手が気持ち良いんだ」
「ええっ!」
千寿は精液を拭き取るために、肉棒に添えていた手を放す。
倒れるかと思った肉棒は、そのままそそり立った。
呆気にとられて肉棒を見つめる千寿に伸佑が話しかける。
「千寿、頼みがあるんだ」
「…」
「僕のまらをこすってくれないか」
「…」
「頼むよ。手が動かないし」
「…」
「頼むから…」
千寿は伸佑や肉棒から目を反らしつつ、肉棒に右手を添える。
熱い肉棒にひんやりとした5本の指が触れた。
千寿は手をぎこちなく動かしていく。
「うん、そう」
「…はあ」
「もうちょっと、強めに」
「…はあ」
「左手で玉のところをさすってくれないか」
「…はあ」
伸佑に言われるがままに両手を動かす千寿。
「もう少し早く」
「…はい」
「もうちょっと強めに」
「…はい」
「玉は優しく揉んで」
「…はい」
千寿が早めに手を動かしたところで、伸佑が「いくっ!」と叫んだ。
上向きになった肉棒の先から2度目の精液が噴き出す。
大きく飛んで伸佑の腹や胸に散った。
「ううっ!」
千寿はハッとして我に返ると、肉棒と睾丸から両手を放した。
伸佑は仰向けになったまま息を荒くしている。
精液を放ち終わった肉棒は、いくらか柔らかくなって腹についた。
「ありがと、気持ち良かった」
荒い息の中で伸佑が礼を口にするが、千寿は唇を引き締めて何も答えない。
伸佑のふんどしと手ぬぐいを丸めてつかんだ千寿は立ち上がる。
「き、今日はこれで失礼いたします!」
「えっ!?」
千寿は伸佑の部屋から飛び出した。
伸佑は全身の力が抜けてベッドに横たわったままとなる。
肉棒の先端から、残っていた精液がこぼれてくる。
「…良かったあ」
千寿は早足で自分の部屋に駆け戻った。
「わ、私…、お坊ちゃまの…まらを…」
手の内にある伸佑の下履きやふんどしに鼻を寄せる。
生臭い空気が千寿の鼻から脳裏を通り抜けた。
「えっ?」
千寿の股間が熱くなり、その奥から粘液があふれてきた。
千寿の発音に伸佑が「うーん」と渋い顔をする。
「I am a girl. 言ってみて」
「あい アム あ ガアル」
「ちょっと良くなったような、悪くなったような…」
「…すみません」
しょんぼりする千寿を伸佑が励ます。
「まあ、最初から上手くはいかないから」
「はあ」
「ちょっと、休もうか」
最初は千寿に尋ね事をする時に呼んでいた伸佑。
次第にそれ以外の時も千寿が伸佑の部屋を訪れることが増えた。
伸佑が勉強していることもあって、いろんな分野の書物や雑誌がそろっているからだ。
千寿は昔ながらの日本の物語とともに、外国の物語を翻訳したものを特に好んだ。
またこのところ出始めている少年や少女向けの雑誌も、千寿の興味を引いた。
「そう言えば、髪を切ったんだ」
「はい、洋装に似合うからと奥様がおっしゃって」
子爵家に来た時には腰の辺りまであった千寿の髪。
綾香夫人の勧めにより、肩の辺りで真っすぐに切りそろえられていた。
耳の上あたりには、綾香夫人が贈ったサンゴの髪留め。
「千寿、とっても似合うわ」
高価な贈り物を断ろうとした千寿だったが、綾香夫人は微笑んで髪に飾った。
「うんうん、なかなか似合うよ」
前から横から背中からと見回した伸佑が褒めると、千寿は照れながらもうれしそうに笑った。
「……ふむ」
雑誌を眺める千寿の首筋を見た伸佑は、ふといたずらを思いつく。
少し古びた和とじ本を本棚から探して持ってきた。
「ねえ、千寿、こんなのは読めるかな?」
「はい?」
伸佑から和とじ本を受け取った千寿。
表紙に達筆で“業平漫遊記”と書かれた白紙が貼ってある。
「なりひら…まん…ゆうき、ですか?」
「うん」
「在原業平のことですよね?」
「まあ、読んでごらんよ」
千寿はパラパラと紙をめくる。
墨字の文章が書き連ねてある中で、色鮮やかな絵が目に付いた。
「あっ!」
半裸の公家と思われる風体の男が、女官らしき女の陰部に丸太のような陰茎を突き立てている絵だった。
千寿は一瞬目に留めたものの、あわてて本を閉じる。
「お坊ちゃま!」
非難の目を伸佑に向けるが、伸佑はにんまり笑うばかり。
「うん?読めないの?和歌が得意だって言ってたよね」
「…読めます!」
「じゃあ、声に出して読んでみてよ」
「…」
千寿は1枚目から開いて読み上げていく。
平安時代に美男子として有名な在原業平の性の遍歴-もちろん架空の-を面白おかしくつづっている。
特に業平と女が交わる部分は、これでもかとばかりに詳しく書いてあった。
そして色鮮やかな挿絵。
挿絵の部分はとばそうと思った千寿だったが、伸佑が手を挟む。
「ほら、ここも読まないと…」
確かに挿絵の脇にも文章が書かれている。
ほとんどが業平と女のあえぎ声だ。
千寿が顔を赤らめていると、伸佑が後ろからのしかかってくる。
伸佑の両腕が千寿の肩から胸へと回った。
「あれぇ?どうしたの?読めないのー?」
千寿をからかっていた伸佑だったが…
「あれっ?」
いつの間にか両腕が動かなくなっているのに気づいた伸佑。
「え、あれ、このっ…」
千寿の両手が伸佑の両手首をつかんでいる。
手首の関節を巧みにひねっているようで、両手は元より腕も肩も動かせない。
千寿が椅子から立ち上がると、伸佑も背伸びするように立たせられた。
「お坊ちゃま」
「あ、うん…」
「お・い・た・は・い・け・ま・せ・ん・よ!」
「いや、その…」
千寿が両手に軽く力を入れると、伸佑の肩がさらにひねられる。
伸佑は千寿が来たばかりの夜のことを思い出した。
「小太刀と合気を少し…」
千寿はそう答えていた。
伸佑は懸命に腕を振りほどこうとするが、何ともならない。
それどころか、千寿に背負われるようにベッドに向けて歩かされていく。
大きく深呼吸した千寿は「えいっ!」と掛け声をかける。
伸佑は体が浮いたかと思うと、ベッドに投げつけられて仰向けとなる。
そこに千寿が馬乗りになって伸佑の首に伸ばした右手を当てた。
「お坊ちゃま!」
「は、はひ…」
「世が世であれば、首を取られているかもしれませんね」
千寿は冷たい視線で見下ろしつつ、さらに手刀を押し付けた。
伸佑は起き上がろうとするものの、先ほどまでひねられていた両腕はしびれていて力が入らない。
さらに千寿の左手がみぞおちの辺りにあって、上半身も起こせなかった。
「ご、ごめん、なさい」
しかし千寿の様相は変わらない。
「他でもこんなことをしているのですか?」
伸佑は首を振る。
「本当ですね」
伸佑はうなずく。
「お坊ちゃまの言動は垂水子爵家にも関わるのですから、重々ご注意くださいませ」
伸佑はさらにうなずいた。
「そうでないと、私達使用人も路頭に迷うことになってしまうのですから」
わずかに微笑みを浮かべた千寿は伸佑から離れようと膝立ちになる。
その時、伸佑の腰が激しく上下して、「ううっ!」とうめき声があがった。
訳が分からなかった千寿ながら、伸佑に何かおかしなことが起こったことは察した。
『もしかして、お坊ちゃまの腰が?』
千寿は先ほどまでの行為で伸佑が腰を痛めたのではと考えた。
「お坊ちゃま!大丈夫ですか?」
伸佑の腹や腰の辺りを千寿がさする。
「いや、もう…いいから…」
伸佑は千寿をどかせようとするものの、先ほどから両手が効かないため何ともならなかった。
「申し訳ありません!今すぐに手当しますので!」
千寿は伸佑の寝間着の前を開く。
と、千寿が今まで嗅いだことのない臭いが鼻を突いた。
「いや、いいから、あっ、止めて!」
伸佑が腰をひねって逃げようとするが、千寿がふんどしをずらす方が早かった。
「あっ!」
伸佑の肉棒、そしてそこから放出したであろう精液がふんどしの内側や下腹の辺りにベッタリと付いていた。
「その、出ちゃった…んだ。ごめん…なさい」
千寿は男の肉棒はもちろん、精液を目にするのは初めて。
しかし目の前にあるのが、それだと理解した。
「お坊ちゃま、どうぞ、そのままに」
「えっ?」
「手が効かないのでしょう」
「ああ、まあ」
千寿は精液が付いた部分が伸佑に触れないようにふんどしを脱がせる。
懐から手ぬぐいを取り出した千寿は伸佑の肉棒や下腹に付いた精液を丁寧に拭き取り始めた。
「申し訳ありませんでした。調子に乗ってしまって」
「いや、悪いのは僕だから…」
「いいえ、私が…」
「いやいや、僕が…」
言い合いつつ、千寿が丁寧に肉棒を拭いていると、再び肉棒が硬くなってきた。
「あの……お坊ちゃま」
千寿がとがめるような声を出すと、伸佑が「いや、だって…」と言いかける。
「だって、ではありません!先ほど出したのではありませんか?」
「出したことは出したけど、2度、3度と出すこともあるんだよ」
「えっ、…そうなの…ですか?」
そんな知識は千寿になかった。
「…そうだよ。それに、あ、いや…」
「それに?とは?」
「千寿の…」
「私の?」
「千寿の手が気持ち良いんだ」
「ええっ!」
千寿は精液を拭き取るために、肉棒に添えていた手を放す。
倒れるかと思った肉棒は、そのままそそり立った。
呆気にとられて肉棒を見つめる千寿に伸佑が話しかける。
「千寿、頼みがあるんだ」
「…」
「僕のまらをこすってくれないか」
「…」
「頼むよ。手が動かないし」
「…」
「頼むから…」
千寿は伸佑や肉棒から目を反らしつつ、肉棒に右手を添える。
熱い肉棒にひんやりとした5本の指が触れた。
千寿は手をぎこちなく動かしていく。
「うん、そう」
「…はあ」
「もうちょっと、強めに」
「…はあ」
「左手で玉のところをさすってくれないか」
「…はあ」
伸佑に言われるがままに両手を動かす千寿。
「もう少し早く」
「…はい」
「もうちょっと強めに」
「…はい」
「玉は優しく揉んで」
「…はい」
千寿が早めに手を動かしたところで、伸佑が「いくっ!」と叫んだ。
上向きになった肉棒の先から2度目の精液が噴き出す。
大きく飛んで伸佑の腹や胸に散った。
「ううっ!」
千寿はハッとして我に返ると、肉棒と睾丸から両手を放した。
伸佑は仰向けになったまま息を荒くしている。
精液を放ち終わった肉棒は、いくらか柔らかくなって腹についた。
「ありがと、気持ち良かった」
荒い息の中で伸佑が礼を口にするが、千寿は唇を引き締めて何も答えない。
伸佑のふんどしと手ぬぐいを丸めてつかんだ千寿は立ち上がる。
「き、今日はこれで失礼いたします!」
「えっ!?」
千寿は伸佑の部屋から飛び出した。
伸佑は全身の力が抜けてベッドに横たわったままとなる。
肉棒の先端から、残っていた精液がこぼれてくる。
「…良かったあ」
千寿は早足で自分の部屋に駆け戻った。
「わ、私…、お坊ちゃまの…まらを…」
手の内にある伸佑の下履きやふんどしに鼻を寄せる。
生臭い空気が千寿の鼻から脳裏を通り抜けた。
「えっ?」
千寿の股間が熱くなり、その奥から粘液があふれてきた。
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